April 18, 2006
遅ればせながら
昨日のライヴの感想を書くで。まず俺は極度の緊張感。リハーサルは何となくこなしたが、本番がいざ始まって他の奴を見とる時から、手と足の震えが止まらん感じなんじゃわ。いつもライヴ前は緊張はするんじゃけど、昨日のはなんか分からんけどいつもとなんか違うんよな。3番目の人が始まって、俺は楽屋でスーツに着替えて、終わるのを待っとった。その時なんか意識が朦朧とする程だったもんなぁ。ステージに出て行ってチューニングを済ませ、「よっしゃ!」と大声で叫んだ。心の中では「落ち着け」と。客はすかすか、10人もおらんかったな。1.名を呼んだ(新曲),2.明大前にて,3.ヘアースタイルブギと3曲続けての素晴らしい展開。ここで一回目のMC。去年9月に警察に捕まった(逮捕じゃないぜ)話を細かく話す。これが俺を知らん人にも受けとる。皆笑っとる。俺が狙ったのは、スーツで格好つけとる感じに見せといて、いざMCとなるとぐっと引き寄せる展開。その話の流れで、4、東京ライフで「ポリスマンは陰に隠れてるぜ 気を付けな」と唄い、MC、また受けとる、5、首ったけ、MC、受けとる、6、ワンダフルピースタイム、MC、受けとる、7、何を想う、そしてアンコール、(まぁ事前にやってくれと頼みましたんですけれども)8、30days。演奏はひどいもんがあった。デイジーバーの人、友達の感想は口を揃えて「面白かった」。これはまずい。いや、MCで客を引き寄せるのはそりゃあ大切な事じゃし、俺の武器の一つじゃ。しかし、俺は話し家じゃない。俺が望むのは「曲良かったなぁ、MCも面白かったなぁ」なのだ。曲がええだけじゃ駄目かも知れんし、MCが面白いだけでももちろんいけん。曲じゃなくてMCばっかり期待される様になっても困るっちゃ困る。でも俺の事知らん人も、俺が終わるまで席を立つ奴が一人もおらんかったのは嬉しかったなぁ。いや、曲の良さに自信はあるんじゃけどギターがずれまくっとったんよなぁ。しかしデイジーバーの店長は「ギターうまいじゃん、ブルージーな感じで。MCも面白かったし、あれなら全然1800円取る価値あるよ」だった。嬉しい。それが本心として、そう言ってくれるなら俺はまだまだええもん見せれるぜ。まぁ昨日のライヴ、あれはあれでええんじゃ。しかし一人でライヴをやるとなると、バンドと違って、バンドの時はベースの奴が俺の知らん友達を呼んだり、ドラムの奴が呼んだりするけど、一人の時は、俺だけを見に来てくれとる訳じゃ。俺の為だけにお金を払って見に来てくれるんじゃ。それはほんまに何事にも変えがたい位嬉しい。昨日は4人だけだったけど、昨日来てくれた4人の男、心からありがとう。打ち上げも楽しかったなぁ。次の企画ライヴは、ギター、唄、MC、打率10割を目指すぜ。
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April 17, 2006
しがない
ミュージシャンの、とあるライヴハウスでのほんの小さな出来事かも知れんが、俺は今全く落ち着きがないんじゃ。煙草ばっか吸って、うろうろうろうろしてからに。
下北沢DAISY BAR
身震いと言うか武者震いと言うか、今日はいつも以上に気持ちが高ぶっとる気がする。去年の12月から弾き語りを始めたが、その時は曲がりなりにも「ヤウターズ」というバンドがあった上での活動だったが、今日からはほんまの意味での一人じゃ。「高 哲典スケジュール」なるものも作成し、広島から出てくる前から下北沢でライヴをやる事が小さな一つの夢だったこの俺が、なぜか五年以上かかり、今年二月「下北沢ロフト」で下北沢初ライヴをやり、ここにきてようやくその「スケジュール」表は六月まで全て下北沢でのものになっとる。下北沢だけでやるのもどうかと思うし、他の奴には「それがなんやねん」かも知れんが、俺にとっては感慨深いものがあるのだ。まぁこんなの始まりの始まりじゃし、満足なんかするわけないし、下北沢でライヴ出来たら「どうやねん」というのはそりゃ思っとる。問題は場所じゃなく、客の入り具合でもなく、人気の高さでもなく、内容一つじゃ。(客が入る+人気がある=かっこええ)というのは、必ずしも正しくない。客がおらんでもかっこええ奴はいっぱいおる。まぁでも、弾き語りでこんな活動をしていく事になるとは、広島におった頃は想像してなかったなぁ。俺はその点、しつこいし、しぶといんじゃ。まだまだいくで。
April 16, 2006
本物
俺は、高い高い目玉が飛び出す様なギブソンかなんかのギターを使って、「やっぱりそのギター良い音しますねぇ」などと言われるより、名もあんまり知れてない様な安モンのギターを使って、「何ですか、そのギター?味のある音出してますねぇ」と感心される様な男になりたいなぁ。その方がよっぽど価値あるわな。まぁそうは言ってもギブソンを一回は使ってみたかったりもするけどな。大体ギターなんてモンは見た目が九割で、弾く奴が弾いたら何でもええ音すると思うんよな。例えばCHARが通信販売の初心者用ギターを弾いたところで、やっぱりええ音すると思うんじゃわ。ノーブランドのギターの名前の部分を「GIBSON」って書き換えただけで、「やっぱりギブソンは良い音ですねぇ」などと言う輩が絶対山程おる筈なんじゃわ。そうはなりたくないな。俺の部屋は今、吉田拓郎とT.REXがヘビーローテーションの仲間入りじゃわ。そんな事より爪切って練習じゃ。22時からはスタジオへ。
