February 2010

February 28, 2010

職務質問はブギウギの如く



’10.2.24(水)


神聖極まる仕事を終え、

ハッタリ渋谷タウンの喫煙所でヒップな相棒と煙草を三本吸い込みながらの与太話、

握手でもして「よーよー、またね」、

別れを告げてそれぞれの道へ。

こちとらポッケに両の手突っ込み、

トロけた目をしてイカサマチャーミングポマードの香りを風に漂わせながら歩いていた矢先、

警察官三人が突然背後から俺を取り囲み話しかける、

「酷くお疲れの様ですね、ちょっと持ち物を見せてもらえますか?」

おーええ感じやないか、来とるやないか、

思うと同時に激しく胸は躍り出す。

以前の俺なら素通りするか、

東京ドーム三個分、甲子園なら八個分に響き渡る程の金切り声を駆使して

「貴様等が本物の警察官だと一体どこで信頼出来る?」だとか何だとか、

戯けた事をほざいて一悶着二悶着は断じて避けられない胸中。

バットしかし、今は違う、

俺はキュートな笑顔さえ浮かべて答える、

「やぁどうも!」

人混みの中、隅っこ追いやられながら質疑には応答を。

「渋谷はよく来るの?」

「仕事帰りなモンでね」

そこで俺は仕事場のネームカードを取り出し堂々と身分を証明する。

「珍しい名前ですね」

「ハッハッハッ、広島!」


あれやこれや、聞かれもせんのに誇り高き個人情報ひけらかしながら持ち物を見せていく。

ポッケに煙草はあるが残念ながら麻薬はない。

そんなモノはお目にかかった事もない、0.1ミクロンも興味がないからだ。

「ボディチェックも良いですか?」

おーええ感じやないか、キとるやないか、

思うと同時にブギウギの如く胸は躍り続ける。

以前の俺ならハラワタ煮え繰り返り、

「何も出てこんかったら二万円ずつ払えよ!」だとか何だとか、

戯けた事をほざいて右往左往。

バットしかし、今は違う、

俺は律儀に両腕を上にして触りやすい体勢さえ御提供、

そして「煙草一本もらえますか?」と仲間に頼まれる時とまったく同様の塩梅でもって答える、

「はいどうぞ!!」

財布の小銭入れ部分まで覗かれる様をニヤケながら傍観し、

その瞬間を大いに楽しむ余裕さえ感じるハッタリ渋谷タウン、夜の出来事。

何かが出てくる事を期待した警察官トリオには心底申し訳ないが、

財布の中身はなけなしシワクチャの千円札二枚のみ、

残念ながらこちとら犯罪者でも何でもない、ただの夢見がちな男。

最後の最後、解放された俺が再びキュートな笑顔を駆使して告げる、

「どうもお疲れさんでした!」

そんな訳で「胸躍る瞬間ランキング」初登場第二位は「職務質問される時」、

「職務質問されて喜ぶ馬鹿がいるぜ」と誰かが俺を罵るなら、

「貴様は職務質問もされた事ないのか」と俺は勝手な哲学で誰かを罵るだろう。

平凡なんて真っ平御免、

感情と経験は嘘をつけない、俺は真っ直ぐに歩いている。


drecom_eroom5session at 03:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

ヒップな仲間に愛と敬意とオマケにカフェインを



デジタルの中にアナログは存在するが、

アナログの中にデジタルは存在しない。

そして筋金入りのアナログ人間代名詞このワタシ、

ひょんな事から島流しに合い、気付けばこんなところに辿り着いた。

この空白の12日間でさえ俺は書いていた、頭の中で書き続けていた、そして確かに生きていた。

ある時は髪の毛をドッサリと切り落とし、焦燥の金髪名残りに別れを告げ、

ある時はハッタリ渋谷タウンにて記念すべき初ライヴ、



’10.2.21(日)
R×A×D企画
【Alcholic Weekend Vol.5】
ライヴ アット 渋谷クロール
w/R×A×D/THE BLUESDOGS/SCOPE+DOG/REBEL☆ACTION


