December 19, 2018

38とラプソディの夜 '18


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'18.12.13(thu)
【Light Up the Policies Special
Akinori Taka 38th Birthday Oneman Show!】

-CAST-
高哲典-Akinori Taka-
Jenny & Akinori Taka

-GUEST-
小林琢也(nanairo from 神戸)

-DJ-
Tatta

♦第一部 

1, ラプソディのテーマ
2, 街の灯 -city lights-
3, 何を想う
4, マーケットに春はない -can't buy spring-
5, 自由な犬
6, 恋とスモーキンシガレット
7, トップオブザワールド (with Jenny)
8, その闇
9, 愛すべき日々
10, ニューヨークサブウェイブルー
11, ロールオンザストリート
12, マリーと暮らす

♦第二部

1, ロマンのど真ん中
2, ラウンドミッドナイト
3, 珈琲の匂いのする方へ (with Tatta)
4, ヘアースタイルブギ (with Jenny & Tatta)
5, ルートスゥイートホームにて 
(with Jenny)
6, トレイントーキングブルース 
(with Jenny)
7, 風来坊ソング 
(with Jenny)
8, 喜怒哀楽な男 (with 小林琢也)
9, 今日はパレード (with 小林琢也)
10, 手紙

♦encore

1, 深夜高速バスブルース (with 小林琢也)
2, ヘイトアシュベリー (with 小林琢也 & Jenny & Tatta)


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北海道14デイズから見事生還した直後、38歳になった。なんとまだ生きて、そして笑えている。

今が一番いい。嘘偽りなく、そうホザき続けてやる。

ゲストには問答無用で小林琢也、ジェニー、DJ&コーラスにTatta、そして始めたら終わらないグッドスリッピン小僧このワタシ、四人で狙うロマン。コンプリート布陣。

オマケにオープニングSEは北海道の永遠のライバル、PISTOL BOOGIE VINCENTで「キャロライン」だった。チューニングをしながら、胸中は興奮の坩堝だった。

古い曲と新しい曲を混ぜ込んで約3時間全24曲、古い詩で泣き、新しい詩で笑った。唄いながら、頭の中には常にその当時の映像が見えていた。

ロックの日以来、半年振りのトーキョーワンマンショー。満員御礼に脱帽。

終演後は結局、AM8時過ぎまで与太話に明け暮れていた。窓からはヤケに強い光が差し込んでいた。

オールオーケー、懲りもせず宜しくやってもらえる様に、これからもジャリズリ感でゴーするけぇ。

オレは今、傷だらけになったブーツを2019へ向けて磨き直したところ。まだ歩けるってのがまず嬉しい。


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一人きりの夜に読書灯だけ灯して
ドロップアウトした男の物語に入り込み
興奮して眠れずに夜を明かしてる男は
とても健康な者だと信じて疑わない

ラウンドミッドナイト

 

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November 25, 2018

ありがとうが宙を舞う '18


 北海道完成版


寒いのと、ドンクサイってのが何よりも嫌いだ。魂吸い取られる。

11月25日、現在時刻はAM06:59。呼びもせんのに知らん間に冬が来やがり、オレは今、世界一電気ストーブの近くに鎮座している男と化している。残念だ、夏が行方不明になるって事は。

11月前半、沖縄は30℃。ジャケットなどは綺麗にハンガーで吊るしてあげた後、半袖且つポッピンスマイルで街を練り歩いていた。

ザ・クールシュガーズ、バンドは最高だった。何よりメンバーが楽しんでいたし、ソレを見てオレは俄然、三人よりも喜んでいた。

一人では出来ん事、一人じゃないと出来ん事、色々ある。バンドはソレを分かりやすく示してくれる。来年は更に躍進ってのを企み続ける事こそ生き甲斐だ。

さて、明後日からは一人北海道へ飛ぶ。気温は既にマイナスって噂だ。

場所をおさえてくれた人達がいる。
崩れかけたスケジュールを立て直してくれた人達がいる。一人ではとても出来ん事だ。嬉しくなる。

移動は車だ。まず怖いのは、いくらこちとらサイドがセーフティ運転を心掛けていたとて、対向車線の車が突っ込んできたら即座に終わってしまうって点だ。

オマケにオレには免許さえない。そんな不甲斐無いワタシに辛うじて出来る唯一の事といえば、助手席で煙草と珈琲でも嗜み、ホットな会話など繰り広げながらただただ無事を祈るってなくらいだろう。

