November 2011

November 23, 2011

ガットロマンでおどける夜 ’11


DSCN6568
DSCN6564


'11.11.21(月)
【レッツゲットロマン】パート10
アット 下北沢BAR?CCO
出演 : 高哲典 / 武藤昭平(勝手にしやがれ) / ヒサシ the KID(THE BEACHES)


1. 自作自演屋
2. 輝いて見えるのはこれから 
3. マリーと暮らす
4. ロマンのど真ん中
5. アウトローバカヤロー
6. 流れる道の上
7. 愛すべき日々



この組み合わせが如何に俺に取ってスバラシイのか、如何に粋なのかって事を書き連ねるにはあまりに長過ぎる。

ヒサシさんとは何年も前に新宿のライヴハウスで握手を交わした事がある。

俺はただの観客で、その日の事をいつか、

「この人は握手をした俺の事など直ぐに忘れるだろうが俺は断固忘れない」と書いた事を確かに覚えている。

そして武藤さんとの事はこんな関係になれる以前から何度も書いていた。

スペシャルカクテルの名は「ガットロマン」、

ロマンの専売特許取得者このワタシ、足が震えている様に見えたのならそれはかの有名な武者震いに他ならない有り様。

いつものカウンターに腰掛け二方の俄然独自ライヴをただの観客として眺めながら、

「この後にボクが演る訳ですね」などと冷静に考えたならガットロマン指数は余裕の沸点越え、

これが如何にウツクシイ事なのかって事を書き連ねるにはあまりに長過ぎる。

二方との出会いについて語ればカウンターに並んでいる当の二方の笑い声が届いてくる、

「ボクは今、一体何をしているのですか?」と自問自答すればまるで軌跡、

「ロマンにはエゲツナイ男であるべき」をハッタリスローガンに掲げて久しきジャリズリボーイのオンリードキュメンタリー。

ヘロフラに唄い終え、ステージ上でビールを携えて立ったまま三人だけでこの一日の出来事を讃え合った瞬間、

エクスタシー指数は余裕のセックス超えを樹立、まるで軌跡。

皆ありがとう、皆ありがとう、受け取った言葉を杖にして歩いてやれ、

手に入れたロマンは極上級、律儀にいただいた縁起物は特級ウイスキー、

大変残念ながら俺は優しくされたなら直ぐに泣いてしまう性分。

恥じない為に狙うべきは精進とキリがないロマン、

AM7:09、散々呑み明かして全てを解放して辿り着いた朝に浴びた太陽の光、俺は断固忘れない。


drecom_eroom5session at 02:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

November 21, 2011

瞬間を愛せ ’11


DSCN6534


垂れ落ちている前髪をしたヤツとすれ違う度に思う、

「あー、俺は御免だ」

そう思う。

必要なのは瞬間と気分、

短髪は良好、何たって「垂れ落ちて」こない。

クダラナイ且つシャラクサイ事柄は根こそぎ大草原に投げ捨てて、

明日の【レッツゲットロマン】は近年稀にみるタマラナイ組み合わせ。

説明はどっかの逆モダン批評家にでもお任せして、

こんな心の大先輩方をお迎えして「ロマンを掴め」などとボロガタトランク担いで一丁前にヌカそうってんだからこちとら確固たるジャリズリ野郎、

どれ程までにスバラシイのかってのはきっと明日表現、

その瞬間を体感してほしい、ドンクサイ且つナマヌルイ事柄は根こそぎ大牧場に放り投げて。

高揚指数はまるで際限無、

いつかヘロフラに草臥れた帰り道に閃いたキメ文句は「レッツゲットロマン」、

パート10はまるで軌跡。


'11.11.21(月)

【レッツゲットロマン】パート10
アット 下北沢BAR?CCO
出演 : 高哲典 / 武藤昭平(勝手にしやがれ) / ヒサシ the KID(THE BEACHES)
OPEN / 19:00  START / 20:00 
CHARGE / 2000(+2order) 


先日の【LIVE FOR NIPPON Vol.8】アーカイブ映像、

http://www.ustream.tv/recorded/18552697

この一日のスバラシイ出来事についてはまた後日、

何たって俺は今、明日の瞬間についてのみ神経を費やしていたい気分。


drecom_eroom5session at 01:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

November 20, 2011

焦燥のファッキントレインブルース ’11


'11.11.19(土)


