October 2006

October 31, 2006

タクシーのおっさんの物語

たまたま回したNHKチャンネルで、タクシーのおっさんのドキュメンタリーを見た。俺のお父さんは昔、京都の街のタクシー運転手だった。だからという訳じゃないが、寂しくなった。ええ番組だった。

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拝啓大手町殿

今日で仕事としてあなたの街に行くのは最後になりました。本当は延長して後何日かは行く予定だったのですが今日でお終いの様です。昼間、派遣会社から、「仕事延長しませんか?」とメールがありました。そこで私はその返事はせず、今日も朝からやっていた「綿毛布」の仕事に嫌気を通り越し虫唾が走り、「すぐにでも違う仕事がしたいのですが不可能でしょうか?」というメールを送った事が事の発端です。あなたの街、私は嫌いではありません。「オフィス街」という名に相応しい所でした。しかし、仕事もないのにあなたの街に足を踏み入れる事はもう滅多にない様に思われます。しかしあなたの名前を耳にする度、私は様々な事をきっと思い出すでしょう。太宰治の本、THE BIRTHDAYの曲、綿毛布の事、テレビ東京の事、代々木上原まで歩いた道のりの事、などです。私は明日、西新宿の受信の仕事の面接に行きます。上手く行けば6日からの仕事になります。いつまで向いてもない「電話関係」の仕事を繰り返すのでしょうか。しかしもう暫くは辛抱です。とにかく最近は次から次へと目まぐるしい展開です。もし明日の面接に落ちたら私は再び、いや三度無職です。どうぞ見守ってやって下さい。

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October 30, 2006

あん畜生のやる事は

金曜日に面接に行った営業の仕事の結果が出た。髭を剃って挑んだあの面接の結果が。その仕事とは綿毛布の営業などではなく、「スカイパーフェクトTV」を誰かれ構わずという訳じゃなく、以前アンケートに答えてくれ、興味を持っている人にだけ薦めていくという類のモノだった(「スカイパーフェクトTV」なら俺でも薦められると思った)。俺は既に、仕事をする事を考え、勝手に想像し、色んな事を企んどった。

しかし結果は、「落ちました」。
それには理由があると言われた。
「免許持ってないのが一番の理由ですね」。
そしてもう一つ、
「言葉遣いがなってない所があったみたいです」。

まず、一つ目、確かに「免許所持者優遇」とは書かれてあったのだが。ふざけんな、それなら最初っから免許持っとる奴だけ集めてやれ。期待だけさせて結局駄目なんなら、「免許所持者のみ」と書いとけや。

まぁ、そんな事を電話口で言う気力はなかったが(所詮、雇われの身です)。

そして二つ目、言葉遣い。あれで駄目ならいったいどれなら良いの?俺には分からん。馬鹿みたいに、普段はそんな訳ないのに、嘘の表情作って、マニュアル通り丁寧に丁寧に言葉を選んで話せば良かったのか?そしたらその姿は嘘だとしても合格にしてくれるのか?俺は俺なりに充分に、だけども媚びずに、だけども丁寧に面接を受けたつもりだ。

派遣会社の人は最後にこう言った、「新規立ち上げの会社じゃなかったら絶対通ってた筈です、落ち込まずに次探しましょう」。

負け惜しみでもないし、落ち込んでもおらんよ。社会のルールが分からんだけだ。

皆さん、新しい酒は新しい革袋に盛れよ。

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第三回 ドツイテマワリタイ人達

・銀行などで後ろに長蛇の列が出来とるにも関わらず、引き出したお金やらカードやらをきっちり財布に仕舞ってからその場を立ち去る人達

話にもならん。まずそこをどけ。どけた後自分の思う様にしまえ。自由?自分勝手?そう思っとるなら、それは大いに意味をはき違えとるぞ。

October 29, 2006

気が狂うまで終わる事のないループトーキングショー

俺の仕事、猿でも出来る仕事、終わる事のないループトーキングショー。朝から、また業務が変わった。その内容とは驚愕、通信販売を利用した事のある家庭に懲りもせず一軒一軒電話して、「明日テレビ東京の○○という番組で、紳士服カシミア100%Vネックセーターを紹介するから、時間あったら絶対見てよね!」なのである。そんな事せんでも見る奴は見るし、見ても買わん奴は買わんし、買う奴は買うのにな(まぁ、可能性を広げるという意味が込められとる事はもちろん分かるが)。そもそも俺は宣伝というモノが好きではないのだ。全く向いてない仕事だ。これも一軒30秒程で終わるのだが、朝礼の時、社員様が言うには、「1時間60軒を目標に電話して下さい」。「1人1分計算だぜ?無茶だぜ」と思いつつ、烈火の如く、気が狂った様にとにかくかけまくる。結局10時から16時までにかけた軒数、休憩1時間を除いて、5時間延べ350軒(不在、留守番電話含む)。すなわち1時間70軒計算(電話かけるだけなら簡単じゃん?ノーノー)。そして16時過ぎ、社員様の口から新たな指令が言い渡される。「リストがなくなったので、綿毛布の販促業務に移って下さい」。2年分の「おいおい」、俺は苦笑いを通り越し、帰りたい衝動に駆られる。これでこんな所まで来て時給1100円は無茶だ。そして17時前、俺の不満気かつ、机を叩く態度かつ、パソコンを睨む表情に見兼ねたのか(多分そうだと思う)、いっぱい電話をかけとる奴がおる中、社員様が俺だけを選び出し、俺の所に来て言うには、「違う業務をやってもらってもいいですか?」。その業務、書類整理。これも猿でも出来る。俺は色んな意味で情けないやら何やらの思いに駆られる。俺は俺にしか出来ん仕事がしたい。思えば4年程前、「ジーンズメイト」で働いとる時は、時給はそりゃ安かったものの「やりがいがあったなぁ」などとしみじみ思う。あそこでの俺の評価は実に高く、「俺にしか出来ん事」が確かに存在した気がする。自慢だが、「お前には俺等には思いつかんセンスがある。何処に行っても上手くやれるよ」と店長はじめ色んな人が言ってくれたのだ。もちろん、「遅刻さえしなければね」と必ず付け加えられたが。

