April 2007

April 30, 2007

「リムジンとオンボロ」

「リムジンとオンボロ」

リムジンに乗る夢を見たのさ 
夢のまた夢 やかましいのさ

オンボロに乗り出掛けてくのさ
信号待ちで 並んだ車

それがリムジン 黒く光った
洒落た憧れ? 夢のまた夢

ノーブランドのモーター積み込み
エンジンストップ 止まった車

それがオンボロ 油まみれの
洒落たポンコツ 蹴飛ばしてやれ

ブレキもろくに利かないで
走る様はまるでおいらそのもので
後部座席のクマ達が
オンボロの中でゆらゆら揺れてる

それがロマン

オンボロに乗り出掛けてくのさ
助手席には分かる奴だけ

リムジンが良い?オンボロで良い
リムジンで良い?オンボロが良い

ガタガタドコドコ音を立て
走る様はまるでリズムマシンみたいで
後部座席のクマ達も
「高価なアイツは似合いはしないぜ」

ブレーキもろくに利かないで
走る様はまるでおいらそのもので
後部座席のクマ達も
オンボロの中で笑顔を浮かべてる

それがロマン

リムジンに乗る夢を見たのさ
夢のまた夢 構いはしないのさ

オンボロに乗り出掛けてくのさ
助手席には分かる奴だけ


これは東京へやって来て間もない頃すなわち俺が20歳の時に書いた詩で今読み返せば若いというかタイトルもちょっとなぁとかそんな感じもあるにはあるが今ならこんな書き方にはならんぞとか思う所もあるにはあるがライヴで演る事もほとんど無くなったわけだが今も考えは変わってないしポンコツにいつまでもロマンを感じる男でありたいし助手席には分かる奴だけ乗ってくれればええと思っとるしクマのぬいぐるみは俺の分身で高価なアイツは似合いはしないぜと訴えポンコツでは揺られながら笑顔を浮かべるとか詩の構成も決して悪くはないぞと思うに至ったのでちょっと載せてやりたくなった次第さそんなわけさ。

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April 29, 2007

夕方屋上

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疲れた目を休める為にあるとされる休憩中、俺は久し振りに屋上へとやってきて本を読む。俺はこの屋上を、好きな場所ランキングの上位に位置付けている。

P.S 内容は20年位前の本だが、この男は今と何ら変わってない(話した事もないし分からんけど、そう感じる)。そして自分で言うのもおかしいが、考えが重なる部分が多々出てくる、そんな本。

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超現実的

まったくもって良い天気だ。こんな昼時には、右手に煙草、左手にビール、小脇に新聞でも抱え、仕事場のすぐ近くで賑わう「JRA」にでも繰り出し、お馬さんへと歓声の一つ二つ上げたい気分だ。しかし現実、パソコン画面にへばりつき、8時間の勤務を持て余しとるに至る。これ、シュルレアリスム。

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ただただ書けば良い

小説の始まりの一行を、この前、ええ感じの出だしが頭にポッカリ浮かんどったのだが。いざ画面に向かってみると、いざ書こうとすると一行も出てこず、よー分からん事になってしまう。長い長いロール紙を用意して、タイプライターに取り付け、書き直しもせず、ただただ書き続ける、そんな文章に仕上げたい。これ、理想なのだが。いや、理想じゃなく、そうする。

P.S そういやライヴも近づいてきた。新曲数曲にカバー曲、演りたい、演りたい。

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April 28, 2007

10年後の自伝執筆

昨日はといえば変な時間に眠り、うしみつ前に目覚め、時間を空け、また明け方眠りにつくといった久し振りのパターン展開。さて、いつまでもくすぶったまま引きずってもらちがあかん為、発表する。俺は書く。何を?そう、小説を。テーマ、「10年後の物語」。俺自身の自伝ならぬ、10年後の「そうなるであろう」想像を勝手に膨らまし、自伝を先に作り上げる。これは面白い。今までの事を書き連ねるのもええが、未来の自伝を先に書く。これは新しい。これは面白くなるぞ。そう、どんどん頭にイメージがたまってくる。〆切?6月30日。延期?無。

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April 26, 2007

岡本太郎の心意気

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下北沢から急行乗り込みそそくさと向かう場所、向ヶ丘遊園「岡本太郎美術館」(写真1、2)。その時間、まさかの12、3分。嗚呼、穏やかな街。緑の中、奥までもぐり込み「青山時代の岡本太郎」鑑賞(写真3)。概念を知らん男、岡本太郎。それは外に堂々とそびえ立つ、もはや何と比喩してええかすら分かりかねる建物からも確認出来る(写真4)。その緑地一体、岡本太郎の心意気大爆発、かどうかは知らんが、何とも気の利いた雰囲気。SL機関車(写真5)、当然ワタシも胸躍る。喫煙はさすがに不可の雰囲気の中、灰皿があちらこちらと鎮座する。岡本太郎の概念からすれば、普通の灰皿では許されん、という考えの下設置されたであろう、どないやねん灰皿(写真6)。ワタシはここで堂々と煙草を燻らせた。口ずさむのは、

そこはとても自由な場所だった そこはとても自由で溢れてた

素敵な場所に出会った、そんな一日。

所詮単純明快

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この部屋出て行くまで金輪際開ける事はないであろうとされる(開け様がない)「収納」の壁一面に、遂に貼り出されたポスター。貼るのは勿体ないが、しまっておくのは更に勿体ないぞという考えの下、一気に貼り出されたポスター。これだけで気分一新出来たりしたりもする。

P.S ファンキーな曲にファンキーなベースを乗せたらファンキーさが100倍増した。だからワタシはバンドが演りたい。心躍るサウンドが頭の中でどんどん鳴っとる。

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April 25, 2007

洒落た夜

23日、渋谷クラブクアトロにて、「勝手にしやがれ」と「浅井健一」を見た。見てなんぼのライヴを、一部始終、詳細を書き記す事に興味はないが、一つだけ言える事は、久し振りに汗をかき、跳び、踊った。「勝手にしやがれ」のPAは、ミッシェルガンエレファントのPAだった人だった。その人に、「火を貸して下さい」と言われ、ジッポライターのオイルが切れとった俺は、たまたま持っとったミッシェルガンエレファントのライターを貸した。その人はそれに気付いただろうか。何だか感慨深い出来事だった、と思うと同時に、そうでもないか、とも感じる今日この頃。