久方振りに乗った電車内に突然乗り込んでくる生粋の気狂い。

ヤツは麻原彰晃について乗客に話し掛け、訳の分からん事を喚き、叫び、

服はズタボロで髪はバサボサ、まるでセンスの欠片もない。


頃合いを見て話し掛ける、「おい、人の邪魔と迷惑はするな」、


そしてナイフを出してこないかに細心の注意を払う。

車内に唾を吐きながらヤツは吠えた、「うるせー、おらー」、


ヤツを
ホームに引き摺り出しながら唄う以外で久方振りに人前で吠える、「来い、ド
阿呆」。

傍観者を気取る被害者と乗客、俺は大きく叫んだ、

「すい
ませーん」と呑気と本気を兼ね合わせたポッピン声にて7、8回。

傍観者を気取り続ける被害者と乗客と目を逸らす警備員、

濡れた傘でヤツを小突き、誰も助けに来ないまま俺は下北沢で降り、最後にもう一度だけスローガンを唱えてやる、

「おい、人の邪魔と迷惑はするなよ」。

この世は完全に腐っていて、もはや目も当てられない程にイカレている。

誰も助けない、いつナイフで誰が刺されるかも分からんのにだ。

誰かがケガをしてようやく初めて、ヤツ等は驚異の被害者面を晒すんだろう、手遅れだ、まるで茶番天国、

そして味方の筈だった俺までが気狂い扱い、いよいよタマラナイ胸中。

「俺は少なくとも自らの身は自らで守りたい」などと眉間の皺を一層深くしながら、


「そんなガリヒョロじゃイチャモンだけつけてやられち
まうよ」といつか俺を罵った男の顔を思い出す。

一つだけ確かな事はこの気狂いは極度の寂しがり屋で、俺は単なる映画の観過ぎだって事だ、まるでクダラナイ。

モダンガールが一人、俺を軽快に追い掛けてくる気がしたがそれはやっぱり「気のせい」で、

雨に濡れて靴下までタップリと水が染み込んだ俺のブーツは穴が開きズタボロ、信じ難い程に何も変わらない。

オカゲで一編、一曲稼ぎ、絶対にいつか報われてやるぜと懲りもせず明日に賭ける夜。


drecom_eroom5session at 01:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │短編 

November 15, 2011

ロール・オーバー・カレンダーズ ’11


IMG_0105


随分と伸びてはチラツくファッキン前髪、

手段は一つ、切り落とせ。

トロけ続ける眼球を隠すかの如く掛けるイカサマメガネ、

「疲労」だなんてどっかの草原に置いてきた戯け文句、

まるでクダラナイオカマ宣言、

手段は一つ、笑いを探せ。

近頃は柄シャツ、ズタボロカーディガンの季節、

愛すべきヒッピー風体のヤツに告ぐ、

「これ、着てみる?」

そしてヤツは誇らし気に且つ華麗にそれ等を着こなし屋上喫煙所へと消えた、

その「語る背中」、後ろ姿に果てしなく笑いが込み上げる。

「ボクはアンタを何と呼べば良いですか?」の問いには今や合言葉の如くアンサー、

「ATでキマリ」。

雨の中、走り続けるポストマンバイク、

アノヤローを後ろに乗せて帰れば良かった、

「困憊」だなんてどっかの大海原に投げつけて、

そして雨に濡れては垂れ落ちるファッキン前髪。

太宰治の哲学には「愛してます」の連発と敬礼を、

ポリシーとエチケットにはエゲツナイ執念で、

それとは裏腹に「誰からも愛されたい」だなんて願い出した瞬間に全ては崩れる、

弁えるべきはバランスで、チラツく前髪の長さなど12の次で良い。

今日は誰かの誕生日、

もう10年は会いたくないヤツの誕生日まで覚えている俺は真夜中に書いている、


三流のウイスキーをしこたま流し込み、

我流の頭と裏腹に六流の朝を迎え、

二流の回り道で八流をなぎ倒し、

いつか一流になれたなら良いな


「ファッキングレイツ」、

ニューヨークの古着屋で

洒落た女店員が口にしていた言葉


二番煎じにならない為に、

吸盤の様にへばりつきながら、

四番バッターとして茶番を打ち返し、

いつも本番の心意気だけで


'11.11.16(水)
【3.11復興支援ライブ~LIVE FOR NIPPON Vol.8】
アット 下北沢風知空知
出演 : 佐藤タイジ(THEATRE BROOK) / 片寄明人(Great 3) / 高哲典

OPEN / 19:00  START / 19:30 

前売:3000(ドリンク別)
当日:3500(ドリンク別) 


「ユーストリーム」という名の武器で迎える生放送大団円、

http://ustre.am/vIMh

柄シャツでも着て会えたならファッキングレイツ×1116。


drecom_eroom5session at 00:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

November 11, 2011

猿小屋オンリーバップ ’11


IMG_0092


雨が降る日には猿小屋閉じ篭りジャリズリと作業に精を出す。

ポンコツブーツを磨けば焼きたてアンパン色、人間模様同様、破れてから、壊れてからこそモノホンの闘いは始まる。

いつか香港-マカオの強攻トリップを終えた直後、

世界地図と共に手に入れた1960年式モダントランクにボーリングシャツを根こそぎ仕舞い、

代わりにズタボロ防寒着の数々をハンガーに吊るし掛ける。

「ファッキンウィンター!」

そう呟いている内に颯爽とスプリングがポッピン面をひっさげてやって来るんだろう、

一番の味方が敵になり、敵だと思い込んでいたヤツが実は味方だったってな具合に巡り巡る仕組みだ。 

いずれどこかに掲載していただけるであろう「12.16(金) ワンマンタイム」に寄せた250文字制限付散文を書き殴る。

書く為に必要なのは何本ものJPSと何通りもの書き方を一つに絞る教養と集中力、

そこで懐かしのバンプオブチキンナンバーが脳内ジュークボックスにて痛快フラッシュバック、

「可能性という名の道がいくつも伸びてるせいで、散々迷いながら何処へでも行けるんだ」 

キマリだ、「ダイヤモンド」、久方振りに聴こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


'11.11.16(水)
【3.11復興支援ライブ~LIVE FOR NIPPON Vol.8】
アット 下北沢風知空知

■出演者
・司会
佐藤タイジ(THEATREBROOK、TAIJI at THE BONNET)
ジョー横溝

・GUEST=ARTIST=
高哲典(タカアキノリ)
片寄明人(GREAT3、Chocolat & Akito)

