March 2008

March 31, 2008

勢いづく男

丸一日休みというのがなかなかない。あっても昼間は睡眠、俺が生きるのは夜、それもまた良し、こんな暮らし。そしてそれに拍車をかけるべく、


’08.4.15(火)

ライヴ アット 阿佐ヶ谷OIL CITY

’08.5.18(日)

ライヴ アット ストンプ


追加。久し振りにライヴスケジュールが次から次へと埋まりだす。そして俺は今、もっともっと埋めてやろうかと企んでいるのである。



March 30, 2008

そう

後は寝るだけ。ボロボロに疲れた。明日も忙しい、そう、俺なりに。

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March 29, 2008

地下室での安らぎ

早退したい気分を懸命に堪えた後、誰とも交わる事無く向かう場所、新宿ピットイン。其処では木村充揮と三宅伸治と梅津和時が心地良過ぎるセッションを繰り広げる。二部構成、休憩を交えたとはいえ終演23時。選曲もMCも絶好調であんな盛況なライヴを俺がもしも演ってのけたなら、俺はきっと朝まで眠れんだろう。明日はダブル・ワーキング、馬鹿は相手にしたくない。

P.S 「リンク集」なるコーナーから男達のホームページにとべる機能を追加。こんな事も出来るのか。俺はよく分からんまま、とにかくただ書きたい事を書きまくっとるだけなのだ。俺もホームページとかいうヤツ、作ろうか。

March 27, 2008

要するにパンク・スピリット

「CUSTOM MADE 10.30」
「LET’S ROCK AGAIN」観賞。


そして俺は時間を上手く転がし映画を二本観賞。伝説の奥田民生広島市民球場「ひとり股旅」、すなわち最初で最後のヒーロー。しかし映画にはそのシーンが意外と少なくオーノー。後者はジョー・ストラマー、何本かある伝記映画の中の一本。「ロンドン・コーリング」に気を良くしたこの俺は、観たつもりで実はまだ観てなかったこの映画を当たり前の顔して観賞。「ロンドン・コーリング」と被るシーンもあったが、ぶっ壊すだけがパンクだと思っとる輩が如何に恥ずかしいかを声に出すでもなく教えてくれる。俺が弾き語りで東京で初ライヴを演った時、高円寺ショーボートで俺はスペシャルズの曲に乗せて一曲目からこんな詩を唄った。

心の中に 
パンクスピリットがあれば

革のライダース着る事ないよ
別に酒が呑めんで良いよ

ルーディ・ア・メッセージ・トゥ・ユー

「No Rule」って書かれた
革のライダース着た兄ちゃんが
ルールとモラルをはき違えてんだ

ロック振ってるつもりだけの
どうしようもない偽者野郎さ

ルーディ・ア・メッセージ・トゥ・ユー

誰が決めたかも分からん様な
馬鹿な決まりに振り回されんなよ

問題は心にパンクスピリットがあるかどうか
中途半端な奴が金輪際ロックを語るな

語ってくれるな

ルーディ・ア・メッセージ・トゥ・ユー


すなわち俺が一人で演り出して唄いたかったテーマは最初からこういう類のモノだったのでしょう。無論、革のライダースを着るな、と唄いたい訳ではない。だって、ジョー・ストラマーは革のライダースを着ているのだから。


