March 2010

March 31, 2010

俺はヴィニール盤の燃えカスと共に天国行き ’10

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とにかくレコード屋、すなわち「駆け込み寺」、又は「国宝」と呼ぶに相応しい場所へ行きたくてしょうがない。

まるで病気、ヘビーシック、お金もないのに、近頃は以前に輪をかけてその意識は強まるばかり。

昨今の音楽再生プレーヤーは一台で何万曲をもポッケに入れて持ち運べるという。

それはとても画期的な事かも知れない。

バットしかし、そこで思い出されるのは「7インチ」と呼ばれるシングル盤、

この御時世において一曲終わる毎にA面B面を裏返すという暴挙、面倒極まる行為、

これこそが「最たるロマン」だと、「これに敵うロマン無し」だとどうにもこうにも捉えざるをえない胸中。

もはやCDなど聴く気にもならない今日この頃、いよいよその境地に辿り着きつつある昨今、

「配信限定」って一体どういう意味だ、最先端にしてハイカラな話なのか?

まるでついていけない&行く気もない×706。

必ず自らのレコードを作ってから俺はいつか天国へ行くだろう。


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キチガイレコ-ドジャンキーの本を読破、素晴らし過ぎてもはや閉口。

必ず自らの本を残してから俺はいつか天国へ行くだろう。

さぁ、デジタルを捨ててレコード屋へ駆け込もう。

大阪の街でどっかのお姉ちゃんが呟いた言葉が焦燥たるフラッシュバック、

「何買ったん?えっ、レコード?そんなんまだあるん???」

オーベイビー、君と話す事など何一つない。

さぁ、デジタルを捨ててレコード屋へ駆け込もう。

そこはどんな病院よりもクスリよりも効果のある場所だ。


drecom_eroom5session at 17:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

季節という名の旅

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3月とは別れの季節だ、次から次へと何人もの人間とお別れの言葉を交わさなくちゃいけない。

例えば今日に至るまで散々とボロカスに罵り合ってきた仕事場のボス。

「終わり良ければ全て良し」、こんなキレイ事を俺はいつまでも信じていたい。

汚れてしまった右手を適当にズボンで擦って交わす握手、そんな瞬間をたまらなく愛している。

「終わり良ければ全て良し」、また会えばきっと罵り合いは絶え間ないが、

終わり方がキレイでスマートなら全てはヒップな思い出と化して記憶に残り続ける。

「これで金輪際、ようやく縁が切れるぜ」

こんな言葉を吐けるのは相手に冗談が伝わるからこそって訳だ。

仕事を終えればボブディランを聴きながらボトルコーヒーを7本買い溜め、ぶら提げながら街を徘徊、

俺はカフェインとポップな仲間に支えられながらまだまだお金を稼がなくちゃいけない。

ところで昨夜のボブディランは滅多にないと言われる奇跡のダブルアンコールに応えて「風に吹かれて」を演奏したという。

その瞬間を2010年3月、肌で感じたかった。

「後悔先に立たず」、こんな言葉を0.2秒でさえ忘れてはいけない。

部屋に戻れば着替える事も御飯を平らげる事も後回しにして様々な事柄に着手、

頭の片付けが全て終わって、ようやく落ち着くのは死ぬ時だろう。

【ソウル・ロマン派】二人旅の格安ホテルは根こそぎ確保、あの街この町、我が物顔で歩きまくりたい。

本日の名言「誤解されている人間こそ素晴らしい」とは岡本太郎の発言、まったくもってイカす。

ボトルコーヒーを両手に抱えてふらつきながら歩いていた矢先に発見のワンピース、

一度はそのまま通り過ぎたにも関わらず、思わず引き返さずにはいられないモダンデザイン賞を獲得。

俺のシャツは525円、カーディガンはボロボロでも信頼は断固逃さない。

どっかのお姉ちゃんにほざいた言葉が颯爽たるフラッシュバック、

「違うところに行きたいならとっとと行くべきだぜ!」

おー、その時は「終わり方だけ」細心の注意を、何故ならば「後悔先に立たず」。

バットしかし、こちとら八倍返しの幸せ獲得者、

まだまだ外は寒いが、もう直ぐそこまでボーリングシャツの季節が到来している事を俺は残念ながら知っている。



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March 29, 2010

拝啓・ボブディランの精神

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’10.3.11(木)~3.29(月)


東京公演開演前、会場には音楽ではなく朗読テープが流されていた。

虚ろ気分だった俺はそれをボンヤリと耳に入れていた。

それはまさか、ジャック・ケルアック「路上」の朗読テープだったという。

毎日、何が飛び出すか想像もつかない程に入れ代わるセットリスト、

原曲が何かさえ分からないアレンジ具合、

例えば日本公演14公演の内、3回のみ演奏された65年作「It's All Over Now, Baby Blue」、

その時、俺は確かにその場に居たが、それが演奏されていた事を知ったのは後日セットリストを見た時だ。

アレンジが凄過ぎたのか、俺の意識が飛んでいたのか、とにかく気付かなかった俺を俺は責めた。

固定されていたアンコール3曲のラスト、「All Along The Watchtower/見張塔からずっと」、

これが東京公演も終盤に差し掛かった頃、突然「Blowin' In The
Wind/風に吹かれて」に変更されていた。

要するに「一筋縄ではいかない男」代表格、

俺はこの期間、ボブディランのまったくもって粋な精神に夢中になり、いちいち胸を躍らされていた。

すなわち「アンタの望み通りには演りません」精神、ヒップにしてパンク最高峰、

俺が好きなのは、曲がどうのこうのとヌカす以前に、

あれ程の大物がまだまだ懲りる事無くひけらかすその誇らしき精神だ。

本日日本公演最終日、たった今セットリストを確認すればまた新たな演奏曲が加えられていた、

最初から最後までやりたい放題、俺はもはや手を叩いて喝采するしか手がない。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/BobDylan/special/index.html

後ろ髪を引かれながらも本日、会場には向かわなかった。

仕事からの帰り際、渋谷駅構内でイヤホンから「My Back Page」が流れてきてリピート、


46年も前に録音されたこの曲を久方振りに聴けば胸が締め付けられてきた。

2010年3月、俺はこの男を2回見た、

思いながら今更、泣きそうになった。

自分が思うその11倍、俺はこの男が好きだったのだ、そして更に愛は深まった次第。

7年以上待ち侘びた甲斐もあったってモンだ、まだまだ行ける、行こう。


P.S 

町田のボヘミアン、純粋なサックス吹き、

俺が知る限り唯一のヴィニールジャンキー、

久しく会っていない心の友達にこの文章を捧げたい。

あれやこれやと話したいぜ、そうすりゃきっとこう言うんだろう、

「おー、俺も見たかったぜ!」

はたまた、

「あー、俺も見たぜ!」

などと笑うのかも知れない。

何処に流れ着いてもアンタは心の友達。


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March 28, 2010

キングを決めろ ’10

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’10.3.27(土)