・GUEST=TALK=
舞台監督 海老原 氏 

OPEN / 19:00  START / 19:30 

前売:3000(ドリンク別)
当日:3500(ドリンク別) 


前回までの LIVE FOR NIPPONは下記にてアーカイブ掲載しています。
URL:http://ustre.am/vIMh


売上の一部と会場設置の募金箱内の募金については
東日本大震災の支援、ならびに新しいエネルギー資源の開発活動へ役立てられます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次の扉はこの日までに必ず開く、誰も手を付けないドアノブに手を掛け続けてこそモノホンの闘いは始まる。


drecom_eroom5session at 21:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

November 09, 2011

猿小屋DJブースは脳内具現場 ’11


IMG_0087

 
煙草とアルコールで頭がヤラれる前に、エゲツナイ程にヤリまくる必要性。

いくら書いて、読んで、聴いて、観てもまるで追い付かない、 

そして洗濯、ゴミの分別、おいしい食事、全て後回し。

時間が足りないだなんて金輪際オカマ宣言、

呑んでいる時間を、イヤラシイ事を考えている時間を、全て取り返す心意気。

ヒップナンバーは何曲か出来つつあるし、

ダンディ野郎が駆使するファッキンマッキントッシュの「i-tunes」とかいう代物の再生チャートNo.1は「アウトローバカヤロー」、

生活に溺れる前に、知らん場所で夢の如き現実は左右上下に転がっている。

着るシャツ着るシャツ欲しがるモノズキ、

映画を観る約束を華麗に破った自由極まるボッサガール、

山形から俺に会いに来てくれたストラマー、

皆、友達。

「例えば神経擦り減らして手に入れたカネで旅に出ようとするって事はどんな気分だい?」、

ヤツは詩のカラクリを俺に問った、

「ぬいぐるみに話し掛けるってのはどういう発想?」、

説明をカマす時の俺は実に輝いているが、こちとら普段から「銅像に話し掛けるタイプだろ?」などと捉えられているボンクラ、

全ては頭の中に存在する、

頭とポッピン柄シャツのセンスだけは誰にも真似させない心意気。

去年の今頃はニューヨークの地図と仕組みを頭に叩き込み、

今は去年の八倍、自らの仕組みに磨きをかけようとジャリズリ続けている塩梅。

一つだけ確かな事がある、

ロマンの最高峰とは、「それ、イカすね」とほざかれた時、「これ、380円」と一点物を誇らしくヒケラカす事に他ならない。

声を揃えて「エーッ」×591と相成ればゲットロマンの立役者、

全ては頭の中にだけ存在する始末。 


drecom_eroom5session at 01:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │散文 

November 03, 2011

ハッピー・レット・イット・ビー ’11


'11.16(水)
【3.11復興支援ライブ~ LIVE FOR NIPPON Vol.8】
アット 下北沢風知空知
佐藤タイジ(THEATRE BROOK) / 片寄明人(Great 3)  / 高哲典


◆入場料
前売:3,000円(ドリンク別)
当日:3,500円(ドリンク別)



7月、8月、真夏の胸躍るレコーディング時、偶然にも連続で顔を合わせる人物がおりました。

佐藤タイジという名の怪物です。

初対面では軽い挨拶、そして二度目は打ち上げ現場に恐れ多くも紛れ込みヘベレケ笑い、

状況も胸中も何ちゃらも把握出来ないままに「一曲どうぞ」と相成れば、

持ち前のジャリズリ精神だけを頼りに偉大なる音楽家達の前で唄いました、

それは「ブーガルー女が真っ裸で神の葉っぱをキメながら宜しくやってるぜ」と下品且つクールな詩を叫ぶ、

「ヘイトアシュベリー」という唄でした。

藤井一彦氏、おおはた雄一氏、その他、狂乱関係者の目の前で酔いどれ気分で唄った時、

確かに新たな扉は開き、そして覚醒したのです。

そして時を経て11月、「majix studio」の真下にある風知空知にてこの様なとんでもない組み合わせが実現しました。


佐藤タイジ(THEATRE BROOK) / 片寄明人(Great 3) / 高哲典



この並びに誰よりも胸を締め付けられているのは隠すまでもなくこの俺です。

2011年今現在、歓喜が止まらないと同時に心得ておきたいのは恥じない様に精進を続ける事、

「復興支援」の名の下に詩を唄うという事、

そして自らの存在とエチケット、オマケにウィットを忘れずに挑み続ける事に他ありません、

宜しくお願い致します。


高哲典



drecom_eroom5session at 00:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 
記事検索