緊張
なんか緊張するわ。また眠れん。「ジェシ・デイヴィスの世界」を聴きながら眠ろうとしたけど、あんまり気分じゃなかったなぁ。今はノラ・ジョーンズさんのバンド、「THE LITTLE WILLIES」を聴いとるけど今は多分なに聴いてもそこまでしっくりこんなぁ。でも静かなのもどうもな。明日は一体どんなライヴになるんかな。今日は昼過ぎには何とか起きあがって、夜はスタジオに入らんとな。さっき、「ジャズ狂いにはなれない」っていう単語がパっと頭に浮かんでちょっと気に入ったな。曲に仕上げてやろうかな。とにかく煙草吸いすぎな感があるわ、と思った瞬間また火を点けてしもうたよ。
April 15, 2006
眠れん
また眠れんようになってしもうた。早起きの予定なのにな。一回寝たのにすぐ目が覚めて今は眠れそうにない。今日仕事場でこんな女がおったわ。「可愛いでしょこの服、これ蝦ちゃんが着てたの!」と周りの女に自慢気に話しとる。俺はといえば心の中で大きな溜息。他の奴が着とるのと全く同じ服着てお前はそんなに嬉しいんか。ああいうのを聞くと俺は哀しくなる。お前には自分というもんがないんかと。まぁ「ほっといてよ」と言われればそれまでなんじゃけどな。俺は例えば、高田渡を心から好きじゃけど、あの人に生まれ変われると言われても断るし、なれるとも思わんしなろうとも思わん。あの人はあの人じゃけぇええのであって、高田渡さんはこの世で一人で充分じゃ(亡くなってしまったけど)。俺は俺でこの世で一人で充分なんじゃ。そういう気持ちがない奴が多過ぎる気がする。ああいう人種は俺にとって不思議でしょうがない。ついでに書くが、エレベーターで右側はすっからかんなのに、左側にずら~と長蛇の列を作っとる奴等、あれは一体どう解釈したらええんじゃろうか。荷物を持っとるならまだしも、手ぶらにも関わらず、エレベーターに乗る前から律儀に左に並んで乗れるのを待っとる。「一生並んどけ!」と大声で叫びたくなる程イラついてしまうのは俺だけか?まぁとにかく俺は俺だけの事を考えとけばええか。今日はスタジオに一時間入ったけど、17日が更に楽しみになった。きっと皆の度肝を抜けるんじゃないかと思う程かっこええで。
April 14, 2006
「BIG MOUTH」
6.3(sat)「BIG MOUTH」でのライヴが決定したで。オーナーの人は良さそうな人で、福山に友達がおるって言っとったな。デモテープを聴いて「どうかなぁ」と思う奴には昼間にオーディションしとるらしいけど、俺はいきなり夜の部に出れるという事でまぁ嬉しいわな。一発とび抜けたライヴを見せんといけんな。ところで「池ノ上BOB TAIL」からもメールで連絡あって、「演奏レベルは高いと思いますが、通常ブッキングは難しいです。」とあった。「「何組かでイベントを組んで頂ければと思います」。すなわち断られたのか?すぐに返信、「どういう理由ででしょうか?」。まぁとりあえず、「俺が唄うブルースに首ったけ vol.2」は池ノ上BOB TAILでやらせてもらおうかな。そこで首ったけにすれば、何も問題はないじゃろ。
だらしない
生活は昨日までじゃ、やっぱり早起きはええわぁ」。今まで何百回思ってきた事か。今日は何度目の正直か、久し振りに朝から調子がええ。天気がええ朝にええ音楽を聴くのは気分がええんじゃ。それは充分承知の上なのに、朝は滅法弱いんじゃわ。新聞配達丸7年もやっとったのにな。とにかくだらしない生活は昨日までじゃ。15時に「BIG MOUTH」に電話じゃ。6月のライヴを決めてやる。
レコード
JOHN LEE HOOKERの「the big soul」というレコードを聴いています。しかし17日のライヴ楽しみじゃな。もう既に二、三日前から緊張しとるもんな。新曲もやるし、トリじゃし、客がいっぱいおって、マナーのええ客が来りゃええな。ばっちりええモン見せてやるわ。スタジオに入ってハーモニカの練習せんといけん。
April 13, 2006
池ノ上「BOBTAIL」
腰を上げるまでは重い俺じゃけど、勢いで、一ヶ月程前に友達と呑みに行った池ノ上のバー「BOBTAIL」にデモテープを持って行って来た。思い立って、歌詞コピーして、ジャケットサイズに切って、持って行って、戻って来る、その間僅か30分少々。なんでも勢いでやったったらええんじゃ。しかしあれじゃな、持って行く前にCDちょっと聴きなおしたけど、ギターと唄、いまいちかもな。それでいてあのCD、ギターと唄以外何も入ってないんよな。という事はあのCD自体いまいちって事なんか。しかしセンスがええっていうのは、センスがええ奴なら分かってくれると思うんよな。まぁでも更に自分自身の満足度を高める為に録り直した方がええよな。