December 2009

December 31, 2009

降り積もる雪の中で

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まるで北海道まで飛んで来たかの如く雪国模様。

路面電車でバスセンターへと向かいようやく乗り込んだ8時10分発福山行きバスは高速道路通行止めによりまさかの引き返し、

広島駅へと舞い戻りバスから降ろされる。

チケット払い戻しがバスセンターのみとは知らず、確認を取り忘れ、再び路面電車乗り込みバスセンターへ向かい、料金を払い戻された後、また路面電車にて広島駅へと舞い戻る。

「路面電車運賃は一体誰が払う?」だとか何だとか、ここにきて一悶着二悶着起こりそうな気配もしたが怒るのは止めだ、しんどいからだ。

オーマーシー、俺はまた挫折をしたのかも知れない。           

とにかく大幅なタイムロス、物事が万事予定通りに進む事なんて稀だ。バットしかし、これこそが旅だと捉える事は可能可能。

そんな訳で10時34分発鈍行列車に飛び乗り、ようやく福山へ向けてゆったりと走り出す。

様々な確認ミスが相次ぎまるで仕事の出来ない輩の様、

頭の回転ままならず、俺は大晦日に自己嫌悪に苛まれている。


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バードマン・バードマン

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’09.12.30(水)
「めがねパーティーvol.30~lastdance~水中サーカス旅に出る。」
アット 福岡北方バードマンハウス
水中サーカス/カンタロウ/NightHike/高哲典(東京)/KAYOKO(ベイビーリッチ)/modanto/めくるページ


1.自作自演屋
2.アウトロー・バカヤロー
3.ラウンドミッドナイト
4.深夜高速バスブルース(北九州編)
5.オールナイトロング(カバー/ルースターズ)
6.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
7.愛すべき日々



電車を乗り継ぎ北九州へと乗り込んだ。雨は見事に回避、駅前にて酔いどれ下原元気と再会。

ヤツの破壊力は相も変わらず抜群で一度引き込まれたら抜け出せない。3歳児のまま大人になった様なトンだピーハツ野郎だ。


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お借りしたギターは弦を二本弾き飛ばし、あっという間にライヴは終わった。

そんな訳で弦を切らないライヴなどもはやライヴではないと、一丁前にヌカしてやりたい心意気。

ラストには出演者全員でボブディランをセッション、エレキギターをお借りして即興の日本語で16小節を唄う。

この場所で再会出来た事を喜び、何度も下原元気と抱き合った後、

時間はなく俺は贅沢極まるタクシーなるハイカラ乗り物をチャーターし小倉駅へと向かう。


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そして気付けば広島へやって来た。バスを愛している、いつまでも旅を続けたい。

書き綴りたい事多々あれど、とにかくはチラつく雪の中、福山へと向かう。

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December 30, 2009

天気予報の恋人

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ホテルのふかふかベッドの中で寝坊せずに起きた例など一度としてない。

俺は延長料金500円のツケを払い込み、中洲の街へと歩き出す。

ホテル受付の姉ちゃんに「雨は降っているのか?」とクエスチョンを投げ掛けたら「微妙ですね」などと戯けたアンサーが返ってきた。

なんて便利な言葉だ。俺はこの言葉を心の底から嫌っているが、受付の姉ちゃんは可愛かった。

可愛いだけに「微妙ですね」発言は残念だったが、可愛かった。

おっと、俺は挫折をしたのだ。

相も変わらずイカしたボロボロの食堂に入り込み愛している唐揚げ定食を平らげる。

テレビでは天気予報士が囁く、

「これから明日にかけて雪が降る見込みです」、

まるで笑いが止まらない。


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December 29, 2009

ガールフレンド

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堂々たる面持ちでクレイジー博多タウンに到着、

トランクを引き連れて歩き、エスプレッソを啜り、そして心の三ツ星ホテルにチェックイン。

14時間などあっという間でまだまだグイグイと行ける感さえ漂う昼下がり、

荷物を置いて天神の街をさも「二週間振りでんねん顔」にてうろつく。

ラーメン屋台を横目に見やりながらスナック感覚で仲間に電話をかけ、

「やぁやぁ俺さ、お調子者だよ」、調子良く喋りまくる。

昨日渋谷、本日博多、同じ時間が流れている事がとても考えられない。

肝心のルースターズはなかなかの良席で、さすがに博多の街にて生で聴くルースターズ、

メンバーが登場した瞬間には体中に電気が走るに至る。

書きたい事は山程あれど、とにかく明日は小倉行き、そして明日の真夜中には広島行きのバスの中、

愛して止まないブーツの踵が擦り切れても歩き続ける。


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叶う夢を見ている

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昨日は渋谷でランチタイム、そして現在、広島さえも飛び越えて山口県パーキングエリア。