夕方にはキングオブスナックの如き様相で奇天烈渋谷タウンへと向かい、

シオン&ザ・バースディを小さくて粋なライヴハウスにて観賞。

ご多分に漏れず多種多様なライヴを観賞している、それはとても自由な行動だといえる。

渋谷といえばレコード屋、「蛍の光」が流れる中懲りもせずレコードを漁りジャズを三枚、

部屋に戻りそいつを回しながら珈琲と共に抜群の時間を楽しもうとした矢先、ドアを叩く音が響く、

そこでキングオブスナックの如き様相で颯爽たる御登場と相成るのはご多分に漏れず今村竜也氏だ。

「育毛剤持って来たぞ!」

俺はそれを満面の笑みで喜んだが、手渡されたビニール袋には缶ビールが二つ入っていた、

すなわち、まったくもってイカす類いのイタズラ心だ。

そんな訳でMTRを操りながらの最終ミックスダウン微調整、

そこでこちとら、真剣なエンジニアをよそに右手に煙草、左手に缶ビールの呑気スタイルで、

「いんや、もう一回、あー、もう一回、いんや、ラストチャンス」

などと一丁前にヌカして&ほざいているってんだから我ながら勝手×802な男だとどうやら認めざるをえない。

唄&演奏/高哲典・エンジニア/今村竜也

とにかくこんな感じで洒落こまさせていただき音源は完成、

後は何だ、ジャケット、歌詞カード、盤面印刷、エトセトラ、永遠にキリなどない。

肝心な正式タイトルを決定し、「4.27」発売と相成る運びだ。

BGMはボブディラン「欲望」、明日はいよいよ日本ツアー最終日、

頭のネジを全て取っ払って駆けつけたい気分にもなるってモンだ。

ところで男も女も年上も年下も根こそぎつかまえての問い掛けは続く、

「よー正直に答えてくれ、この辺り禿げてないか?おい、どうなんだ?」

答えはノー、断固ノー、エヴィリバディセイズ「NO!」、

バットしかし、被害妄想のピエロ代表このワタシ、残念ながら簡単に一安心とは相成らない。

その内、俺はお地蔵様にも話しかけるだろう、

「ヘイヘイ、禿げてないでっか?」

旅は続く。


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March 27, 2010

冒険者達 ’10

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’10.3.26(金)
ライヴ アット 高円寺楽や


1.ロマンのど真ん中
2.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
3.ラウンドミッドナイト
4.自作自演屋
5.ウイスキーとトランクを道連れに
6.自由
7.モダンソファに腰掛けて
8.マリーと暮らす


素晴らしさとどうしようもない茶番が交差し同居する夜。

始まる前には偶然、ハートブレイクタウン高円寺にてライヴを演らかしていた仲間のライヴに駆けつけ、

「コイツ、やる事やっとるやないか!」などとその姿勢に一丁前に感動し、大いなる力を受け取る。

そしてこちとらパジャマから作業着、日常着から一張羅までこなす一石八鳥のツナギを着て、

客側との温度差を盛大に感じながら、静けさの中でその12倍、盛大に声を張り上げて吠える。

近年稀にみる程に汗は滴り落ち、目に入り、まるで泣いている様に見えたかも知れない。

伝わっているか否かはとりあえず棚に上げ、全神経集中型のライヴ展開、

すなわち頗るゴギゲンな曝け出すライヴだ。

最終電車など気にも留めず、多くを語り過ぎているキライさえ感じる今日この頃、

次から次へと喋り倒し、散々と笑い合い、

こちらも力を借りてばかりの相棒バイクに跨り真夜中、家路につく。

読書灯だけ灯してキチガイレコードジャンキーの本を読み耽っていたら、あっという間に明るい明るい朝が来た。

都合の良い人間の事だけを「仲間」などと呼びたい訳ではない、

バットしかし、モラルの欠片もない輩、筋の通らない人間、そんな類いは電話帳からササッと抹消して次から次へ。



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March 26, 2010

禿げと妥協許すべからずの戯言

俺が女なら、間違いなく「想像妊娠」するタイプだろう。

何せ、頭が禿げてきた気がしてならない。

今日まで何人もの人間に問いかけてきた、

「なぁ、この辺り禿げてないか?おい、どうなんだ?」

仲間は口を揃えて答える、

「一体これのどこがどの様に禿げてるっていうんだい?」

本当は禿げているのに、「禿げてない」と訳の分からん気を遣う様な仲間など初めから要らない。

「貴様、禿げてきとるやないか!」

そう思うならいつだって直球ど真ん中で投げかけてほしい、

少なくとも俺ならそうする、回りくどいのは真っ平御免の類いだ。

「禿げとるならそう言うてくれ!」

俺は吠える、吠え続ける。

バットしかし、どうやら俺はまるで禿げてない。

禿げてもない人間に「禿げてるぜ」などと告げるのは単なる嘘吐き野郎に過ぎない。

だから仲間は正しい、きっと正しい。

俺が女なら、間違いなく「想像妊娠」するタイプだろう。

臆病者の吹き溜まりこのワタシ、そんな戯言はともかく明日はお待ちかね、


’10.3.26(金)
高円寺楽や
19時開場/20時開演/1000円(+1drink)
w/さよなら食堂/オグリ昌也 



体調不具合どこ吹く風、一丁前に何日も寝込む程に俺は暇人でも軟弱トウモロコシ野郎でもない。

ボブディランのセットリストは日々とんでもない事になっているし、

叶う事ならもう一回観賞してまったくもって損無しといった塩梅。

勢い余ってお姉ちゃんに問いかけてみる、

「ところで君はボブディランを知っているのか??」

答えは「フー?アイ・ドン・フー?」、

どうなってんだ、とても煮え切らない、話の通じる人間が少ない事実に閉口×55。

バットしかし、俺は何も諦めない、

唄う事も伝える事もオマケに禿げを防ぐ事もだ(まるで禿げてないが)。


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March 24, 2010

破滅型の男の物語に憧れる ’10

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「ゆりかもめ」なるハイカラ線路に揺られながら「この行為は後程語り草になるぞ」などと考えていた。