1.ロマンのど真ん中(仮)
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.アウトロー・バカヤロー
4.モダンソファに腰掛けて
5.自由
6.愛すべき日々


オープニングではオールスターメンバーをバックに、

ダムド「ニューローズ」なるパンクナンバーを得意のイカサマ英語を駆使してまくし立て、

生まれてこの方、初めての楽器無しハンドマイクにてドラムセットに飛び乗った。

曲が終わる時、俺は「あと13曲はイケルゼ症候群」に激しく駆られていたが、

残念ながらこのヒップオールスターメンバーのレパートリーはたったの一曲のみだった。


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明け方まで、キレイにして純真な心を持ち合わせた輩共と呑んだくれ、

ようやく部屋に戻れば例の何ちゃらレコーダーに録音しておいたライヴ音源を聴いた。

興奮してとても眠れずに、俺は二時間以上も、ヘッドフォンから聴こえてくるその音に魂を揺さぶられ続けていた。

ある時は再びハッタリ渋谷タウン、

俺は麻薬常習者か何かと間違えられ、突然ひょっとこ警察官三人に取り囲まれた。

それはチラつく前髪を切り落とし、「爽やか選手権」出場でも企もうとしていた矢先の出来事だった。

バットしかし、ブタ箱に放り込まれずに済んだのは、俺が麻薬常習者でも気狂い通り魔でも何でもなく、

ただの、すなわち、単なる不貞腐れあん畜生であったからに他ならない。

この件は他のところに書き綴ってあるが故、近々こちらにも引っ張ってこよう。

ある時はハイカラファッションセンスをさぞかし得意とするgirasoul/渡辺雅弘氏の引越し先へと出向き、

御近所付き合いどうぞ宜しく、ギターとガイコツマイクを抱えてスナックレコーディングへと出向いたが、

どうにもコツが掴めずロクなモノは生まれなかった。

久方振りのドリップ式コーヒーを何杯も頂き、御飯三食を御馳走になり、

そして渡辺雅弘氏の手により、この新たな「哲学の哲に辞典の典」は作り出された。

俺はといえばギターを爪弾き、煙草を吹かし、

「ここはもっと大きく、いんや、これは右だ。よし、そこはこんな感じで、おーええがな!!・・・」

ほざくだけほざき、ヌカすだけの注文を繰り返す俺に、

男はまるで自らの事の様に真夜中まで何時間もかけてその戯言に応えてくれたってんだからまったくもって頭が上がらない。

そんな時、こちとらに出来る事といえばたったの一つ、

ドリップコーヒーのおかわりをお淹れして差し上げる事だけだ。

そんな訳で本日から見事、ここが俺の新たなる居場所となるだろう、

この画面を見る度に俺はあのエスニックな夜の出来事を思い出す、ヒップな仲間に愛と敬意とおまけにカフェインを。

瞬きの間に訪れる三月、ご多分に漏れず「マーチ」のリズムで駆け抜ける。

十条フォークジャンボリーとの合同ツアーは【ソウル・ロマン派】二人旅、

ありとあらゆる難題を蹴散らしながら永遠に転がって行く。


drecom_eroom5session at 00:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

February 15, 2010

ポリシーという名の哲学

地獄という名の日々を彷徨いながら天国を探している。

管理という名の不自由の中に放り込まれながら本物の自由を求めている。

誰かの言葉が堂々たるフラッシュバック、

「弱音とか吐いたりする事あるの?」

嗚呼、俺は捉え様によっては「弱音しか吐いていない」のかも知れないあん畜生。

想像以上に周りの人間に毛嫌いされている事実、

予想以上に周りの人間が理解している事実、

そんなモノは一目見ればそこそこ分かる、俺は残念ながらただの阿呆ではない。

バットしかし、エゲツナイ程に好き嫌いを明確にして生き残りたい男このワタシ、まったくもって手に負えない。

誰かの言葉が颯爽たるフラッシュバック、

「そういうのがウンザリなの」

オーマーシー、そう簡単には浮かばれない運命。

昨晩、ツナギという名のパジャマを着て、ギターケースに瓶ビールを二本突っ込んで、

何ちゃらレコーダーをポッケに入れて、「スナックレコーディング」という名目の下、かの有名な竜也兄貴の部屋へと出向く。

ビール数本でペロンペロンに酔っ払い、俺はどうしようもなくくだらないネガティブ思考に囚われ、

髪の毛を掻き毟りながら、断じて口に出してはいけない言葉さえ危うく吐き出してしまいそうになった。

レコーディングはまるで上手くいかず、魂を音の中に封じ込めず、

そそくさと松田優作のどでかいポスターが飾ってある部屋の中で眠りについた。

隣の芝生は青く見え、隣の花は赤く見えるだろう、

順応性は皆無、綱渡りで日々を行く。

バットしかし、我儘が服着て歩く男このワタシ、

こんな茶番な日々を引き連れながら、最後にイヤミったらしくも笑うのは俺だぜ。

ドランカーやらシャブ中やら、そんな呼び名が頻繁に飛び交う昨今、

チラつく髪の毛はバッサリとやって華麗なる生まれ変わりを。



at 22:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

February 14, 2010

スゥイング・スイミング・デイズ

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毎日、まるで当然かの如く顔がむくれている感さえ漂う今日この頃、

