January 2009

January 31, 2009

ノン・フィクション

眠りに就く時に、

「明日は休んじゃおっかなー」だとか、

「よし、無断欠勤で決まりだぜ」だとか、

そんな戯けた発想を抱きながら眠りに就いた事は当たり前ながら一度もない。

「よし、明日も稼ぐぜ」だとか、

「よし、どうにかするぜ」だとか、

そんな希望を自らの手で希望のみで終わらせてしまうこの体たらく。いくら仕事場で感情抑えず好き勝手やっても、その欠点を一突きされたら俺には返す言葉がなくなる。

すなわち全くもって完全体ではない男このワタシ、繰り返される無断欠勤にもはや電話を入れる術さえ分からず、それでいて何もなかった様な素振りを出来る程に無神経でもなく、ふざけた胸中ぶらさげてとにかくバーへと出向く。

バーではそれとは全く別の問題で溢れ返り、矛盾について言及する。

俺がやりたい事は何なのか、それだけははっきりと分かる。自分の、自分だけの唄を唄いたい。唄で救われたい。その場さえもしもなくなったら俺はまんまとなすび野郎の仲間入りと相成るかも知らん。俺の行動を、意見を、唄を理解してくれる男達に敬意を。

性懲りもなく当たり前にやりたい事をやりたい。

誰かが唄っとるな、

「やりたい事をやるべきだろう ヒェーイ!!」

それはとてもエネルギーを要する。そんな事は分かっとる。力をくれる人達に敬意を。

擦り切れて、気付けば3時半クローズ。

ところでユニコーン再結成、興味がないと書けば俺は大嘘つき野郎という事になる。ちゃっかりと録画予約を忘れる事なく俺は部屋を出たのだ。

グッド・ミュージック、やりたい事をやっとる大人の姿がそこにはあった。

眠るのは止めだ、外は100%の雨模様。明日はこの街を天狗様が練り歩くという。でも、雨ならそれも中止か。

それならば俺は映画を観よう。

天狗様には俺から会いに行く。

きっと、

「お前ごちゃごちゃ言うとらんとやるだけやってみんかい」

などと、あの長い鼻を駆使して俺は小突かれるのだろう。




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January 30, 2009

合言葉はオールオーケー

’09.2.8(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.2」
アット 高円寺MOONSTOMP
【高哲典VS安部裕二】
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時半開場/20時開演/1000円(+1order)


この粋なツーマンの日より、

「ブレイクスルー・アコースティック/グッド・フィーリング」ライター

こちら、限定100個を100円で販売に至る事が確定。


思い立ったが吉日のライター製作、俺なら三つは買い溜めしときたいぜといった心意気。

「貴様、そんなモン配ったら配ったらどうなんや!」だと?

ノー、断固ノー、そちら如何せんバッド・フィーリング、悪用は避けたい。

煙草に火を点ける時、紙を燃やす時、はたまた電気供給が停止された時の灯りとして、すなわち何でもかんでもの為にこのライターは存在する。

それよりも何よりもこの、

【高哲典VS安部裕二】

是非観に来てほしい組み合わせ。

俺達は確かに「めちゃくちゃ楽しもうぜ!」と約束を交わしたのだ。

こちらすなわちグッド・フィーリング。

本日仕事を終え、モダン極めたジャケットをまさかの1400円で手に入れ、下北沢ロフトで「さよなら食堂」を観賞し、2月16日(月)の共演が心底楽しみを増し、マスターと久方振りに語らい、その後、「さよなら食堂」引き連れスナック感覚にてストンプで杯を交わす、そんな粋な一日を俺は生きた。そう、確かに生きた。



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January 29, 2009

【詩(うた)と咄(しゃべり)の夕べ 其の五】

’09.2.15(日)
【詩(うた)と咄(しゃべり)の夕べ 其の五】
アット 新宿スモーキンブギ
開場19時半/開演20時/1500円(ドリンク代別途500円必要)


■出演■
十条フォークジャンボリー
高哲典
杉山えいじ
さわはらさん
爆烈Q高見司
etc・・・


こちらが正式に確定。芸人さんがべしゃり、ドカンと笑いを取り、それをふまえておいら唄い、べしゃり、唄い、べしゃり、唄い、これらを繰り返すとされる名物企画第五弾にこちとら参戦。ヒップな気分を味わうには申し分ない、普段とは異なるライヴ展開。

俺は爆烈Q高見司氏とのコンビでウィットを企む。この企画に毎回出演する十条フォークジャンボリーが声をかけてくれた。ありがとう。

以前も出演するチャンスはあったが自分の企画と重なり、今回満を持してと相成る。

こちらはいつもとは一味違う楽しみが広がる。


January 28, 2009

背に腹は代えられんでゴー

背に腹は代えられん。

ロードバイク跨り三軒茶屋、ちゃっかりと水道料金を払い込んだ後下北沢へ舞い戻り、その足で泌尿×科へと出向く。

おっと、隠すところを間違えてしまった。いや、隠す事でも何でもない。

背に腹は代えられん。

その病院はまさか、以前働いたライヴハウスと同じビルの四階にあった。ここでも俺は苦笑いを浮かべたという訳だ。

そこの店員であり、以前バンドのメンバーだったロカビリー入墨男とエレベーター前で運悪く(いや、運良く)出くわす。

「上の病院行かなあかんねん、痒いんじゃボケー」

俺は告げる。

「えっ?へへっ、嘘でしょ?ねぇ、嘘でしょ?ハハッ!」

ニヤニヤ笑う男の顔を見ながら俺はエレベーターに乗り込む。

原因が何なのか、それは分かったモンじゃない。可能性として、俺はただの不潔人間という事だって有り得る。

俺はケンタロー(23歳)になりきり診察を受ける。粗相などない様に。

「はいはい、えぇ、まぁそうですねー、痒くてねー」

そして診察券には例によって「ケンタロー」と書き込まれた。ケンタロー、俺の不甲斐なさをどうか許してほしい。

処方箋を受け取り(ご多分に漏れず薬袋には「ケンタロー」の文字)その後、精神安定所「レコード屋」へと出向く。そこで手に入れるに至る究極ジャケ買いシリーズ、


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コールセンターの頼れる男に「ええ加減病院行かな洒落なりませんわ」と告げた時、男は言った、

「またどうせ心の病院とか言ってレコード屋の方に行くんでしょ?」


ほぉ、俺は今や本物の病院と心の病院のハシゴにさえ成功したのだ。

ところでドサクサにまぎれ「ブレイクスルー・アコースティック/グッド・フィーリング」ライターを販売予定。構想一日、何とまさか、既に注文済みだ。周りの誰かが仕掛けるその前に勢い任せに動けと頭から指示が出た。二番煎じなど断じてごめんだ。

製作本数は200本。ほんまは粋なマッチを作りたいし、マッチにかなうモノなどないと信じて疑わんが、使い易さ、需要、料金を考えライターと相成る。俺はまんまと時代の流れに逆らえきれてないのか知らんが、とにかく手始めに持ち前のスナック感覚でライターを製作。料金は泣く子も歓喜の100円~150円だ。わきまえスモーカーにはとっておきの一品。

おっ、こういう宣伝は俺の中で「アリ」だ。

背に腹は代えられん、俺はやる。何から何まで楽しみ尽くしたい。











at 16:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

ご多分に漏れず俺は生きよう

’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
アット 下北沢オフビート


1.ラウンドミッドナイト
2.ワンダフルピースタイム
3.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
4.その日暮らしの哲学
5.ロマンチック
6.アウトロー・バカヤロー  
7.ア・メッセージ・トゥ・ユー・ルーディ
8.自由
9.愛すべき日々
10.マリーと暮らす
11.俺が唄うブルースに首ったけ



テーマはスナック感覚。よって子どもの笑い声、完全には惹き込めてない感、その他諸々、構う事なく自分の為に唄う。そこで俺は迷う事なく自分自身に惹き込まれたのか否か、自分自身を救う事は出来たのか否か、これこそがまず重要。最近演ってなかった曲を散りばめ全11曲、客側はともかく、確かに自分自身に惹き込まれた感を多少なりとも味わう事に成功し、そして救われる。

唄っとる最中、その瞬間はスナック感覚などない。唄にどっぷり入り込み伝えるべき事に神経を研ぎ澄ませたい。ご多分に漏れず三弦は弾け飛び、弦を換える時間をMCで埋める雰囲気でもないのかと悟り俺は竜也兄貴にギターを借りるに至る。

一時間ずつ、雰囲気はスナック感覚を保ちつつ、がっちりと演り合う。


今村竜也とウエタケユキオが唄うブルースに首ったけ      
誰にも負ける気がしない しない           

俺が唄うブルースに首ったけ  誰にも負ける気がしないぜ しないぜ
                            

おまじないの様なこの曲に嘘はない。この二組で演れた事にこそ今回は価値があったのではないか。それをふまえた上で俺みたいなモンを呼んでくれたのだとしたらこれはもはや歓喜だ。 

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終演後、ふと間が開いたその直後、CDが飛ぶ様に売れた。まさか、俺は思った。自分自身に「入り込めた」感覚を多少でも感じた時、やはり客側にもその感覚は伝わるのか、伝わるのだと信じて疑わん。そこで考える、歌詞カードだとか盤面だとかジャケットだとか、そろそろちゃんとしたモノを作りたい。

俺は宣伝が好きじゃない。MCでそれっぽい話し方になっとる気がしてきたら嫌気がさして途中で止めにする。そういうのが何故か俺は昔からむずがゆい。顔が真っ赤になる様な感覚が生まれる。