儲け話

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行きつけの古本屋で見つけ出した一冊の本。他の本同様、棚に入れてあるにも関わらず値札が付いてない。そこで俺はそそくさと店員に尋ねる。

「この本はお幾らでしょう?」

この本がいかに貴重であるかに気付いてないレジの姉ちゃんは、定価1200円の文字を即座に確認し、さも最初からそうであったかの如く答える。

「こちらは600円になりますね」(フンニャー!!!!!!!)。

これが600円なら1000円の本ってどんなや。ええ買い物とはこの事を言うのだよ。

P.S 「レコード屋と古本屋にはロマンが満ち溢れている、常に細心の注意を払うべし」、これワタシの持論。

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April 24, 2007

怒りはどこにぶつけるか論

さて、立派な犯罪に巻き込まれているこのワタシ。昨日は、銀行に電話を入れ調査に出した。

「1ヶ月程お時間掛かるかも知れません」などと言う。それは分かる、分かるとしよう。

そしてこう言う、

「請求が既に行っているので、一度77999円(架空請求額)もお支払い頂いて、調査の結果が取れ次第そちらは返金させて頂く形になってしまうんですが」。

ワタシはくたびれた声で答える、

「それは支払えないです」。

システムかなんか知らんが、それで「はい、分かりました」と潔く答える輩なんかおるんか?もしおったとしたら、そんなモンよっぽどの「モグリ」や。誰が使ったかも分からんお金を、例え一時的とはいえ、立て替えてどうする?ワタシは底なしの「お人好し」か。しかし、電話に出た受付の姉ちゃんにこの怒りをぶつけてもお門違い、ワタシは一体どこに怒りをぶちまければええのか。そして次に電話を入れるのは、「セブン・ドリーム」、すなわち明細に記載されてあった、天下のセブンイレブン・インターネットショッピング。まず会員登録をして、それから商品を注文し、品物が部屋まで届けられる仕組み。無論、会員登録はおろか、その画面すら見た事のなかったこのワタシ。

「会員登録もしてないのに、請求がきてるんですけど」

「こちらでは分かりかねますので、クレジット会社へ連絡して頂いて...」

「そんなモン、もちろんしてますよ」

「いや、とにかくクレジット会社へ連絡して頂いて...」

「会員登録してあるかしてないかくらいは分かるでしょう?」

「いや、繰り返しになってしまうんですが、とにかくクレジット会社へ連絡して頂いて...」

ワタシは冷めた声で吐き出す、

「あの、万が一支払う事になったら(100%支払う事はないが)、訴えますよ」

「こちらも協力出来る事はさせて頂きますんで」

我ながら「訴えますよ」はベタやなと思いつつ、その言葉しか出てこんかった。ほんまはもっと洒落た言い回しで言ってやりたかったが、コイツも今の所、怒りをぶつける相手ではない気がした。「セブン・ドリーム」では、「個人情報」かなんかで、客のクレジット番号は一切把握してないので分からんという事だった。この手間の代償は一体誰がしてくれるんやとぼやきつつ、次に足を向けるべき場所、「警察庁」。そう、ワタシは立派な立派な「被害者」になってしまった様だ。派出所の気前のええ感じのおっさんに話し掛ける。

「とにかく身に覚えがないなら、支払う必要は一切ないです。しつこく請求がきても無視し続けて下さい。もし誰か家まで来る様な事があれば110番してもらえれば問題ありません」。

おぅ、分かっとる。そんな事は分かっとるぞ。ワタシは「支払うべきか」の相談をしに訪れた訳ではない。何でこんな事が起こったんか、その原因が知りたいだけだ。派出所のおっさんが言う、

「でもなんでこんな事になるんだろうねぇ、おもしろいよねぇ」

的を得た発言。確かにこの出来事は、イラつく事は数知れず、確かにおもしろい。これも含めて人生はおもしろい。一つだけ言える事は、この犯人は相手を間違えた。ワタシは何でも書き記す。もしこの犯人が捕まり、ワタシと対面する様な事になったその節は、「犯人とワタシ・夢の対談」などと銘打ち、一語一句を書き記す。場合によっては犯人の写真すら載せてやりたい。ワタシは会社名を伏せたりしません。ワタシに一切「非」はないと絶対の自信を持っておるからこそ、全て事実だからこそ出来る事です。ワタシはそんな事を恐れてはいません。なぜならこれは100対0の、立派な「事件」なのだから。

P.S こうなったらとことん追求してやるぜ。

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April 23, 2007

後の祭りか否か

選挙にも行ってないこの俺にどうこう物言う権利はないのかも知らんが、世田谷区長選挙が行われ、現区長が再選を果たした。3人の候補者の内、2人は「下北沢再開発計画を見直す」というテーマを掲げていたのだが、唯一、推進している現区長が再選した。この分かりやすい選挙には俺も一票投じたかった。初めて選挙に行きたいと思った。詳細は分からんが、とにかく「反対」しとる候補者に投じればええんじゃないかと感じた。しかし、ただ、結局思っただけで、実際に一票投じる事はなかった(朝一番に行けば時間はあった)。とある記事にこうあった、

「これから4年でくらし・福祉の予算はさらに削られ、下北沢の街は再開発の名の下に原形を留めぬほどにずたずたに改造されるだろう。候補を一本化できなかった政党・政治家の責任は重い」。

現区長以外の2人の候補者を1人に絞り、2人だけの選挙になっとったら、こんな事にはならんかったんじゃないか、という事。2人の投票を足せば、現区長を上回っとったという事実。もしその2人への投票が、「下北沢再開発反対」の為だけの投票だったとしたら、という事。全ては後の祭りとなった。かも知れん。俺に何か出来る事はあるだろうか。

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怒りが治まる事はない

怒りが治まる事はない

今日の昼

貴重な貴重な休憩時間を利用して

みずほ銀行へと電話を入れる

通常、「穏やかであるべき」とされる

貴重な貴重な休憩時間を利用して

夜には

勝手にしやがれと

浅井健一が

俺を2時間の異世界へと

誘ってくれるだろうか

しかし今現在

怒りが治まる事はない

朝、寝起きは悪く

イラついて暴れた

ぶっ飛ばしてやりたい

だから俺は逆に請求する

「77999円」の請求を

目には目を

嗚呼、目には目を



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April 22, 2007

1991年5月3日(金)から2007年5月3日(木)