そうそう、ガソリンがあれば何処にだって行ける、そこで俺はMDをルースターズへと切り替えた。

IPODとか何とかヌカす代物、ほんの少しだけ欲しいと思った、思ってしまった、俺は挫折をしたのだ。

カーテンは締め切り、俺は通路側の席に座り、景色を眺める事もなくこんな場所まで来た。

まるで護送車、俺は護送中、喉から手が出る程に欲しいモノがある、その名は運転免許だ。

自らの運転で旅をするというのはとんでもなく大きな夢だ。

俺は叶う夢を見ている。


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December 28, 2009

南行きハイウェイ・トリップス

丸々一週間の旅に出る。

とにかくここにきて、ルースターズを博多で聴くという事実には喜びを噛み締めている。

バスの中では音楽を全身に染み込ませ、そして物思いに耽ろう。

何たって14時間もある、これは史上最高記録だろう。

とにかくジリジリと南へ向かう、西を通り越して南へ。

仕事納めの後の挨拶はいつだって清々しい感じがする。その為だけに仕事場へ出向く。

終わりだけは大事にしたい。

いくら暴れてしまったとしても終わりだけは大事にしたいと考えている。


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December 27, 2009

「よいお年を」で明るい光を

裏表のある人間を必要以上に毛嫌いし、

こんな俺でも知らん間に身につけてしまっていたかも知れない仮面、

そんな訳の分からん仮面があるとするならそんなモンは根こそぎ取り外す作業に着手、

誹謗中傷大いに結構、

誰に何を思われても知ったこっちゃないが、

真実と異なる捻じ曲げられた噂話にはドロップキック、間髪入れずドラゴンスクリュー、

センスの欠片もないマスコミと同様の、見るに耐えない人種には手を振ってさようなら。

敵を作らず全てを巧みに転がす人間を大人と呼ぶなら、

こちとら永遠の純粋心を要望、残念ながら不器用と遠回りをこよなく愛してしまっている。

弟みたいな可愛い女が聞いたぜ、

「悪そうなヤツは大体友達??」

イエス、断固イエス!

気取りたいところだが答えはノー、断固ノー!