それは連日連夜繰り広げられているショートパーティのせいかも知れないし、単なる気のせいかも知れない。

雪の様な雨の様な雪が降る中、傘を差して激安評判の店まで徒歩ジャスト15分、

歩ける喜びに幸せを噛み締めて鼻唄でも鳴らしながら向かう。


フォアローゼズやら大量の缶コーヒーやらティッシュボックスやら、

ありとあらゆる類いの食材を買い込んで家路につく途中、頭にはありとあらゆる詩が舞い降りてくる。

部屋に戻れば「ペンネ」という名のハイカラ食材にミートソースをぶちまけて、

ウインナーを転がして目玉焼きを巻き食パンを頬張る。

ところで一度火が点いたら驚異のスピード力を発揮する男このワタシ、

関西方面のライヴハウス&バーを根こそぎ物色し何軒かに連絡を取ってみる。

こういった類いの営業作業には甚だ飽き飽きもしているが、ジャーマネなど俺には居ないが故、

やりたい事をやる為に、やりたくない事に持ち前の勢い駆使して火を点ける。

近日中に埋まりに埋まったスケジュールをドカンと書き綴ってやりたい。

夜は夜とて下北沢251、フラワーカンパニーズ&ザ・グルーヴァーズ観賞、

「ボヘミア」という名のイカしたメキシコビールを煽りながらすっかりのゴキゲン具合、

「お前はフリーパスだ」などと豪快に息巻き、

招待枠を設けてくれたこの企画の発案者には多大なる貸しを作ってばかりだ。

優しくされると涙が出る、借りは必ず八倍返しだ、感謝は忘れない。

さて、シャワーを浴びてシャンプーの香りを程好く漂わせていた矢先、竜也の兄貴から連絡が入る、

「渋谷のバーへ来い、オープンマイクだ」

何故、俺はスナック感覚を駆使して直ちに渋谷へ向かわないのか、

行くと行かないで俺の人生は簡単に変わるというのに、

何故、他の些細な事柄に縛られてしまうのか。

きっと笑われるかも知れない、

「ヤツは他の事に気を取られている」

それが恥ずかしく、あまりに馬鹿馬鹿しいという事は俺にも充分理解が出来る。

明日は明日とて愛すべきファッキンジョブ、

俺はこの愛すべきファッキンジョブで生計を立てているあん畜生。

時間を止めて音楽に浸りたい、切に願っている、

人生はトンだ茶番劇だ、枯れた声で俺は懲りもせず、

チンピラなどと罵られながら明日も電話に出るだろう。


at 00:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

February 13, 2010

ピースマークで愛と日々

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「ヘルメットをまたぐな」と、

「頭を守ってくれるモノを足でまたぐな」と、

小学生の時分に言われた事をいまだに強く憶えている。

それはヒップな言葉、俺はその時、心底からその意味を理解した。

フォアローゼズをコーラで割りながら、

「欲望」という名のモッズ映画を消音で映しながら、

俺は懲りもせずギターを抱えて詩を生み出している。

明日は明日とて食料品を仕入れに激安評判の店までロードバイクまたがり一っ飛び、

気付けばフォアローゼズは次から次へと空瓶状態。

ヒョウイ状態ボケ状態
精神変調被害妄想気味


ルースターズが叫ぶ、

分かる、分かるぜ。

脳ミソにこびりついてしまったトラウマをきれいに拭き取ってくれる濡れ雑巾をくれ(新曲)。

明日は明日とて一丁前にゲストで招いていただき、フラワーカンパニーズ&ザ・グルーヴァーズ、