良く晴れた日でした。1991年5月3日朝9時30分、俺と兄ちゃんは、「競馬ゲーム」のある、自転車で15分位のところにある行きつけのゲームセンターへと向かうべく家を出ました。家を出る前、黒い上下の服を着ていたこの俺に、お母さんは「真っ黒やないか」と、不快感を露にした声で言いました。小学五年生のこの俺は、「まぁええがな」とふて腐れて言い返しました。その日も例の如く、そのゲームセンターに着くまでの距離、二人で自転車で「競馬レース」をする事になりました。よく、俺が「逃げ」で兄ちゃんが「追い込み」、そんな具合でジョッキーになりすまして遊んでいました。うちのお兄ちゃんは、お父さんの血を受け継いだのか、「競馬」が小学生の時から何よりも好きでした。それはきっと今も変わりません。「音楽」など眼中にはなく、ただ「ギャンブル」が好きでした。昔は一緒になってよく遊んでいた記憶があります。しかし今となっては、連絡を取る事すら皆無に近い状態となりました。そしてその日も、俺が「逃げ」ている時、事故は起こりました。短い横断歩道の信号を無視してしまったのか、車に吹っ飛ばされてしまいました。俺にはその前後の記憶が全くありません。意識不明でした。変な言い方ですが、もしあのまま死んでいたなら、俺は何の痛みも感じる事なくこの世を去る事になっていました。しかし、俺はそう簡単には見捨てられませんでした。気付いた時は救急車の中、鎖骨が外れ(折れ)、それを治そうとしている医者が目の前にいました。俺の右肩には今も違和感があります。触ったり触られたりした時、痛みはないが違和感があります。頭も強く打っていました。事故から何日かは、立つ事はもちろん、座る事すら出来ませんでした。座っただけで頭がクラクラして気持ち悪くなりました。脳波に異常があり、退院してからも何年か脳波の検査を受けていました。頭に針を何本もさして行う検査です。一体、どれ位入院していたのか覚えがありません。そんなに長くはなかった気がします。いつからか、座る事も可能になり、歩く事も可能になりました。この一見「当たり前」の動作を「当たり前」だと思ってはいけないという事を、俺は自らの体験から学びました。俺はその頃から、「東京に行って音楽を演るんだ」と強く思っていました。具体案は何もなかったけど、とにかくそんな事を描いていました。それから10年も経たぬ2000年12月13日、俺は夜行列車に飛び乗り、東京へとやってきました。そして10年後、2001年5月3日。20歳の俺は、念願の「千葉LOOK」というライヴハウスのステージで、バンドメンバーを引き連れ、唄っていました。吠えていました。これは俺を筆頭に、あの事故の頃からは誰一人として想像出来なかった事でした。俺は生き返りました。生まれ変わりました。5月3日は「憲法記念日」ではなく、ただただ俺の大事な日となりました。

日付は日捲り 曜日は関係ない
曜日は記号さ 日付は関係ない

誕生日とあの日以外は 何も関係ない

つまらない男だと思うかい
つまらなさはそんなとこにはないぜ

他を当たってくれないか

その日暮らしのおいらにゃ別にどうだっていい事ばっかりで
その日暮らしの人達の哲学 それは鮮やかなはっぴぃえんど


あの時、死んでなくて良かったと強く思っています。その次の年の5月3日、俺はハードディスクレコーダーを手に入れ、「斉藤荘」という最高の住処で、曲作りに没頭していました。はたまたその2年後の5月3日、ジャマインカン・ミュージックに傾倒していたこの俺は、「Down Beat Ruler」というスカのイベントへと繰り出し、ジョン・メイオールの息子にしてスカDJ界の大御所、ギャズ・メイオールに7inchのレコードを手渡しで貰うという嬉しい出来事もありました。あのレコードは、ギャズ・メイオールから俺への、確かなプレゼントでした。その他にも、高級な靴を手に入れてみたり(俺の中で高級)、ターゲットマークの時計を手に入れたりと、俺にはなくてはならない日となりました。そして去年、俺はその日に合わせて、「下北沢off beat」という小さなバーで、
「俺が唄うブルースに首ったけ」と名付けたパーティを開催しました。世間一般から見ては、「パーティ」と呼ぶには程遠いものだったのかも知れませんが、やかましい、俺にとっては紛れもないパーティでした。つくづく思いました、「あれから15年後にこんな場所でこんな企画を出来ると誰が思えるか。人生は面白い」と。そして今年も「あの日」は近付いてきました。誕生日同様、血湧き肉踊る、丸16年目の「5月3日」が。今年も楽しくやる予定です。そして俺は今、元気です。俺は誰にも憧れてなんかいません。誰になりたいとも思った事がありません。先日郵送した「ROOKIE A-GOGO」のプロフィール欄、これといって書く事もなかったこの俺は、一言だけ付け加えました。「目指したいのは自分だけ」。そんな感じで、素敵な出来事がまだまだ尽きません様に。
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at 17:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

「下北沢BASEMENT BAR」にて

「THE BEACHES」がライヴを繰り広げた。それはもう当たり前の様に良かった。
まさかのサイケデリック・ナンバー+照明の具合+エコー掛かった声=覚醒感。
あんなモンある意味ヒッピーやないか。クラクラさせられたぜ。
ドラムスがボーカル&ギターの背中や表情を窺う顔が好きだ。
何が?「お前は好きに演れや、俺はお前に合わせて叩いてやるぜ」って顔に書いてあるところが。
あれこそバンドの醍醐味だと思う。あれは心強いんじゃろうなと、他人のバンドの事ながら強くそう感じる。
ハイハットとスネアと同じ使用頻度で、カウベルを日本一効果的に鳴らすドラムス。
独自の道を開拓したバンドはいつまでもかっこ良い。




April 21, 2007

気狂い請求書

今夜は予定を大幅に変更してお送りする。俺は今、怒っている。そう、真顔で。そう、鬼の形相の如く。届いた一枚の請求書。クレジットカード請求書(みずほ銀行)。俺はクレジットカードを基本的には使いたくない性質ではあるが、その便利性の高さに乗っかり、時に利用したりもする。THE BEACHES観賞後、気分良く部屋に戻り、「今月はだいたいこんなモンやね」と開いた請求書。開けて驚愕、ご請求額「89373円」。明細欄「セブンドリーム・ドットコム 77999円」。心から言っておくが、俺はこの「セブンドリーム」しかり「77999円」に何のゆかりもない。思い付く事が何一つない。さぁ、思いのままに怒ろう。気分のままに大声を出そう。場合によっては手が出んとも限らんぞ。次から次へと、俺をイラつかせる出来事は後を絶つ事がない。しかしこの出来事はその中でも中心になり得る。「セブンドリーム」とやらを文明の利器を駆使して調べて見たら、セブンイレブンのインターネットショッピングだった(お前のとこで買うモンなんか何一つないんじゃ、タコ!)。何がどう転んでこんな事になったんか。頭の良いどっかの輩がお金儲けの為にこんな荒業を使ったんか。もしそうなら、お前に一言言っておく。その頭を最大限に生かして、新たな事業でも立ち上げろ。きっと上手い事行くぞ。近々俺は貴重な休みの合間をぬい、みずほ銀行に電話をかける事になる(何で休みの合間にこんな事せないかんねん)。そこではきっと、こんなやりとりが繰り広げられる事となる。

