October 2007

October 31, 2007

続・近年稀に見る映画月

「ボルサリーノ」

「女は女である」

「豚が飛ぶとき」

「オルゴール」

「ソナチネ」

「くたばれ悪党ども」

「ビリー・ザ・キッド」

「カッコーの巣の上で」

「バロウズの妻」

「英二ふたたび」

「暴力教室」

「タカダワタル的 ゼロ」

「ゴッド・ファーザーⅡ」

「河内カルメン」

「殺人狂時代」

「英二」

「俺達に墓はない」



半額レンタルで映画を借りる時、五本位なら「今週はちょっと少ないな」などという一丁前な考えが自然とよぎる様になってきた。すなわち、映画好きが板についてきたという事か。そういう事なのか。

P.S 「Mr.トム・ウェイツ」という本を手に入れた。何年か前に一回読んだ事があるが、今回手に入れたこれ、定価十円。もう一回、十円。アンコール、十円。スタンディングオーベーション、十円。ちなみに送料は三百四十円だが、それにしても安い。何故こんなに安いのか、それは神でも分からんのではないか。BGMはハンブルグ時代のビートルズ。これは不良の音楽。

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サスペンス劇場

インターネットとは脅威だ。何故脅威かを挙げればそんなモンきりがないが、例えば「歯」について御丁寧にも恐ろしい実話やら写真などが掲載されていたりする。無論、俺はそんなモノを自分で見た訳ではない。見せられたのだ。そして見事、恐怖は膨れ上がってきた。「歯」とは生きる上で最重要部品の一つで、「歯医者」とはある種のサスペンスだ。しかし幸か不幸か保険証は手に入り、態勢は整った。整ってしまった。逃げ場を失ったこの俺は、武士の心意気を胆に銘じ、断じて悪あがきをせず、二十六歳の成人男性として、いよいよ木曜日、歯医者に殴り込みに、いや、殴られに、そこらの歯医者へ駆け込む.......予定(怖いの)。

P.S 歯医者、こいつは敵。これを片付けるのは今年最後の大仕事か。

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October 29, 2007

アンサンブル

14時半起床。休みの日に午前中に起きた例が両手で数える程しかない。眠る前は確かに「明日はこれやってあれやって」と強く思っとるにも関わらず。そして夕方、「北沢出張所」へ駆け込む。そう、保険料を払い込む為に。一万円を納めたらその場で短期保険証が手渡された。その足で歯医者へ、は行かず目の前のディスクユニオンへ。もしディスクユニオンの中に歯医者があったならきっとスムーズに事は運ぶ。嗚呼、ごめんなさい。南口商店街の例のおっさんの店でチャーシュー麺を平らげ、俺の部屋の直ぐ近くにある、普通の一軒家の玄関に出された、「音楽喫茶・Tender」の看板を尻目に自分の部屋に戻り、高田渡を聴きながらコーヒーを飲んで、浮いた三百五十円をワーゲンバスの貯金箱に詰め込んだ。

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October 27, 2007

もう一杯くれ

昨日の俺はといえば、バイクでツタヤの半額レンタルに向かう途中、乗っとる途中に雨が降り出し、このまま突き進むべきかどうか考えとる矢先、ホイールからタイヤが外れ、それどころではなくなり、やむなくガソリンスタンドまで押して歩き、頭を下げて空気を入れてもらい、通常外れる事はないが、これはタイヤが外れていますねなどと言われ、苦笑いで切り抜け、修理という程ではないがとりあえず事なきを得、半額レンタルに向かう訳もなく、型破りのオンボロバイクで安全運転のお手本みたいな乗り方をし、雨に濡れながら部屋に戻り、一体何しに部屋を出たんか分からん様な気分を味わい、夕方、気を取り直して電車で雨の六本木に向かった。そこには「タカダワタル的 ゼロ」の会場があり、向かった。やっぱり映像を観る度に惜しい人をなくしたと感じ、オグリ昌也とボロボロの居酒屋で焼鳥かおでんが食べたくなり、そんな洒落た店が天下の六本木に鎮座しとる筈もなく、その前にこんなボンクラが六本木でお酒を嗜もうとしとる事実に並々ならぬ違和感を感じ、結果、前から目をつけてあった下北沢一番街の閉店間際のおでん屋兼焼鳥屋に駆け込んだ。焼酎と熱々のおでんを早口でかき込み、その後、おでん屋兼焼鳥屋の間近に鎮座するいーはとーぼへコーヒーを飲もうと入った。しかしそこではもう一杯いったろかという概念に誘われ、贅沢にもラム・テなる、六本木で日々働く姉ちゃんが寝しなに飲みそうな洒落こました飲み物を注文した。部屋に戻り、シバとなぎら健壱を聴きながらギターを弾いた後、俺は一日を終えた。一夜明けて今日の仕事はこれまた最低だった。俺は吠え、投げ飛ばし、嘆き、低能な吹き溜まり共に首を傾げた。今日の一曲、THE BEATLES「I’M A LOSER」。モデルガンで撃ちまくって、ティッシュの箱は穴だらけ。