その前にあのドデカイ大地へとオレを運んでくれるであろうパイロットへの敬意も捧げなくちゃいけない。はて、どうやら一人では出来ない事だらけだ。

ありがとうは現地で!ってのが信条です。生きて会おう。


https://www.akinoritaka.net/livetime/


 

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November 07, 2018

カムバックサマースペシャル '18


 no title


エルヴィスがオールブラックレザーに身を包んでロックンロールに回帰した1968年のテレビコンサートから今年で丸50年が経つという。

さて、オレは夏が終わっただなんて到底信じられる様なアタマもなく、来年の事さえ思考しながら11月の寒さの中にいる。

今年3月、レコーディング合宿が決まった直後から2018の終わらせ方ってヤツを思考していた。無論、その時まで生きているって事を前提に。

気付けば11月、全てを果敢にクリアして今がある。まだ生きているからこそ明日からは沖縄へ飛ぶ。無論、パイロットがしょうもないヘマをしない限りは。

名付けたバンド名は「ザ・クールシュガーズ」、奴等と沖縄を回る。弾き語りの音源もバンドサウンドに生まれ変わるってな寸法だ。

沖縄リミテッドで終わるにはあまりに惜しい、愛しのクールなメンバーがそこにはいてくれる。

「好きな行為は何ですか?」ってな愚問には即答で洒落込みたい、「ドラムセットに飛び乗る事」と「メンバー紹介」の二点張りに他ならない。なんたって、「一人じゃない」と実感出来る何よりの胸躍る行為だ。

ギターのよーへいが云っていた、「多分、まだ泳げますよ」。

キマりだ、オレは沖縄の海に浮かびながら竹野の燃える夏を思い出すだろう。

そして沖縄をクリアした直後には14日間14本の熱闘、今年二度目の北海道大作戦が待っている。

夏を終わらせたくないと思った時にまずやるべき事はただ一つ、夏はまだ終わらせられないと企み続けるって事に他ならない。

近頃はよく涙を流す。寂しいってワケでも女々しいってワケでもない。いちいち琴線に触れやがる映画や詩に触れた時、涙は単純明快な仕組みで溢れ出す。経験ってのは多ければ多いほどイカす。

2018の終わらせ方ってヤツはもはやとっくに見えている。無論、2019-2020へ向かう行動も射程範囲だ。まだ生きている限りは。

まずは沖縄、ドラムセットの上で会えたなら完璧にクールだと思う。脱帽。


https://www.akinoritaka.net/




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October 18, 2018

ポリシーで笑え '18


photo by ゴトウケンジ

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'18.10.5 - 10.15


ブランニューアルバムを引っ提げての旅、第一弾は下北沢を残して完遂。

この場合、書き記す事は少量でいい。スペシャルサンクスを一から千まで上げるのは野暮の極みだと思っている。

シャツとパンツに靴下少量、そして物販大量のいつものスタイルで旅に出た。今までと違うのは、増え続ける物販に対応すべく豊岡産のトランクを引き摺って歩いていたという点だ。

今まで「トランクを引き摺る」だなんてオカマがやる事だとキツく決め込んで避けていたが、甘える事も時には重要だったと思い知った。産まれてこの方、初めてトランクを引き摺って歩いた。

