October 2008

October 31, 2008

東京セレナーデ

大江慎也の本を読みながら0時前には眠ってしまった。

ドイツに行く夢を見た。

行って帰ってを繰り返すクールな夢を見た。

ドイツに行きたくなってきた。

ブコウスキーのポスターが壁から剥がれ落ちてくる。

最近よく剥がれる。

強力両面テープを俺にくれ。

強力バディもついでにくれ。

ところで本日ダブルワーカー、懲りもせずPC前に鎮座せざるをえん男このワタシ。

明日は朝も早よから長野行き。

二泊三日の壮絶な自転車旅。

これはある意味大仕事なのではないか。

二泊三日、誰にも気を使わずゆっくりしたい。

グッバイ東京。

ところで俺は鉄道博物館に行きたい。


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October 30, 2008

焼きつく光景

ルースターズをバックに従えて中央にチバユウスケが立ち、初期ナンバーを次々と唄い出す。

バックには池畑潤二とクハラカズユキのツインドラム。

「新型セドリック」「セルナンバー8」etc...。

あの光景を19歳の俺が観たなら、最前列に弾け飛びもっともっと興奮したに違いない。

俺も大人になったのか。胸はさすがにバクバクしたが。

とにかく俺は、出てきただけでオールOKみたいな、そんな客にはなりたくないし、そんなにミーハーではない。俺は内容で勝負がしたい。

夢が叶った筈の男は唄い終えた後、あまりにもクールにステージを去って行った。

バットしかし日が経つにつれ、やっぱりあの光景は記憶に焼きついて離れん。

アンコールでは、シオン、浅井健一、チバユウスケ、この三人が同じステージに立ち、

バックにロックンロール・ジプシーズ、HEATWAVE、JUDE、堂々と構える石橋凌、

曲は天下の「ロージー」。

池畑潤二生誕50周年祭りでの出来事。

池畑潤二が4時間に亘り断然主役を努めた夜。

部屋に戻ったら、大江慎也の本を読み返す事にしたい。

今夜はゆっくりとした夜を過ごしたい。

とにかくルースターズは俺にとって特別なバンドなのだ。

行って良かった、観といて良かった。



大言壮語でゴー

布団に潜り込んで10時間は眠った。眠ってやったぞコノヤロー。おー、素晴らしい休日。夜は夜とてフラワーカンパニーズ観賞。当初、今日という日は竹原ピストルさんとタテタカコの「公開スパーリング」(いまだ未観)を、「おっ、水曜なら観に行けるんちゃうんけ!やっと観れるやんけ!」と意気揚々だったが、何かの拍子に、「あっ、フラワーカンパニーズ下北沢か!久方振りに観に行っちゃお!」に切り換わり、チケットを引き換えたその二時間後にそれが同日である事に気がついて落胆した。こんなミスを犯す事は至って珍しいといえる男このワタシ、そんな経緯でとにかくこちらも久方振りのCLUB QUEへ出向く。

フラワーカンパニーズは俺が元々好き嫌いに関わらずまるで嫌味がない格好良さで、相も変わらず最もバンドらしいバンドだった。

バットしかし、俺のはらわたを見事に煮え繰り返す事に成功しやがった他の2バンドの出現。イギリスはマージービートの猿真似、所詮それで「格好良い」と言われたところでお前等が格好良いのではない、マージービートが格好良いだけだ。個性の欠片も持ち合わせず人気は急上昇、それでいて我が物顔、俺にはとても出来ん芸当。うーん、ミゾオチ三発喰らわせてもお釣りを頂きたい。そしてワーキャー言われてまんざらでもない素振りの四流バンド。あんなの久し振りに観たぜ。悪いけどハナで笑わしてもらうぜ。

もしもあいつらが「君、なかなか良いね」などと俺に軽口を叩こうモンなら、俺はきっぱりとこう言ってやろう、「お前に言われたないわ、このタワケ野郎!!」。

あんなバンドが左団扇でのさばっとるのなら、俺の出番など一生ないのかも知らん。バットしかしはっきりといえるのは俺は間違ってないぞという事実、俺の企画に出てくれる様な男前は人気こそそんなにないか知らんが、しょうもないバンドよりも1000倍は素晴らしいぞという事実。あの人気のあるバンドにこの人気もお金もないヤサグレ中途半端茶髪が下克上かの如く上の上からモノを言ってやろう、「もっと個性を大事にしろ、個性を。イミワカルカイ?」。あんな偽者の人気、俺には一切必要ない。とりあえずスクービードゥに土下座でもしやがれ。

ところで俺はピカソ展に行きたい。

P.S 無論「俺は完璧だ」、そういいたい訳ではない。少なくともあんな偽者バンドよりはよっぽど俺等の方が面白い、こういいたいだけだ。俺はたとえ人気が出んとて、俺だけの唄を唄いたい。それが出来ん様になる位なら音楽などいつだって辞めてやる、辞めてやるぞコノヤロー。


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October 29, 2008

真夜中に息をしろ

真夜中に息をする。

布団に潜り込んで12時間はぐっすり眠りたい。

そんなに眠っても起きた時、朝8時なら良いのに。

BGMはトムウェイツ、

そう、真夜中に息をする音楽。

明日はフラワーカンパニーズを久方振りに観賞。

ところで福生に行きたい。



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October 28, 2008

すなわち突き抜け放題

ヘビーデイズは尽きる事なく、この流れのまま俺は今週末から長野の山奥へと出向く。

そう、二泊三日の壮絶な自転車旅。

それはさておき、


’08.11.17(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」
アット 高円寺楽や
w/上田健太郎/うつみかや etc...


こちらが確定。もう一組は現在交渉中。今まで演る機会がなかったニュースタイル仲間を新たな旅へと誘う、そんな趣き。この企画は毎回趣きが違う、それこそが理想郷。

そして、

’08.11.30(日)
LIVE AT STOMP!!!


こちらは色んな意味で背水の陣、そんな趣き。

この調子で行けば、あっという間に年末、いや、年末さえもいつの間にか突き抜けるぞ。そう、何でも突き抜けたモン勝ちの理論に則る。


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October 27, 2008

振り返る1ウィーク6ライヴ

’08.10.19(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」 
アット 下北沢off beat
w/ルードバレエ/加藤愛/今村竜也とウエタケユキオ


1.自作自演屋
2.ラウンドミッドナイト
3.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
4.どうにかなりそう(仮)
5.夢の暮らし
6.自由
7.愛すべき日々

ルードバレエ・吉村隼氏とまさかのASKAトークを繰り広げ、京都拾得で知り合った加藤愛と下北沢で再会し、竜也兄貴とウエタケユキオ氏にほのぼのする。打ち上げでは兄貴と色んな話をしたが、終始「そんな事はどうでもよかろうもん」と諭される。「どうでもよい事なかろうもんですたい」と一騎打ち、すなわち俺の考えは簡単には変わりそうにない。そしてそれで「よかろうもん」と思う俺は、早い話ある意味自分勝手なのだといえるね。


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’08.10.20(月)
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.1」
【高哲典VS松島英生】
※オープニングアクト/シムスケ
アット 高円寺楽や


1.楽やのテーマ
2.表現者
3.ポップアートの偽者の住人
4.喜怒哀楽な男
5.深夜高速バスブルース
6.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
7.どうにかなりそう(仮)
8.自作自演屋
9.ラウンドミッドナイト
10.夢の暮らし
11.自由
12.愛すべき日々

お客さんは最後まで減る事無く、松島英生氏と一時間勝負。こんなのはまるで久し振りで感慨に浸る。最後の曲を唄い終えたその時、完全に突き抜けた気がして大いに笑う。そして、呑む。


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※写真はボヘミアン・シムスケと、いつかは一緒に演りたいウッドベースクレイジー・亮平佐藤。

’08.10.21(火)
十条フォークジャンボリー&高哲典合同企画
「饗宴寺」
アット 高円寺楽や
w/十条フォークジャンボリー/KEYNA/くないきんのすけ


1.何を想う
2.雨が降ったって大丈夫
3.自作自演屋
4.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
5.愛すべき日々
6.東京ライフ(with ニトログリセリン)
7.スポットライトな生き方(with ニトログリセリン)

二日連続の高円寺。人間に最も必要な心の持主、ニトログリセリン氏と二曲。客が減ろうが俺が悪いんじゃないぞ、そう、事情はあれど帰るお前等が悪い。十条フォークジャンボリーと朝の5時まで語り合う。呑む。


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’08.10.22(水)
LIVE AT STOMP!!!