「あの、使ってない物の請求がきてるんですけど」【物腰柔らかに】

「お調べしますのでカード番号をどうぞ」

(番号を伝える)【多少面倒臭そうに】

「いや、確かに使われてますけど」【愛想無く】

「いや、100%使ってないんですよ」【多少イライラと】

「そう言われましてもねぇ」【愛想無く】

「使ってない言うとるやろが!どこでも調べてみろ、もしそれで使ってない事が判明したらお前、その調べとる時間分の、貴重な時間分の時間給出せよ、タコ!」。【聞きとる事も不可能な程の張り上げ声で】

尽きる事のない押し問答。まぁこうなるかは知らんが、不愉快は極まりない。ひどく、ひどく面倒な事に知らん内に勝手に巻き込まれた(明細の利用日は3月26日、すなわち高熱で寝込んどった日)。この手間の責任は誰が取る?電話をかける際の電話代は誰がもつ?俺は無駄としか言い様のない時間は過ごしたくないんじゃ(しかし反面、この経験もいつかプラスになるかもと考えたりする俺もおる)。もし、もしも俺がこの「77999円」を支払う事になったらどうする?(最高裁まで行くけど)。このお金で「いせや」に何回行ける?「John Player Special」何本吸える?バンジョーだって買えるぞ、Vespaがだいぶ安く手に入るぞ、海外のレコード屋にさえ行けるぞ。たとえ俺に28億円の貯金があったとしても、俺はこんな馬鹿らしいと呼ぶ事さえ馬鹿らしいお金に1円も出す気はない。俺は一円玉と御飯粒を心から大事にしとる男だ覚えとけ、汚い手を使ってお金儲けをしようとする輩、ちゃんと覚えとけよ。俺は黙ってないぞ。

P.S 今日はこんな事を書く予定ではなかった。もっとポップな事を書く予定だった。それがそれが。これを1時間半以上かけて書かせた、この責任は大きいぞ(まぁ書きたくて書いたのですが)。そんな訳でこれから何日か、吠える日が続く予感のこのワタシ。


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April 20, 2007

やりたい事をやるだけさ

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昨日真夜中、BGMを「武蔵野タンポポ団」に、エレクトリック・ギターの弦を換えた。1999年12月13日、すなわち19歳の誕生日に手に入れたこのギターは今現在、ライヴで使う手段がない。「武蔵野タンポポ団」の如く、気軽に仲間が集まって演れる様な、そんなジャグ・バンド、一度は演ってみたいね。

P.S 溜まった本、じっくり聴きたいレコード、見たい映画、行きたい場所、書きたい小説、曲作り、勉強、「何もせん」をする時間。俺に暇はない。しかしながら11時間眠ったこの事実。BGMは「THE BEACHES」。すなわち、今夜、生で体験するヤツ。

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April 19, 2007

もどかしさは尽きる事がない

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苛々した。いらいらがイライラを呼んで苛々した。「ROOKIE A-GOGO」へと送りつける資料がようやく完成した。まぁなんと言うかあれだ、俺はこういう資料を作る時間があるなら一曲作りたい性質だったりもする。「ただ電話番号とCDだけ送って、もし相手が気に入ったなら、その時は勝手に電話でもしてきたらええんちゃうの?」と思ったりもする。まぁ相手にはきっとそんな暇ないのね。俺は媚びん。汚いCDで、審査員に聴く気すら起こらん様なら、どうぞ勝手に捨てて下さい(罰が当たる事覚悟でな)。そんな審査員に俺は用がない(誰もそんな審査員とは言ってないがな)。そもそも審査員ってどれ程の立場や、と思ったりもする。とにかく、そんなわけで苛々した。「だったら送るな」とお母さんにひどく怒鳴られたならば俺はこう答える、「そうですよね」。しかし、ぶつくさボヤキながらも明日朝一番で郵便局のおっさんに速達でお願いするのは、何を隠そうこのワタシ本人なのである。嗚呼、もどかしさは尽きる事がない。

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April 18, 2007

さぁ、ROOKIE A-GOGOへ

4月20日必着、FUJI ROCK FESTIVAL’07 「ROOKIE A-GOGO」デモテープ審査。俺は時に行動がとても遅かったりする。残す手段は「速達」のみ。北九州・下原元気宅で録音した3曲、すなわち、

1.自由
2.深夜高速バスブルース
3.スポットライトな生き方


パッケージする。通る通らんは関係ない(ほんまに)。ただ、「出る」可能性が1%でも残るのは発送する事が絶対条件であるという当たり前の事実のもと、「送ってみる」価値はあると、そう思っとるだけ。

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「第二回・俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

’07.7.3(火) 高 哲典企画

「第二回・俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

アット 下北沢ロフト



詳細はまだまだ未定だが、日程は確定した。随分と長い時間がかかってしまったが、とにかく演る事は決まった。男五人の一本勝負。何をたいそうにと思うか知らんが、俺は真剣だ。タイトルはやっぱりこれでいきたい、「新しい酒は新しい革袋に盛れ」。そう、俺の大事なことわざから。