9年分の思いを一ツアーで取り戻してやるって寸法だ。

何ちゃらコミュニティを駆使し、大枚叩いてチケットを確保した。

スナック感覚代表格、後先の事など考えたくもない。

バットしかし、会場に着き周辺を徘徊する内、眩暈がしてきた。

白ワインの猛威、「これがかの有名な二日酔いというヤツか」、最初は思った。

ボブディランは颯爽と登場し高らかに唄い上げる。

平常装い今この瞬間に全神経を傾けようとしたのも束の間、

こちとら冷汗、脂汗、眩暈、とんでもない睡魔、

何やらかんやらに突然襲われ駆け足でトイレ一直線、しこたま吐いてしまう体たらく。

そんな事が何度か繰り返され、立つ事さえままならず、時に座り込みながら二度目のボブディラン観賞。

トイレにへたれこんで聴いた「ハイウェイ61」、

幻覚症状の最中で聴いた「ライク・ア・ローリング・ストーン」、

俺は永遠に忘れない。

雨の降る中、クラクラのペラペラ状態にて凭れながらどうにか部屋に辿り着けば告げられる37.7℃。

すなわち、二日酔いでも何でもなく、俺はどうやら専売特許「我が物顔」さえ奪われる程に体を壊していた。

煙草もウイスキーも珈琲さえも視界に入れたくなかった。

その時、俺が最も欲したモノはまさか、「バナナ・オレ」唯一つだ。

勢い任せも度が過ぎたという事か、調子に乗り過ぎたツケか。

仕事を休み、時に甘いモノに頼りながら日々を航海。

「アンタ、筋金入りね」

ヒップな女に愛情たっぷりに呆れられるのが俺の夢、まだまだ行ける。


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March 23, 2010

ジャンクション男に幸せを ’10


生ビール6杯後の白ワイン暴飲、昨晩、「いつもの店」CCOにてヘビードリンク&モアー。

十条フォークジャンボリーとの二人旅はもはや宇宙クラスの楽しみ具合、昨晩、それをこの目で確認した。

部屋に戻り時間にして僅か8.27秒、ヘベレケのペロンペロンにて眠りこける。

目覚めれば出勤時間はとっくにオーバー、醜い顔、クラクラとくる脳ミソ、すなわち仕事を休むスーパーガリヒョロボーイ。

そして「このきっかけ断じて逃すべからず」の心意気でよろけながら向かう街、イカサマ近未来タウンお台場。

アルコールよりもカフェインよりも、そして仕事よりもどうやら今はボブディランだ、まったくもって罪深い男だ。

「よくそんなお金あるね」などとどっかのお姉ちゃんが囁くのなら俺は高らか盛大に答える、

「あるかいなそんなモン」

全ては心意気、加速し出したら止まらない。


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March 22, 2010

ダンス・イン・ロマン

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やるべき事柄をそこらに散らかっている紙切れに殴り書き、

一つ片付く毎に打消し線を入れていく、

そんなやり方を愛している。

去年末、泣く子も黙る博多ビッグシティで、

俺の素性を知る訳もないモダンガールが突然話しかけてきた、

「アンティーク職人の方ですか?」

よー姉ちゃん、「胸躍る言葉ランキング」輝かしき初登場第一位おめでとう。

それにしても生きるという行為にはいつだってお金を要する。

そしてこちとら、生きるだけでは物足らず、

憎しみやら苦しみやら何やらかんやら大袈裟な程に抱きながら、

常に喜びやら楽しみやら何やらかんやら大袈裟な程に求めて止まないってんだからまったくもって贅沢にも程がある。

ターンテーブルには回り続ける狂乱B級ガレージサウンド、

俺みたいなモンにとって一番の幸せ時とは、

レコードを両手に抱えて話の分かる人間と息をもつかせぬスピードで喋り続けている時なのかも知れない。

「これは何年代で、この曲の元はこれで、あっ、こんなんはどうだい??」

1960年式「アンティーク」カップ&ソーサーを525円で手に入れるあん畜生、珈琲は八割増しの渋み具合、

ひび割れたコーヒーカップに愛とカフェインとロマンを。

ボブディラン東京公演は遂に開幕中、日が経つ毎にあの時の感動が鮮明に蘇る始末。

チケットがないだとか手持ち金が少ないだとか、そんな事柄断固ノープロブレム事項、

俺はボブディランが東京を発つその前に、

自らのスケジュールをどうにかこじ開けてもう一度会場に駆け込む態勢を断固キープオン。

ツナギという名の作業着を着てあちらこちらと街を徘徊、

ブラックチョコレートは冷蔵庫内に詰め込み放題、

「デジタルなど燃やせ」と盛大にヌカしながらデジタルの渦の中、

タイプライターとマッチをくれ、俺の夢。


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March 20, 2010

自らへの散文 ’10

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ボブディランの東京公演へ出向きたい、強く思っている。

手段はオークション、後先考えず今この瞬間だけに神経を研ぎ澄ませたい。

ジェイムス・チャンス、狂乱の来日チケットは颯爽たる確保、

留まる事ない音楽旅、バスチケットはとっとと確保。

BGMはジェイムス・チャンス、

イカれたリズムにイカれたサックス、

オマケに筋の通った言葉遣い、大言壮語、イカしてイカれたイカイカ男に凭れながら敬礼を。

働かなければならない、

ウイスキーはレギュラー、珈琲はハイオク、煙草は起爆剤、ホットドッグは原動力の心意気で。

忘れもしない2008年9月8日以降、すなわち、茶番極まる一大事件以降、

頻繁に抱かざるを得ない「所詮人間などどうしようもなくクダラナイ動物の一種に過ぎない」思考、

全てをそう捉える事に成功出来たなら怖いモノなどもはやこの世にはない。

気をつけろ、気をつけろ、

敵は味方で味方は敵だ、だから存分に気をつけろ。

唄わなければいけない、書かなければならない、

そうそう、全てを活力に。

体重は40kg台を断固キープオン、

気疲れは専売特許、バットしかし、禿げるのだけは真っ平御免なんだぜ。

ヌカしながら旅は死ぬまで続く。


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March 19, 2010

音楽好きの狂想曲

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時に自らの行動力の沸き具合に喜びを感じる事がある。

インチキ新宿タウンに辿り着いたその時から、ほとんど落ち着く事もなくゴキブリの様に動き回っている。

レコードを何十枚も取り替えながら、傍にはいつだってブラックコーヒーが置いてある。

よー姉ちゃん、アルコールなど後回しだ、

まずは俺にコーヒーという名の聖水を根こそぎ塗し掛けてくれ。

午前には水道局のおっさんが集金にやって来た。水道供給停止前、最後の訪問であった事は紛れもない事実だ。

滑り込みセーフで料金を払い込み、文章をしたためていたら今度は佐川急便の小粋なおっさんがドアをノックした。

そんな訳で【ソウル・ロマン派】のポストカード型チラシが到着する。

何でもかんでも勢い任せにやってしまえば良い、座右の銘「簡単な事を難しくするべからず」は断固専売特許。

昼時、念願のチャールス・ミンガス伝記本を34ページ読み耽る。

想像の八段上行く読み応えに胸高鳴り、レコードはジャズへと切り替える。

昼時、探している他の本を求めて懲りもせずレコード屋、

狙いの本を見事一発で発見し、

「今日はレコードは漁りまへんねや」顔にてそそくさと店を出ようとしたその時、目に飛び込む驚愕のチラシ、

「ジェイムス・チャンス来日!!」

「おい、これ事実け?」顔にて店内を慌てふためく小僧このワタシ、

ボブディランに引き続くビッグネームの来日に眩暈覚醒、

イカれたサックス吹きをこの目に焼き付ける事を時間にして2.67秒の素早さで決める。

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5、6年前に手に入れた「off white」はジャケットを拝見しただけでも一目瞭然、まったくもってイカすあん畜生具合。