1.ストンプのテーマ
2.どうにかなりそう(仮)
3.自作自演屋
4.ラウンドミッドナイト
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.夢の暮らし
7.愛すべき日々


★トムウェイツ・カバー・スペシャル
1.アイスクリームマン


波に乗ってきた男このワタシ、この場においても全く迷う事無くフルスイング、この場でのライヴで一番感情を込めて唄う事に成功し、俺は俺の道を確かに進む事にも成功する。心地良く呑む。

’08.10.23(木)
松島英生&池袋トライ共同企画
【マイク一本十番勝負 其の四】 
アット 池袋トライ


1.どうにかなりそう(仮)
2.明大前にて
3.何を想う
4.愛すべき日々


5デイズ最終日。空気をグッとこちらに引き寄せ、それにさえ成功すれば俺は絶対にミスはせん。理想通りのライヴ展開で気分は絶頂。終演後、タップダンスのNOИちゃんのビートをバックに俺が唄う、そんな試みをする約束を交わす。イカしたセッションバンドが組めそうな、そんな気がして胸躍る。メンバーは頭の中にいっぱいおる。松島英生氏、十条フォークジャンボリーと健闘を称え合い、呑む。

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’08.10.25(土)
ライヴ アット 世田谷区民会館ホール


1.自由
2.愛すべき日々


広い。俺は何故こんな場所で唄っとるのか、まるで意味が分からず笑う。「愛すべき日々」をのえさんと、死んでしまったお父さんと、一人で暮らすお母さんに捧げる。確かな意思をもって捧げる。最後の間奏部分で通常なら拍手が起こるが、ところがどっこいすっとこどっこい拍手の欠片も無く、客席に向かってギターを掻き鳴らしながら満面の笑顔を送る。とにかく色んな意味で面白かった。

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このライヴウィークが始まる前、俺は減煙減酒を考えた。バットしかし、それは考えただけで終わった。回を重ねる毎に声はスコーンとぬけ、緊張とは無縁。無論、次は2ウィーク13ライヴを狙う。最後に見に来てくれた人達に一言告げたい、俺みたいなモンの為にありがとう。企画に二つ返事で賛同してくれた人達に一言、またドカッと演り合おうぜ、あなた達のおかげで俺はさらに自分を強く出来る。ガソリンがあれば何処にだって行けるぜ。





October 26, 2008

丸二日分の一日

区民会館ライヴはとてもとても楽しかった。

ヒップで最新の新鮮な気分を味わった。

完全な場違い人間このワタシ、バットしかしそんな事は一向に構う事無く、演りたい事をただただ演れば良い。

苦笑いで俺はアウトローを気取った。

あんな場所で「ブレイクスルー・アコースティック」を開催したならばめちゃめちゃに盛り上がるぞ。

問題は集客、これ一点。

「【ポイ捨てと自由は結びつかない】を世田谷区のスローガンにするには、まず何処に言いに行けば良いですかい?」

とMCで問ったら、下手側関係者、そして目の前の客席がドッと沸いた。笑いが起きた。

そんな瞬間は後にも先にもこれだけだった。

それだけで成功だと幸せ者の俺はいえる。

笑いが起きた事に俺は心酔したが、よくよく考えると俺は「笑われた」のかも知らん。

バットしかしそんな事はどうでもよかろうもん、俺は至って真面目だ。

もしも「笑われた」、すなわちあれが万が一失笑であるなら、

俺がそいつら全員を逆に失笑してやればよかろうもん。

俺は至って真面目だ。

【ポイ捨てと自由は結びつかない】、文句があるならかかって来い。

背負い投げして差し上げるよ。

どちらにしても俺はヒップで最新の新鮮な気分を味わったのだ。

それだけで良い。

その後はバーで2時までドントストップ。

一日は長い。

詳細は後日。



P.S ところで明日はいよいよ休みか、休みなのか?

と自分に問いかけてみる。

おー、休みだ。やる事は尽きる事が無い。

夜は夜とて、敬愛して止まん池畑潤二50歳アニバーサリーライヴを観賞。

まだまだ行けるぞ、ほんまに。











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October 25, 2008

ファッキン雰囲気の下でパンクを

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寝過ごして本番後に起きる夢を見、そして何度もそんな姿を想像しながらも本日の場合、どんなに朝が早いとて無断欠勤は許されず向かう場所、区民会館。クラシック臭漂うファッキン雰囲気の下で一人パンクを唄う男このワタシ、現在はコーヒー&シガレッツで余裕の一吹かし。本番は14時17分より。入場無料の大盤振る舞い、君もここぞとばかりに駆けつけてみないか。

at 12:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

名を刻んでやろうぜ

午前9時過ぎ、目覚めたものの起き上がるに起き上がれず、ゴロゴロを続け、気付いた時には午後16時オーバー。すなわちコールセンターすっぽかし人間このワタシ。おー、後味が悪い。

丸2日程、何も考えずに過ごす日を設けたいが、まったくもってそんなに甘くはない。

バーでは下北沢ロフトのナイスガイがスナック感覚で立ち寄ってくれ、嬉しい言葉を残して去って行く。

あんたの言葉はいつだって、俺が常にこうありたいと思っとるその頭の中をそのままに伝えてくれる。こんなにも心強い事はない。俺が自分で自分を自画自賛する必要もなく、この兄貴は俺の最高の理解者なのではないか。すなわち俺はその言葉一つで何処にだって行ける。

さて明日、


’08.10.25(土)
ライヴ アット 世田谷区民会館大ホール


10時40分入り、俺の出番は14時17分~。

大丈夫、10分あれば大丈夫、2曲あれば大丈夫。

俺は必ず世田谷区民会館で名を刻む。



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October 24, 2008

幸せの5デイズ

5デイズ終了。

注いだ神経は途切れる事無く、5日目にしてウナギノボリを極めた男このワタシ、

無論、やるべき事はまだまだあるが、迷う事は何もない様に思える。

今日はといえば最後の曲を唄うのが勿体無い程、掴んだ感が確かにあった。

それを馬鹿の勘違いとヌカす輩がおるとすれば、

お前はモグリか、モグリなのか?

この様に問い詰めてやろう。

問い詰めちゃおう。

まったくもってノープロブレム、今の俺は強いぞ、

この様に胸を張るとしよう。

ところで明日は休みか、休みなのか?