それが今の俺は何なんだ。全く馴染まん。俺は操り人形じゃないんだ。

P.S 明日はシフト調整の為「休んでくれ」と言われました。折角曲がりなりにも波に乗り出したらすぐこれだ。そんな訳で大手町は後一日残すのみだ。

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第二回 ドツイテマワリタイ人達

・人に道を尋ねておきながら礼も言わずに立ち去る人達

俺は人に道を尋ねられるのが決して嫌いな訳ではない。朝、駅までの道を歩いとる途中、ウォークマンを聴きながら鼻唄まじりに歩いとる俺をおばさんが呼び止めた。「消防署はどこか分かりますか?」。俺はよー分からず、「ちょっと分からないですねぇ」と申し訳なさ気に答えるに至った。問題はその後である。おばさんは手を軽くあげるのみで、「こいつ使えんのぉ、どうもー」といった具合で立ち去ったのだ(俺が勝手にそう捉えただけだが)。一言あれば何とも思わん事も、それがない場合、俺は必要以上にはらわたが煮え繰り返る質だ。朝から気分が悪くなり、治まらず、駅に向かいながら、「ロンドンコーリング」の如く持っとった傘を地面に叩きつけるに至った。
全く朝から損したぜ。

October 28, 2006

仕事の話をさせてくれ

つい一週間前の、「仕事ねーのか?」ぶりから一転、ハードワーカーの高哲典です。結局相手方の都合で、9時45分~18時のショートコースになった訳だが、まぁ何とか働いている。昨日までは、某有名デパートの「お歳暮センターに今年も来てね!」という類の電話をただひたすらかけまくる仕事だったのだが(これはこれで一人30秒位で終わってしまうのでなかなか時間が経たん)、今日から更に何とも不愉快な業務に変わった。その内容とは、「京都西川の綿毛布を一万円で買わねーか?」なのである。これは俺に言わせれば、「コブクロのCD絶対買ってね!」とパンクにしか興味のない奴に訴えかける程難解な問題なのである(分かる?)。コブクロしか聴かん人に、「俺の唄っとる事が理解出来るとは思えん」と同類なのである。話は逸れるが、コブクロしか聴かん人に「良いと思わせる」曲を、俺は作る事が出来る気がする(コブクロ及びファンに恨みはありません、好みの問題ですから)。無論、自分に嘘をついてついてつきまくっって作ったらの話である(まぁ、そんな事をしてまで音楽をやる意味などないのでやらんが)。この業務は、俺が以前やっとった、「客のデメリットなく固定電話料金が安くなるサービスをお薦めする電話」よりも性質が悪い。これで交通費も出ずこんな所まで来て時給1100円とは割に合わんぞ、という思いを何とか押し堪え、とにかく、朝から夕方まで長々とした研修を受け、16時半頃から電話をかけ始めた。案の定反応は悪い、「そんな事で電話してくんな」である。それは止むを得ん、俺自身「こんなもん売れるかいな!」と思っているのだ。「固定電話料金が安くなる案内」の時は、少なからず客にデメリットがない分、薦める事が出来たが(それでも滅多に契約は取れんが)これは違う、一万円しっかり頂くのだ。これでもし品物も見ず、手にも取らず、「買う」という人が現れたら俺は逆に聞きたい、「なぜ?」。しかし「一日一件でも取れれば奇跡だぜ」とはらわた煮えくり返っとった矢先、事件は起きた。

「綿毛布の件でお電話させて頂いているんですが、お時間よろしいですか?」
相手はお婆ちゃん、9割方この時点で「忙しい」と言って切られるが、お婆ちゃんはさほど興味のない声で答える、「はい、何でしょう?」。
そこで俺は「どうせ買うわけないのにこれ全部言わんといけんのんか」と溜息を吐きつつマニュアル通りの説明を始める。その説明後、お婆ちゃんの口から誰もが耳を疑うお言葉が吐き出される。

「じゃあ、ピンク二枚頂こうかしら!」。おいおい?よりによって二枚?俺はパニック、一年分の「えー!」を必死で堪えた。お婆ちゃんはその後、終始上機嫌で、俺に対して「ありがたそう」な口調であった。

はらわた煮えくり返っても、後三日乗り切ってみせようではないか。

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ポケットに虹がいっぱい

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私は旅に出る時以外、滅多に鞄を持ち歩きません。右ポケットに携帯電話+ラークマイルド、左ポケットに小銭入れ+MDウォークマン(IPOD?そんなもん要らねー)、後ろ右に財布、後ろ左に太宰治、上着ポケットに携帯灰皿(ポイ捨ては120%しません)を最近出勤時には常時持ち歩いています。すなわち、ポケットには虹がいっぱいなのです。 

THE BIRTHDAY、何曲かいい曲があります。「STUPID」、私は好きです。ベースがよく鳴っているアルバムという印象です。      

P.S お前のポケットの中身なんかどーでもええってか?

写真は私の好きな、代々木上原付近の井の頭通りにある「なんか知らんけどイカしたマネキン」です。

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October 27, 2006

ドツイテマワリタイ人達

・信号が赤になっとるのに、堂々と歩いて渡れる人達
・一人分しか幅のない小さいエレベーターで、後ろがつかえとるにも関わらず、止まったままでいられる人達

P.S このコーナーをシリーズ化します(これだけでも本が出来そうだ)。



髭を剃っても俺は俺だ

新しい仕事の話をしてきた。まぁ面接だ。若干緊張したが、「これで落とすならどいつなら受かるんだ」といった具合の出来だ。結果は月曜日。

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October 26, 2006

ロックンロールは好きかい?

ザ・ビーチズ&ザ・ニートビーツ イン 新宿紅布(レッドクロス)。初めて足を踏み入れたライヴハウス。お互い、前見た時より良くは感じんかったが、とても楽しそうに演奏しとった。終わって客席におった、ビーチズ小井出永に握手を求めた。俺は自分が好きと思える人にだけ握手を求めたい(有名人を見たらとりあえず握手しとけ的な考えは微塵もない)。でもその時、「頑張って下さい」「応援してます」といった類の歯の浮く様な言葉は絶対付け添えたくない。握手を求めた相手を俺がどれだけ好きだとしても(例えば松本人志)それは同じだ。何しろその人より「頑張る」のは俺であり、「応援」などする暇はないのだ。小井出永とは目をばっちり合わせて固く長い握手を交わしたが、きっと彼は俺の事などすぐ忘れるじゃろう。今まで握手を交わしてくれた一線で活躍するミュージシャンの人達も俺の事など覚えちゃおらんだろうが、俺は忘れてないぞ。それをいつか思い出させてやりたい。

大手町にて思う事は

スーツ姿とOLしか目につかんビッグシティ東京、オフィス街大手町。その街角で革ジャケットを着て肉まんを誰よりも旨そうにほうばる男、ずっとそんな俺でありたい。スターバックスの目の前で、スターバックスのコーヒーを飲むサラリーマンよりも缶コーヒーを味わって飲む男、いつまでも、そしてあくまでも自然に、そんな俺でいれる事を誰よりも望む。