すなわち孤高に位置するバンドのライヴ観賞、

なぁ兄貴、俺は何万回だって両手を合わせて「俺みたいなモンの為にありがとう」と精一杯に伝えたいんだ。

安心しろ、弱みにつけこんで誰かを脅かす様な、俺はそれ程までに腐った人間でもないぜ。

しょうもないありとあらゆる事柄には手を振って、

目と耳に焼き付いてしまったトラウマをきれいに洗い流すアルコール消毒液をくれ(新曲)。

お母さんに電話をかける、

「アンタ、相も変わらず煙草は吸っているのか?」

「まぁ、嗜む程度に」


43分37秒のフリートーク、俺がもっと偉くなる時まで生き続けてくれ。

BGMはボブディラン「フリーホイーリン」、

マニュアル人間さようなら、俺を輝かせる力を貸してくれ。

三月、四月、二ヶ月連続関西行き確定の紛れもない事実、

永遠の相棒が言ってたぜ、

「俺もついて行きたいぜ」

俺はロマンのど真ん中に居る。




at 00:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

February 12, 2010

真夜中の戯言

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ギラついた瞳とガラス細工の心を駆使して、

エゲツナイ程に好き嫌いを明確にして俺は生き残りたい。


どっかで聞いた様なニセモノの教養をさも自らの言葉かの如く知った風な口振りで語ろうとする輩などファックユー。

誰かの後ろについた時だけやけに吠えたがる永久の茶番劇場主役野郎へはドロップキック、間髪入れずドラゴンスクリュー。

人間性さえいとも簡単に取っ替えてどうにかこうにか生き延びようとする焦燥の椎茸野郎へは哀れみのキスを。

誰かに合わせるといった類いの機能が圧倒的に欠けているあん畜生このワタシ、

後ろになどつかない、

徒党など組まない、

遠回りは専売特許、

バットしかし、ヒップにしてポップなおどけた仲間はいつだって必要としている、

矛盾は永遠のテーマだねってイカした事を今こそ盛大に叫ぼう。

一人では何も出来ないかもしれない、

バットしかし、俺は個人であるという事にエゲツナイ程に執着を持っている。

流行の言葉などノーセンキュー、

俺の言葉が流行り出したら俺はきっとその言葉を封印するだろう。

英語遊びは専売特許、嗚呼、ニューヨークへ行きたい×1225。

ところで、灰皿に置いた筈の煙草が消えたと思ったら手に持っていた、

ヘベレケの時と素面の時の境目が日に日に薄れていく感さえ漂う昨今、

思い出を繋ぎ合わせて俺は何も変わらず生きている。

スナック感覚駆使してかの有名な今村の竜也兄貴へ電話をかける、

「やぁやぁ、ゴキゲンはどうだい?」

一滴さえ嗜んでなくとも日に日にカツゼツは悪くなる、

そして声は日に日に枯れていく。

間違っている様でそこまで間違ってない素晴らしい人生、

本当は当然の事なのに何もかもが煩わしく見える。

なぁ相棒、頼ってばかりで悪いんだけれど

俺を輝かせる力を貸してくれ(新曲)。

21日、おどけた仲間が集う記念すべきイカサマ渋谷タウンでの初ライヴが楽しみで仕方ない。

とっておきの五曲を収録した真夜中に聴く様なCDを作る、これはもう紛れもない事実だ。

BGMはボブディラン「フリーホイーリン」、

おぉ、来日公演は早来月、

俺の細胞は音楽と言葉遊びで成り立っている。