P.S 吹き溜まり共に捧げるライヴは十二月某日。

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October 26, 2007

ダークサイドへ

ラムジンジャーを呑みながら煙草を吸い、歌舞伎揚げを食べながら映画を観る。歯に良い事は何一つしてない。これらはもれなくワタシの大好物、歯とは上手くやっていけそうにない。昔から歯は「朝磨く派」のこのワタシ、ここにきて朝、夜と二回磨いてみる事にした。しかし遅い、非常に遅い。昨日、口をめいっぱい開いて奥の歯を覗いて見た。黒い、鈍い色。明らかにおかしいぞと、気分はますますダークサイドへ踏み込むこのワタシ。

P.S 明日は雨、そして六本木と高田渡。

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October 24, 2007

微笑ましいエピソードを捨てる予定

最近のもっぱらの話題は「歯」であり、遂に歯医者に行く決意を固めた感のあるこのワタシ。俺の部屋には、かれこれ何年も前にとれた銀歯がいまだ転がっている。歯医者に行くとなればまず必要なのは保険証であり、ワタシにはまずそれがない。火災保険+地震保険はしっかりセットで払い込み、財産に対し万が一に備えたこのワタシ、自分自身に対しての保険は何一つ掛けてなかった。これはこれで何となく自分らしい感じのする微笑ましいエピソードではあるが、しかしいよいよ、自分自身の歯をないがしろにしてはぐらかすのは限界がきた。今現在痛みはないが、自覚する以上に俺の歯は悪い気がする。いや、ド素人の俺が見ただけで一目瞭然虫歯と分かる。取り返しがつかん事になる前に治療をしたい(この時点でだいぶ遅れをとっとるが)、ナニモノにも捉われず食事をしたい、そんな願望があるからして俺は近々、診療前から強張った浮かれん顔で、そして小刻みに震える体を何とか隠して(怖いからね)、歯医者の門を十何年振りにくぐる.......予定(怖いからね)。

P.S しかしほっとく方がもっと怖い事を悟ったこのワタシ(多分)。そう、まるで行く勇気がない(怖いからね)。

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October 22, 2007

何となく

BGMはトニー・コジネク。かなり良いがかなり雑音がひどい、これはかなり針を傷める。でも聴く。

何となく話した事が 何となく頭を離れずに
何となくでかい気分で 何となくが染み込んだ

何となく一人で居る様な 何となく一人じゃない様な
何となくセンチメンタルで 何となくが染み込んだ

これはワタシの新曲。次のライヴは一気に曲を入れ替えたい。

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October 21, 2007

終始御機嫌な御歌囃子

推定平均年齢五十一歳、競馬場の如き雰囲気漂う、此処は天下の日比谷野外音楽堂。第一部を終え、休憩挟んでこれから弾き語りの第二部。進化を止めん男、その名は岡林信康。


上のは休憩中に書き上げて、しっかりと送信ボタンを押したにも関わらず反映されてなかった文章。デジタルとは所詮コンピュータの機嫌次第なんか。それはさておき三十六年振りの日比谷野外音楽堂、岡林、御歌囃子。あの場において明らかに若い男このワタシ、終始御機嫌。夏祭りの如き「御歌囃子」は確かに日本のダンス音楽だった。そして日本三大MC上手い男、岡林信康は健在だった。まずMCだけでその場を掴んでしまう男、あれは芸が高い。最後は「また三十六年後に今度は天国で会おう」と言い残して颯爽と去って行った。あんたイカした男だね。

P.S 日比谷良い街。帰り道、右を向けば照明に照らされた噴水が、左を向けば堂々と突き刺さった東京タワーが。俺は自分の唄を口ずさみながら代々木上原から歩いて帰った。そう、良い気分で。