台風は逃げ、雨はゼロ、移動しては二ヶ月ちょっと前には産まれてもなかった詩を唄い、そして一本毎に身体に染み込んで行くのが分かった。

座右の銘なら「訳分からんままでゴー」、密度の濃い日々を振り返りながら最終日までに全てをナマで演る事が出来た。

半分以上をサスペンダー姿のまま眠り、とっとと目を覚ませばチェックアウトして次の街へと向かう。移動が少ない時は、オレみたいなモンには持ち合わせがない「何か」を持っている粋な人達が甘えさせてくれた。

すなわち、一人で演っていながらてんで一人ではないらしい。何時だって君とアンタと貴方とお前と貴様が活きる力をくれる。この場合、気狂いだろうが入墨だらけだろうが肌が何色だろうがゴミだろうが何だっていい。秩序がある限りは。

「草臥れ果てて負ける」だなんてオカマのやる事だろう。オレは御免だ。

大量に持ち込んだ筈の
ブランニューアルバムは売り切れた。何も千枚も売れたって話じゃない。

話じゃないが、最終日にゼロになった時には得意のダブルサムズアップでソファに倒れた。最もクールだと思っている立ち回りが実現した瞬間だ。

唯一、スペシャルサンクスをこの場で書き記すなら、お天道様だ。オレはドンクサイのと雨ってのが大嫌いだ。生粋の晴れ男を気取らせ続けてくれてありがとう。

引き続きヘビーリッスンを決め込んでくれたなら嬉しい。

敬具。




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October 05, 2018

【ライトアップ・ザ・ポリシーズ】ライナーノーツ B面


裏ジャケット 完成版


7, 喜怒哀楽な男 -a delightful man-


この曲は25歳くらいの頃からあった。ライヴでは全く演ってなかったが、歌詞はずっと頭に残っていた。今唄うのはどうかとも思ったが、歌詞を読みながらオレは何も変わってないんだって事になり入れる事にした。六弦を一音下げてギターでベース音をオーバーダヴィングした。



8, マリファナ女が宙を舞う -Marijuana girl flying in the air-


今年の5月か6月辺りに突然出来た。出来たというか、気付けばあった。歌詞は蛇口を捻れば出てくる水かの如く一気に書き上げた。この歌詞の全てを説明するのは自らでも困難だが、コーラス参加のカンダケイコが云った言葉が印象的だった、「この主人公は死んだの?」。解釈は千差万別でいい。「作り笑いなら止めておけ」「カテゴライズは身体に毒」、これはオレの口癖。


9, その闇 -that darkness-


この曲は当初、録音する予定じゃなかった。他にあった「ないものねだりのオンパレード」という出来かけの曲を色々試しながら、どうにも気に入らず苛立っていた時、持ち込んでいたレコーダーからこの曲が聴こえてきた。歌詞は随分前からあったが、ちょっと手直ししてギターを至って静かに弾いた。「大きな声で呼びな。大きな声で叫ぶ名」。



10, 今日はパレード -today is a parade-


息抜きに海へ行き、洞窟までの長い距離を泳いだら波にさらわれそうになって溺れかけた。ヘロフラになりながら帰った後、小林琢也のギターを録った。音を聴いたら直ぐに元気は戻った。
この曲は小林琢也のアヴァンギャルドギターがあってこそだ。邪魔者は要らないパレード。


11, 手紙 -the letter-


9分16秒、今まで作った中でどうやら一番長い曲になった。でも実は歌詞はもっと長いヴァージョンがある。13分くらいになるかな。この曲を収録した盤を一刻も早く作りたかった。当初のアルバムタイトル候補はそのまま「手紙」だった。完成して嬉しい。ハープを録音するのには時間がかかると思ったが、なんと仮歌を唄いながら同時に試しに吹いた一回限りのヴァージョンをそのまま採用した。