P.S BGMはROCKIN’REBELS。ロカビリーといえば俺はこの一枚(一枚しか聴いた事ないのだが)。このバンドはジャケ買いが大成功を収めた一例。





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エンジンかけまくる男

高哲典&安部裕二・合同企画

【Small Change Days】


まだ三月ではあるがしかし、六月に開催されるこの大イベントは日に日に現実味を増す。全出演者は後日一斉大発表を行うが、昨日はロフトのマスターと偶然下北沢の商店街でばったり出会い、直接顔を見てこの企画の話をつける事が出来た。この絶好なタイミングでの道端会議、こんな小さな出来事にも単純なこの俺は運命を感じる。マスターの粋な心意気も手伝い、ロックの日、下北沢ロフトへは六組の出演者が出揃う。そして太陽が照りつける真夏には京都、大阪、神戸、3DAYSも目論み中。もちろんその旅が実現すれば、三年連続甲子園観賞も自然の成り行きとして成立。俺はスロースターター、しかしエンジンがかかれば一気に畳み掛ける男。自分が動けば自然と楽しい出来事がついてくる。何歳になってもこの繰り返し。まだまだ何も終わっちゃおらんのだよ。

P.S BGMはSTRAY CATS。ロカビリー・アイ・ラブ・ユー。

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March 26, 2008

「スモール・チェンジ・デイズ」

高哲典&安部裕二・合同企画

「スモール・チェンジ・デイズ」

’08.6.9(月・ロックの日)

下北沢ロフト

’08.6.10(火)

武蔵境STATTO

2DAYS決定!!!!! 

詳細後日!!!!!!!!




とんでもない二日間になるに違いない。いや、とんでもない二日間にしてやろう。企画名は「小さく変わる日々」、そう、この日からまた何かが変わる。いや、変えてやろう。

March 24, 2008

弾き語りでパンクで日本語でオリジナル

一本電話が鳴る度に恐怖すら覚える仕事を終え、お金を稼ぐのは楽じゃないぜとフラフラしながらぼやきつつ、俺は4.13(日)の打ち合わせにバーへと向かう。それぞれが紹介し合い、それぞれがどんな感じの音楽で演るのかを発表する。出番がきて俺はすかさず答える、「弾き語りでパンクで日本語でオリジナル」。周りに合わせる必要は何一つない。俺は俺の個性で勝負すればええなと思う。一人一人が全く違った、今までとはまた一味違った味の出るライヴになる予感がする。あの場においても俺は全力で演る以外方法はない。しかし一つだけいえるのは、緊張+武者震いの方程式。怖いものなど何もない様な顔して演ってやろう、そうしよう。

P.S 本日は何故かクタクタ。ジョニー・キャッシュのスペシャルDVD手に入れたろかな。その前に「ロンドン・コーリング」もう一回観たろ。そういや、GEORGIE FAMEはどうだったのでしょうか。俺は常に気に止めつつもすっかり見送ってしまったのだ。

at 23:01|PermalinkComments(1)TrackBack(0)│ │日々 

バンドマンの生涯

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「LONDON CALLING
ーTHE LIFE OF JOE STRUMMER-」観賞。


不在伝票三枚、しかし遂に手元に届いたDVD。特典のTシャツを着て、何故かかしこまりながら観賞する。歌詞が字幕で出る時、説得力は格段に上がる。俺が好きなのはそう、レベル・ミュージック。すなわち真実の反抗音楽。アウトロー、これこそ本来の姿。サウンドトラックも抜群で文句無。