ほんまは宣伝など一切せず、CDがある事さえ言わず、それなのに売れる、これこそが最大の理想郷。「本物」の称号を俺は恥ずかしげもなく狙い続けたい。

打ち上げはその場におるだけで気持ち良く、落ち着きを取り戻し、世の中の下らん事柄を洗い流す。目の前には確かに分かり合える男達がおり、気付けば2時前と相成る。


ところがそれがまるで夢だったかの様に本日、ご多分に漏れずダブルワーカー。俺は怒鳴り、回りにきっと不愉快な思いをさせとる事にはっきりと気付きながらも抑える事など出来そうにない。

そんな自分が嫌にもなるが、ご多分に漏れず歯止めなど利かん。俺はきっとどうしようもなく面倒臭い男なのだろう。

               
指図される事が心底好きじゃない。それが興味のない事なら尚更で、まして的を得てない指図なら尚更だ。
               
年を取れば取る程にその思いは強くなるばかり、ところが諦めの気配など残念ながら微塵もない。

こんな俺に残された道はたったの一つしかない。そう、完全独立だ。


こんな戯けた考えを抱いとる輩は腐る程おるかも知らん、きっと俺はその中の一人なのかも知らん。

そう、それならばまずその為にはお金を貯める必要がある。すなわち、企業にまんまと収まりせっせと働く必要がある。


嗚呼。

不況不況と喚かれても一番ピンときてないのは、何を隠そうこの俺なのかも知らん。                     

俺はこの部屋を愛しとる、誰にも指図されてない。
ライヴを愛しとる、誰にも指図されてない。
             

バーに出向く前、久方振りに映画を四本借りる。

さてバーを終え、愛しとる部屋に戻ればご多分に漏れず水道供給は停止、苦笑いは永遠に止む事がない。

バットしかし、水道がたったの一日止まっただけで水道のちゃんと出る家へ逃げ出す様な輩がもしも存在するとすれば俺はそいつに哀れで残念な気持ちを抱かずにはおれん。

ほら、俺には四本の映画がある、手もあり、ギターもあり、夢なら今にもはち切れんばかり。楽しむ手段ならいつだって選びきれん程にある。

「ドキュメンタリーフィルムを常に撮られてる気分で居られればそれだけで良い」のだ。

たった一日水道が止まる事が一体何だというのか。十日ならさすがに堪えるが一日二日ならむしろありがたい、想像力も増すぜと捉える。
               
明日は水道局、これに加え、重たい重たい腰を上げていよいよとある病院に出向く必要がある。何を隠そう、俺には訳の分からん病気の疑いさえあるのだ。人生は面白い、心配ない。小さい事から大きい事柄まで一つ一つ確実に片付けてやる。

保険証?あぁ、そんな大事なモノさえ俺は持ってないじゃないか。そんな訳で病院での俺の名はケンタロー23歳、どうぞ宜しく。           

通常、断じて借りるモノでもない保険証なるハイカラ証明を貸してくれたケンタローに心底感謝します。

おい、俺はなんだかんだで結局何かと人に頼ってばかりじゃないか。何が完全独立だ、何が無頼派だ、なすび野郎とはつまる話、俺の事じゃないのか。オーマーシー、かかって来いよおい。                     

P.S ブコウスキー「勝手に生きろ」を久方振りに読み切る。一体何なんだと口に出さずにはおれんこのエンディング、もはや最高としか捉え様はない。バッドエンドでなく、ハッピーエンドな訳もなく、ビターエンドで収まる筈もない。そう、全くもっていわば「何でもない」のだ。そんな決まり事などファッキンベイビーの類い、もう一度書こう、最高以外のナニモノでもない。これを読んで何も感じんとしたら俺はそいつの事をモグリと呼ばざるをえんのではないか。

おぉ、俺の勝手な価値観が上からモノを申してしまいそうだ。


at 03:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

January 26, 2009

人間不信の願い事

昨日の平和で穏やかな気分はどこ吹く風、仕事が始まれば午前の時点で神経はズタボロ、歩く事もままならず打ちのめされる。そう、打ちのめされた世代、ビートジェネレーション。

この仕事を「楽しむ」事など俺にはやはり不可能だ。器が小さい、負けでも良い。ほら、俺には他に大事にする事が山程あるじゃないか。真面目なのは俺の方だ。

そんな訳ない?そう思われるならしょうがない。

会社と客との間柄ではなく、人間として「ありがとう」も「「すいません」も言う事の出来ん、今までどうやって生きてこれたのかすら疑問に思ってしまう輩に容赦など必要ない。

理解不能な輩に対してまで下からへいこらしまくるなんて、俺には到底無理な芸当。考えただけで恐怖に震え上がる。バットしかし、現実は「これがお金を稼ぐ」という事だ。


今夜は、

’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
アット 下北沢オフビート
19時開場/19時半開演/1000円(子ども無料)


何故俺はライヴの日にまで働き、朝からこんな嫌な気分になってしまうのか。夜はその分、倍返しの幸せが訪れるという事なのか。

そうか、そういう事か。なるほど、バランスか。全てを振り払うが為にたっぷり一時間演らせていただく。

俺はうたうたい、ライヴの日にまで働くなんて金輪際止めだ。どっちが大事な事か、考えるまでもなく分かる。

嗚呼、そうこうしとる内にまた一人キチガイから電話が鳴る。まるで悪夢、ヘッドフォン投げつけ、二度と現れないでと切に願う。


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January 25, 2009

旧国産車に確かな生きる活力を見い出す無免許男の物語

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「New Year Meeting」に参加。

そこは本物のワル、すなわち、【粋!モダン!ヒップ!】の見事三拍子を兼ね揃えたやさぐれモノホンおっさん不良グループ(と書いて【最も正しい人達】と読む)の会合。

その雰囲気、女、子どもに用はないぜと言わんばかり。フリーマーケットはあちらこちらに立ち上がり、俺は車の部品を買おうかどうか迷った。おっと、免許持ってないのは内緒だ。


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こんな車が街に溢れたらどうだ、こんな車が日本全国の駐車場を埋め尽くす姿を思い描いてみろ、そう、その自由な想像力で。きっと世界は平和になるんじゃないのか。

いや、もしこんな車ばかりが溢れたら、俺は逆に旧車が嫌いになってしまったりするのか。

何十年か前にはこんなイカした車が確かに街に溢れとったのだ。ところがどっこいすっとこどっこい今はどうだ、目も当てられんデザインばかりだ。


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こんな個人タクシーが街を走ればどうだ、俺は思わず、たとえワンメーターの距離とて手を上げずにはおれんかも知らん。

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こんなパトカーならばどうだ、俺は思わず乗りたい衝動に駆られ、ちょっとした悪さをしでかしてしまうかも知らん(それはいかん)。

俺は駐車場の出口付近で、展示を終えた車が持主の運転でそのまま走り去っていく様を小一時間眺め続けた。どれもこれも車同様、「貫き通す意志が見て取れるイカした古いタイプの風貌」持ち合わせたおっさんの運転であった。

普通の車が駐車場から出て行く様を小一時間も眺め続ける事が出来るか。出来んだろう。やはり、旧国産車が街に溢れれば世界は、いや、少なくとも俺は穏やかな気分になれるのではないか。

近くにそびえるフジテレビも巨大観覧車も俺には用がない。そんなモンは女、子どもに任せておけば良い。これでバランスが保てる。

俺は旧車を見て確かに生きる活力をもらった。俺に必要なのはこの興奮して止まん様な活力だ。

おっと、必要なものはもう一つ、そう、免許だ。危うく免許持ってない事すら忘れてしまう様な一日。

そんな訳でご多分に漏れず「第十八次・免許欲しいの症候群」に突入。

遅くとも30歳までには取得、夢は小学生の頃から変わる事はない、「ワーゲン、もしくは旧車を乗り回す事」だ。

それに乗ってツアーだ。車内BGMは無論、カセットテープオンリーだ。

おぉ、夢は死ぬまで途切れる事がない。


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フリーマーケットで掘り当てたイカし過ぎポスター、この興奮を忘れずに生きる。







January 24, 2009

ガタガタゴトゴトでゴー

書きたい事は腐る程にある。バットしかし、今書く事は明日の事、すなわち未来の事である。

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誕生日に、お茶の水の場違い極まるストリートにて発見したポスターにより「’09.1.25」の行動は決まった。

数々の旧車が集うであろう「New Year Meeting」にこの俺は、「免許取って早10年顔」で向かうとしよう。無論、免許持ってないのは内緒だ。

旧車のスタイリッシュなライン、ただそれが目の前にあるだけで俺の胸は躍り続けるだろう。

今夜は23時から、衛星にて天下の池畑潤二ドキュメンタリー。そう、あの時のあれ、そう、それだ。

俺は衛星の使用料金をかれこれ半年以上支払ってない感があるが、先程、久方振りに、まだ観れるのかと恐る恐る確認したところ、何と鮮明に映った。世の中には稀に粋な会社が存在する。


’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
アット 下北沢オフビート


兄貴、「スペシャルゲスト」の仕上がりは上々だぜ。

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幸福論言及

本日、様々な事柄に溢れた一日。

渋谷駅構内では懐かしの女の子と再会し約一分間の立ち話、俺は確かに生きとるぜと証明するに至る。

何、一時間遅刻したおかげだ。遅刻してなければこんなヒップな再会はなかったのだなと思えば、時には遅刻もしてみるモンやでと思えてきたりするモンやさかい、人生は摩訶不思議だ。