御国をあげての戦争をまた始めるつもりですか?
目の前の争いだけで手一杯なのに
何処に行けどもいい奴が居て
悪いヤツが居るってそれだけの話なのに


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オールオーケー。あとは各々の解釈で楽しんでもらえます様に。





drecom_eroom5session at 01:30|PermalinkComments(0)│ │散文 

October 03, 2018

【ライトアップ・ザ・ポリシーズ】ライナーノーツ A面


LUTP 曲リスト 完成版
  
遂に10月を迎えた。9月29日、製作開始から僅か2ヶ月足らずで完璧にキャラメル包装されたパッケージ作品が猿小屋へと到着。

カッターで段ボール箱を開ける時、あの瞬間こそがロマンの塊だ。ありとあらゆる麻薬をまとめて打ち込んだ様な胸中にもなる。これはさぞかし品のない例え話だが、とにかく高揚感で空も飛べそうってな気分だ。脳内麻薬だけでトリップは充分に可能だ。

音に始まりジャケット撮影、ブックレット、映像、ホームページ刷新、フライヤー作成、資料作り、エトセトラ、弾をしこたま詰め込み、そして一発ずつを確実に発射する。

その作業全てに携わってくれた小林琢也を筆頭に、ワイルドタフネスな猿小屋仲間達がいたからこそ出来た芸当です。

盤が届いて、初めて客観的に音を聴けた気がする。オレが今、どうかホザかせていただきたい言葉はたったの一つ、

「コイツ、なかなかええがな」って事です。

少なくとも8月から9月にかけて、「ポリシー」って単語を世界一口にし、宇宙一紙に書いたであろうポッピン野郎このワタシ、今は
もうすぐ始まる旅の事を思考しています。そして2019年の事を目論んでいます。

すなわち、作業ってのは永遠に終わらない仕組みなんだな。

さて、旅に出る前に簡単なライナーノーツ、というか、録音した際のドキュメントを残しておきます。書き出すとキリがないのでなるべく簡潔に。

おまけに歌詞カードには載っていない、どっかの資料で提出してくれと頼まれた曲の英語タイトルも残しておきます。レッツへビーリッスン!


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1, 恋とスモーキンシガレット -love&smokin cigarette-


竹野に辿り着いて最初に録音した曲。どんな手法で録っていくか、小林琢也もオレも最初は探り探りだったが、この曲を録る過程で直ぐに理解し合えた。試しに録って、聴いて、録って、聴いていく。このアルバムのテーマは当初、オーバーダヴィングはなるべく避けるって事だったが、いきなり「絶対にここにはギターソロが要る」と思いついた。先が思いやられもしたが、断固実行した。ライヴとは違う広がり方と唄い方。歌詞はいつか、ジェニーの運転する車の助手席で吹かしていた煙草の灰がお気に入りのブーツに落ちていく瞬間を見た時に、頭の中でほとんどを書いた。


2, 珈琲の匂いのする方へ - to the smell of coffee-


曲自体は前からあったが、言葉が巧く乗らず、唄い方も分からずにいた。しかしどうしてもこのアルバムに入れたかった。未完成の状態で試しに録り、「コレはダサいな。考える時間をくれ」とか云いながら徐々に完成へと向かった。この曲には女コーラスが断固必要だと思っていた。カンダケイコに曲を送ったら、「悪い感じなジャズシンガーっぽく?それからウィスパー姉ちゃんな感じでいく?」などと気の利いた返事があった。そして録音し終え、ヘッドフォンを外した瞬間には興奮して云った、「おい、ジョーンバエズやないか!」。イメージ通りだ。最高だ。


3, ロールオンザストリート -roll on the street-


曲自体は前からあったが、言葉が巧く乗らずにいた。しかしどうしてもこのアルバムに入れたかった。「とにかく今日は時間をくれ」と、丸一日かけて練り直したら一気にハマる言葉が降ってきた。それから何度も録り直し、遂に完成を迎えた時には完全なるトリップ状態だった。小林琢也に聞いた、「なぁ、コレ最高じゃない?なぁ、どうなん?いや、最高やろ」だとか何だとか。その日の夜、「今日はこの曲の完成を記念して焼き肉を食べよう!」と小林琢也が云った。いただいてからぐっすりと眠った。旅の詩。