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October 20, 2007

昼下がりに

新曲、新曲、溢れんばかり。やっと俺の出番が来た、そんな感さえ漂う秋晴れの午後。とりあえず今夜は岡林信康。吉と出るか凶と出るか、それは観る者しか分からん事。

P.S そろそろライヴ決める。

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October 19, 2007

「バロウズの妻」

「バロウズの妻」観賞。

実話、アレン・ギンズバーグそっくりの役者、ウイリアム・テルごっこで妻を誤射殺、ウイリアム・テルというものの詳細は分かりかねるが何となく為になる映画。

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俺らいちぬけた

明日は岡林信康 アット 日比谷野外音楽堂。天候は今夜の雨から一気に大逆転、起死回生の晴天予定。

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October 18, 2007

自分の事をやろう

気が付けば新曲がある、そんな生活が理想です。時々、「曲を作ったところで誰が聴くんや」とか投げやりな気分になる事があるけど、そんな事を考え出したらラチがあかんし、曲を作る事に理由など要りません。名古屋だモデルガンだ映画だ他人のライヴだと騒ぎ立ててはおるけれど、自分自身の事を疎かにする訳には行きません。それにしても名古屋で観た野狐禅には参った。何回も観た事があるし、曲も知ったモノばかりだったが、俺は全身を硬直させて詩の中に引きずり込まれた。よって目に涙が溜まって、結果、零れた。気付けば毎回野狐禅のライヴではそんな感覚になってしまう感がある。本物はなろうとしてなれるモンじゃない。終演後ボーカルの男がすぐ近くにおったが、俺にはかける言葉などなかった。「良かったです」などと軽い言葉をかける気にはなれんかったし、その場に相応しい言葉など見当たらんかった。RADIO CAROLINEの楠部真也は、それはもう完璧だった。俺の中の日本ロック界三大ドラマーの一人は、いくら歩き疲れた体で観たライヴだとしても、いつまででも観てられる、そんなドラムを叩いた。さぁ、自分の事をやろう。

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October 17, 2007

「表現者」

「表現者」

指導者の云う事が全て正しいと俺は思わないぜ
指導者の云う事は全て疑うべきだとすら思ってるぜ

魂きれいに売り飛ばしてこの先何が残ると云うつもりかい
指導者の云う事に何でもかんでも従う男になりはしないぜ

付き合ってられないね

プラットホームの女の子 ちょっと何かが欠けてる様な女の子
ドラッグストアの女の子 何から何まで行き届いてる様な女の子

花柄テーブル円で囲んで未来の話を繰り広げてみたくもなるね
プラットホームの女の子と ドラッグストアの女の子と

付き合ってられないんだろうね

根本から変える必要がありそうだね
革命とかそんな大逸れた事じゃなくて
未来の話で盛り上がろうぜ
未来の話で盛り上がろうぜ

盛り上がろうぜ

浮浪者の云う事にちょっと耳傾けてみるのも良いね
浮浪者の云う事には真実が溢れてる様な気がするね

ふざけた事を口にしながら煙草ふかして夜の闇に消えて行く
ふざけた事を吐き出しながら疲れきってやっと終わったと床に就く

床に就いて夢を見る 浮浪者になった夢を見る
浮浪者になった嬉し哀しの夢を見る
浮浪者になった嬉し哀しの夢を見る

浮浪者になった夢の後 真実を見抜いてやる
浮浪者になった夢の後 真実を見抜いてやる



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October 16, 2007

MAUSER HSc

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オバQと仮面ライダー、夢の組み合わせ。ここは大須観音、昭和の雰囲気満載の玩具屋さん。モデルガン「MAUSER HSc」、新たな俺の相棒。我ながらええところに目を付けたんじゃないか、心底思う。こんな粋な遊びをしとる奴を、少なくとも俺は見た事がない。決して流行ってほしくないが、いつかブームが来るんじゃないかとヒヤヒヤしてしまう。例えば空き缶を十個並べて、「十発中何発倒す事が出来るか」なんてやってみろ、考えただけでゾクゾクする(俺だけか?)。ティッシュの箱を目掛けて転がりながら引き金を引き、箱に穴を開ける(俺は子どもなのか?)。誰にも相手にされんでも俺にはイカした息抜きになる。これは子どもの遊びではない、大人の遊びなのだと、疑う余地は俺にはない。