いまだに何カ月おきの周期で聴きたくなるが、本日は来日記念に5、6回A面B面を繰り返すに至る。

夕刻時、久しく出向いていない感さえ漂う美術館の情報を隅々まで調べ倒しメモを殴り書き、

そして来月の旅の為のバスチケットを足早に手配する。

部屋を片付け、あれやこれやと繰り返す内にあっという間に夜はやって来る。

魂のレッド・ウィークはとんでもなく実り溢れるモノだった、

ボブディランの哀愁漂う姿を俺は忘れない、東京公演さえ大枚叩いても観に行きたい心意気だ。

やる事はいつだって尽きる事なく、明日も休みならピーハツ具合は最高潮、

バットしかし、自由に堂々と働ける場所があるという事実に俺はどうやら心底感謝しなくちゃいけない。

そしてどうやらついでに、相も変わらずまだまだ音楽が好きだ、

好きのまま死ねる幸せを果てしなく噛み締めなくちゃいけない。



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March 18, 2010

午前7時のガレージ・ホラー・ランブルズ

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瞬きの内に辿り着くインチキ新宿タウン、

運転手さん、まだまだ遠くまで俺を運んでやってくれ。

煙草とブラックコーヒーという名の、

歴史上最高の組み合わせにどっぷりと浸かった幻の如き二日間、

お金を貯めて新しい場所へ。

次回は乱痴気騒ぎ【ソウル・ロマン派】二人旅、

ストイック極める強攻日程の渦の中、唄を運ぶ為の旅、

お金を貯めて新しい場所へ。

午前7時から大好評開催中の気狂いレコード大試聴会、

誰かが聞いたぜ、

「レコード集めてはるんですか?」

ノー、断固ノー!

こんなモノは「集める」のではなく、自然の内に「集まる」モノだ。

すなわち、仲間と呼ばせていただきたくなる様な連中と同じ類い、

自然の内に「集まる」モノだ、信じて疑わない。


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恐怖に怯えながら、踊り続けて日々を航海。



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March 17, 2010

バランスを超えて ’10

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朝も早よから目を覚まし、

奇跡の玉子焼き定食、

間髪入れず三軒目モダン喫茶、

小粋な姉ちゃんに告げる合言葉、

「ホットドッグプリーズ!!!」

路地裏の隅でたこ焼き、

白昼のど真ん中でたこ焼き、

狂乱「タイムボムレコーズ」に二時間費やし計四枚6460円、

ポイントカードは満点突破、

ヒップな柄シャツ通常二枚6930円のところ、

二枚を1050円で手に入れるスーパーガリヒョロボーイ、

気軽に話しかけてくる店員、

手に入れるチャールス・ミンガス伝記本、

街を徘徊する男と女、

手には煙草かたこ焼きのいずれかが持たれている確率の高さ、

街を徘徊する男と女、

どいつもこいつも同じに見える、

所詮俺もその中の一人なのだと思われているなら寂しくてやり切れない始末、

グラム売りヒッピー柄ど真ん中の花柄ズボンは格安表示、

チャーミング店員姉ちゃんと与太話を繰り広げた後、

そいつをレジへと持ち込んだら、

そのハイカラズボンはグラム売り対象外につき4975円、

2000円以上の「偽お洒落さん気取り」は8.7割方お断り性分な故ナクナク断念、

どうでも良いけど旅とは宇宙、

疲れ知らず、

何でもかんでも我が物顔にてケリをつけろ、

そうだ、こんな贅沢な日々を過ごす為に俺は怒りの耐えない仕事をしている、

すなわち、バランスはいつだって保たれているも同然。


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関西ロイヤルストレートディ

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遠回りのない、ストレートな人間を愛している。

そして大阪の街を歩けば頻繁にそんな言葉が耳に飛び込んでくる。

新世界、小粋なおっさんが何人も力を合わせて切り盛りしている1000円床屋へ専売特許、スナック感覚にて飛び込む。

櫛と鋏を俺の頭皮に堂々と突き刺しながらおっさんが言ったぜ、

「兄ちゃん、テッペンから禿げるタイプやで」

こちとら間髪入れずおっさんの胸ぐら掴み、殴り合いに発展、                

いや違う、焦燥の引き攣り苦笑いにて答える、

「おい、それほんまか??」

「プロが言うてんねやから間違いあらへんがなそんなモン」

そこから話は、何一つ振ってないにも関わらず昔の野球選手の話題へとぶっ飛んだ。

何が何だかまるで分からない、筋金入りモノホンのおっさんにはとても敵わない。

ストレートは心底心地好いがこちとら、硝子細工の心を2、3枚叩き割られたままの胸中。

「禿げる雰囲気ゼロ」と「これは禿げる」、すなわち対極の共存、俺はご多分に漏れず前例を破る人間になりたい。

ところで天下のボブディラン、叶う事なら東京でもう一度観たい心意気。

 途中クラクラときた、目の前で行われている現実にクラクラと目眩がした。

生で観ている奇跡に血沸き胸躍り、体は本場の空気を味わっていた。

さて、風呂場で久方振りに体重計に飛び乗れば驚異の48.7kg、

 お腹の出っ張りがシャクに障る昨今、そんなモノは単なる被害妄想なのかも知れない。                      

あの体重計に狂いがなければ俺は正月から数えて何と7kgの減量成功者。

年明けに今年の目標を殴り書きしたメモがフラッシュバック、

「ニューヨーク」 「料理」 「ボブディラン」 「52kg」 「免許」 、

次に狙うのはニューヨーク、そして免許取得と相成る運び。

仲間と共に旅に出たい、思い思いが好き勝手やれる様な旅に。

明日は明日とて言わずもがなのレコード漁り、古着屋冷やかし、合間合間に喫茶店ブレイク。

写真はスナックひょっとこ、ひょっとこママの経営方法をいつか窺ってみたい。


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March 16, 2010

ゴロツイテ・ゴー

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太陽の塔の果てしない存在感に両手を合わせて敬礼を、俺達に光を。