4, メンフィスのバラッド -Ballad of Memphis- 


2012年、初めてメンフィスに飛んだ。その時、目の当たりにした光景はまさにジムジャームッシュ監督の「ミステリートレイン」の世界そのものだった。当時、何度かライヴでは唄っていたがその時とは曲の構成も歌詞も異なる。記憶はずっと頭の中にある。どうか絵を浮かべながら聴いてほしい。旅の詩。


5, 街の灯 -city lights-


2017年9月、オレはアメリカを再訪する事に全てを賭けていた。サンフランシスコに「city lights books」という輝かしい歴史を持つ本屋がある。「その本屋の前で大好きな誰かと待ち合わせをしたなら」という空想の元、一気に詩を書き上げた。シティライツの間近にある「North Beach Hotel」の、とても綺麗とは云えない一室で。
曲は東京に戻ってからつけた。


6, 自由な犬 -free dog-


竹野で最後に録音した曲。当初の目標は10曲だった。しかし10曲を録り終えた後、もう一曲どうしても必要だと思った。合宿最終日、
丸一日かけて一から作った。どうしても竹野って町での風景をパッケージしたかった。その場所には小林琢也の愛犬、めーめちゃんがいた。これまで何度も会った事のある奴だ。どうやって竹野への思いにケジメをつけるべきか、悩みあぐねているオレを横目にコイツは呑気に横で眠り惚けていた。この生意気な愛すべきアウトローをテーマにしてやろうと思った。ラストの言葉はコイツのセリフだ、「使い古しの言葉は捨てろ」。一丁前な犬が気取って吠えやがったセリフだ。


レコードで捉えるとここでA面終わり。裏返したらまた明日。 

 


drecom_eroom5session at 09:51|PermalinkComments(0)│ │散文 

September 29, 2018

the light up '18


LUTP 曲リスト 完成版
   
「セールスポイントはどこですか?」「紹介文はどうします?」ってな問いから、楽曲のカタカナ表記&英語タイトルまで、提出する資料が多過ぎる。

そして、残念ながら今のオレには「歌詞カードを目で追いながら聴いて下さい!」以外出てこない。

オレがどれだけ良いヤツでどれだけ悪いヤツかだなんて、第三者の視点から誰かが勝手に語ってくれたならそれでいい。

因みに「珈琲の匂いのする方へ」の英語タイトルは「to the smell of coffee」だ。ヒップ指数はメチャ高めな響きだ。

しかし、約一ヶ月半でここまできた。あれだけホットだった筈の夏が、今はGジャンを着ていても寒い。ドンクサイのと寒いってのは大嫌いだ。断固気に入らない。

本日、遂にブランニューアルバムが猿小屋へ向けて発送されたとの報が届いた。合宿期間で、それ以降で、出来るだけの事はやったつもりだ。

たかだか二ヶ月前までまだ見ぬ町だった筈の豊岡市竹野が、今はかなり古くからの相棒の様に思える。大好きだ。断固気に入っている。

オレ達、すなわち、小林琢也とオレは既に現時点でこの11曲を聴きまくっている状態だ。そういった意味ではもう鮮度はない。

しかし、今から聴く人達の耳にどう響くのかってのが今、何よりの関心事だ。

10月5日から、新たなトランクを引き摺って旅に出る。偶然にもその豊岡市でハンドメイドされているというクルーニートランクだ。

詰め込むものはシャツ少々、パンツ靴下少々、そして物販大量ってのがいい。戻る頃には中身スカスカってのが最もクールな立ち回りだ。

発売日はもうすぐそこだ!最敬礼。

 