何、遅刻を盛大に誇示する訳じゃない。そんなモンは腑抜け野郎のやらかす事だぜ。すなわちそれはおいら、という事にも結びつく体たらく具合。

おっと、俺は昨夜ラウンドミッドナイト、ブコウスキー「勝手に生きろ」を読み返しながら興奮して眠れずに状態、そこで決めた事、よし、ええ加減重い腰を上げてやりまくるぞと固めた意志により更なる「興奮して眠れずに状態」と相成る。

すなわち、短編やら何やらを瞬く間に次々と書き殴り、それを数々の出版社に勝手に送りつけてやろうぜ体勢とようやく相成る。

この発想は遡る事二年以上も前からあったが、そろそろこちらに関しても行動する価値と必要、重要性を感じる。世に言う「見る前に跳べ」理論に当たり前に従うのだ。それが通らんかったところで一体どないやねん、とにかく俺は新しい事がやりたい、撃って撃って撃ちまくりたい。

もし一週間後、撃って撃って撃ちまくってなかったなら、どうか俺の事を嫌いになってほしい。

一人の行動による最大の利点は幸せを喜びを嬉しさを独り占め出来るところにある。

一人の行動による最大の難点は責任を全て独り占めしてしまうところにある。

今となってはバンドよりも弾き語り、そこにこそ魅力を感じる。

無論、バンドには喜びを分かち合う幸せが溢れる。

無論、弾き語りでも喜びを分かち合う幸せは溢れる。

どちらの幸せも味わいたい。粋な仲間に協力を得て、バンド形式でステージに上がる計画もある。幸せを次から次に巻き起こしたい。何たって、俺は確かに生きとるのだ。

おっと、話がややこしくなってきた。もう5時オーバーか。書きたい事は腐る程あるが今日はもう止めるとしよう。

BGMはトラヴェリング・ウィルベリーズ。これを聴く度、ハイカラ神戸シティを思い出す。俺は以前、珍しくイヤホンを耳にはめ、このバンドの音を聴きながら、神戸の街を我が物顔で闊歩したのだ。それ以来、トラヴェリング・ウィルベリーズ=神戸、この方程式は生まれた。音楽は素晴らしい、その時の風景、気分を鮮明に思い起こさせる。

よし、今年の夏は甲子園に一週間だ。それも立派な「幸せ」の一つだ。


とにかく今は「眠れる幸せ」、こちらを噛み締めながら眠るとしよう。

そう、「パーマネント・バケーション」の心意気で。


at 04:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │言及 

January 22, 2009

我儘野郎に生活の唄

とりあえず真下の部屋の住人の事は置いとくとして、俺はといえば新しい事がやりたい、やりたくてウズウズとくる。半年以上先までの企画の事などにも思いを馳せながら、無論、違う動きも取り続ける必要がある。例えばレコーディング、例えば本作り、例えば売り込み、例えば二泊三日の自由旅、例えばいつの間にか嵩んだ借金返済。1月も早20日を余裕で突破、正月ボケなど遥か彼方、この調子で行けば夏はもう目前とさえ捉える事が出来てしまう有り様。

あれだけ毎週、15年以上もビデオに録り続けた唯一の楽しみ、ダウンタウンの番組さえ観る機会が減った。いや、ビデオのタイマーをセットする事さえいつの間にか減ってしまった。

これは俺の中で、立派な異常気象である。

全てをリセットしよう、俺は全部が全部手に入れたい、一つでも欠けてしまうと即座にはらわた煮え繰り返る、世に言う単なる我儘野郎なのだ。

仕事やら何やらに飲み込まれる前に、一足先に大切なモノを飲み込む必要性を大いに感じる。


’09.1.26(月)
今村竜也とウエタケユキオ企画
アット 下北沢オフビート


こちらは一時間ずつのたっぷりツーマン企画。俺はといえば「スペシャルゲスト」なる枠組みを与えられ、見事その役割を果たすべくシミュレーションを始める。

「ワンマンライヴで一区切りついた」などと野暮な事は思わんが、あの日演ってない曲を取り入れたいと思うのは俺の性、MTRを持ち込んで録音しようぜと意気込む。新曲の事はいつだって考える。

そんな中、久方振りに読み返したブコウスキー「ポストオフィス」。こちらは言わずもがなの傑作で、こちとらウットリとさえしてしまう始末。


at 23:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

January 21, 2009

スタイリッシュにかかって来い ’09 其の二

朝、俺の部屋一直線に鳴り響く電気ドリルの轟音で目が覚める。「震度5強の地震でも起きん可能性が最も高い男」の名を欲しいままにする、そんな俺の強靭な睡眠をも堂々と突き破る轟音。

俺は冗談抜きで例の張り紙を貼った輩の気が狂い、電気ドリルなるハイカラ極まる武器を駆使し迫って来たのかと思い真剣に焦った。俺とした事が真剣に焦ってもうたがな状態。

俺はこの輩が目の前に現れた時、モデルガンを駆使してパンパン撃ってやる作戦を企てた。バットしかし、電気ドリルは反則違反ちゃうんけ、ちょっと待ったりーやである。

これは単なる何かの工事で俺の勘違いだった。ほぉ、俺はまた余計な事を考え過ぎたのだ。

ロードバイク跨り三軒茶屋、ご多分に漏れずレコードと本を漁り、部屋に戻りおまけみたいなベランダに目をやれば、丸め込まれた一枚の紙切れプラスアルファを発見するに至る、


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おぉ!プリーズ・ギブ・ミー・チョコレート・サンキュー!!

このシチュエーションでは「石」を包んで投げつけてこそにも関わらず、やっこさん、御丁寧にもチョコレートを包み、ブコウスキー名ゼリフ「前例なんて破っちまおうぜ」に従ったのか否か、「チョコレートあげるから静かにしてよ」と言わんばかりにこちらを投げつけてきたのである(確かに張り紙が貼られた日、ベランダで音がした気がする)。

ウィットに富んだまさかの攻撃においら、やっこさんの事が不覚にも好きになりそうになってしまったぜ。

ところで、やっこさんが気が狂った様に申し立てる「ビービー」とは一体何なのか。「ジャンジャカ」なら察しもつこうというもの、「ビービー」では皆目検討もつかん。

とにかく俺は「前例なんて破っちまう」程のやかましさで過ごしとるつもりはない。

そんな訳で下から物を投げつけてくる辺り、何号室の輩かは判明した。俺の真下に住む「ド新人」の仕業だ。

俺はモデルガンに弾を詰め込み、ガスをパンパンに吹き込み、優作松田の如き体勢で待ち構えるに至ろう。

もしやって来た輩がファットでスキンヘッドで髭もじゃ野郎だったとしたら?だと?

そんなモン、ご多分に漏れず一目散に逃げるに至ろう。

まぁ、そんな「本物」がこんなセコイ手段を仕掛けてくる訳もないがな。

俺はやっこさんに人生において最も大事な事の一つを特別に伝えてやりたい、

「食べ物は投げるモンじゃないぜ、バットしかし、モデルガンは撃つモンなんだぜ」

パンパンッパンパンッ!!!



近年稀にみる小さな闘いは続く。

at 16:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

January 20, 2009

スタイリッシュにかかって来い ’09

先程目覚め、「210」、すなわち俺の愛すべき部屋のドアに堂々と貼られてあった一枚の紙切れを目の当たりにするに至る、

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「てめーいいかげんにしろよ ビービーうるせーんだよ」

ヘッ?ボッボク?ごめんやんかー。

俺はこの紙に、

「哲学の哲に辞典の典/絶賛掲載中!!!」

などと一丁前に太字で書き殴り、書いた輩の部屋の扉に貼り返してやりたい、すなわち「初期衝動」に駆られるが、性質が悪い事にその輩が一体何号室に住んどるのかは分かったモンじゃない。

確かに昨日はギターを掻き鳴らした。歌も唄った。バットしかし、それは「昨日から」始まった事ではない。

この部屋の自慢は「各部屋それぞれ御自由に」がスローガンであると俺は信じて疑ってなかった。3年4ヶ月、こんな事は一度もなかった。

この輩は新人なのか、俺の「うるささ」に心底怒りを感じ、それでいてノートを御丁寧に千切り、その辺に置いてあったであろうマジックを手に取り、「てめーいいかげんにしろよ ビービーうるせーんだよ」などと関東弁丸出しで書き殴り、俺の部屋までトコトコ歩いてきて、その勢いのままにドアを「おい、てめーいいかげんにしろよ!!出て来いよ!」とゴンゴンと叩きさえすれば御対面出来るものの、俺の部屋前でマニュアル通り立ち止まり、ヒップな唄声が聴こえるであろう中、ビニールテープを用いて静かに静かにこの紙を貼り、そのまま自分の部屋へ舞い戻ったのだ。

おぉ!「矛盾は永遠のテーマだね」とは君の事だね!