P.S 男の中の男達、依然企画出演交渉中。早いとこ発表したい。今年のロックの日は熱く燃える夜になる。

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March 23, 2008

戦前ブルースは雨の音

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多分に呑んだ。何だかんだで十杯近く呑んだんじゃないか。しかしあの場において本格的に酔っ払う事はない。オーナーは俺に、「いつも渋いのかけるよな、お前は」と言った。俺はいつもジャケットとタイトルだけで判断してレコードを引っこ抜きターンテーブルに乗せるのだが、そこからは自然と毎回渋い音楽が鳴る。一枚一枚レコードを回す度、「またお前は」と苦笑い。オーナーは言う、「でもこういうのしんみり良いよな、なー!」。素晴らしい笑顔の持主だと感じる。そんな瞬間、俺は素直に嬉しい。本日も自転車談義、俺は見事な自転車体型山岳タイプ、らしいが、俺はその点、ド素人の中のド素人。4.19~20大遠足、奥多摩まで約80Km、突っ走る。何で?自転車で。俺?そう、ド素人の中のド素人この俺もその一員。まるで自信などないが、俺はそう自転車体型山岳タイプ。世にいうマインドコントロール、手段はもはやこれしかない。オーナーは言う、「男の十二回払いで自転車を手に入れろ」。0時半、外国人二人組が店のドアの目の前で立ち止まり何やら話し込み、相談の結果店内には入らずそのまま去って行く。オーナーは言う、「この音楽のせいだ、こういうのも良いけど商売としては選曲も考えろよ」。その音楽とは哀愁漂う戦前ブルース、消しようのないバチバチ音。俺個人の考えではそんな音楽がながれるバー、これは最高だと思うが、なるほど、別の思考もあるのか。そういうモンなのか。それに合わせるのが商売というモノか。勉強、勉強。俺の中の数え切れん目標の一つとして自分の店を出してやりたいというのがある。これはまだまだ理想に過ぎんが、働いてない時から考えると確実に一歩は前進しとるといえる。土曜日は朝10時から最低でも夜中2時オーバーで働く。しんどくもあるが何か気持ち良くもある。オーナーは言う、「人生は一回きりだぜ、お前はやりたいと思う事全部やれ!」。激しい説得力だぜ、全く。何度でも書くが、こういった経験は二ヶ月前の俺からは想像出来ん日々なのである。おぉ、天狗様に敬意を。

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March 21, 2008

水面下で動き出す楽しい出来事

水面下で少しずつ、しかし確実に動き出す俺の企画。いや、粋な男が一人加わり合同企画、何と2デイズに発展の可能性。演ろう、やってやろう、とことん。詳細は未定だが初日は6月9日(月)、すなわちロックの日。これ、俺にとってかなり重要な日付。ここらでロックの日がやってくる度、毎年思い出す事になる様などでかい企画を一つ。

BGMはボブ・ディラン「ナッシュヴィル・スカイライン」、この、ふざけた声(良い意味)、これにはどんな意図があるのか。それとも何もないのか。多分後者。気持ち良い事をやろうとしたら自然とこうなったのでしょう。


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エレベーターでは気を抜くな

エレベーターへ乗り込み、エレベーターガールの位置につく。先客三名が降りる際、自然の成り行きで「開」ボタンを押す。二人目が降りる頃、扉が閉じ、降りる男に閉まる扉が軽くぶつかる。俺は「開」ボタンをしっかりと押し続けとるにも関わらず。三人目が降りる際、また扉が閉じ、女もまた閉じる扉に軽くぶつかる。「何やこれ、壊れてますやん」と鼻で笑い箱の中で一人になったその時、俺の目に飛び込んできたのは、「開」ではなく「閉」を力強く押した俺の中指。そんな訳で激しく自己嫌悪。俺はそのエレベーターへ乗った際、閉じかけた扉を無理矢理開けて乗り込んだのだ。礼を言い乗せてもらったのだ。しかしこの俺は、恩を仇で返すかの如く、早く降りろと言わんばかりに「閉」ボタンを連打した恰好になった。なんせ、最後の女が降りる時、俺の中指をじっと見つめていたのを思い出す。そんな時も俺はその中指をアピールするかの様に良かれと思い込んで「閉」を押し続けていたのだ。人の事偉そうに言えんなぁという出来事を俺自身がやらかしてしまった時、俺は人一倍激しい憤りを感じる事になる。

P.S 本日「ロンドン・コーリング」、届くだろうか。仕事は残り十分。

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下北沢コーリング

俺はやる、演る、何を、

「第三回・俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」

を。急遽思いつき、やりたいモンはやってまえ精神が抑え切れずグイグイ湧き出した故、それを存分に発揮し一気に仕掛ける事にする。数少ない音楽仲間、久々に一緒に演りたい男の中の男達に交渉中。詳細未定、新しい刺激を求めて五月下旬~六月上旬開催を予定。