敷地内で煙草を三本吹かして有頂天状態は断固キープオン、

仲間内に、世にいう「写メール」なる超最新機能を盛大にひけらかして、

頼まれもせんのに勝手に写真を添付して送りつけてやるハイカラサービスまで披露。                      

そしてこちとら数秒の狂いも許さず大阪新世界、二軒目のハイカラモダン喫茶に颯爽たる着席体勢。

 夜は夜とてボブディラン、後が怖くなる程のピーハツ具合、

ごちゃごちゃヌカしながら今しか見ないゴロツキ代表格。



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風に吹かれて ’10

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嵐の荒らし、夜にはとんでもない強風が吹き荒れていた。

博多の街で手に入れた100円ビニール傘はバスに乗り込む前、開いた瞬間、時間にして0.8秒、木っ端微塵にへし折られた。

 そんな訳で荷物は更なる軽減具合、雨と真夜中を突き抜け気付けば大阪、一軒目の地域密着モダン喫茶に堂々たる鎮座。

マスターに告げる合言葉、

「ホットドッグプリーズ!!」

擦り切れロングブーツで街を徘徊。

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March 15, 2010

レッド・ウィーク・スペシャル

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「有楽町に出向くスナック感覚で大阪新世界まで・・・」

しょうもない事柄は根こそぎ全てを棚に上げて繰り出す弾丸トリップ。

待っとけ太陽の塔、呼ばれもせんのに両手を合わせに出向くさかい。

「尊敬と絶大なる信頼を」

「それはこちらのセリフ」


人間不信状態多々あれど、

恥ずかしくなる様な言葉さえ堂々と曝し合える類い稀なる関係性に愛とロマンとオマケに茶番話を。


おいボンクラ、甘えてばっかいないで
受け取った言葉を杖にして歩いてやれ
人混みの中、丸ごと飛び込んで
俺はまだダメになりやしないぜ



「レッツ・ゲット・ロマン」総仕掛け人このワタシ、

心の友達は今日もあれやこれやと躍進中、

怒りが笑いに変わる時、全て救われる、

ベリー・タイアード・シンキング・ブルース。

小さなバッグに詰め込むのはJPS、

太陽の塔に凭れかかり、ふてぶてしく余裕のシガータイムをキメるのが俺の夢。


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March 14, 2010

吟遊詩人でいてこます夜 ’10


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仕事場での突然の地震に緊張が走る、

「俺はこんなところで死ぬのだけは真っ平御免だぜ」

大袈裟にもずっとそんな事を唱え続けている。

一目散に逃げ出す準備はいつだってしとかなくちゃいけない。

地震とノータリンヒッピー女には細心の注意を、唱え続けてやる。

ところでそんな戯言はともかく、

何かを口実に旅に出る、そんな神聖さを愛している。

今回の口実はボブディラン、天下のボブディランを口実に旅に出るという贅沢さを果てしなく噛み締めている。

泣いてしまうかも知れない、

筋金入りの「ディラン狂」のおっさんと肩でも組んで泣いてしまうのかも知れない。

昔々の恋人に何度も何度も呟いた言葉が颯爽たるカムバック、

「おい、かの有名なボブディランは一体いつになったらやって来るんだ??」

かれこれ7年以上の月日が流れて満を持して時は来た、

そんな訳でこちとら、人目も憚らず泣いてしまうのかも知れない。

よー姉ちゃん、ボブディランが大阪にいるんだぜ、

俺は元気だ、そっちはどうなんだ?

すなわち、「How does it feel」。

BGMは加川良、

本物の幸せを問われて男が答えた、

「はい、マクドナルドでミスタードーナツに出会う事です」

素晴らし過ぎて脱帽×38、永遠に残り続ける名ゼリフ。


drecom_eroom5session at 22:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

March 13, 2010

粋残れ ’10

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昼、かれこれ3ヶ月と28日ばかりも洗っていなかったであろう布団シーツを勢いよく洗濯機に放り込む。

70年代ボブディランを根こそぎ回しながら、期待と気分はいよいよ右肩上がり、胸はブギウギ断固キープオン。

こんな晴れた日は激安の殿堂まで徒歩16分、MP何ちゃらプレーヤーをポッケに詰め込み我が物顔にて街を歩く。

マカオの人力車勧誘のおっさんに叫んだ言葉が堂々たるフラッシュバック、

「No!No! I love walk!!」

そう、何時如何なる時も歩く事が好きだ(結局その人力車にはまんまと乗り込んだが)。

Tシャツの兄ちゃん、スケスケの姉ちゃん、

サンダル履きのおっさん、洒落たスカーフ巻きの貴婦人、そして擦り切れロングブーツ愛好家このワタシ、

あれやこれや眺めながら、春のお出ましを悟るに至る。

歩きながら本物の仲間、すなわちヒップな輩共の存在について思いを馳せる。

奴等、掛け値なしに本気で俺みたいな端くれを持ち上げてくれているのだとしたら、

俺は他に何を望めば良いのか、皆目見当もつかない。

信頼と不安の背中合わせ、真っ黄色の買い物袋を両手に抱えて、イヤホンで耳を塞いで歩き続ける。

場面は変わって夜、

右手にジャズレコード3枚、遂に格安で発見のアレン・ギンズバーグ詩集、左手にボトルコーヒー2本、

すなわち、奇跡の組み合わせを両手一杯に抱えて家路を急ぐ。

これ程までにモダンな組み合わせはそうそうお目にかかれない、

弁えた女に呟いてもらうのが俺の夢、

「粋とは何かと問われたら、今のアンタの両手と答えるわ」

全ては絵空事、

一丁前にひけらかす精神論、哲学を知った数々の人間が囁きかける、

「理解者は4、50代にしかいないでしょう」

オーマーシー、旅は続く。

BGMはフランク・シナトラ、昭和の夢を忘れない。


drecom_eroom5session at 22:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

March 12, 2010

執念のグッド・ドリームス

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フラフラと立ち寄った本屋ではチャールス・ミンガス伝記本を発見し、一人で胸を躍らせる。