「ここで俺が叫んだら、近隣にも迷惑掛けるしな」などといった周りに対する配慮からそういった行動をとったのか。

いや、このスタイリッシュの欠片もない文面からしてそこまで頭が回るとは到底考え難い。

「貴様!誰に向かってヌカしとんねん!!」と怒鳴り散らす程に俺は自惚れてもないし、もし実際来たとして、悪いのがほんまに俺だとしたら俺は素直にその場は謝るだろう。


相手が誰かも分からず、敵にもならず困難。スタイリッシュ、紳士の粋を微塵も持ち合わせてない輩。

近年稀にみる小さな闘い。

ところがどっこいすっとこどっこい、今後、実際にこの輩が俺の部屋に来たとして、俺は鬼の形相で怒り狂う事が出来るか、というのは不明である。俺に多少の「非」がある以上、それを棚に上げて怒り狂うのは何ともむずがゆい。

神経質が服着て歩く男このワタシ、スタイリッシュの欠片、ある、ある。

最後に。

おい貴様、お前東京育ちか?都会育ちか?

そうじゃなかったら心底哀れむぜ。

東京育ちでもない輩が、

「てめーいいかげんにしろよ ビービーうるせーんだよ」

これは笑うぜ。

ド田舎者ならド田舎者らしく、

「おみゃーええかげんにせーや ジャンジャカうるさいっちゃ ほんまに」


って書けよ。それが礼儀だ。そしたら俺は一目置く、置いてやるぜ。

ド田舎者の誇りを見せてみろ。

ともあれお陰で一編書けたな、ナスビ野郎にありがとうを伝えたい。

お礼にライヴに招待するよ(へっ?いらんの?)。

ライヴにおいて「心ある野次」をいつだって望む男このワタシ、「心ない野次」にはさよならを。


at 14:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │短編 

January 19, 2009

誇り高きド田舎者達

昨夜、仕事を終え、擦り切れたままの神経引っ提げて向かう場所、竜也兄貴(PLEASANT TAP)宅。鍋をつつきながら、ビールを嗜みながら、二人の子どもを見ながら、俺は福山(広島)の事、仲間の事などを思い出す。

何故ならば福山に帰ればいつもこの様な光景が目の前に広がる。皆、結婚しやがった。

バットしかしここは東京、この場においてもスナック感覚でフラッと立ち寄れる仲間が存在する事実、御近所付き合い、これすなわちニュースタイル。

誰かの部屋に遊びに行く事自体、かなりの久方振り感覚。

ここには福岡から上京し、結婚して二人の子どもを育てながら四人暮らし、猫を飼い、それでいて抗いを決して忘れる訳もなく、音楽に対し、

「今年は大いに飛躍する年にしたいモンやねー」と高らかに笑う男が一人。

子どもを気遣い、ベランダで、屋上で、階段脇で、新宿やら三軒茶屋やら東京タワーやらを眺めながら、広がる未来に思いを馳せるド田舎者二人。

ド田舎者で大いに結構、俺はそこの部分に誇りを持っとる。そして俺本人はといえば「ド田舎者」とも実は思ってない。「ド田舎者」でも一向に構わんし、そっちの方が断然嬉しいが、世間は「ド田舎者」という言葉の使い方を間違えとる。

すなわち、都会しか知らん輩の方がよっぽど「ド田舎者」なんじゃないかと信じて疑ってない。

都会育ちの輩が俺に対し、「このド田舎者が!」などと仮に仕掛けてきたら、俺はその輩の事を心底哀れむだろう。

「ド田舎者」である事に誇りの一つも持ってない輩があまりに多過ぎる。よって、様々な場所で無駄以外のナニモノでもない混雑が生まれる。育った場所に膝をついて謝れと俺は叫びたい。

まぁそんな事は今、どうでも良い。とにかく地方からやって来た「誇り高きド田舎者」は出会うべくして出会ったのだ。

それが嬉しい、この街で出会った事がまた嬉しい。

今年は例年にも増して突き抜けるであろう事を悟った夜だった。

ワンマンライヴのアンコールで唄った、東京に出て来て初めて作った曲「東京ライフ」、

あの町とこの街は 違う様で似てるとこもあったりして
人の数は違うけど 所詮日本って感じなんだ

あの町とこの街は 違う様で似てるとこもあったりして
喋り方は違うけど 構うもんかって感じなんだ


俺は何も変わってない。変わる必要がないところを変える必要などないし、例え変えようとしたところでそれは偽者以外のナニモノでもない。

偽者ほど虫唾が走るモノはない。

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部屋には「イカし過ぎポスター」が嫌味なく飾られてあった。頑ななまでに自分を守れれば未来はあまりにも明るい。

P.S

因みに「東京ライフ」にはこんな一節もある、

目覚ましは置物化 予定よりは二時間後に飛び起き
昼と夜が逆さまだ ヘッドフォンは欠かせない存在


本日、あちこちの場所から鳴り響く電話のベルを30回も無視し続け、「予定よりは五時間後」に飛び起きた男このワタシ、まさかの無断欠勤と相成る。

おー、この点までも「変わる必要などない」とヌカすつもりは毛頭ない。

へい、膝をついて謝ろう。




at 16:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

January 17, 2009

俺しか俺じゃない

そういえば、今日は「JET SET」(レコード屋)がかの有名な一番街に移転してくる日とちゃうんけ、

そんな事を夕方思い出し、俺はその前に払う必要のある電気代の事も含めて金庫を開け、ワーゲンバス貯金箱を漁る。

そこで頭をよぎる麗しのことわざ、「背に腹は代えられん」。

なるほど、初めてこのことわざを使いこなしてみる。

どこかで企画を演った際にいただいたお金、千円札五枚を取り出し、百円玉をワーゲンバスから何枚か抜き出した後、俺は電気代を止められる間一髪のところで支払い、そしてレコード屋へと繰り出す。

「JET SET」を手ぶらで出て、何故か小金持ちの気分で懲りもせず向かってしまうのがディスクユニオン。

「ミュージックマガジン二月号」の表紙がブランキージェットシティである事に驚愕した後、手に入れる。

無論、何枚かのレコードが目に止まったが、辛うじてセーブする。

そんな訳でBGMは二時間半前からブランキージェットシティ。

随分とぶったまげた事をやらかしてくれたモンだ。

今日はなかなかに休日らしい休日だといえる。


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P.S 14年前の早朝、すなわち神戸大震災の朝、俺は新聞配達所へと向かう道の上だった。そこでも確かに異変を感じたが、新聞を配り終えて家に戻るとお母さんが言った、

「怖かったでー、アンタ!揺れて揺れて柱につかまったモンなー」

あれから14年か。

その時、「14年後に俺、東京の下北沢でワンマンライヴ演るでー」と言い放ったとして、信じた奴などおっただろうか。俺も含めて空想の話だけで終わっただろう。

まだまだ序の口、小さい夢から大きい夢まで全部やっつけてやる。夢は叶える為だけにある。それは死ぬまで誰にも止められん。

俺はブコウスキーでもロニーレインでもない。俺は誰にもなりたくない。俺だけの道を作る事に人生を費やす。

12年位前、ジェットシティのフロントマンが、音楽雑誌に楽譜が掲載された際に答えたインタビューを思い出す、

「コピーなどやめてオリジナルを演った方がええよ」


それは生き方にもいえる。エルヴィス曰く「That’s All Right」。

at 22:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

麗しのスリル・トリップ

バーを終え、部屋のドアを開ける前に両手を合わせて強く願う。

緊張の面持ちで電気のスイッチをポチッとやる。

点いた、点いたぞハニー!!

俺は誰もおらん部屋の中であまりにもストレートな言葉を吐くに至る、

「ラッキー、ラッキーやんけこれ!」

電気がいつ止まるかも分からん生活、スリル・トリップ。

俺の部屋は全て電気、すなわちおいら、電気にあまえてばかりのあん畜生。

結局、何かに頼ってないと生活がままならず困難。

俺はまだまだアマイな。

電気一つ止まればコーヒーは飲めず、シャワーなど夢のまた夢、読書灯が灯る訳もなく、BGMなど静寂、パソコン?戯け野郎!近未来の遥か彼方。

俺はとりあえず安堵の表情に包まれ、読書灯を灯しブコウスキー「ポストオフィス」を読み返し、「暖房」なるハイカラ極まる装置の電源をオンにしたまま、知らん間に眠りに就いてしまった。

俺はアマイな。

電気代を払える目途はない。いつ止まるか分かったモンじゃない。

唄って稼いだお金を電気代に使う事は避けたい。

俺は堅いな。

スリル・トリップ、いつか必ず笑い話。


at 15:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

January 16, 2009

演ったモン勝ちの理論に則っとるか否か

2月16日(月)
ライヴ アット 高円寺楽や

こちらは昨夜真夜中、ヒップでポップでジャンプなメンツによるデリンジャー企画へと緊急変更、


’09.2.16(月)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.7」
アット 高円寺楽や
w/石指拓朗(THEWATTER)/さよなら食堂


演ったモン勝ちの理論に則り、初出演の二組が粋な二つ返事でそれに応えてくれる。

演り合いたいヤツラが沢山おり、それに二つ返事で応えてくれるこの方程式、実に幸せ感に溢れる。

先日のワンマンライヴでも強く感じたが、やはり俺は一人ではないのだ。

そして本日、ドサクサまぎれのダブルワーカー、俺は2月27日(金)、すなわちフライデーナイトの名古屋ライヴを決めたくてウズウズキリキリとしている。





at 16:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

グッドタイム・ロマンス

昨日のライヴはMTRに録音した。当初、竜也兄貴から借りたテープレコーダーを駆使する予定だったが、テープの回転速度が遅く正常録音不可の為、急遽MTRを持ち込んだ。

先程、再生ボタンを押すと、たまげた事に「二部」から始まった。すなわちソワソワフワフワ状態、通称ソワフワにより、俺は「一部」の録音の上に「二部」をかぶせてしまった訳である。