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March 20, 2008

待つ男

雨が降りしきる夜は静かに映画でも観たい。何の映画を?ジョー・ストラマー・ドキュメンタリー「ロンドン・コーリング」。俺はクラッシュの事を心底好きだと言い切れる自信は全く持ち合わせてないが、この映画には強く惹かれる。そこで、映画館での上映も見逃してしまったこの俺は、迷った結果DVDを注文するに至った。それが手元に届くのをまだかまだかと待っているのである。しかしそれよりも待っているのは、あの男からの連絡だったりもする。BGMは曽我部恵一。レコード・プレイヤーの調子が非常に悪く、困ったりもする。

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March 19, 2008

バーと昭和と戯け野郎と

昨日はタトゥーと自転車をこよなく愛する男がバーに遊びに来てくれた。まかないで作った自慢のペペロンチーノをお通しとして出し、そのあまりの旨さに心底驚いとる様子がこちらからも窺えた(という事にする)。あの場が溜まり場となり、とりあえず来れば誰かが呑んどる、といった具合になれば俺はもう何もいう事はない。しかし夜が深まるにつれ客足は途絶え、俺はアメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバルの映像を見て過ごした。

今日はといえば夕方まで眠る事は避け、雨の中向かうは外苑前ワタリウム美術館、「流しの写真屋・渡辺克己写真展」。俺はこの人の事を何一つ知らんかったが、その粋なタイトルとチラッと見た写真に惹かれ足を運ぶ。60年代からの歌舞伎町の人物を撮ったモノばかりだが、そのバックの風景に細かく目をやると激しく昭和が香る。現在2008年、しかし40年後にはやはりこの2008年も古臭い風景と貫禄を醸し出すのだろうか。昭和の迫力は凄い。

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帰りに珉亭で定食を平らげる。俺の席の真後ろに座った若い男二人組の一人が戯けた音楽論を繰り広げる。「バンドやるならこうこうこうで」「それならああした方が良い、こうした方が良い」「弾き語りならコード見ながらやってると、仕組みが分かってくるから」「いや、だからー、そうじゃなくてー」うんぬんかんぬん。おい、やかましいわタコ、音楽に決まりみたいなモンがあって堪るか。偉そうに語るお前は何者や、お前が勝手に枠におさまっとるだけやないか、何もかも知り尽くしたかの様な口振りで語るな、一番分かってないのはお前やぞ、黙って聞いとる相手も相手や。帰り際、抑え切れず、「やかましいんじゃド阿呆、二度と音楽の事語るな、この戯け野郎」と胸ぐらの一つや二つ掴んでやろうかと思ったが、俺に話をされた訳でもなく、冷静に考えると全く関係のない事に気付き、もちろん止めた。あんな偽者を俺は久し振りに見た。何しろ顔と口振りでそいつがどういうヤツかは大体分かる。俺が偉そうにいえる立場でもないが、あんな偽者とは気が狂っても友達になる事はない(まぁ、友達になってくれと頼まれた訳でも何でもないけど)。

P.S ショーケンの自叙伝、早く読みたい。

at 22:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

March 18, 2008

俺と虫歯とブルースと

歯医者に一時間オーバー。本日でメインとされた三つの虫歯を遂に完治。半年近く費やしようやく歯医者とはお別れ。とはいかん。ビコーズ、俺の口は虫歯だらけ。三つ完治したところでそのまだ三倍近く虫歯は滞在。後二年は歯医者に通う事になるのではないかと思いを巡らせながら俺の保険証、今月末で期限切れ。問題は尽きる事ないが、本日下北沢のバーでブルースとソルティ・ドッグでも嗜みながら、山積みの問題について語り合わないかい。かい。