俺は俺一人だけで充分極まりない。

ところで「マンズマンズ」、

すなわちワンマンショーのメンバーが遅ればせながら遂に顔合わせ、

部屋に集いごちゃごちゃヌカしながらのセッション展開、

部屋は煙とアルコールまみれ、

どいつもこいつも自分に酔い、自らを奮い立たせ、

そして音楽とヒップな与太話は鳴り止む事がない。

明後日の今頃は14時間を費やしての博多行き深夜高速バスの中、

騒いで人生を謳歌した後には寂しさが八倍返しで跳ね返ってもくるが、

その寂しさが怖くて何もしないなんて本末転倒、それこそ寂しい。

旅を終えればワンマンショーだけを見据え、

ワンマンショーを終えればまた旅の準備を、ニューヨーク行きの準備を、

十条フォークジャンボリーとの合同ツアーの準備を。

そしてそうこうする内にまた甲子園行きの準備さえ始めるかも知れない。

そうそう、一年なんて準備と行動の繰り返しだ。

ところで「よいお年を」、

こんな言葉を日本一愛していると信じて譲らない男このワタシ、

気が利く挨拶と一言にはいつまでも精通していたい。

とにかく明日はトランクに荷物を詰め込もう、必要なモノはご多分に漏れずタンクトップだ。

BGMはミッドナイト・バンクローバーズ、

裏表なんて金輪際ノープロブレム事項、

そんなモン、野球とリバーシブルジャケットだけで充分だぜ。


at 00:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

December 23, 2009

ハッピー・バースディ・デイズ

具合が悪い訳でも寝込んでいる訳でも感情が抑制不能になってしまった訳でもなく、

いや、感情はいつだって爆発しているが、とにかく時間の経過する速度が尋常ではない。

ボトルコーヒー一つ、手元にあるかないかで気分は右往左往、

サスペンダー一つ、吊るしているかいないかで心は上下自在、

10年以上も前に手に入れた衣類を今も平然と着ていられる自らの体には敬意を。

ある時は旅の話、旅の話はもはや宇宙、会話のほんの一粒で何処までも行った様な気分を味わう事さえ可能可能。

ある時は萩原健一ドキュメンタリーTVショー観賞、

天国と地獄、あまりにも人間らしく生きようとしているだけの人間が激しく煙たがられる昨今、

バットしかし、そんな土臭く泥臭い人間だけを懲りもせず愛していたい。

ある時は「M-1グランプリ」、夏の甲子園を観戦する時とまるで同様の感情移入でもって食い入る。

ある時はシャノアールにてコーヒーとサンドウィッチ片手にサリンジャーを読み、

その傍らで小粋なおっさんがウエイトレスに注文する声が聞こえる、

「ホットミルク一つ、寒いから」

クールな発言に胸は躍り、季節は冬だと悟るに至る。

ある時はミッシェルガンエレファントのレイトショーへと出掛け、

ある時は忘年会という名目の元、ゴージャス中目黒タウンにて赤提灯を堂々とぶら提げてある愛すべき小汚さ加減の中華料理屋で愛している五人で乾杯、

「貴様等みたいなモンが」

こんな言葉を口癖の様に吐き出しながら、「俺みたいなモンが」と人一倍強く感じているのもこの俺だ。

大言壮語は専売特許、怖さから逃れる術はこれしか知らない。

忘年会は最高の類いで、やり切れん思いを紛らわすかの如き勢いで喋り続け、過ち、意味ある失敗談、全てを笑いに変えてやる。

ある時は言葉の魔術師、吟遊詩人、北九州の酔いどれ、下原元気と2時間13分57秒に亘る奇跡の長電話。

クスリをやっているのか、呑んでいるのか、それさえも定かでない程の正常な心でゲラゲラと笑い合う。

そして来週の今頃にはヒップなトランクを抱えて、狂乱福岡シティにて相も変わらず呑んだくれているかも知れない。

小倉弁を我が物顔で話す男は東京にはいないのか、東北弁に誇りを持ち語りかけてくる女はいないのか。

単純にして厄介極まりない、すなわちあまりにも人間らしく生きようとしているだけの人間に出会いたい。

とにかく時間の経過する速度が尋常ではない、小さな夢から叶え続けたい。

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December 19, 2009

ありがとうという名の感謝を

誕生日に手に入れた、かの有名なアル・パチーノ主演「狼たちの午後」を47分28秒観賞した後、眠りにつく。

近頃は2時間の集中力がどうやら保ち難い胸中、目移りは避けがたく、欲に焦らされている。

「4畳半の限界に挑戦」、スローガンに掲げて早9年弱、

俺の部屋にはもはや3LDK強のモノで溢れかえっている。

とにかくは生きているのかそうじゃないのか、こちらをはっきりと提示しておきたい心意気、

好きか嫌いか相も変わらず二つに一つ、

波風立てず、誰かの真似をして、中途半端をこよなく愛していると恥じらいもなく顔に書いてある訳の分からんスケコマシ連中には無意識の内にドロップキック、間髪入れずドラゴンスクリューさえをも繰り広げてしまいそうな心意気。

5年6ヶ月程前、ボンクラ蒲田タウンのパチンコ屋で働いていた俺に店員の男が言ったぜ、

「いつもつまらなそうだね」

あの場所で笑った記憶がまるでない、

最後の日に、少なからず信頼を寄せていた人物から「君は何処に行っても上手くやれるよ」と言われて握手をした時以外。

好きか嫌いか二つに一つ、バットしかし、見ている人間が確かに存在する事実にはかけがえのない敬意を。

ありがとうありがとう気付いてくれてありがとう、俺はそこまで悪い人間でもない、そして卑怯な手段は使わない。

ところでそんな戯言はともかく、誕生日プレゼントに本を頂くというのはまったくもって神聖な行為だ。

サリンジャー「フラニーとゾーイー」、

ありがとうありがとう、ウィットと教養を織り交ぜた贈り物をありがとう、

君にありがとう、腹を割った付き合いをしようぜ。

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at 20:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

December 18, 2009

慣れたくもない ’09

お湯が出る喜び、こんな類いにこそ喜びを噛み締めなくてはいけない。

いや、その前に水が出る喜び、こちらを断じて忘れるべからず。

哲学書は読まない、バットしかし、ブルーノートストーリーは読もう。

知りたい事を知り尽くすまでに一体どれ位の年月を費やすのか。

あっちに向きこっちに向き、満足など得られずに俺はいつか死ぬだろう。

とにかく、

お気に入りの言葉を見つけたら必要以上に使いまくれ。

それは断じてありふれた言葉ではない、独自の言葉、言い回し、

「死語」と呼ばれる言葉こそ生きている言葉と捉える事さえ可能可能、

それに飽きたらまた次だ、言葉遊びは息つく暇さえ与えられない。


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December 17, 2009

サムタイム・サムタイム

スキンヘッドレゲエを部屋中に流しながらやるべき事は風呂掃除。

水の音と換気扇の音により小粋な音楽はかき消されてしまったが、それに構わず汚れ過ぎた風呂場を磨き続ける。

あまりの汚さに閉口しながら「これではいけない」と考える。

目を向けるところがあまりに多くとても追い付けない。

ノー、断固ノー!