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October 25, 2006

行動派

仕事を終えその足でごった返す渋谷へと出向き、新たな仕事の話をしてきた。「衛星放送の営業だが、そんな営業営業したものではない」との事だ。日給は14000円。明後日もう一度話をしに行くが、もし働く様な事になれば、一定期間髭を剃りスーツを着用する事になる。「おいお前、お金にはしるんか!」「スタイルを変えるんか!」「ポリシーを曲げるんか!」と憤慨する人達、まぁ落ち着いて下さい。俺はその仕事でまた新たな経験というものを手に入れたい。様々な事を体験したい。「こんな時期もあった」と後で笑いたい。もちろん音楽をとめる訳ではない。きっとその仕事をする事によって、音楽にも跳ね返ってくるじゃろう、という想定だ。もしかしたらもっと怒りを露にする様なブルースを唄う様になるかも知らん。本も書きたい、そして日本全国も回りたい、ベタな話、人生を謳歌したいのだ。俺にはやりたい事が山の様にあるのだ。まぁ、正式に働く様になるかはまだ未定でありますが。

下北沢に戻りその足で「オグリ昌也」を見に行った。他の奴も見たが、「俺の企画に出てほしい」と思える奴はなかなか現れん。何を偉そうにだと?企画をやる以上は偉そうにする権利があるんだ。分かり合える奴しか出て欲しくないんだ。集客?ノーノー、テクニック?ノーノー、必要なのは魂があるかどうか、たったそれだけ。

P.S 今から曽我部恵一に俺のCDを送ります。明日はTHE NEATBEATSとTHE BEACHESの2マンライヴを見に行きます、もちろん仕事をした後に。

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一気に畳み掛けろ

高哲典 フロム 大手町。俺は今訳も分からぬ街、大手町の、ZEPP東京の如く広いオフィスの中にいる。三越本店の偉いさんを気取っているという訳だ。しかし11月から更に違う仕事をしてやろうと、昨夜振って来た様に思いついた。思いついたら止まらん俺は、今日休憩時間に派遣会社に電話をし、急遽夜話をしに行く事になった。その仕事とはズバリ、「営業」だ。ふざけんな?いや、俺は本気だ(まぁ話し聞いてみんと何とも言えんが)。俺には考えがある、一気に畳み掛けてやる。

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October 24, 2006

下らん事には付き合えん

番号ポータビリティスタート?そんなの関係ないし、例えあったとしてもそんな手には乗らん。いくら出会い系サイトの迷惑なヤツが一日何件入ってきても、俺はアドレスも絶対変えん。そんなもんには負けん、負けんぞ。

P.S ライヴやりたい。そう思っとるから、やる。

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やっぱり満員電車には乗らねぇ

お世話になります、日本橋三越本店、高と申します。朝起き、やっぱり満員電車には乗れねぇと、ちょっと遠くの駅まで歩く事にした。今日の東京は雨風の暴風雨だが、満員電車を味わうよりはその中を歩いた方が数倍良い。そしてその駅、「代々木上原」から大手町までは一本で行ける。とにかく今日は働いた。今は帰り道、電車の中だ。明日も明後日もその次もその次も働く、そして俺は満員電車を避ける。来月はどうなるか?知らん。

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October 23, 2006

小説風に二、三の事

男の横には女が居た。女はひっきりなしに話し掛ける、「ねぇ、仕事決まったの?」。男は溜息をつき、うんざりしている。「何でもいいから早く見つけなよ」。男が口を開く、「そんな事は俺が一番分かっとる、黙っといてくれ」。男は会社に今日二度目の電話を鳴らす、「おい、仕事ねーのか?」。大手町で時給1100円の仕事があるとの事だった。場所と時給の悪さにためらうがもう何でもいい、「よし、それで行こう」。それから二人は焼肉屋に出向く。男は久し振りに、「チンして食べる物」「お湯を入れて3分待ってから食べる物」以外の物を食べている気がしていた。途中、女が聞く、「もし音楽がうまく行かなかったら何の仕事がしたい?」。男はうんざりしている、「考えたくもない」。そして更に女は言う、「じゃあもっと行動しなくっちゃ」。男は溜息をつき答える、「うるさいのぉ、分かっとるんじゃ」。男は女が心配してくれている事には充分気付いている。そんな時、男の頭にはこんな曲が流れていた、

「答えを欲しがるアイツに言ってやれ そう急かすなって 順番があるんだ」

女は、「無職にお金を払わせる訳にはいかない」と焼肉を御馳走した。「じゃあ俺は、たけのこの里でもプレゼントさせてもらうぜ」。

大手町の仕事は急遽明日からになった。10月末までかも知れない。「とにかく家賃を稼ぐんだ」。会社の男が言う、「9時45分からか12時から勤務開始になります。そして20時半までです。その間で1日6時間以上になります。もしくは両方繋げて働く事も可能です」。つまり9時45分から20時半まで繋げて働く事も可能という事だ。男は答える、「俺はもちろんぶっ通しで働かせてもらうぜ」。

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俺の唄は此処から吐き出される

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東京に来てすぐ手に入れたマイク、そして貰い物のギター。俺の唄は此処から生み出される。「E-ROOM STUDIO&RECORDS IN 世田谷」。当時「斉藤荘E号室」という何とも言い難い雰囲気の部屋に住んどった俺はすぐにそう名付けた。それから場所は二回変わったが、気持ちは今も同じだ。

P.S 来たよ、新橋の仕事の結果。「やっぱりパソコンに詳しくないとちょっと...。また何かありましたら」。
はいはい、あぁそうですか。

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October 22, 2006

「ない」

俺が探しているのは寂しがり屋に効く薬と 汚れた心洗う水

ある筈もない

眠らせてくれ今夜だけ 夢を見ようか洒落たヤツを
余裕なんてモンはありゃしない

ある筈もない

俺が探しているのは絶望撃ち抜く四十五口径と 欲望射抜く魔法の手

ある筈もない

俺が探しているのはこの世にないモノばかり
俺欲しがるモノ全てこの世にないモノばかり


3、4年前に書いたこの曲を甦らせたい。これを入れて新曲5曲だ。

P.S 8710氏と連絡を取る事が出来ました。まさに運命、俺はまだまだ転がるぜ。

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そんな訳で次のライヴを決めよう

何を隠そう、俺は今新曲を作っている。しかも4曲同時進行という快挙だ。仕事が決まってない、その他にも次のライヴをまだ決めてない理由があった。やはりいつも同じ曲ばっかり(いつも同じなわけではないが)唄っていては新鮮味がなくなってしまう。そこで必要なのが新曲なのである。まだまだ唄いたい事が山程ある。そしてこの4曲が完成した時、俺は次のステップに行ける気がする。毎回そんな気がするのだ。