この様に何度も自分に問い詰めてはみるが

返ってくる返事はまさかのダブルワーキング。

冗談は茶髪位にしとけよ、お前。



P.S 総括は明後日に控える、

’08.10.25(土)
ライヴ アット 世田谷区民会館ホール


この一大ライヴを終えてから。

区民税を払った事のない男このワタシ、千二百人収容の区民会館へ殴り込み。











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October 23, 2008

下北沢が高円寺を挟み込んだ瞬間

四日目終了。

後二週間は突っ走りたい心意気。

風邪が流行っとると巷ではヌカすが、

俺はといえばノープロブレム極めた状態。

唄う事が面白くてしょうがない。

真夜中に何日も連続で中華料理屋に出向く生活。

口癖の様に唱えるは、俺は何も悪くない。

詳細は後日。

そして休むヒマなく向かうのが、


’08.10.23(木)
松島英生&池袋トライ共同企画
【マイク一本十番勝負 其の四】 アット 池袋トライ


先日ツーマンで演り合ったばかりの松島英生企画、

先日夜明けまで呑み語り明かしたばかりの十条フォークジャンボリーも共演。

俺はといえば明日もきっと「玄や」(中華料理屋)へと出向くのだろう。

そして俺が今行うべき行動はたったの一つ、そう、浴びるシャワー。

BGMはASKA95年作「NEVER END」。

この名盤が三軒茶屋のレコード屋で百円そこらで売られとるのを発見したその時、

俺は大いに憤慨した記憶がある。




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October 22, 2008

エブリデイズ・パーティ

三日目終了。すなわち折り返し地点。

まだまだ行ける、まだまだ行きたい、終わりたくない。

昨日とは一味違うエンジ色の夜。

そう、俺等は何も悪くない。

散々呑んで、十条フォークジャンボリー・イン・マイルーム。

詳細は後日。

そして休むヒマなく向かうのが、


’08.10.22(水)
LIVE AT STOMP!!!
20時開演/1000円


俺が今行う行動はたったの一つ、

そう、とにかく眠る。


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October 21, 2008

黄金の夜を手に入れて

二日目終了。そして完全にウナギノボリ調子な男このワタシ、一曲唄い忘れても全十二曲、一時間近いライヴ展開。

「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ」の第一回に松島英生氏、類い稀なる殴り合い、そんな演り合い、取っ組み合いなツーマンが出来てもはや満足の沸点は唯にオーバー、黄金の夜を見事に獲得。

即興のボヘミアン、シムスケ。この男への感謝も断じて忘れる訳がない。

詳細は後日。

そして休むヒマなく向かうのが、


’08.10.21(火)
十条フォークジャンボリー&高哲典合同企画
「饗宴寺」
アット 高円寺楽や
w/十条フォークジャンボリー/KEYNA/くないきんのすけ
20時開演/1000円


遂にやってきた感漂う「饗宴寺」。これがまたウィットに富んどるというか何というか。また今日とは違う空気で繰り広げる四組の取っ組み合い。

とにかく、眠る。


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October 20, 2008

黄金の夜を目指して

一日目終了。固い、緊張とかではなく、固い。

バットしかし「楽しくなかった」といえばそれは断じて嘘になる。

そして休むヒマなく向かうのは、


’08.10.20(月)
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.1」
【高哲典VS松島英生】
※オープニングアクト/シムスケ
アット 高円寺楽や
20時開演/1000円


すなわち二日目。共演に破壊力抜群の松島英生氏、

オープニングセレモニーに町田のボヘミアン、シムスケ。

もっともっと行き、黄金の夜を獲得したい。

とにかく、眠る。




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October 19, 2008

ゴー 逆説 ゴー

全くもって探してない、いや以前、高過ぎて手に入れるのは止めた、はたまたそんな事さえ忘れかけとる時に限って見つかるモノシリーズ、

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BRUTUS・2005/3/15「COFFEE&CIGARETTES」大特集号には定価「8400円」とある。それがまさかの1995円、すなわちイチキュッキューゴー。これを発見した瞬間、おいら頭の中で想像する、これを今回見逃して、もし仮に半年後、4200円で売られとるのを発見した時の自分の哀れな姿を。

「何であの時に俺は・・・」のありきたりな後悔、1995円を目撃した俺にとっての、4200円がどないやねんのイチャモン。

お金?そんなモノはない。バットしかし、確かな意志を持ち合わせ、確かな二本足で向かうカウンター、レジカウンター。


バーでの仕事を終え、封を切る事すら勿体無く感じられるこの本を開く。偉人が煙草を吹かす姿、様々なポスター、すなわち写真集。それでいて本のタイトルが「NO SMOKING」。このウィットの富み具合、これを「イカす」と呼ばずして一体全体何を「イカす」と呼べば良いのか、俺にはたとえ青森県が茨城県になったとしても理解出来そうにない。こいつをJPSを吹かしながらパラパラとやる。煙草を吸いながらこの本をパラパラとやり、いつかニコチンでこの本が汚れまくってこそ、この本の本望といえるかも知らん。

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ところで明日からいよいよ開幕の1ウィーク6ライヴ。これはもう立派な「旅」だといえる。既に神経ピリピリ人間このワタシ、この一週間はとにかくライヴの事だけを考えたい。まず明日、

’08.10.19(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」 
アット 下北沢off beat
w/ルードバレエ/加藤愛/今村竜也とウエタケユキオ
19時開演/1000円


「番外編」とも先月の「vol.1」ともまた一味違う気分を味わう、「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」。すなわち最高にして最新のラインナップ。俺ならこういう、

「すいませんけど8枚予約出来ますかい?」。


1.ルードバレエ
2.加藤愛
3.今村竜也とウエタケユキオ
4.高哲典 


興奮して眠れそうにない。バットしかしそれはとても「健康」だといえる。

P.S 昨日のコメント欄を読んで心底グッときた。簡単にいうと泣きそうになった。俺は俺だけの誰にも負けんガラクタを集めたい。ありがとう、俺はどこまでも行ける。

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October 18, 2008

「新しい酒は新しい革袋に盛れ」の代表選手は背番号16

愛すべき諺、「新しい酒は新しい革袋に盛れ」。

辞典にはこうある、

「新しい考え方、思想はそれに相応しい新しい手段方法を用いるべきで、古い形式にこだわっていてはいけない」。


「俺の新しい酒は新しい革袋に盛れ」と冠につけた企画を何度か演ったが、もう金輪際やらんとは断じて決まってない。

そしてこの諺に最も相応しい男、


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二度目のノーヒットノーランを成し遂げた時、街では号外新聞が配られており、俺は意味も無く胸が張り裂けんばかりで、風呂無し四畳半の部屋にこの号外新聞を長期に亘り貼り続けた。

俺は野球が好きな訳ではない。バットしかしこの先駆者はあまりにも格好良過ぎる。

イチロー?ノー!イラブ?ノー!ヒデキマツイ?ノー!

いや、もちろん全部イエス、おっとその前に俺がイエスかノーかを判断出来る権利など100%中2137%無いが、この男が重い重い扉をこじ開けた事だけは疑う余地も無い。

池袋行きの電車に乗り込んだ時、この雑誌の中吊り広告を発見し、俺は激しい衝動に駆られた。一人で読み尽くしながら、「おー!」「うー!」「キャー!」と口に出さずにはおれんこの男の物語。

そしてその時、必ず頭に浮かびっぱなしの諺は、

「新しい酒は新しい革袋に盛れ」。

そう、俺の愛すべき諺。


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October 17, 2008

神経質が服着て歩くぜ

’08.10.16(木)
LIVE BAR【Trinity】open!!
アット 池袋トライ


1.トリニティのテーマ
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.明大前にて
4.喜怒哀楽な男
5.ラウンドミッドナイト
6.自由
7.愛すべき日々


最後の一曲、すなわち一撃必殺必至ワンフレーズ、

【虫を殺すなよ 確かに生きてる
フライドチキンにしゃぶりつきながらチンピラが叫ぶ】


この部分を気分も良く声高らかに唄い上げとるまさにその時うだつの上がらんジャパニーズ代表の風格漂うイデタチすなわちスッテンコロリン男女何人かがドカドカと入ってきやがり入り乱れキャーワァーキャーワァー騒ぎやがるモンやさかいこちとらベイビー仮にも「潔癖ともいえる程の神経質男」、集中力に欠けこれがまだ二曲目ならばトコトンコンコンまくしたてたる精神常時持ち合わせとる男このワタシところがどっこいすっとこどっこいその輩共にとってこれ幸い最後の曲の為こちとら決してそんなモンには負ける訳なく最後まで何も言わずに唄い上げるに至るバットしかし「これ幸い」な事あるモンか一語一句聴き逃す事なかれのこのナンバーしっかり耳かっぽじって聴いとる人物もおるのにやで君、空気の読めんノータリン極まる自由を全くもってはき違えた育ちの悪い低知能薄っぺら人生人間宜しくそんなお前らみたいなモンにそれではこちとら一曲お送りしましょう「高哲典で【自由】です」、あーごめん好きじゃないねーこういうの難しいねヨシヨシさよなら金輪際近づくなかれ。アドリブでギターを止めて御丁寧にも唄だけにしてやっての一撃必殺必至ワンフレーズ、