恐るべしソワフワ、手は攣るわ足は攣るわ、俺は攣り名人の名を欲しいがままにしてしまうのか。

「二部」の録音は場の雰囲気も重なり、俺が想像しとったモノよりは数段良い響きに聴こえた。

「あっ、この人悪くないな」と俺は結局、多少なりとも感じてしまったのだ。

そうとなれば「一部」の録音がより聴きたくなってくる。この日のライヴは出来、不出来に関わらず音源を残しておきたかった。

よし、今後はMTRをなるべく持ち込むというのはどうだ。

「熱狂・ライヴ盤」、夢の一つに加えるというのはどうだ。


ところで昨日、わざわざ用意してもらったターンテーブル。「一部」4曲目、「アウトロー・バカヤロー」、

ルースターズのイライラするぜって曲を回しながら
イライラを吹き飛ばす 俺達はアウトロー

ターンテーブルが渦を巻く光景に目玉回しながら
イライラを吹き飛ばす やり方がニクイんだ


こちらにかけ、ライヴが始まる直前のSEはルースターズ「ディスサティスファクション」、

アンコールラスト、「スポットライトな生き方」

ソニーロリンズのサックスをなぞって 
巧い事口笛吹こうとしたけど
俺ったら口笛吹けない身だった


こちらにかけ、終演後のSEはソニーロリンズ「セント・トーマス」、この手の込んだ、ウィットをササッとまぶした演出に気付いてくれた人達はおっただろうか。

俺はレコードを持ち込み、DJシムスケに耳打ちした、

「このポイントでこれ頼む!」

あの絶妙のタイミング、気付いただろうか。

気付いてくれたなら俺は嬉しい。

それも含めたライヴ展開、次が早くも待ち遠しい。


P.S 全ての出来事は日が経てば経つ程に、素晴らしさが増してくる気がする。

なんだかんだで昨日の記憶も全て「ニュースタイル」だと俺は捉える。

それは紛れもなく、

「仕事を休んで」

「仕事が終わって」

「電車を乗り継いで」

「お金を払って」

「時間を削って」


エトセトラ、来てくれた男前と女前達のお陰だといえる。

よし、告白しよう。チューさせてくれよ。








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January 15, 2009

俺から俺へ様々な気分をプレゼントした一日

★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ


一部

1.CCOのテーマ
2.表現者
3.ポップアートの偽者の住人
4.アウトロー・バカヤロー
5.自作自演屋
6.マリーと暮らす
7.夢の暮らし
8.自由


二部/2~7・高哲典+佐藤亮平

1.どうにかなりそう
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.喜怒哀楽な男
4.雨が降ったって大丈夫
5.ラウンドミッドナイト
6.明大前にて
7.深夜高速バスブルース
8.何を想う
9.愛すべき日々


アンコール

1.東京ライフ
2.スポットライトな生き方



ソワソワフワフワしてDJどころではなかった。

誕生日に手に入れたハンカチを後ろポッケに忍ばせ、誕生日に手に入れたシャツを着て、誕生日に手に入れた財布をもう一つの後ろポッケに入れたまま、誕生日に手に入れたベルトをしっかりと付けたまま唄う。

全19曲、ワンマンライヴの難しさを身をもって体感した男このワタシ、演り残した部分、言い残した部分を多々感じる。

「一部」は何も掴む前に気付けば終わってしまった。すなわち「武者震い」よりも「緊張」の方が勝ってしまった。「武者震い」が強過ぎて「逆効果」で固まってしまったとも捉える。それは客側にも伝わった。俺は、如何にそれを伝えずに巧く演りぬくかに勝負を賭けたい男なのだ。

「二部」では雰囲気が変わったのを確かに感じたが、俺は後半、ろくにギターも弾けてなかった。手が攣って、ギターの位置を変えようと足を伸ばせば足が攣った。終わった後、左小指を見れば肉が見える程、弦の形のまましっかり皮が剥げとった。それでもウッドベース・佐藤亮平との組み合わせは気持ちが良かった。

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集客29名、身内乗りになるのを避けるのに俺は必死だった。何から何まで俺は考え過ぎたのかも知らん。

バットしかしそんな事柄はもうどうでも良い。楽しかったし嬉しかった。あの場にストレスはゼロだった。俺みたいなモンの為にあれだけの人が集まってくれた事が嬉しかった。不完全でも完全にやり切った事だけは間違いない。中途半端に演ってしまった、通称「やっちまった感」はない。

次に繋げる為の、重要な重要なワンマンライヴだった。全くもって良い経験をした。

俺に今必要なのは、「ライヴにおける基礎体力」なのかも知らん。

あの場に居合わせた全ての男前と女前に敬意を。

ありがとう。そう、ありがとう。

今思う事は、俺はまだまだこんなモンじゃない。

そう思ってないとただの馬鹿になってしまう。

今回、勝ったか負けたかは分からんが、とにかくまたどでかい勝負をしようぜ。

勝負には相手が付き物であるが故、またその時はどうか相手になってほしい。


P.S 唄って稼いだお金で、俺は以前から目をつけてあったギター型ネックレスを手に入れた。

そう、「’09.1.14」をより深く刻む為に。

お父さんはあの場におったか、おったな。俺はあんたが逝ってしまった事がいまだに理解出来てないのだ。


at 18:43|PermalinkComments(4)TrackBack(0)│ │ 

January 14, 2009

俺から俺へどでかい一勝をプレゼントしてやろうぜといった塩梅

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日捲りカレンダーには一日毎に、偉人達の一言が綴られとる。

1月14日(水)、すなわちお父さんの命日、それでいて記念すべき初ワンマンライヴの日、日捲りカレンダーにはこう書いてある、


「己れに克つ」西郷隆盛

イエス!断固イエス!

西郷どんの事は何一つ知らん戯け人間このワタシ、バットしかし大いに胸は高鳴る。

現在バーカウンター鎮座、これを終えれば一気に戦闘体勢。

本日も様々な文章が届く。


「お父さんにも男前な姿を見せつけて下さい」

「男・高哲典を見届けたい」

オーケー、オールオーケー、

「そんな柄じゃないわ ワタシみたいなモンの為に」                    

俺はバーカウンターでもはやこの高鳴りを抑えられん、そして泣く。

まだ何も始まってないし、何も終わってない。

損はさせん、させる訳がない。

万が一そう感じた時は正直に言ってほしい、

「ワタシ、今日来て損したわ」

「お前には正直ガックリきたぜ」

無論、そんな時は俺の負けだと認めるし、まず何より俺自身が「負けた事」に一番最初に気付くだろう。

何を大そうにだと?ほっとけ、俺の気持ちは世界中で俺だけに決める権利がある。

近年稀にみる武者震い、俺は、俺から俺へどでかい一勝をプレゼントしてやろうぜといった塩梅。

弦が切れません様に、いや、切れても関係ないな。


★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時開場/20時開演/1000円+1order/2ステージ


一部:高哲典
二部:高哲典+佐藤亮平(ウッドベース)


at 00:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

January 13, 2009

恋をしようよ

「楽しみにしとるぜー」だとか、

「楽しみにしてます!」だとか、

「楽しみにしとるぞ」だとか、

「楽しみにしてるね!」だとか、

「これは楽しみですねー」だとか、

「とりあえず火炎瓶持って行けばいい?」だとか、

全部嬉しい。


とにかく近い、非常に近い、

★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時開場/20時開演/1000円+1order/2ステージ


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今年の行方はこれで決まる。決める。

がっかりさせる様な真似は断じて御法度。


そんな大そうな、だと?

ほっとけ、俺の気持ちは俺が決める。



そして本日、頼れる男に無理を言い、チラシ&ステッカー作り。

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おぉ!

「VSシリーズ」、大いに燃える。

そんな訳でいつだってバタついとる男このワタシ、やるべき事をやりまくるだけ。










at 02:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

January 11, 2009

大事な左部分を返せ

突拍子もない程に虫の居所が悪い。

ロッカーを蹴散らし、

壁を蹴散らし、

ドアを蹴散らし、

エレベーターを蹴散らしたら、

大事なブーツ左部分が凹んで擦り切れた。

後悔。

目に見えるモノ全部なぎ倒してやりたくなる瞬間がある。

突拍子もない程に虫の居所が悪い。

今夜はヒートウェイヴで踊るに限る。




at 16:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

新春パンク回線

「お前は二度と戻ってくるなよ」だとか、

「貴様の事は突き放すぞ」だとか、

逆に、

「皆、お前が戻ってくるの待ってるから」だとか、

「やるだけやってみろバカヤロー」だとか、

「困ったらいつでも相談に来い」だとか、

「友達だぜ」だとか、

嘘でも全部嬉しい。俺の事は俺が決める。とにかく一つの出来事が徐々に終わりに近付いとる。

そしてそんな時、脳内BGMはこちら、

「サヨナラから始まる事が沢山あるんだよ~」

オーケー、オールオーケー、エルヴィス曰く「Thats’ All Right」。ましてこれは「サヨナラ」でもない。

「終わり良ければ全て良し」とは巧い事言ったモンで、ベタなヒューマンドラマの如き終わり方だとしても当の本人、ググッとくる。

紛れもなくまた一つヒップな経験をさせていただいたと捉える男このワタシ、一気に感謝の気持ちが込み上げてくる次第。

今日は今日とてスタジオ3時間。ピックは次から次へと欠け、まだまだ物足りなさも残る。部屋に戻れば様々な人達と様々な事柄でコンタクトを取り、それとは別で請求書は今にも溢れんばかり、すなわち頭は新春パンク回線。