近頃はめっきりと本を読んでないが、まだまだ根こそぎ読みたいと思う心意気は消え失せてはいない。

久方振りにチャールス・ミンガスを次々と回せば、その本がますますと読みたくなるって寸法だ。

俺は「ミンガス狂」でも何でもないがこんなモノは雰囲気一発、すなわち好きか嫌いか、そして俺は断固「好き」だ。

真夜中、読破せず置いたままになっていたボリス・ヴィアン「墓に唾をかけろ」を12ページ読みながら、

「コーヒー&シガレッツ」サウンドトラックの心地良さ満点のリズムに揺られて、本を抱いたまま眠りに落ちる。

ウイスキーコークは一杯嗜んだだけ、久方振りの平穏な夜。

ところで珈琲好きの底無し沼、朝も昼も止まる事なく体内に流し込み、

部屋に戻りまずやる事は珈琲用のお湯を沸かす事ってんだから「筋金入り」の称号は断固譲らない。

さて、天下のボブディランはいよいよ来日、

「本日が日本ツアー初日公演だぜ」などと訳もなく勝手にソワソワと過ごしていたら、

何と追加公演により初日は昨日終わっていた。

発表されていたセットリストを凝視して驚愕、

「おい、これほんまか!!」

こちとらPC画面に向かってさぞかし歓喜、盛大に叫び散らしている始末。

俺は「ディラン狂」でも何でもないが、7年以上も待ち侘びていたのだ、

もはや期待は膨らむばかり、まだ見た事もない風景を根こそぎ焼き付けてやろう。

名刺やらチラシやら、持ち前の勢い駆使して、やり方さえ知りもせんままに発注をかけていた印刷業者から連絡が入る、

「データチェックが完了いたしました、どうぞご安心ください!」

おー、デジタルの荒波に飲み込まれながら一仕事、いや、大仕事終えた気分だ。

あとは完成品の到着を待ち、届けばソイツをあちらこちらへばら撒くだけって寸法だ。

数え切れん人間達が囁きかける、

純粋、不良、繊細、チンピラ、デリケート、極悪人、硝子細工、強い、弱い、怖い、何やらかんやら、

どういう意味だ、俺は個人であるという事にエゲツナイ程に誇りを持っているシャイなあん畜生。

一つだけ確かな事は、誰かの真似をして満足出来る様な単細胞星住人ではないという事だ。

サスペンダーでおどけていた俺に誰かが言ったぜ、

「柄の悪いチャップリン!」

その言葉は胸の内に留めておこう、ヒップ且つウィットに富んだ言葉だからだ。

臆病者の桃源郷、神経質が服着て歩く男このワタシ、

とことん煙たがられながら、とことん愛されながら、狙うハッピーエンド。


drecom_eroom5session at 22:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

March 11, 2010

【ソウル・ロマン派】でゴー

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高哲典&十条フォークジャンボリー二人旅

【ソウル・ロマン派】

’10.4.27(火) 名古屋/大須OYS
’10.4.28(水) 京都/西院OHH-LA-LA
’10.4.29(木・祝) 大阪/東心斎橋ドアーズインヘブン
’10.4.30(金) 大阪/心斎橋CLUB★JUNGLE
’10.5.3(月・祝) 東京/下北沢BAR?CCO

and more ...
  



お祭り男が言ったぜ、

「1000枚刷ってやろうぜ!」

おー、「100枚から200枚程度あれば充分」などとせこく考えていた軟弱ピーマン野郎このワタシ、

目から鱗、寝耳に水、背筋はピーン。

そして答える、

「あー、イってまおうぜ!」

そんな訳で役割分担は自然の内に堂々と築かれ、各々が動き回っている。

男はラジオ局の手配やらブッキングを、こちとらチラシやらライヴハウス調整やら宿の手配を。

お互いを衝き動かしているモノはたったの一つ、ご多分に漏れずロマンだ。

一体、オンボロPC画面にどれ程の煙を吹きかけただろうか、一カートンではまるで足りない。

美術界でいうところのキュビズム、シュルレアリスム、印象派、抽象派、何ちゃら派、何ちゃら派、

「ほんなら僕等一体何派や?」、そんなら僕等、一丁前に洒落込まして【ソウル・ロマン派】。

本当はただの思いつき、バットしかし、思いついたが吉日、時に「思いつき」程にイカすモノはこの世にない。

初めて出向くライヴハウスが半分を占め、例えば「京都OHH-LA-LA」、

これは紛れもなく、愛して止まないロニー・レインの曲名から拝借した名前だろう、

それだけで胸は張り裂けんばかりに躍り続ける。

仮にもう一日名古屋が決まれば、息つく暇も小粋な喫茶店にて珈琲を頼む余地さえ与えられないヒップ五連勤、

そして最終日は愛すべきCCO、「そん時はアンタにリザーブシートを譲って差し上げるぜ」などとほざいてみたくもなる胸中。

そんな訳でお祭り男、

すなわち「十条フォークジャンボリー」との二人旅は今この時点で既に始まっていると捉えて何ら差し支えない有り様。

夢なんて見たモン勝ちの理論に則り、日々を颯爽と航海。



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March 09, 2010

狂乱の容量オーバー天国

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人手不足で容量オーバー、

メモリ不足で容量オーバー、

アンペア不足で容量オーバー、

人間不信で容量オーバー、

感情大爆発で容量オーバー、

この世は狂乱の容量オーバー天国。

永遠の恋人へハッピー・バースディ・トゥ・ユー、

ブコウスキーのウィットと教養が所狭く詰め込まれた本を贈るぜ。

筋違いが堂々とまかり通る世の中と今こそ文字通り世界デスマッチ、勝てなくとも俺は負けない。

昨晩、誕生日パーティという名の集いの下、夜明けまで散々と呑み明かし魂の解放区、

誕生日が好きだ、「よーよー、ハッピー・バースディ」などと親しみを込めて冷やかすのが好きだ。

一軒家の、まるで旅館みたいな大部屋の一室にて笑ったまま眠りに落ちる。

あんな家で育ったら、住んだら、俺の人生は良くも悪くも激しく異なっていただろう。

足りないモノを数え上げたらキリはないが今が一番良い、

カフェインとアルコールの荒波をダイブ&ダイブ、月日は流れ続ける。

BGMはレオン・ラッセル「Hank Wilson's Back.vol.1」、

ごちゃごちゃヌカしながらカントリー・アイラヴユー。


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March 07, 2010

不眠という名のドラッグ性



どれが合法でどれが違法なのか、どれが神聖でどれがインチキなのか、それさえも分かったモンじゃない感さえ漂う昨今、

そんな訳でもはや何時間起きているのか知らない、知るまでもない。

不眠であれば遅刻も無断欠勤も断固心配無用、不安材料が一つ減って楽にさえなるって寸法だ。

そして俺は必要以上にエネルギーがみなぎっている。

重要なのは心意気、勢い任せに発注をかけた名刺の仕上がりは楽しみで仕方ない。

次は何だ、その次は、

こちとら相も変わらず年がら年中追われっぱなしにして追いかけっぱなしのあん畜生。

仕事場ではヒップ極まる関係性を見事に築き上げた輩共と哀しくてやり切れない事柄さえも颯爽と笑い飛ばそうと疾走し、

仕事を終えれば懲りもせず、雨の中を永遠の相棒のバイク乗り込み下北沢、

ライヴハウス潜り込みカケツケ二杯、本物の仲間とはどういう事なのか、こちとらそこそこに弁えている始末。

どれがハイカラ野郎でどれが焦燥のトウモロコシ野郎なのか、それ位を見分ける程度の教養は最低限身につけておいた方が良い。

男も女も断固ノープロブレム事項、

裏表なんて夏の燃え盛る甲子園だけで充分事足りる、

すなわち、裏表のない人間様に気持ち悪い程に両手を合わせてアイラヴユー×25783。

哀しみに暮れるのは真っ平御免、俺は一度信頼した人間をもう理不尽には裏切らない、逆もまた然りである事を切に願うばかり。

哀しみに暮れている仲間を豪快一丁前にウィットの丘へと連れ出してやりたい、

硝子細工の心が木っ端微塵に砕け散る時、修理業者は時に俺だぜ。

一人では何も出来ないかも知れない、バットしかし、築き上げた城は何よりも強く誇らしいって寸法だ。

持ちつ持たれつの関係性にしかもはや胸躍らない生粋のボンクラ星人このワタシ、

大そうな哲学ひけらかしてフラヘラ顔にて日々を往く。


drecom_eroom5session at 22:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

ハッタリ・デジタル・ダイビング



昼、「イラストレーター」なるデジタル代表格モダンソフトを「焦燥の我が物顔」にて操り、煙草と珈琲を通常の三割増しでヤリまくりながら、

一丁前のチラシ製作やら名刺製作やら何やらかんやら、PC画面にへばりつく。

誰かが言ってたぜ、

「アンタがそんな事出来るなんてさぞかし意外ね」

ノー、断固ノー!