【夢を殺すなよ 確かに生きてる
無断欠勤を繰り返しながらやさぐれが叫ぶ】


【矛盾は永遠のテーマだね】に繋げる為のこのセンス抜群フレーズにファック交わるうだつの上がらんジャパニーズ代表の与太話。うーん、しばきあげた後にツバキ吐きつけど突き罵り引っ張りそして回しせしめたい。その後のライヴ中も輩はごちゃごちゃごじゃごじゃヌカしやがりこちとら視界に入ってくる事すら毛嫌い舌打ち百連発。俺は縮図を見たはっきりと縮図を見た、すなわち「ノータリンにはノータリンが集まる」という縮図を改めて実感。終演後、池袋名物「玄や」に出向き、KEYNAのバックを務めるやさぐれピンク・モヒカン・パンクス・ハーピスト「ニトログリセリン」、「玄や」のメニュー表やらなんやらの写真をいつも送ってくれる今後もお世話になりますトライ店長「T.K」も加わり、俺にとってまさに最新ニュースタイルの組み合わせが実現。あーだこーだどないなってまんねん調子で語り合いその後は「ニトログリセリン」さん引き連れ下北沢移動し2時の半までストンプ・イン。21日の高円寺「饗宴寺」でも共演のニトロ・ヤサグレ・デリンジャー・パンクス、人間に最も重要な心の持ち主。そしてこちとら現在コールセンターPC前。無断欠勤?ノー!バットしかし只今この文章ようやく書き上げた次第だい。

P.S 今まで書き溜めた文章、それに書き下ろし文章を加えて文庫本製作予定。あわよくばアナログ盤よりも早く。お前は何がやりたいんやだと?ほっとけ、やりたい様にやりなさい。




October 15, 2008

休日に踊る

確かな希望を胸に秘め、俺はスナック感覚でHISへと出向く。そこでは接客の鏡の様なお姉ちゃんが優しく俺を迎えてくれる。

「ちょっと年内にスナック感覚でメンフィスかニューヨーク辺り行こかな思てまんにゃけどなー」

「今年海外三回目」顔で告げる(海外経験ゼロ)。半分分かっとったが、メンフィス直行はないらしく、「ニューヨークならある」という話になる。

ニューヨークからメンフィスまで飛行機で3時間、日本の狭さを実感せざるをえん男このワタシ、「お値段と相談する」とパンフレットと名刺をいただき、お姉ちゃんにとりあえずの別れを告げる。


ごちゃごちゃ調べるよりも、実際に動いた方が実感が沸く。「おー、こいつほんまに行く気やで」と自分で自分を駆り立てる事が出来る。

ところでゴミの分別、この新システムには目を見張るモノがある。「潔癖ともいえる程の神経質」の持主このワタシ、これまで「法律」「決まり」、そんな事とは一切関係なく、自分自身の「気持ち悪さから逃れる」、その為だけに分別にはかなりの労力を注いどったが、区の新システム導入によりあっけらかんとその呪縛から解放された。とにかく「えっ、これもこっちでええですのん?」「これはさすがにあかんやろ?へっ?よっ、よろしいんですか?」のオンパレード大行進。

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この写真の様なゴミの集め方、今までの俺には断じて考えられんかった。そこで逆に考えるのは、「今までの俺はなんやってん?」という事になる。

BGMはロックステディから夜のストレンジャーズへ。俺は休日に踊る。家賃問題はクリアしたし、とにかくこの部屋は俺のモノ。さぁ、オフビートに一杯やりに行こう。


P.S そして明日はこれ、

’08.10.16(木)
LIVE BAR【Trinity】open!!
アット 池袋トライ
w/KEYNA/てらぴぃ/Tak.


チケット五百円で三千円分楽しむというのは、実に粋な行動だと思わないかい。

at 17:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

ズタボロ・ア・ゴーゴー

ズタボロ。おいらはズ・タ・ボ・ロ。考える事が次から次に波の様に押し寄せてくる。あっ!誰だってそうなのか。大きな事から小さな事まで何から何まで引っ掛かり傷跡は消える事なく神経ははち切れんばかり。おっ!君もそうなのか?それなら仲良くやろうぜ。コールセンターの苛立ち、他人の不甲斐無さ、もうすぐ始まる5デイズ(これは幸せだが)、なんやらかんやら。

そして紹介しますは大家からの置き手紙。

「10月に入って2WKSたっているのに振込み頂けないのはどういうお考えでしょうか?」

2WKS?お茶目やんけ、明日払うよ(今日振込みに行ったのだが、何故かいつもは取られん「手数料210円」の表示に怯え振り込むのを止めた男このワタシ、おかげさまでこの臨場感溢れる「2WKS」の文字を拝見する事に成功)。

ところでそんな与太話よりアルトン・エリス、すなわち俺の「ロックステディ」への扉、いや、「ジャマイカン・ミュージック」への扉さえ開いてくれた人物が亡くなった。まさに「Rocksteady」、この一曲だけでアルトン・エリス、この名はしっかりと俺の中に刻まれたのだ。そしてロックステディといえばベタにもこれに集約されるとさえいえる、


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俺は当時、「TROJAN」のTシャツやらパーカーやらなんやら、とにかく何でも「欲しいやんけー」の時期があった。結局手に入れる事はなかったが、懐かしさが溢れる。この三枚組LPの一枚目の一曲目がまさにアルトン・エリス「Rocksteady」。俺はASKAもロックステディも同様に愛せる男でありたい。

さて明日は丸一日休み。そう、あまりにも休日らしい休日の過ごし方を。きっと胸躍る出来事が起こると疑う余地もない男このワタシ、ロックステディで気の利いた午後を。

おっと、その前に家賃を。

P.S 俺が大家の立場でこの文章を読んだら、きっと首を絞めに行くだろう。そう、悪いのは俺だ。


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October 13, 2008

プリーズ・ウェイト・アメリカ

ところで得意技「夢を膨らませる事」の男このワタシ、アメリカ行きを全くもってないがしろにしとる訳ではない。

いよいよ絞り込まれてきたのは「ニューヨーク」「メンフィス」の二大巨頭。ニューヨークでビート・ジェネレーションの聖地を訪ね、ジャズの名門「ヴィレッジ・ヴァンガード」「ブルーノート」、ロックンロール「CBGB」(もう無くなったのか?)を攻めるのか、はたまたメンフィス乗り込み「SUN STUDIO」でエルヴィスの如く軽いフィーリングで「レコーディングさせてもらえんですかいのー?」と頼み(もうそんな事は行ってないのか?)、その後「ビール・ストリート」で小粋なステップを決め、翌日にはかの有名な「悪魔と契約した交差点」に出向くのか。


調べれば調べる程キリはなく、結局勢いがモノをいう。一つだけいえるのは「生とお金があれば何処にだって行けるぞ」という事になる。どちらにしても一回行っただけで分かった様な顔が出来る、そんなスモール・カントリーではないのだ。まして日本でさえ分かってないのに、アメリカ側からすればこのちっぽけ人間トンソク野郎など(フー?)「全くお呼びでない」という事になる。

バットしかしプリーズ・ウェイト!年内にどうにか行くぞ、待っとけ!