追い付けないなんて恥ずかしい言い逃れだ。

時々、とんでもないトラウマに襲われる事がある。

それでもヘラヘラと笑ってるってんだからまだまだ余裕かも知れない。

ボロボロの外観がそそる一番街のラーメン屋へ3年11ヶ月振りに足を踏み込み、チャーシューメンを注文する。

テーブルに置いてある夕刊に手を伸ばし、何か様子がおかしいと思えばそれは「12月4日付」のモノだった。どうなってんだ、まったくもってイカす。

風呂に入り、体中に石鹸を泡立たせ、伸び放題の髪の毛を洗い、一気に洗い流すぜと気取った矢先、突然お湯が水に変わった。

どうなってんだ、理由など知ったこっちゃない、

飛び跳ねながら発狂し、止むを得ず冷たい水で全てを洗い流す俺は確かに29歳、クズかも知れない。

ところで宣伝という行為が断じて好きじゃない、乗り気になった例がない。

バットしかし、マネージャーはおらず、俺は一人で活動する、

宣伝をするのも無論一人、喜びを噛み締めるのも傷付くのも全て独り占め、俺は我儘な男だ。

ワンマンショーへ向けて何十人かに連絡を取った後、気付く。会場が何処かを書いてなかった事に気付く。

メールという行為自体が元来好きじゃない、「メール」と口にする事すらなるべく避けたい程だ。

昔は「メール」の事をずっと「手紙」と呼んでいた。伝わりにくく、今は渋々「メール」と呼んでいる。そうか、俺は挫折したのだ。

寒い、お湯が出ればもう一度シャワーを浴びたい、それだけで充分に贅沢だ。

暖房の中でヒップな映画を観よう、この行為は奇跡だ。



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December 16, 2009

溢れ続ける感情と事柄に寄せて

「何をやっても上手くやれるぜ」と思う一日、

「もうとっくに駄目なんじゃないか」と考える一日、

様々な思考を毎日懲りもせず行ったり来たり航海。

いつ酔っていて、いつ酔ってないのか、それさえも定かでない昨今、

「死にたい」と一度も考えた事のない人間など俺はあまり信用したくない。

29歳とは何とも不思議な気分、

21歳の頃から27、8歳に見られていたこの俺が今や「若く見える」と言われる始末、ちゃんちゃら可笑しい。

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誕生日に手に入れたブルーノートストーリー、

今だヒストリーとサクセスの類いを愛して止まない。

そして今や驚異のハンカチ狂このワタシ、

三年前まで毎日、ズボン後ろ左ポケットには文庫本が詰め込まれていた。

バットしかし、今やその場所はハンカチの独壇場だ。

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信頼を寄せる仲間達が「あの輩、こんなのきっと好きな筈だぜ」などと勝手に考え、勝手に物を選び、そして手渡してくれる。