at 00:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

February 10, 2010

人生とは茶番劇である ’10

’10.2.9(火)
ライヴ アット 池袋トライ


1.モダンソファに腰掛けて
2.表現者
3.どうにかなりそう
4.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
5.ラウンドミッドナイト
6.自由
7.愛すべき日々


ヘベレケの時と素面の時の境目が日に日に薄れていく感さえ漂う昨今、

ルート・スゥイートホームを練り歩きながら忘れ物に気付き、苦笑いで取りに戻る、こいつを二回繰り返す。

焦燥の池袋タウンに到着すれば知り合いのドラム男と偶然すれ違い「やぁやぁ」などとクールな立ち話、

忘れ物をして時間が遅れたのはこの男と再会する為の必然だったのかと捉えればもはや怖いモノなど何もない。

ヘベレケの時と素面の時の境目が日に日に薄れていく感さえ漂う昨今、

頭の整理追いつかず、支離滅裂四方八方縦横無尽のMCを繰り広げながら、

久方振りに立って唄い、久方振りの演奏曲、久方振りに弦を切らずライヴを終える。

ちびちび呑みながら0時過ぎまでPAのグッドナイスガイと音楽論などを一丁前に繰り広げ、最終列車飛び乗り下北沢。

レンタル中の「少年メリケン何ちゃら」は観る間もなく返却日を向かえ、

俺はそいつをポストに放り込む為にロードバイクまたがり真夜中の街を徘徊する。

そこで「哀愁のバーカウンタークレイジー」このワタシ、

スマートに帰る気にはならず、行動力を駆使して呼ばれもせんのに度々のCCO、

「どうも!常連ですけど!」顔にて駆け込み、バーカウンター陣取り、

結果、5時33分まで呑み明かす。

一丁前を気取る俺、調子に乗る俺、萎縮する俺、イカサマな俺、どうしようもない俺、その他諸々、

すなわち一日の中で様々な類いの俺が存在している。

昨年、地獄という名の敗北感を味わった「二月」の季節から早一年、

今後、どれだけ幸せを掴んでも俺はあの時の失敗を忘れない。

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at 19:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

February 09, 2010

正常という名のクレイジー

冷蔵庫を開けばいつだって缶コーヒーが10本ばかり詰まっている、

そんな生活に20歳の時分、強く憧れていた。

今、冷蔵庫を開けばいつだって缶コーヒーが10本ばかり詰まっている、

ささやかな夢はどうやら叶えられたのだ。

「缶コーヒークレイジー」、

こんな称号を独り占めにするのは俺の心の友達、

左手に煙草、右手に缶コーヒー、

そんなスタイルで夜から朝まで、いや、朝から昼まで、

とにかく時間を問わず深くウィットに富んだ会話で楽しんでみたくもなる。

ところで「哀愁のバーカウンタークレイジー」このワタシ、

明日は焦燥の池袋タウンにて、

「正常という名のクレイジーについて」などと洒落込み盛大に唄おうぜといった心意気、

’10.2.9(火)
【acoust(r)ic V3】
アット 池袋トライ
18時開場/18時半開演/1000円(+1drink)
w/ミルフィーユ中村/永見雪尋/村男/ヒロウエキ/コトノハ/TOMOK