とりあえずジム・ジャームッシュの映画を全部観なおそう。ただ観るのと、「おー、ここにも俺の気分次第で行けるやんけ」などと考えながら観るのではまるで印象が違う。おっとその前に興奮してきた、少し落ち着く為に「ムーミン」を観よう、「ムーミン」、そうしよう。

BGMはASKA97年作「ONE」。ロックンロールもジャズも良い、バットしかしこれをないがしろにするのはいたってモグリだといえる。歌詞、唄、メロディ、秀逸。

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October 12, 2008

あまりにも休日らしい休日の過ごし方

昨日は「girasoul」の面々が、スタジオ帰りにスナック感覚でバーへとやって来た。看板を見て、「おっ、あいつおるんちゃうんけ」然り「ちょっと寄ってみたろか」然り、何かしら俺の事を思い出してくれたのだとしたらそれだけで俺は幸せを感じる事が出来る。

明け方にニュースを見ながら、寝ぼけ眼で三浦和義が自殺した事について思いを馳せた後眠りにつく。男は事件が起きたロサンジェルスで自殺をし、搬送された病院は当時妻が銃撃された際に運ばれた病院と同じ病院だった。ドラマ、ロマン、出来過ぎたストーリー。

今日は今日とてあまりにも休日らしい休日の過ごし方。ギターを弾き、新曲の一部が形となり、レコードを回し、洗濯をし、部屋を片付け、そう、誰にも会わず、スクラップブックに適当にレシートやら何やらを貼り付け、夕方、お金をかき集めてどうにかこうにか電気代を払い込み、その足で散歩がてらにディスクユニオンへと向かう(まっ、またかいな君!)。

おっと、テレビにASKA。巧い、巧すぎる。決して馬鹿には出来ん、この説得力はスゴイ。





at 23:46|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │日々 

有り金全部ブーツにつっこんだ

10.9(木)

文章が一日、或いは二日遅れになってしまうのには理由がある。俺は日常のほんの些細な一コマでも拾えるモノであれば拾いたい。どんな小さな出来事も俺にとっては大きく映ったりもする。それは一日一個とは決して限らず、日によっては一日五、六個転がっとったりする。そんな時は毎回、「これは大仕事になるぞ」と感じる。俺は「ブログを書く」などという安易な考えをした事は断じてない。お金が貰える訳でもないのに「大仕事」、すなわち毎回「一編書く」と捉える。いつか報われると馬鹿正直にも信じて疑わん男このワタシ、日常を眉間に皺を寄せて睨みつぶす(とかいうたりして)。


ところでブーツ、すなわち「これ俺の為に作られたんちゃいますのん」ブーツ、こいつが果たしてまだ売れずに残っとるのか否か、仕事を終えグーグーと鳴るお腹をおさえてそそくさと立ち向かう店「ビッグタイム下北沢店」。そこでは入店早々「おっ!まだありますやん」状態と相成る。大いなる安堵感に包まれ、俺はまたもとりあえずそのブーツに足を突っ込んでみる。両足を突っ込んでみる。いかがなモンかと店内をそのまま徘徊してみる。

軽さ、細さ、色、サイズ、オールOK。探し求めたモノにかなり近いが問題点が三つある。一つ、お値段10290円(柄でもない)。二つ、思い描いたブーツより多少縦の長さがある、すなわち長靴並み。三つ、10月9日という日付、これがどうも気に入らん。俺の中で「10月10日」OK、「10月13日」OK、「10月9日」NG、こんな葛藤が勝手に始まる。俺はとにかく見方によってはどうしようもなく面倒臭い男だといえる。最近やった(やらされた)、数々の質問に四択で答えた後、診断が出された占い結果、「潔癖ともいえる程の神経質」。占いなど全くもって興味の欠片もない男このワタシ、バットしかしその診断結果にはズラズラと当てはまる言葉が並んであった。

そんな訳で妥協は断じて許されん男このワタシ、とりあえず外に出てゆったりと煙草を一吹かし。

「これよりも完璧なのが今後見つかるのか、はたまた見つからんのか、いや見つかる、待て、見つからん。とにかく5800円なら買うんやけどもなー」

自分で築いた大きな難題を前にぶつくさ呟いた後、店内に舞い戻り、店員の「また来たでー」顔もなんのその、またもブーツに足を突っ込む。脳内BGMはたったの一つ、シオン。

「降りたばかりの駅の構内で 有り金全部ブーツにつっこんだー」。

かっこいい。俺はそんなスムーズにはいかんぞ。

葛藤に次ぐ葛藤、襲いかかる10290円の罪悪感、バットしかしそそくさととりあえず向かってみるカウンター、レジカウンター(むっ、向かったんかい君!!)。


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そして手に入れた宝物、メイド イン イタリー。そんな訳で俺はこの10290円を100000円、いや1000000円分履く使命を与えられた(お前が勝手に与えたんやろがこのたわけ野郎)。

家賃?ノー!

そういえばこの夜、大家から電話がかかってきた。家賃が遅れとる場合、封筒が玄関に挟まれとるのが常であるが、それを飛び越えて電話がかかってきた。俺はといえばこんな時の的確な対処法、「居留守」なるオーソドックス極まる手段に出たがところがどっこいすっとこどっこい、マンションの三、四階にはしっかりと大家が住んどるのだ。もう少し待ってほしい、俺はいつか報われる。

ところで昨日、十何時間にも亘る労働中、俺はこのブーツを履き続けた。そこで吐き出す言葉、「イタイイタイ」の一点張り。とにかく痛い、足が締め付けられる。俺がこんなブーツを履くのは全くもって初めてなのだ。使いこなすのには時間がかかる。そこで再認識したのがサンダルの素晴らしさ。あれは一体何だ?世紀の大発明ではないのか。

古きを知って新しきを知る、ブーツを履いてサンダルを知る。

長い長い付き合いをしようぜ。



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October 11, 2008

音楽を掴み取れ

真夜中、書き記したい事がいくつもいくつも溢れ返り、それを全てきれいに吐き出してから眠る予定が、どうもしっくりとこず、途中放棄して止めにした。

BGMは夜のストレンジャーズ。

「大阪といえば、せーの!」と問えば、100人中123人が答えるべきであるはずの「TIMEBOMB RECORDS」で、鬼の形相の如き勢いでレコードを漁っとる時、店内BGMにはこの発売前の「夜のストレンジャーズ」ニューアルバムがリピートでながれ続けた。俺は、予測をしながらも確認の為に店員に尋ねた。

「こっ、これ誰ですのん??」。

10.8の発売日が心底楽しみになった。歌詞カードを手にすると、一曲目など特に曲を聴くまでもなく思い出せた。そして実際、曲をながすと、「TIMEBOMB RECORDS」の店内がくっきりと思い出された。

音楽とはその聴いた場所、聴いた瞬間により、いつだってその時の空気と繋がる事が出来る。

BGMは夜のストレンジャーズ。真夜中から既に、数十回目のリピート。


P.S

’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」(仮)
アット 新宿スモーキンブギ


第二弾出演者発表。

その名は「PLEASANT TAP」。

すなわち、竜也今村兄貴率いる渾身の3ピースバンド。

企画の色が毎回毎回違う、それが素晴らしい。

そして俺はサニーディサービス「海岸行き」を聴く度、竜也今村兄貴と過ごした「愛と笑いの夜」について思いを馳せる事が出来る。音楽は素晴らしい。








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October 09, 2008

スナック感覚でゴー

10.8(水)

久方振りの丸一日休み。「ちょっと待て、お前しょっちゅう休んどるやないか!」だと?おー、そうかも知らん。バットしかし、俺の中の休みはまるで何ヶ月振りかの様。例の如く、一番街「オトノマド」でレコードを一枚残らず物色。そこでセイハローする酔いどれレコード、

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「あーっ、トムウェイツですか?」

ノー!!!