喜ぶべき事は物そのものよりもその行為と行動だ。

もはやそんな光景を思い浮かべてみただけで「何をやっても上手くやれるぜ」の一本勝ち、

こんな事柄に慣れるなんて御法度極まりない。

俺が好きそうな物を見つけたら俺の事が頭には浮かぶかい
それなら結構幸せな気分さ

俺がやる様な仕草見かけたら俺の顔やらを描いておくれ
それだけで充分幸せな気分さ


丁度良い曲、最高のロックンロール。

明日は大掃除だと洒落こませ、そうそう、年末らしくだ。

そして喫茶店へと出向こう、当分行ってない感さえ漂っているからだ。

神経を研ぎ澄まして本を読み、友達へは連絡を取り、

次から次へと溢れ続ける感情と事柄を一つ一つ整理して片付けなくちゃいけない。


at 22:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

December 15, 2009

30手前で花は咲く

’09.12.11(金)
ライヴ アット 新宿ANTIKNOCK


1.自作自演屋
2.喜怒哀楽な男
3.モダンソファに腰掛けて


’09.12.14(月)
ライヴ アット 下北沢デイジーバー
w/THE VISION(アコースティックセット)/みちづれ田中/成田圭吾


1.ベリー・タイアード・シンキング・ブルース
2.自作自演屋
3.アウトローバカヤロー
4.マリーと暮らす
5.モダンソファに腰掛けて
6.愛すべき日々



眠って唄って呑んで眠る日々。昨日はAM6時に寝て今日はAM6時半から起きている。

朝も早よから洗濯機は回転し、魂のレッドウィークは何が何だか分からんままに閉幕。

淹れたてのコーヒーは見事にこぼされ、朝も早よから発狂×7。

ところで昨日のライヴは相も変わらず弦を次々と吹き飛ばし、結果、ギターを二度お借りして唄う。

6杯煽ってゲラゲラと笑い、上着さえ着たまま眠りにつく。

そして洗濯物を干したなら俺は平然とした顔で、ガラガラに枯れた声を引きずって仕事場へと向かうんだろう。

今日も明日も休みならさぞかし素晴らしいが、いつだってそんなに上手くはいかない。

とりあえずはもう少し太い弦に張り替えよう。






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December 14, 2009

ヘビーウォーク愛好家

以前、一発で愛してしまった街があった。

それはかの有名な町田という名のヒップタウン、そんな訳でヒップタウン行きの急行電車へと無意識の内に乗り込む。

ブラックコーヒーを世界一美味そうに飲みながら商店街を練り歩き、小粋そうに見える店を片っ端から冷やかして回る。

ほとんどの店には似たり寄ったりのクリスマスソングが流れていたが、時にはモダンなロックロールを流す店があった。

ご多分に漏れずモダンなロックロール派人間このワタシ、BGMはストレイ・キャッツ。

もはやほとんどの事柄において一点物にしか胸は躍らず、あの街この町、何十軒ものアンティーク屋と古着屋を巡りながら、愛して止まないブーツの踵が擦り切れてしまう程に歩き続ける。

「あれから何年経った、あれから何年経った?」

誕生日とは一区切りに最も適切な一日。

書き綴りたい事多々あれど、一先ず明日もライヴが控えている。

そして手に入れたエンジ色の「PCMレコーダー」なる代物は様々な場面で活躍する可能性を秘めている。

音源を録りためてドカンとやってしまいたい。


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December 13, 2009

29ブレイクスルー

’09.12.13(日)

ラジコンに興味をもってさ 走らせに海へ行くのが夢だ
頭に浮かんだ事全部 片付けて行け20代



こんな唄が一昔前にあった。19歳の時に作った曲だ。

頭に浮かんだ事は片付くどころか増え続ける一方、そして本日、俺は29歳。

東京生活丸9年、真っ赤なエレキギターを手に入れて丸10年。

愛して止まないエンジ色の「PCMレコーダー」なるハイカラ品を注文し、まだまだやり続ける心意気。

書き綴りたい事多々あれど、一先ず行方知れずの旅へ出る。

ところで日付が変わった頃、ライヴハウスから連絡が入った。

それは「誕生日おめでとう」などの類いではなかったが、それに久しい御一報だった。

’09.12.14(月)
ライヴ アット 下北沢デイジーバー
w/THE VISION(アコースティックセット)/みちづれ田中/成田圭吾
18時半開場/19時開演/2000円(+1drink)