高円寺楽やに、大事な大事な赤と白のピックをホルダーごと忘れて帰ってしまっとる事にまさか、今日になって気付く。ワンマンライヴまであと三日、あの紅白が目の前にないと俺のライヴは始まらん。おー、無駄な仕事がまた一つ増えた。

ところで君、煙草を買ってきてはくれないか。銘柄はそう、「JPS」プリーズ。

P.S 

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「TRIANGLE」というフライヤーに掲載されたワンマンライヴ告知。北九州バードマンハウスで撮られた写真が採用された。北九州のアレンギンズバーグ、下原元気君、元気かい?どでかい事やらかしてやろうぜ。


at 03:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

January 09, 2009

【高哲典VS十条フォークジャンボリー】

’09.3.8(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック 2マンシリーズ vol.3」
アット 高円寺MOONSTOMP
【高哲典VS十条フォークジャンボリー】


名古屋から戻った勢いそのままに繰り広げるツーマンシリーズ第三弾。

ところで、そんな二人の心の底に生き続ける「CHAGE&ASKA」がまさか、突然の解散を発表した。隠すまでもなく小学生のこの俺に計り知れぬ影響を与えたのは事実である。

そんな訳でPCデスク前鎮座し声を出して驚いた男このワタシ、この仕事の潮時を今か今かと考えている。

追記 13:24

解散説は誤報だった。よくある何の根拠もない、通称「ガセネタ記事」に俺はまんまと騙されてしまった。これは恥ずかしい。今更解散などあるわけないやろ腑抜け野郎、よー根拠もないのに、ハテナマークも無しで「解散」などと書き切る事が出来るな。全くもって恥ずかしい人種だ。

バットしかし、

【高哲典VS十条フォークジャンボリー】


こちらは言わずもがなの事実。

ブレイクスルー・タイムス

仕事の合間、すぐ裏にある神社にて二年連続でおみくじを引く。そして引き出すのは言わずもがなの「大吉様」。

要するに「神様を信じれば心の底から喜びが沸いて、倖せがやってくる」と書いてある。そこで俺はこの「神様」を「自分」と捉えて文章を読み直す。すなわち、難しい話は抜きにして自分を信じれば良いと相成る。

俺に宗教はない。いや、俺だけの宗教はあると信じる。とある占いによれば俺は今年、大殺界らしい。ところがどっこいすっとこどっこいこちとらノープロブレム、そんな事に縛られとる様では「中途半端茶髪髭野郎」が聞いて呆れる。2009年が終わる時、「大殺界は素晴らしい年やったがな」と笑い飛ばしたい。

俺はこの「大吉様」を信じる。そこにはいつも自分が思っとる様な事柄が綴ってある。信じて信じてそれを突き抜ければなお良し。

仕事場の傍らでは、センスの欠片も何の才能も、「寒いならこのコート着なよ」、すなわち、あるとすれば生ぬるく気持ち悪い類いの優しさだけの様な二人の輩が「他人の才能」について語り出す。「自分の才能」は場外に放り出したまま、自分を偉く見せたいのか、大声で「あいつは才能ないからー」などとしたり顔でほざき出す。

俺は大事なブーツを履いたままドロップキックを二発お見舞いし倒れたその瞬間胸ぐら掴み取り「誰の事か知らんがお前にだけは言われたない筈やで」ととち狂った様に叫び暴れる、そんなシーンを明確に頭の中でシュミレーションして大いに興奮する。

「気が狂っている様に見えるかも知れないが
それはお前等の方だぜ それはお前等の方だぜ」


まさにこの状態と相成る。敵にもならん敵があまりにも多い、それは不愉快以外の何者でもない。

俺は見事、「大吉様」を自分のモノにしてやりたい。







at 00:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

January 08, 2009

今日の為に詩を唄おう

’09.1.7(水)
ライヴ アット 高円寺楽や


1.アウトロー・バカヤロー
2.ラウンドミッドナイト
3.マリーと暮らす
4.どうにかなりそう
5.自由
6.夢の暮らし
7.愛すべき日々


最新グレイテストヒッツでお送りする「新春初ライヴ」、バットしかし魂は何処へ旅に出てしまったのか。そして最も掴みにくい類いの雰囲気。無論、やる事をやる必要はある。

終演後、「新春初ライヴはイマイチやで」などとぼやく。そんな時マスターが叫ぶ、

「2月はどんな感じ?あのおっちゃんが気に入ってるから次のライヴ決めて告知しようぜ!」

何??ほんまけそれ!

おっちゃんは俺に囁く、

「初対面で何だけど、良かったらアンタに一杯奢りたいね」

へっ?おっ、オォー!!これ、まさに理想郷。

いつだってやる事はやらんといかん。いつだってスナック感覚で呑みに来たおっちゃんまでも鷲掴んでやる位の心持ちでやらんといかん。そうすれば必ず何か記憶に残る出来事が生まれる。

「今日ので良いと言われるなら、俺はまだその百倍は出来る男だぜ」感に勝手に浸り、奢ってもらった「コーヒー焼酎ミルク割り」を流し込みながら、京都拾得で俺のCDを手に取り、「お釣りはええやん」と言い残しそのまま去って行った粋なおっちゃんの事を思い出す。

何故かおっちゃんばかりが集まるやさぐれミュージシャン、そんなモノにワタシはなりたかったりもする。

そんな訳で、


’09.2.16(月)
ライヴ アット 高円寺楽や


こちらを確定。

おっちゃんまた会おうぜ、マスター、俺はあんたが好きだぜ、などと高らかに叫びたい夜。

ところで5時起きの男このワタシ、泥の様に眠らせていただく。明日も挑むのは早起き、すなわち三文の徳を狙う。

P.S

★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時開場/20時開演/1000円+1order/2ステージ


こちらまで一週間を切る。「どうぞ楽しみにしといてくれ」、などと大言壮語でも吐くとしよう。そして早くも3月の「ツーマン企画」が決定した。詳細は後日。

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January 07, 2009

一線を画せ

午前中に部屋を飛び出しヘヴィタウン渋谷、おー、こんな時間に街を徘徊するのは何日振りかといった感覚。休みの日の午前中に街を歩く、これはもはや「一睡もしてない時」、この状態の時に限られてしまう。

夢の国「レコファン渋谷店」で溢れかえるCDとアナログ盤を根こそぎ高速スピードで引っこ抜き、現在、俺の頭の中に指令が出され続けとる「ヒートウェイヴをかっさらえ」に従う。


困難を極めながらも二枚引っこ抜く事に成功し、フラフラ状態で向かうのが「ピカソ/クレー展」。

そこでは様々な画家の絵が飾られており、やはり一際目を惹かれるのは「ルネ・マグリット」。

「シュルレアリスムとはまさにこれの事やで君!」といわんばかりのヒップ具合で、俺は以前もこの男の絵に強く惹かれた。

詳細は何一つ知らんくせに、

「やっぱりクールなのはルネ・マグリットやで君!」などと誰かの肩の一つも抱いてやりたいが、それ自体が「ちゃらちゃらしたファッション感覚」になり兼ねんが故、止めとく必要がある。

気付けば20時には眠りに就き5時起床。おー、まさかのおじいちゃん生活このワタシ、本日初仕事、後、初ライヴ。

いつだって休みなど何日あっても物足りんが、行かなくちゃ行かなくちゃ。


January 06, 2009

何のそのでゴー

「1月5日は一睡もせず」は一瞬の隙でまたも失敗に終わり、まさか、10時頃から17時半頃まで眠り続ける。ハイカラタウン池袋駆け込み、江崎掌氏のツーマン企画を観賞し、「池袋の数だけ玄やがある」と言われて名高い、中華料理屋「玄や」で定食を平らげる。

スナック感覚で「池袋トライ」立ち寄り、大袈裟にも今年の行方を多少は左右するかも知らん重要な話を聞く為、驚愕の「一時間に二回玄や」を体感。おっちゃんの「また来たでコイツ」顔も何のその、ビールを嗜み、話は終わらず、断じて話し足りず、新宿からの最終電車を逃しても何のその、渋谷まで行き下北沢まで歩く。寒くアレにもコレにも響くが、ポッケに手でも突っ込んでひたすら歩く。

部屋に戻れば一丁前に暖房なるモノをつけ、「原宿ブルースカイヘブン」を読破。

そんな訳で「1月6日は一睡もせず」、こちらを強行。新年一発目、「ピカソ/クレー展」などに出掛けてやろうかといった心意気。油断すると今にも眠りこけてしまいそうだ。

P.S

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先日発見した「おいおい冗談やろ?」といった類いのイカし過ぎワーゲン。俺の夢「ワーゲンを乗り回す事」、これは17年前から揺らぐ事はない。まぁ、依然免許すら持ってない事は内緒にしとけ。今まで数々のワーゲンを見たが、この写真のワーゲンのフォルム、配色センス、内装、実に完璧に近く嫉妬を隠さずにはおれん。バットしかしこれを見てしまった以上、俺がいつかワーゲンを手に入れたあかつきには、これとは違う「完璧」を目指す必然が生まれた。おっと免許すら、いや、保険証すら持ってない事は内緒にしとけ。

俺はこれを見た途端、大嫌いな筈の「携帯電話カメラ機能」を不覚にも駆使してしまう。無断撮影も何のその、こんなイカした車を乗り回す器の持主、「撮っても差し支えないやろ」などと勝手に捉えてみる。そして、こんな車を乗り回す人物は男なのか、はたまた女なのか、是非とも一度お目にかかってみたいなどと勝手に考えている。


at 08:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

January 05, 2009

欲望の全て

ラウンドミッドナイト、観たいモノ、聴きたいモノ、やりたい事、これらで溢れる。

スナック感覚で「さらば青春の光」、ちょっとのつもりが二時間全て観返す、すなわち引き込まれる。

モッズもロッカーズもノープロブレム、その定義自体が俺は好きじゃない。

グッと来れば何でもOK、その点、この映画は観返せば観返す程に面白い。

ところで「1月5日は一睡もせず」、こちらを実行。

これを正月ボケと呼ぶのなら、俺は年がら年中正月ボケのチンピラ野郎という事になりかねん。

BGMはスミス、よー分からんがイカす類い。

ところで近い、非常に近い、


’09.1.7(水)
ライヴ アット 高円寺楽や
19時開場/20時開演/1000円


この日が俺の初仕事、それを終えてそのまま「ほんまの仕事」に向かうといったこの仕組み。

「ほんまは基本的に皆、今日から初仕事なのよ!」だと?