弦を吹き飛ばすのはもはや御愛嬌、生理現象さも似たり、

鼻の穴をくすぶらんばかりに伸び放題の髪の毛の事など0.01ミクロンも気にかけず叫びたい。


at 00:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

February 08, 2010

青春の不貞腐れアルコールドランカーズ

CCOのバーカウンターにて呑んだくれ、

気付けば3時半さえ間近のラウンドミッドナイト、

久方振りに吐いてしまう感さえ漂うベロンベロンのラウンドミッドナイト。

あの場所は天国、溜まり場、そしてもはや勝手に故郷。

後6時間後には懲りもせず俺はPCデスク前に鎮座している事だろう。

バットしかし、今から5時間は眠れる幸せ、

こいつを痛い程に噛み締めなくちゃいけない。

同じ土俵に立ってすらいない輩がヌカす言葉など0.1ミクロンも信用しない、

青春の不貞腐れアルコールドランカーズに愛と敬意とオマケに光を。



at 03:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

February 07, 2010

不幸せなんてとんでもない

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今後、まったくもって「使いモノになる」であろう二曲の新曲が、同時進行で仕上がりつつある。

四月後半のヒップ極める音楽ツアーは早くも最終調整段階、

ニューヨーク行きを諦めた事など微塵もないが、残念ながらちょっとばかり先送りになるのかも知れない。

バットしかし、俺には二曲の新曲が同時進行で仕上がりつつある。               

書き綴っておきたい事柄が山程ある。

例えば本日観賞のgirasoul(ジラソウル)、

すなわち仲間のワンマンショーは最高の類いに付随する。

こちらとは真逆の演り方で表現力を駆使しながら、

それでいて痛い程にお互い解り合えているってんだからまったくもって申し分ない関係性。

明日は明日とてCCOオーナー直々に招いていただき愛して止まない男のライヴ観賞、

すなわち懲りもせず音楽という名の魔物に犯されている今日この頃。                    

生粋の我儘人間このワタシ、愛し愛されて日々を泳ぎたい。


at 02:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

February 05, 2010

不器用に倒し続けろ ’10

髪の毛は伸び放題 生活は荒れ放題
前が見えん前が見えん 前髪で前が見えん

髪の毛を掻き毟って 生活を投げやって
旅に出たい旅に出たい 色んな事感じて歩きたい


四年程前に書いた詩を今再び地で行く感さえ漂う今日この頃、

気付けば前髪は両目を通り越して鼻の穴まで突き刺さらんばかり。

いつか氷点下の岩手の街で手に入れた2000円のハットは今や元を取るどころか38200円分の被り倒しに成功、

そして頭の中は懲りもせずありとあらゆる旅の計画で溢れ出さんばかり。

自他共に認めざるをえない生粋の気分屋星人このワタシ、

相も変わらず絶望と希望のエレベーター乗り込んで快楽と試練を行ったり来たり(新曲)。

ところで先日、かの有名な石田純一を罵り倒し怒鳴り散らかす夢を見て目を覚ました。

あの男の事を意識した事など一度足りとてない筈なのに何故そんな類いの夢ばかり見るのか不思議でならない。

そんな事より新しい仲間が出来たと肌で感じる時、

俺は嬉しさのあまり発狂にも似た気持ちで舞い上がり、

話は縦横無尽四方八方飛び散らかり喋り倒し、

何から何まで伝えたい気持ちが強過ぎて焦り出し先走り、

結局要点さえ得てないんじゃないかと、

また勘違いされるんじゃないかと後々不安になってしまう事があるね。

神経質が服着て歩く男このワタシ、

どうでも良いけど年上も年下も男も女も馬も銅像も断固ノープロブレム事項、

損をしているのかと感じる事多々あれど、

理解を求めて俺は思考の全てを曝け出して喋り倒したい。

BGMはフラワーカンパニーズ、曝け出している音楽に愛を、

地域密着の人間関係に愛と希望とオマケに光を。


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at 01:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

February 04, 2010

感情という名のエレベーター

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フォアローゼズという名の荒波を泳ぎながらロウソクに火を点けて、