(新曲を作るー唄い上げるー新鮮味が欠けるー新曲を作る)

この作業を音楽家なるものは勝手な思い込みで繰り返してなんぼなのだ。俺は一発屋ではなく、常に百発屋を目指す男でありたい。
そんな訳で、そろそろ次のライヴを決めよう。

P.S 下原元気君から連絡がありました。来年2月頃、新曲を引っ提げて福岡に唄いに行くかもに知れません。福岡の皆さん、楽しみにしといて下さい。

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「安心など牢屋の中でも手に入る」

さて昨日、「ポスト・オフィス」を読破した。拍手喝采、スタンディングオベーションだ。理不尽な事に直ぐ気が狂う男の物語。俺はこの本に書いてある事の殆どに共感出来てしまう。俺は駄目な男なのか?いや、そんな事はない。俺はよく口にする、

「馬鹿ばっかりじゃ」。「何でそう思うの?」と問い詰められれば俺は迷わずこう答える事にする、

「ブコウスキーがベストセラー作家じゃないんだぜ」。これで全て片付く。
俺にはこういう人が普通に見えて、他の奴が普通じゃない様に思える。
俺の詩にこんなのがある、

「普通な事が普通じゃなくなって 普通じゃない事が普通になりつつある
当たり前な事が当たり前じゃなくなって 当たり前じゃない事が当たり前になりつつある」。

実は今日も14時から、新たな派遣会社の登録会に行く事になっている。俺はそれを見事すっぽかそうと企んでいる。「笹塚」で時給1400円で働けるという事でつい食いついたのだが、問い合わせた所、「あれはほんの一例ですので、詳しくは登録会の時に御相談下さい」ときた。どうせ行っても登録だけさせて、

「笹塚のはもう埋まってしまったんですよ、でですね、こちらの狛江の方にですね、時給1100円になるんですけど...」
「狛江ってどこやねん、1100円てお前、話違うがな」
とか何とかいう展開になりかねんのだ。

そして登録会は2時間程度かかると言う。その2時間がまた無駄になる気がしてならんのだ。すっかりトラウマになってしまった。俺は派遣会社の仕組みを調べまくっとる男じゃないんだぜ。

そんな訳で明日結果の出る、新橋の仕事をあまり期待せずに待つ事にする。

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October 21, 2006

全ては日記を書く事の為に

「全ては日記を書く事の為に」、という訳ではないが、最近物事を見る度、何か些細な事がある度、「これはこういう言い回しで」などと、この日記の事を思い浮かべる。そう、俺は本が書きたい。短編集も良し、自伝的長編も良し。

さて昨日は、東高円寺のライヴハウスに向かった。その前、また派遣会社に電話をかけ、「おい、仕事ねーか?」と尋ねる。「表参道の仕事はやっぱり他の人に決まってました」という返事に始まり(ど突きましょうか?)、「新橋で1400円の仕事がある」と打ち明けられた(ええがな)。朝の9時半から18時。新橋。バイクで行くにはちょっと遠い。朝のラッシュアワー、恐怖の満員電車には「二度と乗らん」と誓った俺だったが、「今はそう言っとる時ではないぞ」と、「満員電車をもう一回味わってみるのもええぞ」と強引に納得させこう答える、「それでお願いします」(思うツボだぜ)。「折り返し営業担当の者から夕方までに連絡が行きますので」。しかし待てど暮らせど電話は鳴らん(やっぱりど突こう)。俺は最近常に待たされている。東高円寺に辿り着いても電話は鳴らん。仕方なく俺からかける、「まだかい?」。そしてやっと営業担当から電話が鳴る、

「高さん、パソコンには詳しいですか?」(何でそんな事聞くん?)
「いや、入力は出来ますけど正直詳しくはないですねぇ」(駄目なの?)

結局、先方にそれでもええか確認して、月曜日に結果が出る事になった。また待たされるんか。そしてまた振り回されてしまうのだろうか。俺には手に職がない。

オグリ昌也のライヴは非常に良かった。「良い」「良い」と言って調子に乗らせるのはシャクだが(俺の事はいっぱい言ってね)、「良い」ものは「良い」と素直に言うべきだ。

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8710氏へ

今、この場を借りてこの文章を全て8710氏に捧げます。

最初コメントを見た時は、しょっちゅう入ってくる、「アダルト関連のいかがわしい類のモンじゃろうが」と飽き飽きした気分で眺める程度でした。しかし読み進めていく内、俺の「心の友達」であると確信しました。俺は冗談ではなく、全身が震える程、そして胸躍る程嬉しくなったぜ。「俺はちっぽけな事で何を試行錯誤しとるんだ」と、コメントを読んだだけで素直に思えたぜ。やっぱりこの男はいつもそんな気持ちにさせてくれる男なんだ。何年会ってなくても、ずっと話をしてなくても彼は俺の「心の友達」なのだ。「他の奴が何て言ってもええ、例えこの男が言ってくれる事が嘘でもええ、それでも俺は嬉しい」と思い続けた。俺は、いつの間にか連絡を取らん様になった後、いつか、一年位前かな、久し振りに電話をしました。そこでは「現在使われておりません」という言葉が無情にも流れ、「もう連絡取れんのかぁ!」と寂しくなりました。ほんまは8月に福山帰った時も会いたかった。「色々あるけどよー、俺はまだまだやっとるぞ」と一言伝えたかった。「この日記を見つけ出してくれ」とほんまに願っていました。そして「探してくれ」と伝えたわけではないのに、自らが俺の事を思って探し出してくれた事が嬉しい。「もうええわ、と思わずに見つけ出してくれてありがとう」、これしか言えん。子ども出来たんじゃな!支店長になったんか!でも「おめでとう」などというありふれた言葉はここでは使わんぞ。
あぁゆっくり話したい、出来れば会って話したい、俺を更に調子に乗せてくれるこの男に、俺は今どんな女に会うよりもこの男に会いたい。そして会って伝えたい。

P.S この文章を関係のない人が読んだ時、「友情かぁ?」と嘲笑う人がおるとすれば、俺はそいつよりも憎たらしく嘲笑いこう答える、「文句あんのか?」。二人にとっては到って重大な出来事なのである。

コメント欄から、非公開で連絡先とか送る事って出来んのんかな?もし無理なら、何とかして連絡を取ろう。このスペースに俺の電話番号やらアドレスを載せても構わん、俺はそんな構えなのである。
何らかの連絡待ってます。