出来るなんてウソだ、全てはハッタリ、

こちとら文字間隔の調整方法すら分からず、

PC画面に物差し貼り付けてミリ単位で間隔を調整してるってんだからまったくもって手に負えない。

驚いているのは俺でもあの娘でも貴様でもない、紛れもなく物差しを貼り付けられたPC画面に違いない。

夜、久方振りのCCOへとスナック感覚にて駆け込めば、いつもの席にはオーナーの粋な計らい、

御丁寧に「予約席」のプレートが置いてある。

「おー!!」、心底驚いた後、俺はご多分に漏れず指定席へと腰を下ろした。

なるほど、あの最前席は今や自他共に認めざるを得ない俺の特等席へとなったのだ。それはとても幸せだ。

すなわちリザーブシートの獲得者このワタシ、

もはや
毎日顔を合わせている感さえ漂う「今村竜也とウエタケユキオ」を観賞しながらビールを煽り、

そそくさと帰ってやるべき事をやる予定が、気付けば「僕も生粋の出演者なんです顔」にて颯爽たる打ち上がり具合、

散々と呑んで偉大なる笑いに包まれた後、2時半帰宅。

そして一度火が点けば断じて止まらない男このワタシ、

眠るのは止めにしてレッドホット名刺製作を続行、ドサクサ紛れてデータ入稿まで完了してさっさと印刷業者に依頼する早業を披露。

不馴れな作業を一つずつ着実に片付け現在7時40分、呼びもせんのにあっという間に朝は訪れる。

おっと、約2時間後、今度は仕事場のPCデスク前に堂々と鎮座しているって寸法だ。

一体どうなってんだ、俺は今やデジタルの渦の中、

眠る事なく泳ぎ続ける始末。


drecom_eroom5session at 07:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │日々 

March 06, 2010

ヒール・ニヒル・ヒルズ

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目覚めれば突然聴きたくなるレコード、高田渡「石」。

「パンクのDJをやらないか??」などと誰かが俺をDJに指名するなら、俺は一目散にこのレコードをバッグに詰め込むだろう。

ところで昨日、様々な事柄において、様々な場面において、様々な人間らしい男女と、喉がパサカラになるまで語り合う。

例えば電話越しの十条フォークジャンボリーとは28分33秒に亘る与太話、

「デジタルなんて燃やしてまえ!」などと盛大にヌカしながら、

「曲はメールで送ります!」だとか「チラシ用の写真を送っておくれ!!」だとか何だとか、

所詮は何かとデジタルを駆使しようってんだからまったくもってのあん畜生。

オマケにこちとら、ひょんな事から頂いたMP何ちゃらプレーヤーの利便性に目から鱗、寝耳に水、

電車の中でもブギウギ状態は断固キープオン。

すなわち、「時にデジタルの右に出るモノなど居ない」とどうやら捉えざるを得ない胸中。

昼には大量カフェイン、夜にはヘビードリンク、隠す事などもはや何もなく、ニュータイプの仲間引き連れマシンガントーキングの夕べ。

裏表の激しい偽者ジャンキーが蔓延る昨今、バットしかし、こちとらそんな類いにはドロップキック、間髪入れずドラゴンスクリュー。

小粋なお姉ちゃんが言ってたぜ、

「ウサギちゃんみたいだね」

心の硝子細工職人このワタシ、繊細とデリケートをハイカラシャツで纏い、何度でも砕け散りながらまだ生きている。

そしてまた向かえた真夜中にギターを爪弾いていた時、この世で一番長い付き合いになる広島の仲間から電話が鳴る、

「貴様はなんちゅう曲を唄っていたんだ!」

バンドのドラマーだったこの男が11年前のライヴ映像を観返していたら、

「昼寝に注意」という名の茶番ヒップナンバーが突然ブラウン管に映し出されて「直ちに報告を」と思ったって寸法だ。

寝過ぎてしまったー
寝過ぎてしまったー
ライラララライ

俺はマイナーコードで戯けた事を叫び散らしていた。

時が流れたとて、場所がどこであれ、人間性なんて簡単に変わるモンじゃない、俺は俺のままで笑い続けたい。


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March 04, 2010

生粋のオン・ザ・ロード・アゲイン

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いつか女が罵った、

「アンタは強力な電流が流れるタイマー式の目覚まし時計を直ちに手に入れるべきよ」

俺が答えた、

「止めた時の安堵感がたまらず気持ち良く、そんなモノは逆に三度寝だ」

そんな訳で焦燥のお寝坊さんこのワタシ、過ちは度々繰り返され言い訳はゼロ、欠点は尽きる事がない。

拳銃ぶっ放して 一撃で撃つは太陽
それでもう夜のままさ

こんな詩が22歳の頃にあった。

茶番なキレイ事、イカサマペテン師の吹き溜まり、

どちらが正常かを証明する為に俺はまず、自ら認めざるを得ない過ちを改善する作業に精を出さなくちゃいけない。

ところで口先だけの空約束、頭空っぽの気取り屋、そんな類いには金輪際愛想無し、全てを行動へ。


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珈琲喫茶で真実を注文してみたい ’10

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「寒いから取りに来てちょうだい」

エンジニア、チャーミング竜也氏から連絡が入り、即座にその音を確かめに出向く。

電気を消して音の中に入り込む全5曲23分48秒、

客観的に聴く余裕などないが、後はささやかにして我儘な微調整を注文すれば音は完成と相成る運びだ。

バットしかし、ジャケットやら歌詞カードやらタイトルやら名刺やらお姉ちゃんやら何やらかんやら、

こちとら年がら年中追われっぱなしにして追いかけっぱなしのあん畜生。

これらにプラスして仕事やら子育てやら弾き語りやらバンドやらエロティック言及やら何やらかんやら、

涼しげな顔して全てを颯爽と乗り越えてやろうってんだから
今村竜也氏へは愛と敬意とオマケに玉露抹茶ハイを。

十条フォークジャンボリーとの【ソウル・ロマン派】二人旅は同時進行最終調整、

収拾つかず混乱する事多々あれど、「何か楽しい事ないか?」と誰かにほざくその前に、

胸躍る出来事など自らで次から次へと作り出すしかないだろう。


彼を貫くブルースは、「世界」を敵に回しても怯まない

さみしがりやで、不器用で、独りよがりで、でも誰よりも優しい

全てのやさぐれざるをえない人間に捧げる感情のコラージュ

テキスト/
渡辺雅弘(girasoul)  高円寺楽やホームページより


そんな訳でヘビーローテーションは「珈琲ナイトミュージック」(仮)、もはや気持ち悪くなる程に聴きかじっている。

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March 03, 2010

魂の幡ヶ谷レコーディング言及

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’10.3.2(火)