「基本的」なのと「皆と一緒」なのは好きじゃない。

その発想でいくと、モッズもロッカーズもクールスも好きじゃない。

いつだって「個人」である必要がある。

家賃未払いとて正月はダイナミズムに溢れるべきだ。

いや、正月だけではない、いつだってダイナミズムに溢れるべきだ。

とにかくグっと来れば自由をはき違えん限り浮浪者でもキチガイでも何でもええがなといったこの仕組み。

おっと、家賃未払いなのは「自由をはき違えとる」のかも知らん。


ともあれ俺には後二日間の休みがある。有効に使わん手はない。

そして気付けばワンマンライヴすら至近距離に急接近、


★年明けワンマンライヴ
’09.1.14(水)
「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」
高哲典ワンマンライヴ アット 下北沢BAR?CCO
DJ/シムスケ/タカアキノリ
19時開場/20時開演/1000円+1order/2ステージ


いつだって新しい事を狙いたい。思考は何一つ止めてない。

今夜は池袋グッドナイトを体感予定。







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臆病を肩で背負ったまま人生で踊れ ’09

昨晩ラウンドミッドナイト、いや、もはや明け方、ビデオに録りためた正月特番「松田優作20回忌特別番組」観賞。

何かありそうな男にはやはり「何かあるのだ」、などと上からモノを言っとる場合ではないが、それは一目見れば分かる程に確かな事実なのだ。

ところで新年早々、2008年を大幅に塗り替える様な、新し過ぎる感漂う、そんな予感、ロマン溢れるヒップでウィットに富んだどでかい話が舞い込んできた。

まさに青天の霹靂、降って沸いた様なお話。

まだまだここに書く事は控えるが、「俺は何一つ間違ってないんちゃうんけ」と胸を張って差し支えないんじゃないか。

「伝わる人には多くを語るまでもなく伝わるモンや、俺が俺で良かったがな」と誇りを持って差し支えないんじゃないか。

「俺も自分が調子良いと思える時は評価など関係なく躊躇わず調子に乗り続けてやろうと思い続けとる」

これはまさに昨日書いた。

俺は俺の生き方を貫いた後、死にたい。

さて、調子に乗らずにはおれん男このワタシ、

バットしかし座右の銘は「喜ぶのはまだ早過ぎる」、

俺は臆病を肩で背負って歩いとる様な男だ。

「こんな話があってええのか、何かウラでもあるんちゃうんけ」

これを断じて忘れる事はない。不安などいつだって山程ある。

様々な動きがあって今に繋がる、動きがなかったら間違いなく今のこの状況は何一つない。

松田優作が言ったな、「全ては必然だぜ」

おー優作!その言葉、俺も口癖の様に使っとるぜと生意気気分で親しげに肩でも組みたい心意気。

声を掛けてくれた男の発言が例え嘘だとしても、俺はその一語一句を決して忘れん。仮に、もしも仮に冗談半分だったとしてもそれで良い、「期待の数倍上を行ってやるぜ」と原動力の一つになる。

「ヒップを極める旅に出る2009年が至近距離に急接近」

これは大晦日に書いた。

一つだけ言える事は、どっちにしても俺は断じて動きを止めんぞという事。

何もしてない輩が「何か良い事ないかな」などとヌケヌケと呟くのは金輪際止めろ。

何が起こるかなど分かったモンじゃない。その瞬間は何もなくても、後々何かが起こる可能性は断然ある。

俺は調子に乗るだけで終わる様なそんな腑抜け野郎ではない。それを証拠に残す為にも本を作りたい。

俺は毎年、干支に捉われず「俺の年」にしたいと思っとる。

俺は今年、本物の「俺の年」を手に入れるかも知れん。

やりたい事をやれば良い、やり通せばそれで良い。

おっと、まだ何一つ決まった訳でもなかった。早く話を聞きたい。


P.S これも天狗様にお参りに行った効果なのか、などと考えてみる。

バットしかし天狗様は言うだろう、「所詮お前次第やぞ」、

俺は動きを止めません、ただそれだけ。


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January 04, 2009

カセットテープという粋な存在を忘れてはいないか論

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昨晩、カセットテープをデッキに突っ込みスピーカー前に鎮座した後に作成する代物、「ヒートウェイヴ/ベストトラックス」。

MD?ノー!CD-R?ノー!iPOD?なんやねんそれかかって来い!

これ見よがしに首から機器をぶらさげてファッション感覚で音楽を聴く様な輩には心底興味がないし心底信用など出来ん。

「ほっといてよ、いつも私は私よ!」だと?

おー、「That’s All Right」。

普段音楽を聴く時、どうしても「本を読みながら」「片付けながら」といった、通称「ながら族」になりがちであるが今回、テープを一曲ずつ停止する役目があるが故、スピーカにいつも以上に耳を傾ける。そこで、

「おぉ!この曲を知らんとして、ラジオから突然この曲が流れてきたら流石にビビるな!」連発。

そう、俺はいつだって「ラジオから突然流れてきたらビビってしまう様な曲」を作りたい。BGMにはなりえん様な、耳を全部持っていかれる様な曲を作りたい。

カセットテープの醍醐味の一つに、「片面45分」にいかにギリギリまで曲を詰め込む事が出来るか、というのがある。

「40分ではテープに5分も空白が出来るしもう一曲入れたいけどこれ入れたらもしかしたら途中で切れてまうかも知れんぞ、さてどうする?賭けで入れてみるか」、


このスリル、カセットテープならでは。他では決して味わう事の出来んスリル。

久し振りにテープを作って色んな事を思い出した。俺は新聞配達をやっとる時、日夜、何100本ものテープを作り続けた。完成したら次の朝が来るのが毎回楽しみになった。朝がいくら苦手でもそれだけで楽しみになった。それはすなわち、「自分で編集した名曲だけを収めた作りたてのテープを聴きながら新聞を配る権利を獲得した」からに他ならん。

そう、いつだって楽しみは自分自身で勝手に見つけてやれば良い。

ところで俺は「カセットテープ復興委員会」会長でも何でもない、そう、ただの端くれ。

きっと周りが「カセット!カセット!!」などと騒ぎヌカしたならばおいら、

「何言うてまんねん、iPODに決まっとるやろこの椎茸野郎!」などと口にしてしまうかも知らん。

BGMはスミス、こちらはCD、すなわち文明の利器。



at 21:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │音楽 

January 03, 2009

トリツカレタ男のロマン求める物語

去年同様、すぐ近くの神社、天狗様にお参りに出向く。我儘で贅沢な注文を天狗様に強くお願いする。天狗様は「所詮お前次第やぞ」と笑う。

オーケー、オールOK、俺も嫌味のない天狗様を目指したい。

俺はたとえ状況が急に変わったとして、それで急にテングになったりする様なそんな恥ずかしい人間には断じてならん。

もし仮にそんな事になったら、どうか俺の足、俺の大事なブーツを踏み潰して唾を吐きかけてほしい。

誰かが言ったな、

【「アイツは最近テングになっとる」、この言葉からどうか「最近」を取ってほしい】。

すなわち、

【俺の「テング」は昔からのモノで、断じて「最近」からのモノではない、俺は昔からずっと調子に乗り続けとるぞ】、

こう言いたい訳やね。その意味が痛い程に分かる。

俺も自分が調子良いと思える時は評価など関係なく躊躇わず調子に乗り続けてやろうと思い続けとる。


ロードバイク跨り三軒茶屋。カセットテープを何年か振りに手に入れ、「ヒートウェイヴ/ベストカセット」を作成する事を決める。

MD?ノー!CDーR?ノー!iPOD?なんやねんそれかかって来い!

昨今、「カセットテープこそアリなんちゃうんけ」を信条に唱える男このワタシ、初心に戻り、編集テープを作りまくるのも一つのロマンと捉える。

行きつけ「フラップノーツ」で800枚程レコードを漁り、選りすぐり4枚。目当てのモノがなくてもレコードの場合に限り、それ以外のモノが何枚も目に止まるのだ。

俺はレコード屋に足を踏み入れる前に「勝負前の一服」、踏み入れた後に「勝負後の一服」をそれぞれ吹かす。何の勝負か分かったモンじゃないが、とにかく神経を使う。

レコード欲、性欲、正直な話、これだけは俄然治まる気配がない、などとヌカせばやはり昨今、嫌われるのか。

バットしかし、それがなくなれば俺が俺じゃなくなるかも知らん、とも言える。正直に生きたい。

帰り道、目当てのモノを掘り当てる為だけと強く言い聞かせてディスクユニオン下北沢店を覘く。そこで「新入荷コーナー」をスナック感覚で掘り出しとるまさにその時、目に飛び込む予想外イカし過ぎイカれ過ぎレコード、


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おっ?おぉ!!