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October 20, 2006

チャールズ・ブコウスキー 「ポスト・オフィス」

俺は何ともイカシタ本に出会ってしまった。前々から読みたかったが読んでおらず、偶然図書館で見つけた「ポスト・オフィス」。まだ7割程しか読んでないが、「俺の好きな本」ランク上位に食い込む事はもう確実なのだ。これは常に「そばに置いておきたい本」なのである。洒落た言い回し、品のある例え、センス溢れる文章。この良さは女にも理解出来るモノなのだろうか。もしそんな女がおるなら、是非お近づきになりたいモンだ。早いとこ「ブコウスキー・オールド・パンク」DVDを手に入れてもう一度見たい。その為には、仕事だ。

表参道の仕事はまたどっかにすっ飛んで行ってしまった。何回振り回されればええのか。向こうから「こういう仕事あります」と言っといて、エントリーすれば「他の人に決まってました」と言う。持ち上げるだけ持ち上げて、一気に落とすパターンをここ何日で何度も味わされている。他の所に行って、すぐにでも働けるという保障があればすぐにでもそうするのだが、前登録しに行った会社からも「すぐ働けます」とか言ったわりに一切連絡ないじゃねーか。

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October 19, 2006

’06.10.19(木) 三軒茶屋グレープフルーツムーン

1.コウモリの詩
2.ロマンチック
3.深夜高速バスブルース
4.明大前にて
5.東京ライフ
6.シーサイド
7.モナ(アイ・ニード・ユー・ベイビー)
8.何を想う
9.スポットライトな生き方

リハーサルは何ともフワフワした感じだった。オグリ昌也が仕事を終えて駆けつけてくれた。今日急に誘ったのに、である。心から嬉しかった。俺の出番前、客席で元PEAL OUT、近藤智洋を目撃した(多分)。「見て帰ってくれ」と思ったが、俺が唄い出す直前、姿を消した(なんでじゃ)。「モナ」を本番三分前急遽演る事にした。本番は何ともアウェイな感じで(それがどうした、という感もある)、MCも掴み所がない感があったが、そんなに悪くなかった感もある。北九州からやって来た男、下原元気と友達になり、「九州と山口辺り一緒に回りましょう」という話で大いに盛り上がった。嬉しかった。どこにでも行ってやるぜ。終わった後、下原元気の友達が、俺の事を絶賛していたという話を聞いた。「あの人は自分の世界を持っている」「場数を踏んでるのが分かる」とも。こういうのは素直に喜んどくべきだ。もちろん心の中で、「いやいや、俺はもっと出来る男だぜ」と強く思っている。明日は高円寺に行く、オグリ君のライヴを見に行く。もちろん、「今日来てくれたお返し」という類のモンではない。単純に行きたいのだ。こういう関係が続けばいい、そしてもっと広がればいい。

P.S 次回のライヴは決まってない。メンツが集まり次第、下北沢ロフトにて、今度は弾き語り企画をやる予定です。

「おい、仕事ねーか?」

急に不安になり、また派遣会社に電話。「おい、仕事ねーか?」と。これで何回目か。担当の人もええ加減俺のこの状況を察してくれるだろうか。表参道で時給1300円の仕事があるらしい。しかし週4日のみ。何でこうもタイミングが合わんのか。しかし現在週0日のこの俺がどうこう言える立場でもない。よし、働こう。迷惑ばかり掛けている人達、もう少しだけ待っていて下さい。

BGMはTHE BEATLES「LIVE AT THE BBC」。ブロックチェック仕様の自慢の部屋でTWIST&SHOUTしてるんだ。

P.S のど飴の成果か、喉が治ってきた感がある。

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三軒茶屋で逢いましょう

’06.10.19 三軒茶屋グレープフルーツムーン

すなわち今日である。これを見て駆けつける人がおったなら俺は心から嬉しい。今日は何を唄うか全然決めてない。そして喉が痛い。昨日からほとんど自分の声を聞いてない事に気付く。誰にも逢ってないし、喋る必要もないのだが、この、独り言が人十倍多いとされるこの俺が、である。とにかく今日も天気が良い。仕事は何処にあるんだ?

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October 18, 2006

晴れ渡る空の下で俺は本を読む

喉が痛い。何か食べたり飲んだりする度にイチイチ痛い。ひどく苛々する。近場の図書館、代田図書館にて物色。買いたくはないが読んどきたい本上位ランク、ジョニー大倉「キャロル 夜明け前」発見。図書館でちょっと読んだ後、ブコウスキー「ポスト・オフィス」と共に結局借りる事にした。そして図書館の外の道端でまた読む。そして場所を変え、駒沢公園に辿り着き、階段に腰掛け更に、読む。250ページ程あるが字が大きく、4時間位で一気に読んだ。まぁ何と言うか、非常に面白くはない本であった。ハナにつく感がかなり強い。いやらしい言い回しで自慢をする。そして文才がない。帰り道茶沢通り、その本にも何度か登場する内田裕也とすれ違ったのは偶然か否か。

そして仕事の連絡はいまだ入らず。

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続・早くしてくれ

喉が痛い。ひどく落ち着かん。今日はあれだ、近場の図書館に出向く事にする。日の当たる場所で本を読むんだ。そして仕事の連絡が入る事をただ待つ。

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早くしてくれ

20時就寝、6時半起床。爺、婆さん並の規則正しい生活。
しかし喉が痛い、やける程痛い。明日はライヴだぜ?
松本人志新番組、「働くおっさん劇場」をこの俺とした事が見逃してしまった。
これはイタイ。何とかして手に入れたい。

仕事はまだ結果が出てない。派遣会社というヤツは振り回すのがとても上手い。

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October 17, 2006

図書館に目から鱗

部屋におっても何か落ち着かん、という訳で図書館に出向く事にした。近場にもあるがバイクに乗りたい一心で、上町の方へ。東京に来た時、若林に住んどったこの俺は、当時毎日の様に通った世田谷通りを、懐かしがりながら何回も行ったり来たりした。すなわち、図書館への行き方が分からんのだ。交番で道を聞いたが今一つ理解出来ず、「まぁとりあえずあっちね」位の知識で図書館を目指したが辿り着くに及ばん。やっとそれっぽい建物を見つけたが、「教育センター」と書いてある。その「教育センター」のすぐ横のガソリンスタンドでガソリンと空気を入れてもらい(タイヤを変えんと危ないと言われた)、そこでも場所を聞こうと思ったが、「どうせこの辺じゃし自分で探すぞ」と意気込み聞かんかった。しかし辿り着けず、また世田谷通りに戻って、さっきとは違う交番で聞くに至った。「やっぱりあっちの方向じゃ」と、最初に聞いた交番を苦笑いで通り過ぎ、「ここさっき通った様な気するがな」と辿り着いた場所、「教育センター」。すなわち、「教育センター」の中に「世田谷中央図書館」は存在するのだ。「ガソリンスタンドで聞いとけば話は早かった」、そんな事はない。今日はドライブ日和だ。しかし図書館、目から鱗とはこの事、サリンジャーからブコウスキー、ゴダールから森鴎外、ダリからジェームス・ディーン、幅広いラインナップ。仕組みが分からんこの俺は右往左往しながら、歩き回る。「これは借りるのにお金いるのか?」「さすがにタダって事はないぞ」とぼやきながら。結局、