「じゃあ一体誰だっていうんですかー??」

などとしぶとく問い詰められたなら、俺は断固知らんがなの一点張り。だいたい、これが誰かなどはどうだって良い。俺はこれが好きか嫌いか、それだけをただシンプルに問いたいのである(とかいうてみたりして)。

スナック感覚で試聴し、「THE MONKEY SONG」という曲のドラムが入るその瞬間の音一発で、「あっ、こっ、これ下さい!」顔でレジへと駆け込む。


ディスクユニオンでは、一緒にライヴを演ってみたい「あの男」にタイミングも悪く遭遇する。俺は最近、いつ「この男」を見かけても良い様にCDを持ち歩いたりもしとったが、こんな時に限って持ち合わせがなく、またの機会をうかがう羽目になる。バットしかし、いつかまた近い内にそんな機会がきっと訪れるぞと信じて疑わん男このワタシ、冷静さを装う。おー、この考え、俺も多少は円熟味を帯びてきたんかも知れん。

「ビッグタイム下北沢店」に散歩感覚で繰り出し、そこでは俺が何年も探し求めた形に非常に近いブーツ「10290円」に遭遇する。そう、すなわち「お金もなく、大して探してもない時に限って見つかったりする」理論に忠実に基づく展開。色、そしてサイズでさえ「これって俺の為に作られたんちゃいますのん?」感覚で意気揚々とし、勝手に何度も履いたり脱いだりを繰り返す。

「いやっ、でもこれちょっとちゃうかー?7200円なら買うけどな、ほんでこれ一生履く事出来るかな?そしたら10290円でもありなんちゃうんけ?いやいや、10290円のブーツは俺みたいなモンには柄でもないやんけ、まぁ、5800円なら買うけどもやなー」

一人ぶつくさ葛藤し続ける事数十分、結局手に入れずに店を出る。俺は衝動を抑えたぞ、抑えてやったぞ、はたまた抑えてしまったぞ、か。


バットしかし、帰り道に投げ捨てる言葉、

「あのブーツ明日もあるかな?明後日にはなくなったりするのかな?そしたら僕は後悔するのかな?」。

俺は人間として小さいのか?そんな事は断じてどうでも良い、そう思ったモンはそれで良い。

部屋に戻り、足の踏み場のないこの部屋を足の踏み場のある部屋へとするべく作業を進める。すなわち、10.19(日)「ブレイクスルー・アコースティック vol.2」にも出演する、今村¨兄貴¨竜也氏訪問。実は徒歩5分の間柄、男は自転車で片手にビール、片手にアナログ盤、ビニール袋には砂肝、すなわち「それ以外に必要なモノなど何にもないっちゃ」顔でやってくる。兄貴と呼ばずに何と呼べば良いか、もはや分からん。呑みに行く呑みに行くと言い続けて早数ヶ月、外に呑みに行く予定が部屋で缶ビール片手に気軽な語らい、こっちの方が断然イカす。ビールは進み、竜也氏持参のさだまさしのレコードを聴き、色んな音楽を聴き、大笑いから沁みる話までまるで途切れる事はなく、心の中で呟く言葉、「あんた最高ですね!」。

男はコールセンターで働く。あまりにも理不尽な客の話を「こんなモン余裕や」と笑った。俺はそんな言葉を胸にしまい込み、「俺だって余裕やで」顔で今日もコールセンターで働いてみたが、周りの人物に「そんなに怒らないでー」と肩をポンポン叩かれる始末。俺はやはり人間として小さいのか?おー、兄貴、尊敬に値する。色んな経験をした男は間違いなく強い。俺は俺なりに今年だけでも数え切れん程の色んな経験をしたが、まだまだ生きる必要がある。

兄貴が言った、「お前は小説家になれば良い」。今日仕事場で、俺の文章を読んだ人物がそれと全く同じ事を言った。「こんな文章力のあるのを見たのは久し振りだぜ、腹立つ位にこれは凄いよ」。おー、そんな事を耳にする事が多い。非常に多い。すぐに調子に乗るが、どうか俺をもっともっと持ち上げてほしい。決して無駄にはせんぞ。俺自身の自信にその根拠が加わればもはや怖いモノなど何もない。無論、誰に何を言われる前から本を出したい夢はある。それを夢で終わらせる気なども毛頭ない。

俺の部屋にはなんだかんだと今まで色んな人達が足を踏み込んだ。それはとても嬉しい。とにかく昨晩、深夜1時まであんなに分かり合って笑えたのは幸せ以外のナニモノでもない。19日が今まで以上に楽しみになった。クールな夜を気取りに来ないか。


P.S 

’08.12.10(水)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」(仮)
アット 下北沢off beat決定!!!


のえさんに捧げる、そう、のえさんを心底後悔させてやるべく、

この企画はやはり予定通り行う。

おいお前、しっかり見とけよってな。

共演に、

・KEYNA
・渡部百(フロム大阪) and more...


渡部百さんは俺に「その事」を知らせてくれた、のえさんと交流のあった女うたうたい。「出てほしい」とお願いした結果、返事をくれて実現。シビれる。

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October 08, 2008

聞こえる声を捨てるなよ

’08.10.6(月)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ
W/Tommy?


1.何を想う
2.深夜高速バスブルース
3.表現者
4.ポップアートの偽者の住人
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.夢の暮らし
7.ラウンドミッドナイト
8.自作自演屋
9.愛すべき日々


客がゼロ。それを抜きにしても演りにくい状況。MCをする気が一切なくなり、次から次に唄いまくる。序盤で早くも三弦が吹き飛び、三弦の持ち合わせがなかったこの俺は、エレキギターの弦を店から借りる。最後の曲ではまたしても五弦が吹き飛ぶスプラッシュ・マウンテン。そういや、十三クラブウォーターで五弦が吹き飛んだ時、終わった後にのえさんが言ったな、「五弦が切れるってスゴイね」。あんたは五弦を吹き飛ばすロマンさえ捨ててしまったのか。それはあまりにも寂し過ぎる。俺は弦をライヴ前に毎回替える。しかし切れたモノはどうしようもない、ほとんどアカペラで唄う。バットしかし中途半端にギターに頼らず、どうせなら全部アカペラで唄えば良かった。俺には声がある。ギターを置いてハンドマイクで唄うべきだった。はたまたギターを叩いてリズムを取るべきだった。その方が良かったんじゃないかと終わった後で後悔する。もうギターには頼らん、そんな心持ちで次のライヴには挑む事にする。こんな経験さえものえさんは捨てたのか。敬語は止めた、空に向かって堂々と言ってやろう、あんたはあまりにも馬鹿過ぎるぜ。昨日も今日も雨、あんたはずっと泣いとるんやろ?死んだら後悔もしきれんぞ。

そんな事を考える。



P.S 

’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」(仮)
アット 新宿スモーキンブギ



第一弾出演者発表。

その名は、【THEWATTER】。

池袋トライブッキング、山口人史氏率いる四人組バンド。

イカす、まず人間性がイカす男が率いるバンドに間違いはないと確信する。

タイトルを(仮)にしたのは、タイトルを変更する可能性があるという事。







October 07, 2008

のえさんにロックンロールを

予定を大幅に変更して書く重要なお知らせがある。

今年8月10日、大阪は十三テハンノでライヴを演った時、「のえ」という女うたうたいと一緒になった。俺が唄い終わった直後、彼女とはリハーサルの時間、ほとんど話をしてなかったにも関わらず、「CD一枚予約ね」と嬉しい声を掛けてくれた。俺が三番手でトリがのえさんだった。彼女は唄った、金延幸子を思わせる、自然でありながらグッと心に響く唄を彼女は唄った。素直にまた一緒に演りたいと思った。連絡先を交換し、東京にも呼ぶ約束をした。

9月27日、大阪は十三クラブウォーター、東京での企画の話をしたい事もあり、俺は彼女をライヴに呼んだ。「お金がないかも」という彼女に、「出来れば来てほしいし観てほしい」と伝え、そして彼女は足を運んでくれた。