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映画部屋を作りたい

「ビリー・ザ・キッド」
「カッコーの巣の上で」観賞。


「ビリー・ザ・キッド」は何日か前に観た。ボブ・ディランはイカした役をかっさらっていった。「カッコーの巣の上で」は精神病院の話だった。ラストシーンがなんでああなるんか、一回観ただけでは俺には分からんかったが、あれはどういう事なのか。

P.S 俺は名古屋で手に入れたブルゾンのお金をそそくさと取り戻すべく、せっせと残業中(残り10分)。



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October 15, 2007

目覚めたのは12時間後

5時過ぎには下北沢に戻って来た。それから、モデルガンでティッシュの箱に弾を撃ち込んで遊んでから眠りに就いた。12時間、12時間眠った。嗚呼、やる事が沢山ある。BGMはニコ「チェルシーガール」、名古屋で手に入れたレコード。

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旅の締めを

海老名サービスエリアで前代未聞の一時間休憩。俺は旅の締めとしてジャンボアメリカンドックにかじりつくに到った。

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October 14, 2007

JUMP&JIVE名古屋

二日連続の「世界の山ちゃん」で、その名に相応しい世界の名古屋料理を味わい 、たった今バスに乗り込んだ所。公園で、捨ててあった空き缶を並べてモデルガンで狙い撃ちして遊んだ。あれは一周廻って大人の遊び、たしなみだ。贅沢は充分した、ジャンプ&ジャイヴを聴きながらバスの景色を眺めて、後はゆっくり眠りに就く。

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大須観音は夢の国

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大須観音、此処に来たのは必然だった。着いて間もなく、昭和の香り漂う玩具屋発見、店内にはモデルガン溢れんばかりでまさに夢の国。680円と3990円、最後まで迷ったが、親切なお婆ちゃんにまけてもらい3650円、それに決める。目的達成、趣味・射撃、言うてみたい。その後も歩き続け、何気なく覗いた古着屋。俺は高い服に興味などない。しかしごく、ごく稀に例外の品に出くわしてしまう時がある。それは今日、メイド イン ウルグアイ、一目惚れ、金輪際出くわす事はないであろうデザイン、形、サイズ、一生物、悩みに悩んで13440円カード一括払い、後の事は知らん、俺は今日を生きるぞのブルゾン衝動買い。その後、こちらも昭和の雰囲気漂う純喫茶で味噌カツドックを平らげ、名古屋を満喫。そして俺は現在、満足顔で公園に佇んでいる。

at 18:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

道標はある

朝食とはこうあるべきと言わんばかりの定食を食べ、名古屋駅間近の五階建ビルを丸ごと頂いたイカした古着屋(店員は一人)に置いてあったフリーペーパーにて、次に向かうべき場所は標された。大須観音、ここにモデルガンは眠っているのか。ブラックアメリカーノコーヒーを飲み干した後、直ぐ様其処へ向かう。

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とにかくおやすみ

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0時過ぎ、安ホテルにチェックイン。とにかく早朝から晩まで歩きまくった。ライヴでは涙が溢れ、そしてこぼれた。「世界の山ちゃん」で手羽先を遂に食し、その他の名古屋名物も楽しんだ。明日もきっと歩きまくる。10時チェックアウト。今日の事はまた後で詳しく書きたい。

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October 13, 2007

モデルガンを探す旅

名古屋は栄を歩きまくる。俺がここ最近レコード、本以外に珍しく欲しい物、モデルガン。映画の影響は計り知れん。俺には小学校時代、モデルガンを片手に持ち、刑事ごっこをして遊んだ思い出がある。その時の型と同じ、スミス&ウェッソン、再び手に入れたい。何処に行けば手に入るか、それは名古屋県民も知らん筈。

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「皿・ダ・カレー・一つくれ」

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早くも名古屋近辺。サービスエリア食堂で目についた「皿ダカレー」。常識を軽く飛び越えた皿に粋なネーミングセンス。食べてはないが俺の記憶に焼き付ける。