・三上 寛
・チャールズ・ブコウスキー詩集
・キャッチャー・イン・ザ・ライ 村上春樹訳

を借りるに至った。カウンターへ行き、手続きをし、お金は一切かからん事を確認し、説明してくれるおばさんに、「へぇー」「はぁ、そうですかー」を連発させていただいた。「百害あって一利なし」の真逆、「百利あって一害なし」とはこの事ではないのか。買うまでではないが読みたい本、読みたいが高い本、そんな本が山程ある俺にとって、あそこはまさに宝庫である。

その後、その足で面接に向かった俺である。

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これは俺の個人的な日記であり、面白かろうが、なかろうが、関係ないぜ

おはようございます、早起き促進委員会新会長です。ここ何日か、いわゆる「秋晴れ」という気の利いたヤツが続いている。仕事もしてないのに、「気分が良い」錯覚に陥る。昨日は23時半には寝て、今日は7時に起き上がった。夕方を過ぎると体が鉛の如く重たくなってくる。あれはどういう事なんか。朝は調子が良い。今日は15時から面接だ。またバイクでどっかに行こうか。こんな早く起きた日は「シャノアール」に太宰治でも持って行きたいが、それはまだちょっと贅沢な話だ。

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October 16, 2006

あまりにも天気が良い日は、バイクに乗る事を奨める

昨日は不覚にも20時~0時頃まで眠ってしまい、「もう夜中ずっと起きとくのは当分嫌だ」などとぼやきつつなかなか眠れんかったが、辛うじて4時半頃眠りについた。なんせ頭が痛かった。朝9時、8個の目覚まし(スヌーズ除く)が鳴り響く前、奇跡の起床をし、カード会社に支払いをするべく三軒茶屋へ向かった。あまりにも天気が良く、まるで初夏の様だ。いかんせん何を錯覚したか気分が良くなり、ツタヤにてゴダールを二本借りるに至った。「お前にゴダールの何が分かる?」と問われれば何も答えられん俺ではあるが(好きなモンに理由などないが)、借りた。ローリングストーンズ「ONE PLUS ONE」と「MADE IN USA」を。そして今度は渋谷へ派遣会社の登録会へと向かう。そこでテストを出される、

「aa-bb-cc-」
「a-z-b-y-c-x-d-」
この後にくるアルファベットは何か?という類のモンが。

五分間で何問答えられるか。上の二つはまぁ簡単だが、ややこしいのが次から次に出てくる。よって、気が狂いそうになったのは言うまでもない。

登録会は約一時間半にも及んだ。そこで、派遣会社の謎が解けた。募集してあった時給1200円の「ホテルの電話受付業務」なるものは、「女性しか今は募集してない」などの理由で違う業務を紹介してくる。派遣会社にしてみれば、「とりあえず登録だけでもさせとけ!」なのである。俺は初台の「ディアゴスティーニ受信業務」、時給1100円の仕事を紹介された。1200円じゃない事に少々憤慨したが、今すぐにでも働きたいこの俺は、「じゃ、それでお願いします!」と勢い良く答えるに至った。
派遣会社の思うツボなのである。

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October 15, 2006

暗中飛躍

煙草が美味しくない。昨日は22時頃寝て、今日10時に起きた。テレビ東京「ROUTE 66」特集後編を予約したにもかかわらず、上手い事録画されてなかった。デジタルなんか所詮こんなモンよ。下高井戸「つるかめ」に久し振りに食料を買い込みに行った。それから桜上水「ブックオフ」。戻ってきて、風呂掃除、便所掃除を一丁前に。アコースッティックギターにて全弦一音下げチューニングをして遊んでみたが、まぁ何と言うか、まぁあんまり面白くなかった。夕方下北沢にて。仕事が欲しくて、すなわち、現段階仕事がない人が撮る為の証明写真、700円。えらい高いがな。明日面接。全て取り返してやる。BGMは「TOM WAITS&CRYSTAL GAYLE」。まぁ何と言うか、「良い」なぁ。

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October 14, 2006

’06.10.14(土) エンターティナー「勝手にしやがれ」

代々木上原から電車で日比谷へ。「メンズノンノ」最新号車内吊り革広告記事、「おしゃれな人は必ずスキニージーンズ&スラックスをはいている」。はぁ(大きく溜息)。俺はそのどちらも穿いちゃおらんが、お洒落と言わす事は不可能かい(まぁ別に言われんでええけど)。俺はスウェットを穿いとってもお洒落と言われる男になりたいのだ。大体、「よし、スキニージーンズが流行ってる、じゃあ僕も穿かなくちゃ」と思って穿いとる時点でそいつはお洒落でも何でもないぜ。その前に一つ聞きたい、スキニージーンズってなんやねん。

そして「勝手にしやがれ」。評論じみた事を俺みたいなモンがする必要はないが、かなりベリーグッド。一曲目が始まった時は、音の悪さにどうなるかと思ったが、二曲目以降、どういう訳かどんどん音が良くなった。PAはミッシェルガンエレファントをずっとやっとった人だったな。武藤昭平のドラムセットにタムは一つもないが、無論タムなど必要ないという事を物語る。俺も何年も前から「タムなどなくてもドラムは任せとけ」と言えるドラマーを探し求めているのだ。9割方俺の目は武藤昭平に釘付けだった。2、3年前下北沢CLUB QUEでスティックを貰って握手をしてもらった事がある。そしてゲストのエゴ・ラッピン。あの女の歌声は格段にずば抜けている。ああいう人の事を「唄が上手い」と言うのだろう。そして武藤昭平が前に出て唄う曲。まるでトム・ウェイツ、その影響を上手く自分の物にしているではないか。アンコールもなく、オダギリジョーも出ては来んかったが、記憶に残るライヴでした。そして、終演後のSEもトム・ウェイツでした。