April 17, 2007

選挙事務所・いせや 追悼・高田渡殿

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貴重な夜だった。それはまず、いせやを探す事から始まった。総本店は、閉店か改装か何かで、違う場所にあった。何故か上目線のどうしようもないポリスマンに道を尋ね、「いせや」へと向かう。途中、狭い歩道をのろのろ歩いて選挙運動をする立候補者。勝手にやったらええが、道はあけとけ。俺はそいつの名前を頭にインプットする。よし、こいつにだけは一票入れまい。そして、ようやく辿り着いた「いせや」。選挙事務所の如きプレハブ小屋の建物、汚い店内、ボロボロのメニュー票、割れとるにも関わらず使い続ける皿。全くもって言う事無し。最高という言葉を使っても良し。オグリ昌也と繰り広げる話題。嗚呼、満足満足。俺は注文する。ウーロンハイ。すなわち、高田渡大好物。ここは一つ、ベタにいこう。閉店22時。そして。「高田渡読本」をやっぱり手に入れようと駅に向かって歩いとる時。「追悼」の看板を立てて、「自転車にのって」を合唱する集団。「ええなぁ」と目を向けたその時、「あれ、もしかして!」と一人の男が寄ってくる。安部祐二。すなわち去年、俺の企画に出てくれた人物。「追悼コンサート」を演る事は知っとったが、まさか会えるとは思わんかった。これは偶然ではない。呼び寄せる見えん力があるんだと俺は思う。「音楽ってやっぱり繋がってるね」と握手を交わし、そこからは俺もオグリ昌也も自然な流れで参加する。嗚呼、嬉しい。高田渡を心から偲びたい。ギターを借りて、「69」「ブラザー軒」唄う。そして。サンロードを列を作ってパレード。「生活の柄」「自転車にのって」大合唱。嗚呼、素敵な夜。文字通り、高田渡にあらためて浸かった一日。BGCはもちろん、「タカダワタル的」。ほんまに貴重な人物をなくしたと思います。

P.S 下北沢ロフトの企画は、7.3(火)に決まりそうです。楽しい夜になる事以外考えられません。そしてそして。オグリ昌也をベースに迎えて最高のバンドを作る計画が出てきた。お互いの曲をバンドサウンドで是非演りたい。これが上手く行けば、楽しい事が更に更に増えるぞ。俺はマンドリンも弾きたい。オグちゃんの曲にはマンドリンが良く似合う筈だ。そんな話をこんな日に「いせや」で繰り広げ盛り上がった事実、嗚呼、嬉しい限り。明日は「高田渡読本」を手に入れよう。


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April 16, 2007

そうだ、いせやへ行こう

本日、急な思いで髪の毛切り上げ、今朝明け方5時20分、急に涌いてきた事、「今日こそ、いせやへ行こう」。そして俺は吉祥寺に向かう。オグリ昌也と高田渡とお酒酌み交わす。さてところで今更、「いせや」は何処にあるのか。とにかく行ってみれば良い。ポケットには?カメラだ、カメラ。

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April 15, 2007

「しらみの旅」

さて、明日は高田渡の命日。あれから二年。明日は休みをフル活用して、高田渡を回しまくろう。そう、それが出来るのも電気のおかげ。あの時テアトル新宿に、ヨロヨロのおじいちゃんの如き出で立ちで現れた時、やっぱり握手を求めればよかったと、俺は今も後悔をしている。

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歩きながら読みたい本

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本は気分によって読み替える。最近は、ブコウスキー、細野晴臣、そしてコレ。京都本店「JET SET」開業者、内門洋「海外レコード買い付け日記」。去年からあったが、途中で読みかけのままだった本。久し振りに開いたら面白く、また最初から読みたい気分になった。昨夜、暗闇の中で読んだのもコレ。今日、晴れ渡る空の下、歩きながら読んだのもコレ。俺は何と言うか、この手の本に弱い。タイトルを見ただけでもちょっとワクワクする傾向があるのである。

P.S 文明の利器に逆らいたい、とはよく言ったモンだ。ワタシはデジタルカメラと呼ばれる最新の機器までをも、駆使している。嗚呼、もどかしい。

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April 14, 2007

’07 6.5(火) ライヴ アット 下北沢デイジーバー

’07 6.5(火) ライヴ アット 下北沢デイジーバー

8ヶ月ぶりのデイジーバー。正式に決定した。読んで字の如く、燃える火曜日にしてやろう。そうしよう。


文明の利器には逆らえんのか論

文明の利器に逆らいたい。そんな事思っとるくせに、昨日は携帯電話で日記を書いた。ロウソクの明かりでは物足りず、携帯電話の「スポットライト機能」とやらを駆使して本を読んだ。最大点灯時間4分、4分毎にそれを繰り返して読んだ。暗闇が眠気を誘い、静かに眠りについた。俺は、携帯電話を使いこなせる様な、そんな男には何の魅力も感じてない。しかし、なんとももどかしい。結局、携帯電話に頼っとるこの事実が。今朝、電気は回復した。BGMには、「スパルタローカルズ」。現在、パソコンを駆使して、この日記を書き上げとる。しかし。今朝。電気通信と入れ代わるかの如く、携帯電話が止まった。おもしろい、おもしろい。何が起こるか分からん(まぁ支払ってないだけだが)。人生はおもしろい。

P.S パソコンを手に入れて2年4ヶ月、毎日なんだかんだ言いながら使っとるにも関わらず、「パソコンなんか馬鹿になるだけだぜ」という持論はいまだ捨てる事が無い。嗚呼、もどかしい。天気予報など当てにならんとぼやきつつ、最高気温などを毎日確認してしまうワタシ。嗚呼、もどかしい、もどかしい。

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April 13, 2007

ロウソクに囲まれて

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俺の部屋は電気で出来ている。もし、それが止められた時は、ホットコーヒーを一杯飲む事も許されず、シャワーを浴びる事もない。無論、レコードを聴く事が可能になる筈もなく、何かの充電が出来るわけもない。映画の一本観賞出来ず、MTRの電源が入る事もない。さて、俺の部屋には現在、電気が通ってない。支払いはしたが時すでに遅し、営業時間は終了致しました。そして俺は今、思案している。ロウソク三本の中でいかに本を読むかを。しかし俺は今、こう思っている。こんな日も必要だと。いかに日頃、贅沢な生活をしとるかが手に取る様に分かる。俺はシャワーを浴びれる事を当たり前だと思った事はない。電気がなくてもギターは弾けるし、俺の頭の中には常に音楽がながれとる。問題は無いといえば無い。こうして今夜、俺は静かな静かな夜を過ごす。真っ暗な冷蔵庫からビールを取り出す。そして明日、電気が回復した時、俺は今までよりも更に何倍も強く、電気や日々の有り難みを感じる事となる。