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October 12, 2007

向かうは名古屋シティ

今夜仕事を終え

向かう先

名古屋シティ

荷物は無い

散歩感覚

明日の早朝

その頃名古屋

毎回思うは

何処でも行ける


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October 11, 2007

「くたばれ悪党ども」

「くたばれ悪党ども」観賞。

鈴木清順監督、俺にとっての五作目。サウンドトラック、あるなら是非欲しい。内容?書くまでもない。派手な争い。

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October 10, 2007

日に日に人嫌いになる気がする

御多分に漏れず指図される事に対してこれでもかとばかりに敏感に反応する男、このワタシ。その相手がクズであればある程気が滅入る、うんざりする、うんざりする、気が滅入る。思い出しただけでゾッとする、俺が顔も知らんあの電話口のクズと同じ「人間」である事が嫌で嫌でしょうがなくなる。それなら俺は「人間」じゃなくなりたいとすら思えてくる。そんな事気にしてたらまた白髪増えるよとか人は言うが、俺はそれを素通り出来る程無神経でも馬鹿でもない。相手にせんかったらええのか。いや、俺はどうやらそんなに礼儀正しくないし、人間も出来てない。その前に何が出来とる人間なのか、そこに疑問がある。デリカシーの無さ加減に俺は失望してしまうのだ。一変に一日の気分をぶち壊す輩が後を絶たん。日に日に人嫌いになる気がする。旅に出たい旅に出たい、逃げる様に明後日は名古屋行深夜高速バスに乗り込む。

P.S 去年の10月10日は忘れもせん、「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」の日だった。あの日は朝まで呑んだ。俺は無職だった。他の奴は寝もせず仕事に向かったんだった。楽しい事やりたい。

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ヤクザ映画を立て続けに

「オルゴール」
「ソナチネ」観賞。


先日夜、そして真夜中観賞。「オルゴール」は二回目、俺は長渕剛の映画が好きだ。しかしこんな類の映画を立て続けに観たら、頭がホワンホワンしてくる。

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October 09, 2007

「豚が飛ぶとき」

「豚が飛ぶとき」観賞。

製作総指揮ジム・ジャームッシュ、監督は恋人サラ・ドライヴァー。期待の作品はオーマイゴッド、まさかまさかの茶番劇。

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如何に下らん輩が多いかについて

待ち構えた休日にして待ち構えた半額レンタル日。昼間から顔を出す。メモに従い、いや、あまり従わずビデオを抜く。ビデオとDVDが積み上げられた棚を鬼の形相の如く睨むと、気を惹くタイトル、メモには書いてなかったタイトルが目に飛び込んでくる。八本抜く。禁断症状、映画を観てないと不安になってくる。いつまで続くか知らんが今はそんな感じ。下北沢南口商店街、前から目を惹く小汚いラーメン屋。通る度にみるが、客がおる光景を見た事がない。店の外には写真付の大きな看板がある。「四十五周年記念・チャーシューメン四百五十円」。今日は遂に足を踏み込む事にした。客はゼロ、マスターのおっさんはカウンターにうつ伏せで寝た状態。わざと大きい足音を出すも暫く気付かず、まるで元気がない。参っとるのか。チャーシューメンと餃子二百円を注文する。旨い。何の問題もない。少なくとも俺にとっては。味など気の持ち様で変わる。もしその店に行列があり、チャーシューメンが九百五十円だったとしたら。きっと皆その気になって、「さすが」という気の持ち方で食べる。そんなええ加減なマインドコントロールに騙される程俺はアマくない。旨いモンは旨い、客が五万人入っても良くないモンは良くない、視聴率が二十八%でも興味がないモンはない。何度でも書く、ノーブランドのギターのヘッド部分を「Gibson」と本物そっくりに書き換えてみろ。「ギブソンのギターは音が良い」という概念に捉われ、マインドコントロールが働いて「やっぱりギブソンは違いますねぇ」とか何とかヌカす輩が後を絶たん状態になる。そこで俺はズバリ言う、「これ、ただ書き換えただけですよ」。すると今度は「ノーブランドのギター」の概念に捉われ、「そういえば低音が・・・」とか何とかヌカし出す。溜息。人はほんまに下らん。ノーブランドでも良いモンは良い、旨いモンは旨い、固定観念に捉われず物事を見据える事も出来んのか。とにかく俺はそのチャーシューメンを食べ尽くし、スープを一滴残らず飲み干す。おっさんはその空の器を見て元気を出してくれるだろうか。そうであってほしい。俺みたいなモンに出来る事はそれ位しかない。それ位の事しか出来んでもええなら、俺はずっとおっさんの味方でありたい。ヴィレッジ・ヴァンガードの「ワゴン内五百円セール」でレゲエとジャイヴのCD二枚を抜き取り、「チャーシューメン旨かったなぁ」などと考えながら部屋に戻って来た。「パルプ」を読み尽くした。やっぱり最高だった。