下北沢の旅

いやぁ、ちょっと眠たい。16時間眠って、それから寝てない。という事は。まぁ全然問題ない。こっちは仕事をしてない身じゃ。部屋に何日も何時間もおっても煮詰まるという事で、天気のええ日寺山修司を再度ポケットに下北沢の旅へ。外の空気はやっぱり「良い」。携帯電話の発信が止められた為、途中、公衆電話から電話。月曜日13時から渋谷にてテレフォンオペレーター面接、火曜日15時から三軒茶屋にて内職スタッフ面接決定。何でもやってやらぁ。古着屋からレコード屋、レコード屋から古着屋へ。「small change」で見つけた、4095円のシャツ。このシャツの為にも働かんといかん。もうちょい待っといてほしい。「BIG TIME」の前の椅子でフリーペーパーを読みながら煙草を何本か吸う。店内から聴こえるジャマイカン・スカ・ミュージックが「良い」。夕方には日比谷に出掛ける、得意のステップを踏みに。毎日毎日こんな長い一日を過ごせれば「良い」。

P.S フリーペーパーを読み漁った為、またも出番のなかった寺山修司さん。

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二時間の旅

やぁ!ここ最近真鍋かをり、中川翔子並の速さで日記を更新し続ける男、高 哲典です(まぁ詳しくは知らんが)。何も暇な訳じゃない(俺は人生一回も暇と思った事はないと豪語する男だ、覚えとけ)、書きたい事がただただ沢山あるのだよ。さて俺は7時過ぎから約2時間、寺山修司をポケットに入れて旅に出てきた(最初は駒沢公園でも行くか、と思った)。ガソリンを入れに環七沿いのJOMOへ行き、そのまま違う方向に進んで行った。サンダルで行った故、寒かったがとりあえず進んだ。当ては何もない。標識には「亀有」と出ており、いっそそこまで行ってみようかと企んだが、いつの間にか「亀有」の文字は消えており、更に気付けば其処は既に環七でさえなくなっとった。しかし標識というのは分かり難いモンじゃな。俺が悪いんか?俺はさっきの2時間で何個の「区」に行ったのだろうか。どっかの街で通りかかった「ビリー・ザ・キッド」という店、あそこにもう一回行きたいが、二度と辿り着けそうにない。とにかく色んな街に行った事は確かだ。かなり迷子になったが、「高円寺6km」の標識をかろうじて見つけて戻って来た。高円寺まで戻ったらもう帰れるもんな。しかしあれじゃな、バイクというのはええモンじゃな。運転しとる時はいらん事あんまり考えんでええもんな。
土曜日の朝から車は大渋滞、朝早くから仕事をしとる人に今心から言いたい、「御苦労様です」。

P.S 迷子になった故、帰って来るまでポケットから出される事はなかった寺山修司さん、である。

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求める男

長年問い続けてきたこの問いを、今、今更ながら改めて問う。23時から5時まで煙草の自動販売機使えん様にしたのどこのどいつじゃ!そしてその案に「それいいですねぇ」と許可出したのどこのどいつじゃ!未成年を守る?ノーノー、未成年でも23時までは買えるやん、どうしても吸いたかったら買い込めるやん、昼間買い放題やん。あんたも買い込んどけばいい?ノーノー、俺未成年ちゃうやん、堂々と買えるやん。あれする事によって誰が得するの?俺のこの憤りを100%鎮めさせる意見が言える方、求めます。

さて10時になったら電話だ、電話。俺はその意見より仕事を求めとるんだったぜ。

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スピーカーの中から

聴きたい音楽も思いつかず、寺山修司は三行程しか頭に入らず、働いてもない俺はお金の事で頭がいっぱいになってしまっている。事あるごとに「フロムエー」で仕事を探す。ほんまは今頃は働いとる予定だった。それが簡単に崩れてしまった。6年前の俺が、今の俺の様な奴に出会ったら必ずこう言われる、「おい、なめんなよ」。
ようやく聴きたい音楽を見つけた。スピーカーの中からブルーハーツより10年以上も前に「頑張れ」と唄った男、友川かずき。

俺は人に「頑張れ」と言うのも言われるのも好きではない。
でもこの「青春」という曲、これは効く、聴く。

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October 13, 2006

得意のステップ踏んでみやがれ

書く事も忍びない日々。昨日は3時頃眠たくなった。今日の所はこのまま寝て、朝9時に起きれば明日は充実した一日が過ごせる。起きたよ、夜21時。もはや何時間寝たんか、考えたくもない。彼女が死んだとか、浜田雅功が殺人事件で捕まったとか、夢の中で、「これは夢じゃないぞ」と言っとる、変な夢ばっかり見て。これじゃ現実逃避の最たるモンじゃないか。16時間あれば何が出来る、沖縄、北海道何処でも行ける、本が何冊読める、レコード何枚聴ける、後の祭りのオンパレード大行進。こんな日を一ヶ月後、全て笑いに変えたい。明日は、日比谷野外音楽堂に「勝手にしやがれ」を見に行く。予定の心持ではない雰囲気で。得意のステップ踏ませておくれや。

at 22:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

「例えてばっかりじゃ意味ないよ」が聞こえる

例えば黒澤明が見たい、例えば夏目漱石が読みたい、例えばこんな晴れた日はバイクで遠くに行きたい、例えばあくせく働きたい、例えば免許が取りたい。

今の俺は何百とある筈の例えを何一つせず、ただただ頭が変になってしまった。ボーっとする為に此処にやって来た訳ではないのに、である。このままでは俺のブルースが嘘になってしまう。今まで、俺が俺なりに積み上げてきたモノが音を立てて崩れてしまう。口だけ人間になってしまう。

「例えば今夜が 最後の夜なら 夜の闇に何を想う」
と、声を張り上げて唄えなくなってしまう。

そうならん為に自分が今何をするべきか、その答えは明確ではある。
仕事だよ、俺。

このままでは俺はほんまにどうしようもない男になってしまいそうなんだ。
そして其処に自分を追い込んだのもまた、俺である。

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October 12, 2006

前が見えんはいつか思い出

グッドモーニングフロム世田谷。俺の中には今、約12時間の時差がある。よって俺の中では今、19時半なのである。朝8時に起きて1時に寝る生活がしてみたい。しかし、しかし歴史は夜作られるのだよ。昨日、いや一昨日のイベントはほんまに良かったな。悪かった事も含めてずっと忘れんわ、少なくとも俺の中では。電話しても出んかった奴、急に「やっぱり無理」って言った奴、お前等の中ではどうでもええ事でも、俺にとっては大きかったぜ。そいつらの口から「あの時行けば良かったわぁ」という言葉が吐き出される日が来る事を祈る。そして俺はその時こう答える、「君!気付くの遅いよ」。

’06.10.10(火)「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

1.深夜高速バスブルース
2.シーサイド
3.彼女と二人
4.何を想う
5.ワンダフルピースタイム
6.ロマンチック
7.バングスナイト
8.スポットライトな生き方