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April 12, 2007

ジャズはヘッドフォンで

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昨晩、久し振りにヘッドフォンでレコードを聴く。そして、読書。俺はこれを再び日課にするべきだと思う。毎日最低三十分ないし小一時間、そんな時間を作りたい。針の音、バチバチ音、これも含めてレコードだと、音楽だと、俺は思う。先程、バイクで三軒茶屋へ向かった。そう、新曲を口ずさみながら。帰り道、踏切待ちの時、一匹のネズミが突然現れた。そばに寄ってきて前タイヤの陰に隠れた。轢かん様にタイヤを軽く動かすと、ネズミは走り回り俺の愛用の靴にぶつかって、慌てて逃げて行った。そう、声を上げたのは俺であり、慌てて逃げたいのも俺の方であった。ただそれだけ。

「ロックンロールから枝豆まで」

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非常に面白い本。細野晴臣対談の本。ビッグ・ネームの間には、ジム・ジャームッシュの名も(内容は10年以上前のモノ)。2310円、しかし俺にとって、素通りする事は許されん本。

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April 11, 2007

ドツイテマワリタイ人達・番外編

先日、足を向けた先、汐留「Vespa展覧会」。こじんまりとした館内。客は一人もおらず、警備員、暇で暇でしゃーない雰囲気。ヒストリーを一気に読み上げ、展示台数5台のヴェスパを眺める(50年代のヴェスパも新車の様な佇まい)。そう、俺は何年も前から、ヴェスパへの強い憧れを抱いている。展覧会の内容はそんなに大したモノでは無かったが、乗り回したい、その思いだけは更に膨れ上がった感有り(ランブレッタの方が良かったりもするが)。そして、新橋駅構内で「DVD500円セール」。「あれ無いんか?あれは」と探って、見事見つけ出したのは、「ローマの休日」。ベタだが手に入れたのはこのワタシ。そして、次に足を向ける先、六本木ヒルズ。目的、ポリス「イン・サイド・アウト」。しかし、始まるまでに時間がある。街を歩く。しかし。俺はああいう場所が性に合わん。そう、雰囲気が。それは人が多いからではない。俺は、人が多いという理由だけで怒ったりするのはお門違いだと思う。周りから見ればこの俺も、立派な人なのだから。去年8月、ZEPP東京へ「BLACK LIST」を見に行った際、前の方でゆらゆら帝国を見とる時、同じく前の方におったカップル、男が女に、「こいつら、なんだよ!もっと静かに見ろよ。なー?」と声を掛けておった。こんなのは筋違いの最たるモンであり、「静かに見たいならそれに相応しい場所を自分等で見つけろ、このタコ」、の出来上がりである。BECKのライヴでもおったな、携帯電話で写真撮っとる輩。お前等何しに来たんや?曲そっちのけで、携帯電話ゴソゴソして、準備して。心はないんか、写真より心に刻み込む能力も持ってないんか。さて、舞台は六本木。狭い歩道、ノロノロ歩くおっさん、カップル、着飾った女同士。そう、ノロノロ歩くのは勝手だが、後ろの事を全く気にもとめてない輩。「何で俺が、お前等のペースに合わせて歩かなあかんねん」オンパレード。俺は列に並ぶという行為自体が嫌で嫌でしょうがない。電車に乗る時降りる時、改札口、エスカレーターで右は空いとるにも関わらず左に一列に並ぶ行為、銀行の振込み待ち(急ぎじゃない時は断固並ばん)、その他何でも。俺の歩くペースは早いか何か知らんが、それでも俺は、「俺より早く歩く奴おるかも知れん、自転車が来るかも知れん」と常に後ろを気にとめる。何でそんなシンプルな事が出来んのか。自分勝手にする前に、周りの迷惑考えろ。俺は完璧だと言いたいわけじゃない。でもあいつらよりはましだ。課長か社長か会長か知らんが、立場だけは上か知らんが、人間的にはよっぽど俺の方が上なんじゃないんか。嗚呼、腹立たしさはキリがない。六本木超高層ビル。ビルの窓に電気を当て、「イタリアの国旗」に見立て、その国旗(電気)が窓を上がったり降りたりしている。ちょっと待て。お洒落か何か知らんが、ここは日本だ。イタリア風、アメリカ流、パリジャンヌ、やかましい、ここは日本だ。もっと誇りを持ったらどうや。日の丸を掲げてみる気はないか。日本流をもっと大事にする気はないんか。博多弁、青森弁、訛り、もっと自分の言葉を大事にしてみる気はないんか。さて、映画館。上映前アナウンス。スクリーンでは漫画仕立てで、映画館のマナーについて説明しとる。「迷惑かける前に、相手の立場になって考えてみなさい」と主人公。「おぉ、ええ事言うなぁ」と一瞬感心したが、そんな事はもう俺にとって何年も前から分かりきった当たり前の事であり、感心しとる時点でおかしい。そんな事がわざわざ大衆の前で説明されとる時点でおかしいのだ。それは、部屋に入る時靴を脱ぐ位、当たり前の事ではないとおかしいのだ。内容のあまりない、ポリスの映画を観賞し、帰り道。電車をこっちが降りる前に乗り込んで来るおっさん達。嗚呼、俺は次々現れる気が狂っとる輩のせいで、頭が変になってしまいそうだ。人が多いのはしょうがない。でもその分、馬鹿を多く見る事になる。最後はもう、笑うしかなかった。

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P.S 写真は「Vespa展覧会」。一枚撮った後、「ここは撮影禁止です」と笑顔で言われた。そうかそうか。

これを書き上げて、俺はまたまた思った。本を書きたい。そして、こんな内容ばかりを集めた本がベストセラーになった時、日本は本物の自由を手にする事が出来たりするんじゃなかろうか。そうであってほしい。

April 09, 2007

稀にみる一日

何か書き上げたいけど、あんまり気分じゃない。朝から晩まで部屋に閉じ篭った。一つだけ言いたい事は、人生は何が起こるか分からんという何ともベタな事だ。BGMはチャゲ&飛鳥。そう、小学生の時に擦り切れる程聴いた、カセットテープ。

P.S 「おい、今夜は酒持って来い」。



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April 08, 2007

ヤツが奏でるジャズ・ファンクに首ったけ

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「THE BAKER BROTHERS」&「JAZZ ROYALE」。