「アンタ!どこまで女好きなの?!」だと?

ノー!断固ノー!イエス?いや、ノー!!!

よく見ろ、このジャケットは女だとか裸だとか、そんな薄っぺらないやらしさなどとっくに超越しとるじゃないか。

俺は確かに近頃、スミスのレコードを探しとる。バットしかし、目当てのモノとはこれの事ではない。すなわち全くの予想外マリリンモンロー・ヌードジャケット、それでいて近頃探しとるスミスレコード。いくら家賃未払いとて、このダブルミーニングを「見んかった事にする」程に俺は腑抜け野郎でも好奇心ゼロ人間でもない。

「俺がいつか死んだら呆れた調子で
こんなガラクタばっか残しやがってって笑ってよ
棺桶の中に宝物を詰めて 蓋が閉まらなくなってしまう程宝物を詰めて

明日とか明後日とか何十年後かにその時が来たら
俺はヴィニール盤の燃えカスと共に天国行き」


口ずさみながら家路に着く。

レコード屋とは常に予想を裏切られる、ロマン溢れる神聖な場所なのだ。

そして現在、BGMはこちら、

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おっ?おぉ!!

へっ?興味ない?勝手にしろ?

冗談やろ、これに興味のない人間など男女問わずこの世には存在せん筈だと俺は信じて疑ってないぞ。




at 20:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

ゴー 朗らか気分 ゴー

サイコロで「3」が出た故に向かう街、トンチンカンタウン新宿。「1月2日は一睡もせず」は失敗に終わり、14時起床。シムスケ宅にお邪魔する事も、スモーキンブギの新年会に駆けつける事も抑えて、俺は自分の為に時間を使う事にする。そう、正月気分をかろうじて持ち合わせ「新春2009/初レコード漁り」実行。エルヴィスやらジムモリソン詩集やら原宿ブルースカイヘブンやらスミスやら天下のヒートウェイヴやらヒッチコック劇場やらトーキングヘッズやら、レコード、CD、本、DVD、何でも来いの選りすぐり11枚。

正月、ひな祭り、文化の日、秋分の日、平日ど真ん中、日時を問わずレコード屋が俺を呼んで止まんこのシステム。

「とっ、ところでお前!ジャズ1枚もないやないか!!」だと?

落ち着けよ、ジャズ館は今日、俺をお呼びでなかっただけの話である。


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鬼の形相で2000枚程レコードを漁った後、その足で念願の「TOKYO JOE」を観賞。

帰りの電車では俺が降りる前に何の躊躇いもなく乗り込んで来るおっさん、姉ちゃん、輩、その他の集団。

今日が3月12日、すなわち平日ど真ん中なら「貴様、どんな育ち方してきたんや」と相成るが、本日1月2日、すなわち2009年も始まったばかりであるが故、怒鳴る事は止めどうにか呆れ苦笑いで切り抜ける。

そう、この場合日時を問う男このワタシ、今年も必要以上に俺を怒り狂わせる出来事は後を絶たんだろうと安易に想像出来てしまうこの「ノーモラル・ノーデリカシー」システム。

誰かが言ったな、

「一歩外に出たら、歩くスピードが違うからもうそれだけで大変やわー」。

あんたは正しい。バットしかし、それで死ぬのは訳が違うぞ。闘うべき事柄は山程溢れとるのだ。

そして誰かが言ったな、

「おっ、お前!歩くスピード、競歩より数倍早いな!!」。

おぉ!わきまえた御意見。

歩くスピードも自分で決めなくちゃ決めなくちゃ。

歩道は人混みで溢れかえり歩く事もままならず、車道に目をやればスッカスカ。この場合、俺は断固車道を歩く。無論、人十倍、車とバイクの迷惑にならん事を考える。車道を歩きながら朗らか気分で歩道を見渡してみる。その光景はまるで動物園、飼い慣らされたド田舎者軍団。人が多いとボヤクお前も「人」のくせして、歩く事もままならず勝手にイラついとるお門違いの猿人間集団。

ああはなりたくないぜああはなりたくないぜ、ああなったら俺は終わってしまうぜ。

おー、気付けば思い出して怒っとる男このワタシ、朗らか気分で「ヒッチコック劇場」を観賞しよう、そうしよう。



at 00:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

January 02, 2009

何度でも誕生してやれば良い

結局21時まで眠りこけてしまい、「新春初レコード漁り」は明日へと持ち越し。そんな訳で現在、「1月2日は一睡もせず」を敢行。

近頃、久方振りに会う人会う人、八割五分の確率で「髪が伸びたな、変わったな」などと言われる。実に七月中旬辺りに坊主手前にしてからというもの髪の毛を切ってないからであるが、横を刈っとる為、こちとらさほど長い感がない。

そして本日「新春初刈り」を実行し、もう少し横以外の髪の毛は伸ばしてやろうと企む男このワタシ、こういう面からも勝手な意外性を勝手に追い求めてやれば良い。誰も期待などしてないとしても、勝手に期待を裏切ってやるぞといった心持ちがある方が良い。急に坊主にするも良し、伸ばし続けるも良し、金髪リーゼントでも良し、すなわち何でも良し、何しろ気分次第でなんでも好きな様にやってやれば良い。

バットしかし、お母さんがこの風貌を見たなら、有無を言わさず真顔でこう言うだろう、

「アンタ!いつからそんなブサイクになったんや!浮浪者か?近付かんといてや!」。

おぉ!ウィット極めた御意見。

もう少し俺のやりたい様にやらせてくれ、

あなたには逆らえんが、どうか俺に期待などしてほしい。

そんな事を口にすればきっとこう言うんだろう、

「そんなん知らんけど、生きとけばええねん」。

おぉ!!オールOK極める御意見。

1月14日(水)「「ブレイクスルー・アコースティック・スペシャル/新年会」までにやるべき事をばばっとメモ帳に箇条書きなどしてみる。

おー、28歳もチンタラしとったらあっという間に過ぎ去ってまうがなといった箇条書き具合。

BGMは尾崎豊「誕生」。

「正月はジャズ、ジャズじゃなかったのか貴様!!」だと?

何しろ気分次第でなんでも好きな様にやってやれば良い。

今現在、頭の中にある目論みを2009年の内に何個片付けられるだろうか。
それが多ければ多いほど、俺はまだまだ幸せになれる。

いつも調子に乗っているマリーを
引き摺り下ろそうと企む輩がいるけれど
「ほっといてよ、いつも私は私よ
私には私の世代があるのよ」


「マリーと暮らす」、もの凄く気持ち良い一節。



at 02:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

January 01, 2009

エルヴィス曰く

オーケー、オールオーケー、エルヴィス曰く「That’s All Right」、「おいらのヒップな2009年」はさりげなく始まった。年明けカウントダウンに合わせて腕時計のずれた時間を修正する。俺は2009年も様々な事柄で怒鳴り散らすか知らんが、それならば去年にも増して様々な喜びを見つけて全ての事柄を笑い飛ばしてやろう。夢は広げる為にだけある、そしてそれはもはや夢ではなくなる。

’08.12.31(水)
「COUNT DOWN TRI~’08⇒’09」
ライヴ アット 池袋トライ


1.アウトロー・バカヤロー
2.自作自演屋
3.マリーと暮らす
4.愛すべき日々


大晦日、唄い納めに相応しいライヴ展開。どうも煮え切ってない感漂う場の雰囲気を、一変して根こそぎ全てかっさらってやりたいと考える。誕生日に手に入れた「Fのハーモニカ」を嗜む程度にプヒッーと吹き、誕生日に手に入れたハンカチを後ろポッケに忍ばせ、誕生日に手に入れたシャツを着て、誕生日に手に入れた財布をもう一つの後ろポッケに入れたまま、誕生日に手に入れたベルトをしっかりと付けたまま、今まで28回迎えた誕生日と共に俺はまだまだ生きとるぞと感じる。MCで客を引き寄せ、マイクスタンドがだんだん下がってきてもノープロブレム、そう、エルヴィス曰く「That’s All Right」。唄い終えてから色んな人達が声を掛けてくれて嬉しかった。バットしかし、「ほんまはあの場におった人達全員が声を掛けてこんとおかしいんちゃうんけ」などと我儘な物足りなさを感じたりもする男このワタシ、まだまだ狙うモノが多過ぎる。人生とはそれを一つ一つ蹴散らして片付けていければご多分に漏れず上手くいく。

今後、俺は立って唄う。バックバンドがなくても踊って唄える、エルヴィス曰く「That’s All Right」。勘違いでも俺は行く、突き進む、そして突き抜ける、すなわちブレイクスルー。

昔の興奮を数えてみる 喜びをいつだって探してるわ
昔の興奮と今の衝動を合わせてロックでストンプでも踏んだら
新しい事出来そうな気がするわ


「マリーと暮らす」、もの凄く気持ち良い一節。

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ところで正月といえばジャズ、「正月といえばせーの!」の問いに10人中12人が口を揃えて答えるべきである筈のジャズ、そう、「新春初レコード漁り」に出掛けよう、そうしよう。



at 13:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │ 
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