アンコール
1.首ったけ(弾き語り)

MTRで録った音聴いたけど、ギターの音悪いなぁ。音作り下手じゃなぁ。音作りをせんでも良いアコースティックギター=アイラブユー。

さて今日は夜まで寝ずに過ごす事は可能だろうか。

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October 11, 2006

'06.10.10(火) 希望の「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

遂に、遂にこの日がやって来た。企画が決まった6月の終りの時点から俺の緊張&プレッシャーは既に始まっとった。楽器と機材を山程バイクに乗せてDAISY BARに向かう途中、道行く人々を見ながら「あぁこいつ等にとっては何気ない平日であって、俺の事なんか関係ないんじゃなぁ」と思った。ライヴハウスに着いてコーヒーと煙草を何本も吸った。リハーサルにけんじが遅れて来てひどくイラついた。本番前、余りに余ったチケットをどうせなら道行く人々に配ろうと街を歩いたが結局声は掛けれんかった。何か色んな事を考えてしまう。「興味もない奴に無理矢理来てもらってもなぁ」とか「来たのはえええけど、もう帰りたいなぁ」とか思われながら見られても堪らんなぁとか何とか。途中から出演者のオグリ君と渡辺君が手伝ってくれて、その心意気だけで嬉しかった。リハーサルから本番の時間まであっという間だった。本番はオグリ昌也から始まった。唄っとる姿を見て、「俺の為に唄ってくれとる」気がした。絶対そんな訳ないんじゃけどそんな気がしたのだよ、君。それ位嬉しかった。「新しい酒は革袋になんか盛らずに胃袋に盛ってくれ」というMCを聞いて、普段本番前には呑まんビールを一杯だけ頂いた。オグリ昌也、渡辺雅弘、ROCKWELL、THROW。この人達が俺の企画に、俺が声を掛けた事によって集まってくれた事が単純に馬鹿みたいに嬉しい。それぞれ持ち味があって、客の入りは置いといて、「ほんまにええイベントじゃ」と自負した。他の人もそう言ってくれた。そして俺とけんじの「酔いどれピエロ」。けんじは楽屋で「こんなに緊張するの初めてです」と言っとったな。本番はそりゃ、ミスが目立った。でも最後まで残ってくれたお客さんが盛り上げてくれて嬉しかった。アンコールもあって俺は弾き語りで唄った。「企画ってええなぁ」と心から思いながら。慌てふためいて、問題点も山程あるが、打ち上げはそりゃあ楽しかった。真面目に話したり、馬鹿話をしたり、ギター弾いたり。ロックはこうあるべき、パンクはこうあるべき、というのがあるのなら、俺はそのどちらでもない事を望む。ROCKWELLの祐二さんとかあんまり話す時間がなくて心残りだったけど、また逢う約束はした。THROWのメンバーともまた逢う約束は出来たし、「楽しかったねぇ」と言ってくれた。この「楽しかった」と、オグリ君が別れ際に言った「このイベントは伸びる気がする」の二つが全てを集約する。まだまだやれる。ほんまにありがとう。ベタは嫌いだが今はありがとうしか言えんのだよ。

P.S 打ち上げは7時半まで続きました。渡辺雅弘、オグリ昌也の二人は寝ずに仕事に向かいました。俺も夜まで寝んとこうと思ったけど、11時頃から寝て、気付けば20時でした。ごめんね。

おい、仕事くれ。

October 08, 2006

路上にて

ついに重い腰を上げ路上にて唄いあげた。嫌がるけんじも連れて行って下北沢南口のちょっと外れた所で。結局0時半から5時までおった。何人かの人が立ち止まった。ハーーモニカを全キーを揃えた男とセッションした。とある男は終電を乗り過ごしたと朝まで一緒におった。ホット缶コーヒー持って来てくれて嬉しかった。一緒に「JOHNNY B GOOD」を唄いあげた。その人は姓名判断に詳しいらしく、見てもらった。波乱万丈、完璧主義と言われた。
別れる時、100円ずつ貰った。ギャラだ。

とにかく明後日の今頃は「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」開催中だ。是非一人でも多くの人に見て欲しいのだが。


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October 07, 2006

誰にも逢わん日々

12時に来る予定だったけんじが来んかった。俺は11時前に眠りについた。いかんせん寝起きが悪い故、鍵を開けて寝たのだが、12時、13時、14時と何回か目を覚ましてもあいつは来てなかった。結局俺も起きたのは18時。そりゃ練習もせんといけんけど、それよりも客が来てくれるか、そればかりが気になる毎日だ。外は狂った様に雨が降り続いている。俺は狂った様に煙草とコーヒーを飲んでいる。明日は晴れるらしい。

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October 06, 2006

日付は日捲り曜日は関係ない

やぁ、おはよう。ずっと起きとる。浜田省吾ヒストリー「陽のあたる場所」をずっと読んどる。4年くらい前にジーンズメイトの店長に連れて行ってもらった、六本木の「キャバーン・クラブ」のお気に入りのコースターが、昨日まであったそのコースターが見当たらずにひどくイラついとる。そして三杯目のコーヒーを飲んどる。12時頃にはけんじが来る。すなわち今日は夜まで寝んとこう。昨日いっぱい寝たもんな。しかし寝貯めは出来んモノである。真夜中2曲程新曲が出来た。まだ新曲と呼べる程のモンでもないが。

「日付は日捲り 曜日は関係な~い」
と繰り返す類のモノが。

そして今、「J.GEILS BAND」を聴いている。何年か前に手に入れたものの、まるで初めて聴く様な感覚。1,2回しか聴いてないレコードやCDが山の様にある気がする。今聴けば「良い」と思えるレコードもあると思う。そしてこの「J.GEILS BAND」はとても「良い」。

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ない

何にも無い。寝るか練習するか本読むかのどれか。仕事は無し。おい、後五日後だぜ。客があんまり集まりそうに無い。俺にはエネルギーが無い事を日々実感している。

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October 03, 2006

「見えない人物たちのシュールレアリスム的構成」

さらっと書く。古本の街、神保町に初めて足を踏み入れた。神保町=本+喫茶店である。喫茶店を二軒はしごして、上野へダリ回顧展を見に行く。絵は生で見てなんぼじゃなぁと偉そうに思った。絵と音楽は繋がっている。ダリの知識は全く無いが、「見えない人物たちのシュールレアリスム的構成」、ベリーグッド。明日は新たな仕事の登録会へと行く。仕事もしてないくせに、体が重い、ひどくだるい。何でか?煙草のせいなんじゃろうか。でもダリの絵を見とる間はそんな感覚はなかった。何でか?さて、23時からはけんじとスタジオに入る。

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