真夜中には小粋な仲間達が俺みたいなはぐれ者を祝ってくれた。

奴等全員東京生まれだなんてまったくもって驚きは隠せない。

そして何人かの男達が「おめでとう」だと連絡をくれた。

そして俺は今、俺を祝う権利を得ている、お母ちゃんにはお礼を言おう。

一年で一番重要な一日、今年もとっておきの誕生日を過ごそう。




at 13:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

December 12, 2009

グッドロマン愛好家

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29に向かう旅の途中、

小粋に行こう、

小粋に行く。

魂のレッドウィークカムバック、

声はガラガラ、

それまた良し。


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December 11, 2009

インスタントブルース騒ぎでゴー

ひどく眠たく、ひどくやつれている感さえ漂う胸中、

バットしかし、こちとら10分間の全神経集中型、3曲を唄い、そして相も変わらず朝まで呑み明かすだろう。


’09.12.11(金)
ライヴ アット 新宿ANTIKNOCK


定かな事はオールナイト企画、出番は0時40分、

ヤツのバンドも、ヤツのバンドも、そしてヤツのバンドも登場して馬鹿騒ぎの乱痴気騒ぎ、

俺は一人で独り占め。

近頃は体に良い事、何一つしてない感さえ漂う胸中、

バットしかし、好きでやってるってんだからまったくもって手に負えない。

雨の歌舞伎町の唄でも高らかに、

そして誕生日はもうすぐそこに、

誰かにもらったインスタントコーヒー、ブラックで流し込んでしょうもない眠気とさよなら。




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December 10, 2009

クール短編

安物ウイスキー代表格「トリス」、コイツとまるでブランニューバンドでも組んだかの如き心意気、

「15分後に行くぜ!」

電話越しに聞いたそんな台詞の僅か15秒後、今村竜也氏が扉をノックした。

イタズラ心愛好家このワタシ、「入り給え」と心の3LDKへと誘う。

「喉が渇いた」と男はヌカし、勝手気ままに冷蔵庫から500ml缶ビールを取り出し、

俺はといえば得意のウイスキージンジャー片手に気付けばAM3:08、

ブラウン管にはジム・ジャームッシュのモダン映画が消音で映し出され、

ヘロンヘロンになりながらある事ない事、喋り続けていた。

ビデオテープで巻き戻したりしながら何度でも見返したい、そんな真夜中の出来事。

なぁ兄貴、あんな会話は充分売りに出せるぜ、思い出しても笑いが止まらない。

俺は媚びない、懲りない、そして負けない、

積み重ねてきた経験は全て顔に表れ、いつか全ては堂々たるハッピーエンド。

座右の銘「全てを笑いに」、

経験と教養の欠片もない輩がファッション感覚で気取るのは止めとけ、ボロは必ず暴かれる。

そして俺はまだまだ強くなれる可能性を秘めている。

さて、「今夜もまずはビール」と冷蔵庫を開けてみたら6缶パックで仕入れておいた筈のビールがどこにもない。

あのヤロー、最後の一本を勝手気ままに呑みやがったみたいだ。

「ふざけるなよ」と吐き出しながら八連発の投げキッスを贈ろう。





at 21:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

December 09, 2009

大言壮語の代表格

「あの安物ウイスキーの野郎!!」

そんな訳で午前中、俺はといえば久方振りに安物ウイスキー代表格「トリス」の荒波を泳がされていた。

ところで、

’09.12.11(金)
ライヴ アット 新宿ANTIKNOCK


気心知れた音楽仲間が多数集うオールナイト企画にて、俺は土壇場で半ば強引にも10分間の時間を頂く事に成功した。

「俺を出せ、俺こそが」、大言壮語は専売特許、邪魔をするのは止めとけ、こちとら死ぬまで懲りない男。

バンドに交じるその瞬間、ギターを借りて弾き語るシチュエーション、俺は一人で四人組よりも強い、

すなわち武者震いは特級仕様、こういった類いにこそ胸は弾けんばかりに躍り続ける。

全てを根こそぎ蹴散らしてやりたい。

生憎、「一生懸命唄います」なんて口が裂けても言えない性分、

周りの誰かが常に呟いている、

「強気だね」

生憎、奮い立たせる術はそれしか知らない、それ以外ない。

10分間で全てを喰い潰してやろう。



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December 08, 2009

ベリー・タイアード・シンキング・ブルース

AM3:13、「ベリー・タイアード・シンキング・ブルース」完成。

衝動って良いね、俺は好きだね。

近頃は英語遊び、無論、イカサマインチキ英語を駆使しての会話がお気に入り、

すなわちマイブーム、一人でも笑う。

ビートルズを聴いて踊りながら洗濯物を干すのはナニモノにも代え難い行動、

そして干す物はタンクトップばかり。

タンクトップを着るのには立派な訳が有、それは小学校時分に事故で痛めた右肩の違和感を和らげる為、

そんな訳で一年間で365日、三年間で1095日、丸々タンクトップ愛好家。

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そして相も変わらずジャケ買い愛好家、こちらはジャケット最高、バンド名最高、中身最低の珍しいパターン。

バットしかし、そんな事柄断固ノープロブレム事項、

このジャケットで胸が躍るのか躍らないのか、衝動を信じるのか信じないのか、

ご多分に漏れず俺は今すぐにでも小粋なトランクを抱えて旅に出たい。

グッバイ28、ジョンレノンが生まれた僅か5日後に俺は生まれた。


at 20:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

December 07, 2009

神経質ハードブギ

ルート・スゥイートホームを練り歩きながら「駅に辿り着くまでに一体何本の吸殻が落ちているのか」を数えてやろうと思ったその僅か2.8秒後、

俺は即座に5本の吸殻を発見し、その直後に数える事すら止めにした。

キリがなく、あまりにも馬鹿馬鹿しいが故だ。

俺は口が悪いしクズなのか知らんが、俺よりも8023倍イカれた輩などもはや億の単位で存在するという事実。

比べる事すら恥ずかしいが、例えば「今直ぐでなくて良い」と言われているにも関わらず律儀に列を作り御丁寧に並びたがる焦燥の十二番煎じ集団、

こんな類いは地球が止まったとて永遠に理解など出来ない、理解する時は俺が「アルマーニ」なる代物を着こなしてこれ見よがしにそのブランドをひけらかす時だ。すなわち、そんな瞬間は地球が止まったとて来ない。