仕事を終えれば駆け足にてルート・スゥイートホームを一直線、

納豆卵かけ御飯を立ち喰いスタイルにて召し上がった後、

ブラックチョコレートを缶コーヒーで流し込んでから一目散に向かうのは今村竜也宅。

間髪入れず男は機材、こちとらギター担いでロードバイク跨り【幡ヶ谷SUR SOUND STUDIO】。

イカしたモダンソファ、珈琲は飲み放題、木の造り、

すなわち奇跡のモノホン喫茶店の如き雰囲気漂うハイカラスタジオを前に、今日こそが決める時だとさぞかし意気揚々。

三時間一本勝負、別録り方式の採用、そして時間配分に狂いなし、

飲み放題の珈琲を麦茶の如き勢いで次から次へと飲み干しながら、

予定曲5曲をほぼ一発ずつで魂と共に封じ込め感情を爆発させる。

もう少し力を抜いた方がと思う事多々あれど、残念ながら力の調整方法などまったくもって知らんが故、

専売特許御愛嬌のパントマイム駆使してマイクの位置さえ気にせず高らかに叫び、

歌詞を目で追う余裕など何一つないのなら、そんな紙切れなど初めから要らない。

狂乱のイカサマ爽やか顔にて集中力途切れる前に25分を残して5曲を録り終え、

ヘロンヘロンになりながら、今やエンジニアの称号独り占め、竜也の兄貴と固い握手を交わし、飽きる事なく珈琲を飲みまくる。


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録り終えた音を珈琲からビールに持ち替えて聴きかじれば「ここはもっとこう、あれはこうしとけば」などと感じる事多々あれど、

そんな事柄断固ノープロブレム事項、魂は紛れもなく封じ込まれた。

真夜中、文字通り【ラウンドミッドナイト】を聴けばヒップなアイディア浮かび上がり、急遽唯一重ね録りを試してみる。


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それを聴いて俺達は近年稀にみる程の大笑いをした、それは真実だ。

気心知れた間柄ならしゃらくさい敬語の壁など適当に取っ払い、

世にいうまともな一般教育など受けた試しもないが故、そんな付き合い方しかもう出来ない、したくもない。

夢中になれるモノがあるというのは心底美しい事だ、

それを究極の八番煎じ野郎が目にも見えない場外席からハナで笑うなら俺に湧き上がる感情は唯一つ、殺意だ。

3時に外へ出た時、商店街ではフラフラと浮浪者が自動販売機を漁っていた。

俺に何が出来た柄じゃないが、負けるなよと強く思った事は真実だ。

「朝も昼も夜も真夜中も眠たくないなら関係ないわ」などとどっかのお姉ちゃんが甘く囁くのなら、俺はご多分に漏れず眠るのは止めだ、

そしてまだまだ珈琲を体内に流し込んでいる。

とにかく音源はおどけたエンジニアの手を介して近日中に上がってくるだろう、

きっと幡ヶ谷と珈琲と煙草の匂いが味わい深く染み込んだモダンな一品に違いない、まったくもってイカす。 


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drecom_eroom5session at 06:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │レコーディング | 言及

March 02, 2010

相も変わらずでゴー



目覚めた時間が例え何時であれ、「起きた時間が朝だよ」などとどっかのお姉ちゃんが甘く囁くのなら、俺の朝は時に16時2分だ。

洗い物は瞬く間に溜まり放題、ハバナクラブは既に空瓶状態、

日が暮れる前にロードバイク跨り、激安評判の店までフォアローゼズ求めて一っ飛び。

PC画面にへばりつくのはええ加減止めにしたいところ、

バットしかし、使い勝手を知っておかないと気が済まない性分な故、気付けば何時間も過ぎて行く。

一日一食の夕食は「生姜焼きもやしキムチ炒め・味噌汁付」をオーダー、

イカサマながらフライパンをシェイクして簡素料理を続けている。

誰かが言ってたぜ、

「インスタントのくせにインテリぶりやがって」

ノー、断固ノー!

重要なのは心意気だけだ、すなわち心の料理人、シェフ紛いのあん畜生。

BGMはトムウェイツ、ヘビードリンクはフォアローゼズ、

おっと、明日は再び三度のレコーディングだ、

スナック感覚駆使して魂を封じ込めるって寸法だ。


drecom_eroom5session at 02:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

March 01, 2010

心の男前連中に愛と光とオマケにハイボールを

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真夜中には全てが解放され、そして全てが覚醒する。

例え睡眠時間が少なくなったとて、座右の銘「どうにかなるぜ」に則り全てを洗い流す。

煙草を吹かし、ハバナクラブという名のラム酒をコーラで割り続ける生粋の真夜中人間このワタシ、

それで毎朝快適な目覚めならスタイリッシュも板につくが、気付けば失態は繰り返される。

そんな訳で本日は大幅なる遅刻だ、ヘラヘラと笑うのは止めだ。

ところで俺は恋をしている、ご多分に漏れず熱い厚い恋だ。

女、子どもの類いには受け入れられ難い孤高の聖地に辿り着きつつある昨今、

相手は女でも男でも何でも良く、重要なのは人間であるか否かだ。

相思相愛構図は確実に築かれ、仲間の輪は拡がり続ける。

さて、部屋に戻った矢先、突然ドアを激しく叩く音がした。

俺は瞬時にNHKのおっさんだと察し、出るのを躊躇ったがドアの向こうにお出まししたのはかの有名な
今村竜也兄貴だ。

「おーおーこれはこれは」

ショートタイム一本勝負、ブラックコーヒーを啜りながら繰り広げられる与太話、フザケながら大真面目の音楽談義、

そんな訳で次回レコーディングは3月2日に確定、

俺はこの一日で5曲を狂乱の爽やか顔にて録音する心意気、

編集だとか音作りだとか、それらの類いは敏腕「チャーミング」竜也氏に丸投げ希望、何故ならば信頼して止まないからだ。

俺はといえばギターと唄に全神経を傾けるだけで充分事足りるって寸法だ。

俺みたいなモンに力を貸してくれる、そしてヒップな言葉を投げかけてくれる周りの男前連中に愛と光とオマケにハイボールを。

それは年下も年上も同年代も断固ノープロブレム事項、人間味溢れる人間だけは裏切らず愛し続けたい。

何故ならば裏切られる事程に寂しい事はこの世にないからだ。

大阪行き弾丸トリップ深夜高速バスチケットはブギウギ気分にて確保、

3月16日、大阪新世界に堂々とそびえ立つ格安ホテルの一室はもはや俺だけのモノだ。


drecom_eroom5session at 01:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 
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