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March 17, 2008

おいそれ本末転倒

何かの洗剤を使った自殺が急増しとるとニュースは伝える。それを全国ネットで伝える事に一ミリでもメリットはあるのか。インターネットで自殺のやり方が流出しとるという情報まで丁寧にも提供してくれる。もう一つおまけに、「こうこうこういったやり方で」とその自殺の仕方までアホ面の神妙な面持ちで詳細な解説が始まる。「おっ、これで死ねるのか」と思う事はあっても、「じゃあ、気を付けよう」と思う事はない。何故なら洗剤を普通に使って死ぬ事はない。死ぬ気になれば鉛筆一本でも死ねるかも知らんが、あんな報道は「こんな手段もありますけど」と自殺の宣伝の様にさえ思えてくる。何しろ本末転倒、報道が自殺を更に煽っとるこの事実を、「報道の自由」と呼ぶのか。自由をはき違えた輩より恥ずかしいモノはこの世にない。と、こんなところに書く俺もひょっとしたら悪かも知らんけど。BGMは友部正人。イエス、レベル・ミュージック。

P.S ショーケンの自叙伝を喉から手が出る程読みたい。さぁ、「傷だらけの天使」を観よう。

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昨日より今日より明日

ジュークジョイントから一夜明け、今夜は下北沢BASEMENT BARでライヴ観賞。M.J.Q、野狐禅。握手を二回、手短に、しかし、お互いしっかり目を合わせ、俺は北九州で録音したCDを渡し思いを告げる。何年も前からいつか一緒に演ってみたいと思った人に。自分の歌だけを唄う姿に激しく共感を覚える人に。お互い自分の歌だけを誇らしげに唄うライヴ、実現したなら俺はまず跳び跳ねる。そして武者震い。やりたい事はまだ腐る程あり、昨日よりも今日を狙いたい。冗談じゃない、俺は心底本気です。                      

P.S 現在真夜中4時オーバー。例の如く想像が膨らんで興奮して眠れずにいる男、このワタシ。

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March 16, 2008

Juke Jointで唄った夜

’08.3.15(土)

オグリ昌也企画「Asagaya Juke Joint!! Vol.1」

アット 阿佐ヶ谷 Oil City


・北野オサム
・高哲典
・オグリ昌也

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1.ジュークジョイントのテーマ
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる(仮・新曲)
3.明大前にて
4.夢の暮らし(仮・新曲)
5.自由
6.ロマンチック
7.深夜高速バスブルース
8.ラウンドミッドナイト
9.何を想う

俺は企画者に、「こいつを呼んだのは失敗だった」と思われる様なええ加減なライヴは間違ってもしたくない。その思いが見事プラスに働き、俺は問答無用のライヴを繰り広げた。皆が皆そう思ったかは知らんが、少なくとも俺にはそう感じた。無論、あの時こうすれば良かったなどと思い返せばいっぱい出てくるが、それにしてもなかなかのモンだったといえるのではないか。自分の事を勝手にこんな風に捉えられるこの俺は幸せ者かも知らんが、今年初ライヴは満足度が沸点間近。こんな気分に浸れるライヴはそんなに多くはない。因みに「阿佐ヶ谷 Oil City」はこの企画がこけら落としライヴだった。俺は「こけら落とし」という言葉に激しく激しく興奮する男なのだ。現状で満足するつもりなど毛頭ないが、この企画に出演出来た事が心底嬉しかった。そしてまた呼んでくれたら更に嬉しい。反応も上々で、良い出会いもあり、久し振りの人も初めての人も来てくれ、俄然力は増した。それが有るか無いかでも全くライヴは違うモンになる。出演者の北野オサムさんが打ち上げの席で口にした「明日も一緒に演りたいね~」、これに尽きる夜。イカした企画だった。

P.S 始発の時間まで未開拓タウン阿佐ヶ谷で過ごした。自分の出番が終わるまで何も喉を通らんかったこの俺は早々に酔っ払い、そして吐きもしたが、割と早目に正常に戻った。駅前の広場で何時間も馬鹿話をし、時に歌い、笑った。そして。企画者の男は、「ふらふらのべろんべろん」と辞書で引けばそっくりそのままあの姿が出てきそうな雰囲気を漂わせ、明け方の街に消えた。