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September 01, 2018

【ライトアップ・ザ・ポリシーズ】発売に寄せて '18


 LUTP 完成版


ライトアップ・ザ・ポリシーズ
高哲典 -Akinori Taka-

1, 恋とスモーキンシガレット
2, 珈琲の匂いのする方へ
3, ロールオンザストリート
4, メンフィスのバラッド
5, 街の灯 -city lights-
6, 自由な犬
7, 喜怒哀楽な男
8, マリファナ女が宙を舞う
9, その闇
10, 今日はパレード
11, 手紙


All Sings&Music / 高哲典-Akinori Taka-
Chorus on 2&8 / カンダケイコ
Guitar on 10 / 小林琢也(nanairo)

Recorded at Fukui Sea Through Studio(兵庫県豊岡市竹野町濱須井)
Engineer&Mastering&Design / 小林琢也(nanairo) & 高哲典-Akinori Taka-

猿小屋レコーズ (SGRC-0005)
¥2000_(tax in) 

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当初のスローガンは純粋な「弾き語りレコード」を一枚作りたいって事でした。いつか、横須賀に向かう車中で聴いたジョニーキャッシュの晩年の音楽の様なモノを。

しかし作業を進めて行く内、いや、そこそこ早い段階からそんな謳い文句はヤスいなと思う様になりました。小林琢也も同じ思いでした。それがまず嬉しかった。

今回の合宿が決まった時、書き殴ったメモがあります。ボツにした曲もあれば、モノにした曲もあり、コレ以外の曲も完成に漕ぎ着けました。

今回、最後まで貫いたのは引き算の美学、そして必要なモノだけを足すという哲学でした。

タイトルは一言で云うと「ポリシーを輝かせろ」って事です。気取るなら「ブレるな」って事です。ブレずに生き続ける為にはやるべき事をやれ、そしたらポリシーはより輝くだろうってな魂胆です。最終的に10個くらい浮かんだ中から選びました。

語りたい事は腐るほどあります。誰か、興味津々の顔をしてインタビューとかしてくれんかな?一曲につきジャスト一時間のロングタイムで喋り倒したいってな気分です。

まだ最終的な音は完成していません。完成した暁には、ソレを聴きながらせめてセルフライナーノーツでも書いて残しておきたいと思っています。

年明けに掲げた年間二枚リリースの目標が9月にして目前にあります。そして何より、とにかく良いモノが出来たと自負しています。こちとら、良いと思ってもないモノを偽者の笑顔で売ろうとするほどイカサマペテン師でもありません。そんな事をするくらいなら恥ずかし過ぎてとっくに潔く引退しているでしょう。

売れてほしいなどとホザくのは簡単ですが、何よりもまず聴いてほしい、広めたいというのが願いです。最初は一人っきりで、ヘッドフォンで、歌詞カードを追いながら、スマートの欠片もない電話機など遥か遠くに放り投げて50分弱、言葉と向き合ってほしいってのが我侭な願いです。俺が大好きな誰かの新譜を聴く時、いつもそうしている様に。

カンダケイコの小粋さ、小林琢也の職人さ、そして俺の執念、根こそぎ封じ込められたんじゃないかな。「最小人数で最高傑作」、クールな響きです。


発売までまだ一ヶ月、その間にまだまだやるべき事はあります。そして10月からはコレを持って各地を回ります。ライヴでも演った事のない曲が沢山あります。

使い古しの言葉は一切使いたくないのに、いまだコレに変わる言葉が見つかりません。宜しくお願いします。

楽しもうぜ、ジャングルライフ!敬具。
 




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August 21, 2018

フォーエバー・サマー '18


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'18.8.5-17

ポリシーには常に従順でいたいと思っている。単なるしょうもない男にならない為にまずやるべき事はただ一つ、単なるしょうもない男にならない様に常に心掛けるって事だ。

兵庫県豊岡市竹野、日本海が間近の町にて行われたレコーディング合宿から無事カムバック。こういった類いの経験をした後は、いつだって巧く伝える術がない。

去年9月、ニューヨークのヴィレッジヴァンガードでジャズトリオのライヴを観た直後、オレは血が沸いて、ほとんど無意識の内に現地から小林琢也へと電話をかけていた、

「この興奮は伝えようがないけどな、いや、もう、あー、分からんよな、でもな、今そっち何時?突然悪いな、、、いや、でもな、一緒におりたかった!・・・」だとか何だとか喋っていた。