終演後、企画の話をはじめ、レコード漁りの話、深夜高速バスの話、新宿のガード下や吉祥寺で弾き語りをしたという話、とにかく色んな話を繰り広げる事が出来た。12月21日に「のえ バースディライヴ」が十三テハンノであり、それには特別気合いを入れたい為、東京での俺の企画は12月前半がありがたいという事だった。10日か11日辺りに狙いを定め、俺は「下北沢off beat」に連絡を取った。

12月のもう一つの企画とは、女うたうたいだけを集めての

「ブレイクスルー・アコースティック vol.5」

これにのえさんを迎えて演り合う予定だった。

東京に戻って来て、のえさんから連絡が入った。

「夜分に失礼します。再会できたこと嬉しいです!
12月のライブ♪詳細決まり次第、連絡ちょうだいね。めちゃめちゃ楽しみワクワクドキドキしてます!不器用なもんで真っ向勝負でいかせてもらうわ。
私のホムペhttp://www.freepe.com/i.cgi?816912良かったら是非読んで下さいませ。

とにかく音楽うた♪でつながられるのは、めちゃめちゃ嬉しいです!」(本文そのまま)。

「俺だってめちゃめちゃ嬉しいです」、俺は返した。

本日新宿スモーキンブギ、本番前に「下北沢off beat」から連絡が入り、俺はのえさんに早急に確認のメールを送った。

本番終了後、カウンターで寛いだその瞬間、「十三テハンノ・渡部百」と登録された宛先からメールが届いた。

昨日テハンノで唄った十条フォークジャンボリーの事か、はたまたライヴのお誘いか、とにかく嬉しい気分で文章を開いた。

しかしそこには血の気の引く様な文章があった。

「のえさんが昨日亡くなりました」。

こんな馬鹿げた話があるのか。何度も文章を読み返して震えた。そんな訳がない。全くもって信じられる筈がない。

俺が知った場所も新宿、すなわち、のえさんがガード下で唄った街。クラブウォーターに会いに来てくれたのもそんな話をしたのも必然だったのか。

つい先程、企画の最終確認の連絡をしたばっかりだったのに。

つい一週間前に、あんなに楽しみだと言い合ったばっかりなのに。

こんな事が実際に起こりうるというこの事実。

やり切れず、ぼーっとしたまま部屋に戻った。電車の中で周りの奴等を見ながら、

「こいつら死んでも何も思わんかも知れん」、そんな事を考えた。こんな事考えたらいけんけど、「何でこいつらじゃなくてのえさんが死んだんや」、そんな事を思った。思ってしまった。

12月10日(水)、企画は予定通り行う事になると思う。ただ一つだけ違う点は「追悼」の意志をはっきりと掲げる事。

「バカヤローが、死んだらもう唄えんやないか。あんなに音楽好きなくせに」

こう罵ってやろう、それしかない。

「忘れずに唄っていってあげてください」、渡部百さんからの文章。

俺は唄い続ける。

大阪でも追悼ライヴを演りたいし、線香も上げに行きたい。

心から御冥福をお祈りします。

P.S リンク集にもある、「うたうたい のえ」のページ、一度見てみてほしい。俺は二回しか会ってないし付き合いも浅いが、そんな事は断じて関係ない、もっともっと長い付き合いがしたかった。



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October 05, 2008

「ワル」な気分で気取ってみるかい

10.4(土)

KEYNAがバーに顔を出してくれた。小一時間話をした。

バーで働く特権の一つ、

「どこどこで待ち合わせ」だとか「何時位にする?」だとか

こんな言葉は必要ない。口から吐き出す言葉はたった一つ、

「今日は店におる、いつでも来てくれ」。

おー、これはとてもとてもクールだといえるのではないのか。

夜は夜とて、DVDを観賞しながら偉大なブルースマンの話で盛り上がる。サニーボーイの不良振りに驚き、マジック・サムの映像に200マイル吹っ飛ばされる男このワタシ、痺れるとはあの事をいう。


10.5(日)

朝も早よから起き上がり、そそくさと降り立つ街

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俺はひょんなきっかけで自転車、すなわちロードバイクを嗜み始める事になった。人に物事を薦められて始めたりするのは断じて好きではないが、自然の流れでこんな事になった。ロードバイクに関し、ド素人を超えた驚異の大型ド素人このワタシ、ほとんどの部品を人から譲り受け、後は八点セットを揃えるのみだと大御所はいう。バットしかし、八点の中に何が含まれるのか、たった一点でさえも知らん素っ頓狂人間このワタシ、下北沢からこの街(神奈川)までロードバイク跨り鼻唄混じりにやって来た人達と合流し、専門店に駆け込む。

得体の知れぬ八点セット(ギアやらブレーキやらが含まれる事は確認済)、これがお値段5万円弱。この5万円で一体何が出来るのかと色々考えもしたが、覚悟は決まった、とにかく後には引けず、実はまんざらでもなく、切り出す手段はクレジットカード二回払い。そこでまさか、店員から吐き出される言葉、

「カード払いは5%加算されます」。

「そしたらお前、5万円超えてまうやんけ」顔で必死の表情で切り返す言葉、

「ちょっとマケたりとかってどうですのん?」

5万円でも無理があるのに、それを1円でさえ超えるのは断じて許されん。

モノは試しで、何でも言ってみる価値はある。

どうにか5万円弱ギリギリにおさえる事に成功した男このワタシ、バットしかし、二回払いだろうが何だろうが、払えるかどうかなど分かったモンじゃない。

俺は来月頭、譲り受けたパーツと八点セットを組み合わせて完成するであろう愛車を携えて、長野に二泊三日の旅に出る。


そして帰り道、途中下車ぶらり旅で降り立つ街、ダイナマイトタウン町田。すなわち二度目の町田、「グレープフルーツムーン」⇒「スモール・チェンジ」⇒「ビッグ・タイム」、三店舗をあっさりと徘徊した後、兄ちゃんの立ち看板により遂に場所を突き止めた「ディスクユニオン町田店」をちょっとのつもりで覘く。実際レコード屋に出向き、ちょっとのつもりで終わった事など数える程しかない男このワタシ、シムスケが潜伏しとるのではないかとワクワクソワソワしながらレコードを物色。そこで例の如く、「探す意識が全く消えとる時に限って、パッと発見したりするレコード」、

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こちらを捕獲。俺はコレクターではない。もちろんこのレコードの内容は知っとる。全て知り尽くしとるとさえいえる。このCDとレコードの大きな違いはジャケット、ここにある。俺はコレクターではない。相場5800円のこのレコードが「A」ランクで3360円。これでも充分高い事は高いが、違いの分かる男このワタシ、これは非常に安いともいえてしまう。手に入れるか抑えるか、葛藤を繰り返す事数十回、その後、向かう場所はただ一つ、レジカウンター。俺はコレクターではない。

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聴く前から内容保証済みの様な、タイトルだけで完全に合格の「Teenage Jive Party」は840円、こちらはスナック感覚で手に入れる。これを聴けばいつだってティーンエイジに戻れるぞといわんばかりのこのレコードが840円、イカすロカビリーとロックンロールのオンパレード・レコード。

BGMは「チキン・ゾンビーズ」。これをアナログで聴く感じ、これは何とも「ワル」な気分を獲得。

そんなこんなで最近はお金を使い過ぎとる感が漂う。抑え切れん衝動が多い。

「好き放題やっってしもうたろかー」感覚が以前にも増した感もある。

「よー、お金があるなー」だと?