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October 08, 2007

とにかく明日は休みだという話

映画を観るのが日課になった。「ナイト・オン・ザ・プラネット」を観返した。あれはそう、真夜中に電気を消して観る映画の最高峰。「レザボア・ドッグス」の狂気に怯え、「イヤー・オブ・ザ・ホース」を観ながら眠りにつき、ボブ・ディランの「ドント・ルック・バック」を副音声で観返して解説に笑ったりする。昨日は「タカダワタル的」を観返す。惜しい人を亡くした、観る度に思う。ところで俺の仕事、八時間、時には九時間ノンストップに近い状態でトークを繰り広げる。頭の回転は休まる事がない。トークが売りのお笑い芸人がいかにシビアかについて思いを馳せる。仕事では阿呆な相手に対してでも、無理矢理にでも笑いを提供し、プライベートでも喋り倒す。感心に値する。かつて松本人志がラジオで言った言葉が蘇る。お笑い芸人は大変だと。自分が悲しい時でも人を笑わせんといかんと。それこそプロの仕事、お金持ちになるのは楽じゃない。「あれでお金が貰えて良いねぇ」とか何とかヌカす輩、必ず罰が当たる筈。コールセンターとは程遠い存在の男、それワタシ。六本木と高田渡、これ位程遠い。やる事はやるが生活の為、何かの為。プロの仕事、とても呼べそうにない。もはやこれに関し「プロ」とは何か、それが分からん。ところでブコウスキーの「パルプ」、仕事の合間やら何やらに読み返す。ストーリー、気の利いた言い回し、最高にして遺作。一行たりとも外れがない、これ位言っても差し支えない。これがもし映画化されたら?それはきっと面白くない。特に気が利くページは折り曲げて印をつける。そう、いつでも読み返せる様に、俺にとって勇気が湧く様な一行を。例えば?「俺は酒を飲み終えて店を出た。俺はぶらぶら歩き続けた。すれ違う阿呆どもの数を数えた。二分半で五十までいったところで、次の酒場に入った」。さて、明日は半額レンタルの日にして待ち構えた休日。

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October 07, 2007

濃いコーヒー

飲んだら一発で胃が荒れる様な

濃いコーヒーを飲み干したら

「新たな旅に出ようぜ」

と、誰かが呟いた


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October 06, 2007

行きたい所に行け

「タカダワタル的」の続編映画があるらしいという情報を聞いて早数日、今日はそのチケットの発売日だった。時は十月二十六日一日限り、そうと分かれば仕事だろうが何だろうがどうにかして観に行ってやるぞ精神の持主、我儘な男、このワタシ。なんちゃら映画祭の一環らしく場所は天下の六本木ヒルズ。高田渡と六本木、これ程似つかわしくない組み合わせはそうそうあるもんじゃない。「タカダワタル的」の中、天下の青山でライヴを演っとる映像で、「ワタシみたいな者がこんな所に来て良いんでしょうか」とか何とか皮肉たっぷりにおどけとるシーンがあるが、それと同様、天国の高田渡が右手に焼鳥、左手にウーロンハイで降りて来て、「あらま~」とか何とかお茶目な顔してヌカしたりしそうだが、場所が何処だろうが結局観に行かん訳にはいかん男、それワタシ。そして今日はTHE BIRTHDAYの武道館公演のチケットの発売日でもあった。二階席、あるいは三階席で、あんなバンドがあんな場所でライヴを演るシーンをじっくり観てみたい。とにかく両方ともチケットは手に入れた。それはコールセンターの機能を最大限に活用すべく、仕事場で手に入れた代物だ。俺の頭の中には「ぴあ」の電話番号が埋め込まれている。