帳尻合わせのトークにうんざりしたら

興味が無い事柄に嫌気が指したら

これ等がスピーカーを突き破るかの如く

溢れ出す、溢れ出す

栄養ドリンクが出る幕は

決してない



帳尻合わせのトークに用は無い

雨が降ってきた夜に 口ずさむ唄がこの世には無い
パトカーのサイレンが聞こえる様に 自然な感じで唄いたい

あの娘は陽気な口笛で 冴えん一日を乗り切ってみせる
俺はといえば口々に声に出すのさ もう帰ろうぜ

帳尻合わせのトークと俺は無関係
無愛想だとか言われたとしたって もう無関係

雨が降ってきた夜に 口ずさめる唄を作りたい
パトカーのサイレンのリズムで 小粋な感じで唄いたい


ファンクナンバーをちょいと一曲。完成はしてないが、早くライヴで唄いたい。俺は言葉遊びと、曲に言葉を詰めるのが好きだ。 



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April 07, 2007

洒落たあん畜生、それはBECK

BECK。洒落たあん畜生。7人編成。ドラムセット3つ。ベースの男もドラムを叩く。ヒップホップ。上品なヒップホップ。踊り難いリズム。複雑なリズム。田舎のカントリーソング。弾き語り。ガットギターの音。俺には一瞬、ステージの中央に立つ男が、ボブ・ディランに見えた。「LOSER」は無。しかしライヴは生だ。ジャンル、そんなモンは元から無い。一時間半、俺もおさむも、嗚呼、満足。

P.S 4.23(月) 勝手にしやがれ/浅井健一、チケット手に入れたぞ。そう、ライヴは映像じゃない、生だ。


April 06, 2007

拝啓・eBOOK-OFF殿

ワタシは、ジム・ジャームッシュの「NIGHT ON THE PLANET」、ブコウスキー「勝手に生きろ!」と共に、都築響一「ROADSIDE JAPAN<西日本編>」という本を注文した。そして二日程経った頃、連絡が入った。内容は驚愕、「都築響一の本に一部欠陥が見つかりました(おっ?)。本来ならば代替品を用意するべきですが、在庫が無い(おい?)。しかし、早くお手元にお届けしたい。欠陥はあるが読めない程の欠陥ではないと判断(??)。勝手では御座いますが、こちらは代金無償のサービス品として他商品と同梱させて頂きます(!!!)。誠に申し訳ございません」。料金998円の商品。欠陥があるにしても、そんな、読めん程ではない筈だ。それなら、店としては値引きして再度売り出し、俺の注文はキャンセルにしてしまえばきっと利益は出る。しかし。この会社の方針は他社と一線を画す。悪い言い方をすれば、これは単純な馬鹿だ。親切にも程があるぞ。逆にこっちが申し訳ない気分になる。100円の文庫本ならまだしも、998円もする本だぞ。きっと部門のお偉いさんが、イカシタあん畜生なのだろう。でもこの馬鹿は、見習うべき馬鹿だ。あくる日届けられた都築響一の本は、欠陥がどこにあるのか目を細めて粗を探しても見つからん程、俺の中ではきれいな品物であった事は言うまでも無い。



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April 05, 2007

近頃はライヴ観賞の季節

久し振りに波がやって来た。目に焼き付けたいライヴが目白押し。

4.6(金) BECK
4.20(金) THE BEACHES
5.7(月) THE COLLECTORS/ソウル・フラワー・ユニオン
5.20(日) SPARTA LOCALS

まだまだ増える一方。人のライヴばっかり見とる場合でもないか知らんが、ライヴを見るのは好きだ。見たいモンは見たい。まぁ、何と言うか、日本のロックン・ロール、俺は好きだ。日本語が一番伝わりやすい、これは当たり前の話だ。日本人なのに英語で唄って、「俺等は世界で通用するぜ!」とか何とか言っとる輩、「日本語で唄って世界に通用させるぜ!」という発想はないのか?まぁ、勝手にしてくれたらええのですが。

そして、

6.5(火) 高 哲典 ライヴ アット 下北沢daisy bar

90%以上の確率で決定。まさに、8ヶ月振りのデイジーバー。俺は演る。借りを返す。

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カム・オン・ベック

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BECK。「MELLOW GOLD」。溝が擦り切れて針が飛びまくるアナログ盤。口ずさむのは「LOSER」のみ。そこで、オンボロバイクに乗って向かった先、TSUTAYA三軒茶屋店。久方振りの三軒茶屋。久方振りのCDレンタル(グッドタイミング半額)。BECKを初めて(?)向き合って聴く。グッド・タイム・ミュージック。あんたイカシとるね。明日仕事後、彼がワタシを2時間の異世界へといざなってくれる。

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April 04, 2007

「John Player Special」

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はいはいはい、俺の新たな相棒、「John Player Special」。「John Player」、はてはてジョン・レノンか、どうかは分からんが、俺の心を結構満たすジャケット、茶色いフィルター。金輪際別れを告げた「LARK MILD」よりも10円お安い塩梅。とにかく、暫くコイツが俺のポケットを埋め尽くし、俺の苛立ちを和らげる。

at 21:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

演れ演れ演れ

座っとくだけ、という何とも不甲斐無い猿仕事を終え、急ぎ足で向かった先、下北沢デイジーバー。気付けば足を踏み入れるの、約半年振り。すなわち、去年10月、企画「俺の新しい酒は新しい皮袋に盛れ」以来。昨日、デイジーバーはとてもイカシタ地下室だった。四組それぞれがぶつかり合い、見ながら、「俺も演らせろ」感が沸々湧き出てきた。終わった後、皆で話をする。オグリ昌也(ライヴはぶっ飛んどった。もちろんええ意味で)、渡辺雅弘(5ヶ月振りの再会。素敵なナンバー)、そして初対面、華テープ小林(この日のトリ。俺は正直、嫉妬したぜ)。そこで、俺はやっと決断した。賽は投げられた。6月中旬から、遅くとも7月初旬、新たなイベントを開催する。そう、弾き語り企画。去年10月の企画が終わって以来、ずっとくすぶってはおったが、メンツが集まらず、延びたままになってしまっていたモノ=弾き語り企画。

タイトルは何が良いか?また

「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」でいくか、

「俺が唄うブルースに首ったけ」にするか、

それとも新たなモノを考えるか。とにかく個性溢れる、五組、六組の弾き語りスタイルによる、男だけの企画になる事は間違いない。

高 哲典
オグリ昌也
渡辺雅弘
華テープ小林

プラス、一、二組。「俺はこの中の誰にも負けん」。と、皆きっと思っとるじゃろう。勝ち負けなど、好みの問題なので関係ないが、とにかく個性をぶつけ合いたい。やっとまた、俺の好きな人だけを集めた企画が出来るぞ。そう、集まってくれる人達が少なからずおる事実、これが何よりも嬉しい。

P.S 拝啓・華テープ小林さん。まさかまさかの御近所さん(隣と言っても過言ではない)。俺とやっとる事は全く違うが、伝わるモンは伝わります。これから仲良くやりましょう。嗚呼、久し振りに嫉妬してしまったぜ。

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CRAZY・JT

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俺は今、怒っている。そう真剣に、だ。「LARK MILD」のジャケットが一新された。いや、されてしまった。よし、早速ではあるが、怒ろう。

このグラデーションは何や?ふざけとるのか?