それはバランス、俺はバランスを決して見失ってはない。

さて明日は、

’08.10.6(月)
ライヴ アット 新宿スモーキンブギ


こちらでもなかなかに「ワル」な夜を気取ってみようぜ。

P.S コメント欄もたまには拝見してほしい。俺はこの文章を誰かに宛てて書いた試しなど一度としてない。「全て自分の為に書く」、それはさすがに語弊があるか知らんが、「読みたい人が勝手に読む」、これ理想郷。最近、特によく、「見とるでー」などと言われたりする機会が増えた。実際、アクセス数とかいうヤツも格段に増えた感がある。人によってはこんな独りよがりの文章を読んで、「それがどうしたんや?」などと罵る輩もおるかも知らんが、そんな輩は読まんかったら話が早いしそっちの方がこちらもありがたい(そんな輩に会った事などないが)。文章を書く時、俺は全身全霊を注ぐが、それを「勝手に読んだ人達」から(言い方は悪いが)、すなわちイカした男や女からイカしたコメントがたまに入ったりする。俺の書いた文章で自分の事を振り返り思い出し、それを知らせてくれたりする。こんなに嬉しい事はない。今回のアベユウジ氏のコメントはまさにそんな感じがして心強いモノだった。俺は基本的に毎日文章を書くが、毎回毎回コメントが入る訳ではない。それが逆に説得力を増したりもする。そこで、そんな人達に一言、「これからも宜しく」、心底そう思う。




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October 04, 2008

レコードを愛する男と男の友情物語

先日、行きつけになりつつある一番街レコード屋「オトノマド」で発見した衝動を抑えられん類いのアナログ盤、

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「あんたこの期に及んで一体どういうつもりなの??」

その言葉は実に御法度である、ボリス・ヴィアンまさかのアナログ盤。すなわち前に書いた「墓に唾をかけろ」作者の意味不明のレコード。

1365円、これを買い逃してこの先ずっと後悔するよりも、お金が無くてもとりあえず手に入れる必要があると即決した男このワタシ、ボリス・ヴィアンが曲を作ったのか、ポエムに曲をのせたのか、全く定かではないが、とにかくジャケットだけで1000円の元は取った計算。ラテン、ボサノヴァ、よー分からんが、急に狂った様な女が唄い出したりする。すなわち11.9(日)のDJ、これをより一層楽しみなモノにする。



バーで働き出した当初、曲名も何も分からん程にボロボロになったジャケットを片手に、店長が一枚のレコードを回した。そこにはアイズレー・ブラザーズのバックで主役を堂々と喰った様なギターを掻き鳴らすジミ・ヘンドリックス。

店長が言った、

「このレコード見つけたら教えてほしい、数万円するかも知れんけど」。

この言葉は俺にとってグッとくる。俺はこういった類いでしか役に立てんともいえるかも知らん。

それから数ヶ月、探すでもなく何となく探し続けた。

そして時は2008年、場所は名古屋・大須観音、レコード屋ではないモッズショップ(店長と話をしたところとは別)で発見した奇跡のレコード、


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こういったモノは探す意識が全く消えとる時に限って、パッと発見したりする。例えるなら、パチンコ屋に勝つ気もなくさりげなく入った時に限り大勝ちする様な感覚。「今日は勝つぞ」と意気込んだら必ず負ける様な感覚(まぁ、俺はパチンコをやらんが)。

ディスプレイされたこのレコードが目に入った瞬間、俺は歓喜の声を上げる。そして、次に重要な値札に目をやってみる。その数字、驚愕の


1500円。

「おぉ!!!」、

コレクターではないが故、数万円もするであろうオリジナル盤には興味がない。

即座に電話を入れる、

「兄貴、遂にあのレコードを捕らえましたぜ!!」。


歓喜する店長、それを聞いてこちらまでが感動する。俺も多少は役に立つ男なのではないか。音楽を愛する、レコードを愛する男と男の友情物語。

昨日、このレコードを試しに聴いてみる。

「これ、俺のモノにしたいがな」、

こう思ったのは必然で、何の悪気もない。

そこで俺はこのレコードを、今度は自分の為にもう一枚探す旅に出る事にする。


近頃、部屋でレコードを回す機会がまた増えた。これは世紀最大の発明だと信じて疑わん。先日、部屋にフラッと遊びに来たタトゥーを愛する男が言った、

「この部屋でレコードが聴けんかったらもう意味が分からんね」。

俺の部屋は狭い。レコードがなくなれば倍は広くなるかも知らん。バットしかし、そんなロマンの欠片もない部屋、金輪際、俺には必要ない。




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夢の仕組み

俺の企画だが、

ライヴハウスの訳の分からん都合により、

何故か四組中二番手になり、

とりあえずステージに上がったものの、

チューニングが出来ず、

いつまで経っても唄う事が出来ず、

客からはブーイング、

それでも唄う事は出来ず、

ライヴハウスからはついにタイムリミットの合図、

そこで、

「お願いです、一曲だけでも演らせて下さい!!」

こう叫んだところで目が覚める。

これは怖い、

怖いがこんな夢をたまにみる。

虎に追いかけられる夢、

戦争から逃げる夢、

喧嘩で殴り合うが、手に力が一切入ってない夢、

これらと同様によくみる。

臆病をはっきりと夢で表しとるのか。

寝とる間に頭の中ではっきりとした映像が浮かぶ、

夢の仕組み、あれは一体どうやって出来とるのか。

不思議の範囲を軽く突破。






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October 03, 2008

俺と矛盾と法律と

深夜2時、訳の分からん法律からようやく解放され、遂に自動販売機で煙草を手に入れる事に成功した男、それでいて「taspo」と呼ばれるカードを手に入れ、法律に真っ向から従ってしまった男このワタシ。「23時以降煙草は買えまへん」法律には別れを告げたが、「taspoさえあれば買わしたってもええでー」法律にはセイハロー。矛盾は途絶える事がない。

書く事は山程あるが、また後日。


’08.12.1(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.4」
アット 新宿スモーキンブギ


こちらの出演者発表と、もう一つの企画については近日大々的に書き記す。

BGMはめんたんぴん。


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写真はイノダ本店のイカれた自転車。8万出したい心意気。

at 04:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

October 02, 2008

めんたんぴんで眠る東京の夜

俺は朝の通勤電車に飛び乗って、渋谷のいつもは行く事のない場所へと旅に出た。そう、疲れなどない、いつまでも旅気分でいたかった。

頭の中に新曲が数曲。今月は新曲を織り交ぜたライヴ展開を望む。


めんたんぴんの飛田一男氏が亡くなったとオーナーから聞いた。これは一般的にみると、ちょっとしたニュースにもならんのか。

追悼の意味を勝手に込めて、今夜は名盤を極めたこのレコードを聴いてから眠る事にします。


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October 01, 2008

夜明け前のジャズとロックンロール

4時半新宿着。雨はどこまでもついてくる。

部屋に着いてまず回すモノ、3枚手に入れたレコードを聴きかじる。


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「WELCOME TO THE BEAT GENERATION」。夜明け前のジャズとロックンロール。予想を決して裏切らん一切捨て曲無、抜群、すなわちグンバツ。早くも2回目のリピート。

ところで今日からストンプ4連チャン。おー、もはや此処が何処なのかも定かではないが、とにかく進むだけ、ただそれだけ。


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俺は気分屋

そして現在地、海老名サービスエリア。しかし雨はよく降る。トロージャンズ&スカタライツを22時手前、すなわちギリギリを越えた時間まで観賞した後、急ぎ足でバス乗り場に向かった。結果、全く間に合ってはなかったが、どうにかお澄まし顔でバスに乗り込む。ライヴは3時間をゆうに越える雰囲気で最後まで観賞する事が出来ず、やむを得ず途中で抜け出した。俺はといえば時に喜びと哀しみが両極端で、ハッピーであるべき筈のライヴ中、なぜか様々な、頭に張りついたままの哀しみが駆け巡り集中力が欠落してしまった。そう、俺は気分屋、気分次第で全てが左右される。          

「俺は純粋な気取り屋 神経質が服着て歩くぜー」

ってサビの曲、当分唄ってない気がする。

部屋に戻ったらスカタライツをレコードで聴き直す。そして次の目的地は何処だ?ずっと移動し続けたい。


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