P.S もちろん仕事をしてない訳ではない。その証拠にグッタリしとる男、このワタシ。

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October 05, 2007

トゥモローネバーノウズ

去年の十月の日記を読み返して見ろよ。昼と夜はまるで逆、仕事がない、やっと辿り着いた仕事には一も二も溜息、朝から見知らぬ街までバイクで行ったり、図書館には目から鱗、借りた本で読書三昧、書き方も今とは違う。企画ライヴを目前に控えた俺は、ライヴの内容と同じ、いや、きっとそれ以上に客が入るか否かに神経を磨り減らした。去年の俺と今の俺は何が違うか、それはよー分からんが、何も変わってない感は強い。俺は日に日に人嫌いになっていく気がする。誰とでも仲良くなど俺には到底出来そうにない。今日は夕方、「気狂いピエロ」を観返した。ちょっとのつもりが全部観た。今まで何回か観たが、今日が一番良く感じられた。つい先日、「ゴダールは解り難い」などと一丁前にヌカした輩はどこのどいつ、それはワタシだった。それから、「ポケットの中嫌な思いをしてやっとこさ稼いだお金」で三千四十五円のシャツを衝動買いした。フラっと入ったヴィレッジ・ヴァンガードでは、「ワゴン内五百円セール」で「BLUE NOTE」のCDを三枚引っこ抜いた。そして来週の今頃はそう、深夜高速バスに乗っかり名古屋へと向かう。明日の事など誰にも分かりません。

P.S ワーゲンバス、この貯金箱には夢という名の小銭がどっさり。

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October 03, 2007

「女は女である」

「女は女である」観賞。

昨日は「女は女である」を観た。ゴダールの作品は今までに五本位観たが、どれも解り難い(「勝手にしやがれ」以外)。

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October 02, 2007

いつまでも隠れてない

次のライヴが決まってない。いや、決めてない。俺はただの映画好き、レコード好きで終わりたくない。自分の作品があるからこそ他人の作品を見る権利があるのだと思う。昨日ギターを弾いてライヴを決める必要があるとふんだ。そんな訳で、そろそろ決める。

P.S 細野晴臣ヴァージョンの「PISTOL PACKIN’ MAMA」(オリジナルは40年代のカントリーらしい)、これは俺の中で最高のナンバーの一つに数えても何ら差し支えがない。仕事中、数え切れん程この曲の鼻唄が、溢れ出して鳴り止まんのだ。

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「ボルサリーノ」

真夜中、「ボルサリーノ」観賞。

去年の誕生日、特別な、通称「ジャケ買い」で手に入れた一枚のレコード、「ボルサリーノ」サウンドトラック。それから何ヶ月か経ったある日、そのジャケットを再度眺めてみると、ジャン・ポール・ベルモンドの文字。その時まで知る由もなかったベルモンド主演映画。図らずも好きな雰囲気というのは自然と繋がってくる。そうと分かればその映画を観てみたくなるのは自然の流れ、しかし時を逃してまた二、三ヶ月経過、そしてレコードを手に入れてから九ヵ月半にして遂に観賞。何でもかんでも雑食、とりあえず何でも観た方が良い。御多分に漏れず拳銃、そしてまさかのバッドエンド。

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October 01, 2007

近年稀にみる映画月

「10ミニッツオールダー」

「青春☆金属バット」

「アイアン カウボーイズ」

「男はソレを我慢できない」

「CUBE 2」

「TAXI DRIVER」

「東京流れ者」

「PULP FICTION」

「ルーツタイム」

「すべてが狂ってる」

「いつかギラギラする日」

「新幹線大爆破」

「レッツ・ゲット・ロスト」

「KING OF COMEDY」

「狂い咲きサンダーロード」
 
「ROOTS,ROCK,REGGAE」

「傷だらけの天使 vol.1」
 
「野獣の青春」

「殺しの烙印」

「DICK TRACY」

「トゥルーロマンス」

「俺たちに明日はない」



近年稀にみる映画月、2007年9月。計22本の映画は3分の2以上の確率で拳銃が出てくる。そしてバッドエンド。ルーツを探るという意味合いも込めて、この勢いはまだまだ止まりそうにない。










 

  





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「俺たちに明日はない」

真夜中、「俺たちに明日はない」観賞。

これも何年も前から頭の隅っこにあった映画だ。かの有名な「ボニー&クライド」、この二人の人物像をDVDの裏ジャケットを読んでやっとこさ掴んだ遅咲きのコンコンチキ、このワタシ(「俺たちに明日はない」が「ボニー&クライドの物語」とはその瞬間まで知る由もなかった)。そう、「ボニー&クライド」とは有名な犯罪カップルの事だったのだ。一つ謎が解けたという安堵感がワタシにはある。その謎を人に聞いて、あるいは文明の利器インターネットなどに頼らずに解けたという事実をワタシは誇りに思いたい。時を待てば、繋がるモンは繋がるのだ。

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