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・無断掲載、文句は受け付けてません。


March 15, 2008

シャウトする夜

日付はいつの間にか変わりいよいよ本日、

’08.3.15(土)

オグリ昌也企画「Asagaya Juke Joint!! Vol.1」

アット 阿佐ヶ谷 Oil City


これ。

力の入れ過ぎには御注意を、空には敬意を。酔い潰れる、それもまた良し。

俺は唄う、自分の唄だけ。


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March 13, 2008

4月13日とは何と粋な日

1975年4月13日、キャロル日比谷野外音楽堂にて燃え尽きて解散。その33年後、すなわち2008年4月13日、現代のキャロル、THE MACKSHOW日比谷野外音楽堂にてライヴ(多分解散)。この瞬間を一ロックンロールファンとしては非常に観ておきたいのだが、俺にはどうしても外せん大事な出来事がある。それは、

2008年4月13日(日)
LIVE AT STOMP


俺、これ。こちらも負けず劣らず大事な瞬間。これをすっぽかして日比谷野音に向かったりしたら歌唄いの名に傷が付く。その前にまずは明後日、何と今年初ライヴ。雨が降ったりして。それなら俺は唄おう、雨の唄を。

P.S BGMは曽我部恵一。一時離れたが、やっぱり好きなんです。


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March 12, 2008

不思議な空間の中で

客足が途絶えた。客が来るまでカウンターに座り、カルーアトニックやら何やらを呑み、オーナーと自転車ロードレース観戦。自転車に関する様々な事を教わる。俺に「自転車レースに出ろ」と言う。まさか。部屋に戻りホットコーヒーを淹れ、BGMはオレンジ・カウンティ・ブラザーズ。好き。今夜は不思議且つ愉快な夜だった。

P.S 煙草の本数がまた元に戻りつつあるこのワタシ。

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March 11, 2008

せわしない パートⅡ

歯医者に一時間を費やし、トム・ウェイツとボブ・ディランを聴き、ギターを弾き唄い、いざバーへ。新曲、土曜日、もう目前。明日はシオン&キャット・スクラッチ・コンボ観賞。

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ラム・セッション

夜中にギター担いで散歩がてら歩く。ハバナ・クラブという粋なラムをロックで二杯。そして始まる気軽なセッション、4.13(日)開催の宴の打ち合わせ。俺はあの場を第二の音楽部屋と捉えてもええだろうか。捉えさせてもらってもええだろうか。何しろあんまり寝てないが目は覚める。魅惑のビートルズ、トム・ウェイツ、俺は歌唄い。グレッチを爪弾く、俺みたいなモンが。いや、自信がない訳ではない。魂には自信がある。4.13(日)は危険な夜になる、俺にとって。

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March 10, 2008

せわしない

明け方まで働いて、9時就寝18時起床。なかなかペースが掴めずせわしない。15日はもうすぐ。新曲、新曲。BGMは吉田拓郎、好き。

P.S 土曜日、昼間の仕事を休んだ。嗚呼、GEORGIE FAME、未だ悩む。

at 00:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

March 08, 2008

夢の暮らし

たまに考えてもないのに、洪水の如く文章と音楽が降ってくる夜がある。それが来れば俺は時間も気にせず没頭し、煙草をパカパカ吹かしながら一気に畳み掛ける。詩は降ってきたものに手をほとんど加えず、曲も小細工は一切必要なし。よってサビというサビもなかったりするがそんなモンすら必要ない。降ってきたモノだけで全てがOKと思える唄がある。そして考えて作った曲が馬鹿らしく思える程作業は速い。タイトルこそまだ付いてないが、これは次回のセットリストに必ず組み込む。