足りん頭を懸命に捻ってイチから、いや、ゼロから出直して来い。俺はゴキブリの頭の良さに敬意を払い続ける。

誰かが言ってたぜ、

「思い通りにならなかったら強硬手段取って、そういうのがウンザリなの」

オーマーシー、こちとら筋を通して通されたいだけのあん畜生、

せめて礼儀と教養の一つ位は持ち合わせておきたい。

浴びされた言葉は全て忘れない、全てを繋ぎ合わせて好きで生きていたい。

誰かが聞いたぜ、

「頭のネジが何本足りない?」

俺は答えた、

「いんや、2、3本多いんだ」

オーケー、オールオーケー、

神経質が服着て歩く男このワタシ、

バットしかし、住み難い世界だなどと一丁前に気取るのは止めだ、

そして今や「捻くれてない人間」このワタシ、そうそう、ご多分に漏れずの「世界逆立ち状態」、信じて疑わない。

ところでそんな戯言はともかく、昨日久方振りに見たダウンタウンのハイカラマシンガントークには恐れ入った。もはや「びびった」という表現が最も適している。

あまりの素晴らしさに閉口、俺はブラウン管にかじりつきながら心の底から大笑いを繰り広げていた。

あれは愛だ、勝てる者など存在しない、様々な道はあの先駆者達によって築かれ続けている。

BGMはビートルズ、

さて明日、「12.8」という日をビートルズとジョンレノンに捧げてみるというのはどうだ、

それ、すなわちグッド・フィーリング。


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December 06, 2009

ヘビーボーイに哀れみの感謝を

どうせならば1940年代に生まれるべきだったんじゃないかと、

そんな事を本気で思ったりしている。

そんな事を本気で思ったところでこちとら1980年生まれのあん畜生、

時代後れってどういう意味だ、甚だしょうもない×12820。

当時、小学校の女先生が授業中に呟いた言葉が堂々たるフラッシュバック、

「私達は1991年と2002年、逆さから読んでも同じ年代を二つマタにかけて生きる世代です」

おーなるほど、ウィットに富んでいるのか、まったくもってどうでも良い事なのか、

バットしかし、頭の中にしっかりと残っているってんだからなかなかにヒップな発言。

そんな訳で三歩進んでいるのか、八歩後退しているのか、俺はまるで定かでない胸中、

相も変わらず心とは裏腹の夢を見て毎日毎朝の様に叫び散らかしている始末。

嬉しい事、汚いやり口で気が滅入る事、

オーケー、ダブルオーケー、

共に積み重ねて生きてきた、そしてこれからも生きるだけ。

応援してくれてありがとう、唾でも吐きながら心から感謝するぜ。

悔しかったら女の一人や二人、正当な手段で振り向かせて見やがれ、この永遠の指咥えヘビーボーイ。

コメントは消さない、姑息な手は使うなよ、お母さんと可愛い女が哀しむぜ。



P.S 

本日は愛すべき男の結婚一周年記念日、

ピーハツと嘆きはいつだって隣り合わせだ、

そして俺は残念ながらまだまだ幸せになれる可能性を秘めている。


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December 05, 2009

トラブルメイキング・ラヴ

俺みたいなモンでも存在出来る事実、

輝かしき1999年が既に10年前の出来事である事実、

そんな訳で月日は死ぬ瞬間まで流れ続ける。

とんでもない茶番劇にはさながらウンザリ、

「白と黒」という名の長渕剛往年の名曲、初めて聴いたのは中学一年生の時分、

すっかり忘れていたが、久方振りに何気なくレコードを回せばあまりの素晴らしさに閉口、

そんな訳で俺とアンタと貴様に捧げる、耳かっぽじって聴きやがれ。

次から次へと懲りもせず様々な事が起こる、今後もそれは続くだろう、

人間不信状態多々あれど、生きている証にしよう。

誕生日、すなわち一年で一番重要な日は早8日後に迫る勢い、

誰かに祝われる筋合いもないか知らんが、残念ながら誰かに憎まれる程のワルでもない。

誰かが呼んだぜ、

「この極悪人!」

これは冗談だからこそ笑えるヒップな言葉だ。

雨の降る日は映画三昧、ドキュメンタリーフィルムを常に撮られてる気分で居られればそれだけで良いのよ。

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ところで隅に追いやられていた貯金箱の中から四千円を発見する瞬間、そんな瞬間を狂おしく愛している。

この四千円を足しにニューヨーク行きのチケットを手に入れよう。



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December 04, 2009

12月を汚さないで ’09

昨晩、ラムコークの四杯目を煽りながら46分37秒を費やして書き上げた文章は気を緩めたほんの一瞬、時間にして0.3秒にして消え失せた。

それは「永遠の十二番煎じボーイズ、はたまたガールズ」に捧げた、意気揚々とした躍る文章であったが瞬く間に消え失せた。

所詮それ位の運命だったんだろう、そんな事はもうどうだって良い。

とにかく、いつだって自らの精神に素直で忠実に生きようとする人間の事を、

自らを奮い立たせる術さえ知らず、カゲでモノをヌカす事にだけ快感を覚えた輩が邪魔をするだろう。

自信の欠片もなく、モラルの欠片もなく、おまけにウィットとセンスの欠片も持ち合わせていない輩が邪魔をするだろう。

敵は右に、そして左に、こいつは敵か、はたまた味方か、

そんな事柄で絶えず思考は回り続ける。

バットしかし、誰からも好かれる様なイカサマ人生に一体どんな意味があるのか。

残念ながらこちとら、マナーを除いて、人の目を気にして生きる程に暇を持て余してない。

ケジメの意味さえ知らず今日までヌケヌケと生きている輩を俺は必要以上に毛嫌いしている。

寂しくて哀しいのはどいつもこいつも君も貴方も疑わざるをえない事、気分は断じて良いモンじゃない。

そんなにも俺の言動、行動がイチイチ気になってしょうがないなら教えてやるぜ、

それは俺にとってプラスにしかならない、すなわち丸儲けの類い、

自らの立ち位置が堂々と証明されているかの如き心意気。

敵は右に、そして左に、

バットしかし、正面からはかかって来ない、よって、ボンクラの俺には闘い方すら分からない。

そして後ろから刺すなんて、まして刺されるなんて真っ平御免だ。

ところでアンタ、今日誕生日?