10分さえ軽く飛び越えてしまいそうな大作を生み出そうとしている。

そんな新曲が見事に完成する時、俺は明らかに突き抜けるだろう。

すなわちブレイクスルー、俺は詩人として生計を立てたいと切に願うあん畜生。

夢なんて見たモン勝ちの理論に則り、

類い稀なる才能の持ち主、小谷美紗子でも聴きながら眠ろう。



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February 02, 2010

基地からヘビーな発信を ’10

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6時半頃眠りにつき、午前に起きるつもりが15時半までノンストップスリーピング、

相も変わらずこんな生活を繰り返している。

目覚ましは置物化 予定よりは二時間後に飛び起き
昼と夜が逆さまだ ヘッドフォンは欠かせない存在


20歳の時に作った曲をたった今思い出す。

雨の街を歩きまくり、食料品を大量に抱え込んでルート・スゥイートホームをふらつく時、

押し殺した筈の感情が呼びもせんのにフラッシュバック、

誰かの事を悪くいう以前に貴様はどうなんだと自らに問いかけてみる。

どうにもこうにも落ち着かないならギターを抱えて高らかに唄い、

「myspace」とか何とかヌカす代物に、

「夢の暮らし」

「モダンソファに腰掛けて」

「ルート・スゥイートホームにて」


仮状態の三曲を、通称「スナックバージョン」にて追加した。

http://www.myspace.com/akinoritaka

こうなったら「録って出し方式」の採用を、何もないよりはあった方が良いだろう。

あと113日休みがあれば最高だが残念ながら働かなければならない、

やりたい事をやる為に、俺はずっとこんな生活を繰り返すだろう。

BGMはトム・ウェイツ「アーリー・イヤーズ」、小細工など要らないという最たる証。




at 01:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

February 01, 2010

基地から胸躍るブルースを ’10

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1972年、インタビュアーがこう聞いた、

「60歳になっても続けてる??」

「もちろん」


その直後、60歳を超えたミック・ジャガーが唄い出す、

「ブラウン・シュガー」。

そんな訳で「シャイン・ア・ライト」を遅ればせながら観賞、

まったくもってイカしていた。

ところで体調不具合など遥か過去の話、

何でもかんでも平常気取りでケリをつけろ、マスクなんて真っ平御免だぜ。

煙草を仕入れに出向く時以外、

部屋に、いや、基地に閉じ篭り、様々な事柄に没頭する。

音楽は年中無休で溢れ出している。

ひょんな事から昔の写真を発見しアルバムを開いたら、

そこには戯けたチョンマゲツナギ姿でDJをする俺が写っていた。

そこでこちとら、ツナギを奥の方から引っ張り出し、久方振りに袖を通す。

家事、洗濯、音楽、睡眠、その他諸々、

暫らく作業着はこれしか着ない、思った。

先日、イカした相棒が突然言ったぜ、

「アンタは〈アレ〉になるべきだよ」

アレとは何か、書くのは止めだ、照れくさいから胸の内に留めておく。

それはたまに言われる事であり、いつも胸躍らせるに充分事足りる一言だ。

「おー、俺は表現者だぜ」

おどけて答えた、仲間はいつだって力を引き出してくれる。

29の誕生日に手に入れた何ちゃらレコーダーは今こそ躍進時、

スナック感覚で何曲かを録音する。

そしてそんな合間にも新たな曲が生まれたりするってんだからまったくもって追いつかない。

バットしかし、明日も休みなんてもはや宇宙、

俺は俺の仕事に精を出す、ストレスはゼロだ。

当分の間放ったままになっていた「myspace」とか何とかヌカす代物に、

「マリーと暮らす」

「思い出を繋ぎ合わせて今を生きる」

「表現者」


仮状態の三曲を、通称「スナックバージョン」にて追加した。

http://www.myspace.com/akinoritaka

万が一モノ好きな輩が存在するなら、

耳かっぽじって詩の内容を沁み込ませてライヴで大合唱でもしてくれ。

絶賛計画中の四月のツアーまでには「スナックバージョン完全版」を発表するぜ、

万が一モノ好きな輩が存在するなら、

胸躍らせて待っておいてほしい。

BGMはザ・グルーヴァーズ、まるで眠る気がしない。


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