P.S こんな事が毎日の様に起これば言う事はないが、そんなに世の中は甘くない。

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「地下室のセッション」

「地下室のセッション」

地下室のセッション 埃っぽい階段
下りれば更に埃っぽい溜まり場

ピアノの上にコーヒーが香る
花瓶を挟み 横には灰皿
数十本もの吸殻 溜まった灰皿

主はソファー 真っ赤なレザー
ゆっくり腰を上げ 咥え煙草で
ピアノに近づく 地下室のセッション

夜も昼もない

地下室のセッション 埃っぽい溜まり場
仲間が集まり 思い思いの場所につく

吊り下がる裸電球 ドラムのカウント
スウィングなイメージ 煙草灰だらけ

心も踊る 世界をシャットアウト
夜も昼もない 純粋なビート
揺れる裸電球 地下室のセッション

死ぬまでここにいよう 死ぬまでここにいよう
仲間を集めて 死ぬまでここにいよう

心が踊る 世界をシャットアウト
夜も昼もない 地下室のセッション

溢れるコーヒー 地下室のセッション


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March 07, 2008

グルーヴする夜と朝

下北沢ロフトでライヴを観た後、「STOMP」で旨いお酒を何杯か呑んだ。部屋に戻りシャワーを浴び、レコードを回しゆっくり聴き入りながら、俺は電気ストーブを点けたまま眠りについた。目覚めた時は三時間後、レコード針のキューキュー鈍い音、これで目覚めた。俺は気分良く酔っ払ったのだ。針と曽我部恵一ランデヴーバンドのレコードはA面の終わり部分を三時間も回り続けた事になる。そして今朝、起きる気は起きず五時間遅刻。休む事も出来たが、あまりの体たらく、不甲斐なさを感じ、悩みに悩んだ挙句、俺は来た。何の為に?そう、GEORGIE FAMEを観に行く為に。俺は現在、PCデスクに鎮座中。二日酔い?そんなものは微塵もない。

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March 05, 2008

理想的な夜

昨日は楽しい楽しい夜だった。俺はお酒を作り、友達が合計五人も遊びに来てくれた。大事なものは素敵な仲間、あまりにベタ過ぎるが少なからずこんな仲間がおってくれる事が心底嬉しかった。まだ不馴れな俺にとってそれは何よりも心強い。「ここはあなたに取って天国だね」と言われた。同じ様な事を皆に言われた。確かにそうかも知れん。あのタイミングは奇跡だったといえる。俺はまだまだで不安が多く油断すると急降下しかねんが、好きな事をもっともっと突き詰める男になりたい。

P.S GEORGIE FAMEまさかの来日ニュース。場所は天下のコットンクラブ。大枚叩いて繰り出すべきか、真剣に悩む。

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March 03, 2008

危険過ぎる

土曜日、初めて自分で流した店内BGMはサム・クック。それに続くはハウリン・ウルフ、マディ・ウォーターズ、ハウンドドッグ・テイラー、ジョン・ハート、ダニー・ハザウェイ、マジック・サムetc...。あまりにもそのままな感があるが、あの場において俺の未開拓の音楽、レコードはまだまだ山程ある。とにかく全部片付けて店を出たのが5時前、翌16時前まで俺は眠りこけた。今日は今日とて渋谷では、電話口のデリカシーが欠けてしまった輩相手に喋り倒し、しかし俺はこれによりこの街に住む事が許される、すなわち大事な収入源ではある。ところで、

’08.3.15(土)

オグリ昌也企画「Asagaya Juke Joint!! Vol.1」

アット 阿佐ヶ谷 Oil City



近い、非常に近い。気付けばもうすぐなのだ。阿佐ヶ谷未開拓タウンにて、俺を初めて観る人達を目の前に俺は唄うのだ。おぉ、早くも震えてくる。

P.S 年が明けたと思ったらもう既に三月。これは危険過ぎる。


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