それ、最高におめでとう。

ヘイベイビー、女の膝枕で健やかに眠りたい。



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December 02, 2009

マリーと過ごす夜

「旨いお酒をありがとう」

男は笑い、

「こちらこそ」

男が答える。

たったそれだけで良い、俺は幸福感に包まれていたい。

誹謗中傷大いに結構、条件はたったの一つ、正々堂々とかかって来い。

一挙手一投足注目されている気分、自らを表現するには必ず敵を生むだろう、

そして誰に好かれようとも思ってない、

残念ながらこちとらポジティブシンキング代表格。

一曲捧げよう、

いつも調子に乗っているマリーを引き摺り降ろそうと企む輩がいるけれど
ほっといてよいつも私は私よ、気に入らないなら消えれば良いのよ


マリーは俺の精神の上に堂々と存在する女の子。

自己暗示と自己陶酔は忘れない、それでいて背伸びなどしない、俺は自らを奮い立たせる為だけに書き続ける。

嫌いで醜くてどうしようもないと思うなら二度と読むな、それで全てはハッピーエンド。

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端くれである事も輪に収まる様な人間でない事も田舎者である事も充分に弁えた上で俺は名前を伏せず発言を続ける。

一曲捧げよう、

いつも人嫌いなマリーをたまには外に連れ出してやろうとしたけれど
ほっといてよ私には大事な仲間が居るわ、好きな人と好きな時にだけ逢うわ


マリーは俺の精神の上に堂々と存在する女の子。

嫌いで醜くてどうしようもないと思うなら二度と読むな、それで全てはハッピーエンド。


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December 01, 2009

サクセスとボヘミアンの日々

’09.11.30(月)

ホェアー赤羽タウンは想像よりも遥かに近い場所に存在した。

恋人・十条フォークジャンボリーとの待ち合わせは十三時、バットしかし、俺がその地に足を踏み込んだのは十四時半手前だ。

すなわち大遅刻の常習犯このワタシ、平謝りで両手を合わせる。

そしてそそくさと向かうのは相も変わらずモダン喫茶、漂うモノホン具合は本年度最高峰。

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モダン喫茶常習犯このワタシ、近頃はまるで毎日の様に何処かの街の喫茶店に鎮座している様な心意気。

そこで繰り広げる旅の話はもはやボヘミアン、煙草を何十本も吹かしながら来年の活動を見据えた話で時間を忘れて恋人の様に、いや、恋人と笑い合う。

さぁ、電車に乗り込み向かおう、哀愁の大宮タウン。

かれこれ八年半振りに訪れるこの街に降り立ち、俺は既にとんでもなく長い時間、関東に暮らしている事を思い返し感慨深い胸中。

そして長渕剛を、ギター一本で唄う長渕剛を観賞。

三時間オーバーのステージの中では次々と古いナンバーが繰り出され、懐かしい気分に浸りながら、その位置まで辿り着いた男のサクセスを垣間見る。

十条フォークジャンボリーとは固い握手を、来年は今年よりも八割増の賑やかな旅を実行する。

部屋に戻れば一杯煽りながらギターを弾き唄う。

一度ギターを抱えれば断固放さない人間このワタシ、

真夜中まで唄い、「イージー・ライダー」を13分16秒観賞した後、眠りにつく。

’09.12.1(火)

ハロー12月!

どうした、かれこれ11ヶ月振りのお出ましじゃないか。

俺はまた一年生きて、麗しの12月へと辿り着いた。

俺は田舎者である事に並々ならぬ誇りを持っている。

田舎者である事を恥ずかしく思うか、誇りに思うかで顔も生き方も思考も変わるだろう。

そして俺は田舎者である事に並々ならぬ誇りを持っている。

去年の12月1日の真夜中、俺が何処にいたかなど誰一人憶えてないか知らんが、俺はハッキリと憶えている。

新宿スモーキンブギのトイレットの中でベロンベロン、果てしない幸福感に包まれていた。

俺は幸福感を求める為だけにサクセスし続けたい。

誰かが言ったぜ、

「弱音を吐くなんてびっくりしたわ」

オーケー、オールオーケー、見た目よりも53倍、俺は強くなり優しくなろう、

バットしかし、背伸びはしない、優しさの意味をはき違えたりはしない。

俺が強くなれるのは、より人間らしく当たり前になれるのは、君が突然手の平を返してくれたお蔭だ、感謝は忘れない。

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