実際、始まるまでどんな塩梅になるのか、出来るのか、喧嘩にはならないのか、など数々の不安を抱えながらも気が付けばなんと11曲の弾を手中に収めて戻ってきた。血の沸き具合はあの時と同じだ。

そんな小林琢也、ヤツの愛犬メーメ、録音最終日にやって来てくれたカンダケイコ、そしてロマン&ポリシーの呪縛人このワタシからなる布陣で事に挑んだ。必要な事はただ一つ、必要な事をやるだけだ。

当初の目標は10曲だった。歌詞と唄い回しを推敲しながら試しに録り、それを聴きながら推敲し直し、また録り、また推敲する。レコーディング後半は特に「合宿」って名に相応しい闘いだった。10曲録り終えた時点でオーケーを出す事は容易いが、仕上がった曲を並べて聴きながら「いや、もう一曲必要だ」などと一丁前に念じ続けた。

甲子園など見る余裕はない。なんたってオレ達の甲子園は
兵庫県豊岡市竹野にあると思い込んでいるってんだから。球児達のロマンに負けるワケにはいかないってな仕組みだ。

朝も早よから熱中し、夜には乾杯しながら録れたての音を聴き、それから間近の海へダイヴ、ぐったり眠って朝を迎えて、また繰り返し。知らん間に座ったまま眠っているって事が多々あった。

ラストに完成した曲はその竹野への敬意と、愛犬メーメへのラヴソングだ。メーメにはこれまで何度も会った事があったが、今回、コイツには何度も救われた。オレに必要なモノはあのチャーミング具合だって事を改めて学んだ。

「一夏の経験」だなんてヤスい言葉では片付けられないモノが今はある。今までとは一味も二味も違う手応えもある。それは盤としてこれから残る。それを聴いた誰かが、自らのポリシーを貫き通してくれたなら嬉しい。

神戸に戻った後、出来た音を聴きながら甲子園へと向かった。球児達は一球に集中していたが、オレは耳から聴こえてくる一曲に集中していた。すなわち、それぞれの甲子園があった。

詳細は近日中に発表します。発売された暁にはこの文章を読み返しながら聴いてほしい。伝え切れない思いってのがこの盤の中には詰まっとるんじゃないかな。

今、思っている事はただ一つ、オレはオレが思っているその291倍、夏が好きらしい。敬具。




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August 10, 2018

ロールオンザストリート / 2018 


穴の開いたギター、道連れにして
何処へでも行く、さすらいながら
ピストルの弾、ぶち込まれた様だ
守ってくれよ、穴の開いたギター

roll on the street, a oneman band
roll on the street, a oneman band

リップサービスは必要としない
一緒に居よう、穴の開いたギター

サムライの花、花瓶に生けて
たまに見て笑う、照れながら
花びら一枚、手帖に貼って
たまに見て笑う、撫でながら

roll on the street, a oneman band
roll on the street, a oneman band

粋な人達の事を思ってる
血の色に似た、サムライの花

俺の恋人、また待ちぼうけ
アンクラウンドキング、待ちぼうけ
空の色が血の色に染まる頃
迎えに行くよ、俺の恋人

roll on the street, a oneman band
roll on the street, a oneman band

口づけこそが今必要だ
もうすぐ行くよ、俺の恋人

roll on the street, a oneman band
roll on the street, a oneman band

空の色が血の色に染まる頃
迎えに行くよ、俺の恋人
一緒に帰ろう、穴の開いたギター

 



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