それとも、

「新しいデザイン、これでどうですかぁ?」

「おぉ、これは良い!!これでいこう!!!」

なのか?誰がこれを作り出して、誰がこれを許可したんか。理解出来んにも程がある。そしてそして。どうぞ、引き続きお聞き下さい。これだけでも充分度肝を抜かれとるワタシであるのに、箱を開けて更に驚愕+幻滅(写真はBOXだが、本来はソフトパックしか手に入れたくない派)、丁寧にもフィルターが茶色からノーマルな白へと変更されていらっしゃるのだ。俺は茶色のフィルターに並々ならぬこだわりと愛着を感じとる男だ。「お前、見た目だけか?」と思われるか知らんが、フィルターが茶色じゃない煙草は、もはや煙草ではないと言い切ってやりたい、くらい感じとる男だ。それがそれが。さぁさぁ、宣言しよう。俺は煙草は止めん(現時点では)、がしかし、「LARK MILD」とは金輪際お別れしよう。勘違いするな、ふったのは俺ではない、俺は思いっ切りふられた側の立場だ。ただ、もうさよならの時だ。ポケットからもさよならだ。用はない(フィルターが白になる事によって、口当たりも全然違う)。何を大袈裟に、だと?ほっとけ。こんな付き合い、ワタシはもうしたくはない。「勝手にせぇ」ってか?うん、そうさせてもらうぜ。

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April 03, 2007

ただただそれだけでしかないお話

丁度6年程前、上京して間もない(3ヶ月位)この俺は、「THE KICKSTART DRIVER」というバンド結成直後、池尻大橋の「BEAT MINTS STUDIO」というスタジオで一曲だけのレコーディングをした。そして、後にも先にもそのスタジオに入る事はなかったのだが。近頃、高熱で寝とる俺の元に電話が鳴った。画面に「050~」、すなわち知らん番号。無愛想に出てみる。「こちら池尻大橋の~」と電話口の兄ちゃんが告げる。「2時間スタジオが無料で使えるので、宜しければ是非!」。よっぽど困っとるのか?俺は6年前にたった一回使っただけだぜ?俺は何とも切ない気持ちにならざるを得んかった、が、俺に出来る術は何も無い。ただ切なくなった、ただただそれだけでしかない、お話。


at 16:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

レイニー・ブルース

雨が激しく降っとるから

とても寒くて眠いから

そんな時口ずさむ唄が欲しいから

そんな詩 作る事に

今決めた

楽しみだね

うん

楽しみだ

P.S 部署移動により、やる事が一つもなくなってしまった仕事場より(やりがい皆無)。



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April 02, 2007

持ち運ぶのは弁当箱

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俺の相棒。コイツがあればマクドナルド要らず(まぁ今日映画館の中では頂いたが)。俺は鞄を持ち歩かん。がしかし、コイツだけは持ち歩く。蓋を開ければ小洒落た鍋にも様変わり。すなわち、俺の相棒。

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焼き付けたい

遂に、遂に。「フィッシング・ウィズ・ジョン」観賞。休憩挟んで二部構成。第一部客五人、第二部客二人。すなわち貸切状態。俺は時代遅れのあん畜生か、はたまた最先端のコンコンチキか。そんなモンは何でも構わんが、あそこまで少ないとは予想外。そして映画の内容とは、釣り。あのメンバーじゃなかったら何が面白いか分からんか知らんが、俺は声を上げて何度も笑った。音楽の使い方、会話、本物のおっさん達は何とも愉快だ。よって、DVDの到着が何倍も楽しみになった事は言うまでもない。

P.S ポリス「イン・サイド・アウト」、汐留「VESPA展覧会」、「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」、「岡本太郎展」、そして6月、松本人志「大日本人」。目に焼き付けるべきモノがまだまだ山積み。

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April 01, 2007

ライヴ観賞論

先日、仕事を終え向かった先、渋谷サイクロン。ダンス踊りたい気分。「BABY JOE」、俺は好きだ。何が?「俺等世界一かっこええと思っとるけど、何か文句あるか?」ってところが。中途半端なヤツ、自分に自信もないくせにステージに立っとるヤツは、曲どうこうじゃなく見るに耐えんが(個人的意見)、「俺等はこうだ」と嫌味無しに主張するバンドは、曲どうこうじゃなく格好良い(個人的意見。曲も良かったが。)。そして「ASIMOV」。声を上げるは、「かっこええどおい」。ライヴ観賞とはそういうモンだ。気分が高まれば声も自然と出る。俺もライヴが演りたい。早く見られる側に回りたい。

P.S 「見たいモンは何でも見とけ」精神の持ち主、このワタシ。まさかまさかの、4.6(金)BECK in リキッドルーム恵比寿(!!) チケット確保。こんなところで演るとはな(曲はあまり知らんワタシであるが)。

自由って一体なんだい

選挙の演説。「マイクを使うな、うるさい」と、関係者に頭突きをして捕まったおっさん一人。現行犯逮捕理由=「選挙の自由妨害」。頭突きはいかんが、おっさんはそこまで悪くない。「頭突きの自由」はないか?いや、それはないが、頭突きはやっぱり悪いか知らんが、どうも腑に落ちん感は否めん。「音楽の自由」はあるか?仮に下北沢南口で、「下北沢改造計画撲滅ソング」なるモノをスタンディングドラム付きで演奏したらどうだ?そう、捕まるのは頭突きを仕掛けて来るおっさんではなく、きっと演奏者側だ。だからワタシ、唄うのを止めない、「選挙と自由は結びつかない」。

P.S 歯の痛みは烈火の如く膨れ上がり、のたうちまわって約1時間後、徐々に消え去っていった。ワタシは悟った、「バファリンは用意しといた方が良い」。次はいつやってくるのか。

at 20:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

突然やってくる パート2

御飯を「頂きます」するその目前、またしてもヤツはやってきた。不安はまたも膨れ上がり、用意された料理は湯気をただ見つめるのみ。手の出し様がない。痛い。ただ痛い。

at 00:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 
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