December 2011

December 31, 2011

スナック感覚を研ぎ澄まして ’11


「良いお年を」と交わし合える人間達がエゲツナイ程に好きだ。

2011年、見た事も無い景色を味わわせてくれた人間達にありがとう。

数ある選択肢の中、俺は行きたい場所へ行く、

大好きな人間達に囲まれながら、それでいて生粋のロンリー気取りで。

人指し指にジャストフィットした金色の指輪は23個目のアクセサリー、

宝物を増やし続けて眠る事も無く朝を迎えたい。


【new_hip_moderns】
http://twitter.com/#!/new_hip_moderns


リアルタイム速報はこちらが最速且つグレイツ、

この時期の雰囲気、街並みは最高に輝いて見える、

胸躍る幸福にありがとう。 


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December 30, 2011

目に見えない財産 ’11


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あるヤツは恋人と旅に出て、あるヤツは一人ぼっち、

あるヤツは帰る家も無く、あるヤツはパーティ三昧、

あるヤツは自殺を思考し、あるヤツは単なる呑んだくれ。

こちとら生粋の師走愛好家、そしてフリーダム症候群、

悪魔に憑かれながらもハッタリで納めるファッキンジョブ、

繰り返す「良いお年を」、伝えたい相手は無数、

目に見えない財産、2011年は事件の連発で過ぎた、

書き出したら止まらないので断念、サクセスは身を持って体感。

残された任務は散らかり過ぎた猿小屋DJブース大掃除、

掘出し物レコードが山程詰まった宝箱の片付け、

そんな時、BGMはビートルズが妥当かも知れない。

連日連夜呑んでいた、

ある時は三流ウイスキー、ある時は特級ウイスキー、

ある時はウーロンハイ、ある時は生ビール、ある時は何ちゃらシナモンワイン、

こちとら根性のアルコール愛好家、そしてフリーダム症候群、

ひとしきり終えたら旅の行く先を思案する。

目に見えない財産、プロフィール欄には確かこんなイカす戯言が書いてある、

「ゴミ捨て場から拾い上げたズタボロトランク片手に今日も眉間に皺でも寄せながら更なるロマンを探し彷徨う旅人」、

ローリングレイツ×50815、恥じるだなんて逆スペシャリストの極み、

2012年、目に見えない財産が更に進化します様にと願って止まないシラフの夜。


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December 26, 2011

散文:君は「メリー何ちゃら」と心底からホザいた事があるか? ’11


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'11.12.22(木)


公開生放送というヒップな名目の下「アリゲン×Majix Night」に参加、二曲を弦も切らずジャリズリと唄い納める。

そして出演者全員トークなる未知の領域に挑戦、掲げられたテーマは「クリスマスの思い出」、

逆トナカイ野郎を演じ続けて31年、意味も知らずファッション感覚でクリスマスを祝う事を毛嫌いしてきた俺の唯一の思い出、

一生吐く事のないであろう言葉、「メリークリスマス」をスーパーのレジ前で初めて吐いたニューヨークシティでの出来事。

忘年会の如き雰囲気で関係者の方々と顔を合わし挨拶を交わした後、ヨタフラと歩くルートスゥイートホーム、

「年末」、この響きはいつだって神聖なモノ、冴え渡るAM05:03、ウイスキーグラスを掲げて眠りに落ちる。


'11.12.23(金)~24(土)



「今日は颯爽と切り上げるぜ」の胸中で繰り出すファッキンジョブ、そして颯爽と切り上げるファッキンジョブ。

ボッサガールと適度な与太話で乗り込むポストマンバイク、

風が吹き荒ぶ夜、荷台への乗り方を模索しながらボッサガールセッド、

「明け方までにはきっと辿り着くよ」

そのウィットにヘロつく帰り道、ところどころに存在する公園で良い塩梅の話を繰り広げながら突っ走るルートスゥイートホーム。

三流ウイスキーも嗜まん内にウトグラとしかけたPM23:32、我が愛しのヒッピー野郎からジリブルと電話が鳴る、

「今から行って良いですか?」

そして「貴様、来やがれ」の二つ返事で出迎える猿小屋AM00:07、コロナビールと何ちゃらキノコまんを差し出しながらヤツセッド、

「ハッピーバースディ!」

AM04:33、コロナビールはいつの間にか特級ブラックラベルをしこたま入れたウイスキーグラスに代わり、

鳴り止まない下世話極まるマシンガントークを発射し続けながら迎えるAM07:05、

「眠るとヤバいぜ」の心意気で流し込むボトルコーヒー、続く茶番話、気付けばAM11:01、

ヤツセッド、「こんな最高なクリスマスイヴは今までにないぜ」、

結局一睡もせずジャンキーの面持ちで仲良く向かうファッキンジョブ、

ヤツは俺の破れたシャツとカーディガンを見事に着こなしているまるで恋人。

ランナーズハイ気分を存分に味わいながら終始ゴキゲンにコトを片付けながらヒッピー野郎に告げる、

「お前眠たいか?俺は今からまだ呑めるぜ」

「アンタ、とんでもないね」

内に秘めた自らのハッタリ精神、集中力、忍耐力にそこそこ驚いていた矢先、誰かと誰かが茶化しながら声を掛けてくる、

「メリークリスマス!」

返すウィットも見当たらず苦笑いを繰り返す逆トナカイ野郎セッド、

「それ、俺も云った方がええんか?」。

「俺は何も知らない事柄で祝える程に心優しい人間でもない」、

そんな胸中を引き摺り回しながらかれこれ36時間31分眠らずに迎える「クリスマスイヴ」とか何とかって夜、

生まれてこの方、初めて真っ向から「クリスマス」項目を辞書で引いてみる。

結果、「神が人としてこの世に降り立った日」をクリスマスと呼ぶのなら、

ファッション感覚ではなく、世間がそれを重々知っていて盛大に祝おうとしているのなら理解は可能、

散々ハナで笑っていた摩訶不思議な言葉、「イヴ」の意味さえ多少知ったこちとら、

31歳にしてクリスマスに対する偏見を三割半取っ払う事に成功、

クリスマスを「神を引き摺り降ろせ」と企む日と捉えれば、いくら無宗教の俺でも一丁前にホザけるのかも知れない、

「ハッピークリスマスタイムス!!!」。

俺はワールドカップ開催時に散見されるサッカーの「サ」の字も知らん逆ハットトリック野郎がルールも知らんままに浮かれまくるのと同様、

ヤスく醜いファッション感覚が大嫌いだ、いつだって好き嫌いの理由は明確であるべきだ、

そんな戯言を捻くり回しながら電気も点けたまま10時間21分の深い眠りに落ちる。


'11.12.25(土)


整理もつかないままに続く師走時、 乱痴気連中と駆け込む安酒場、

乾杯時にオメデタ野郎セッド、「メリークリスマス!!」、

その瞬間、俺は返事をしなかった、何もフキゲンって訳じゃない、ファッション感覚だと周囲から思われる事にどうしようもなく臆病なだけだ、

ゴチャゴチャとヌカしながら旅は死ぬまで続くだろう。 


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December 21, 2011

胸騒ぎのマジックスパーティ '11


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公開生アリゲン×Majix Night
2011年12月22日(木) 
アット 下北沢 風知空知 
ホスト:アリゲン(有江嘉典[VOLA & THE ORIENTAL MACHINE]、大岡源一郎[LOST IN TIME]) 
出演:フタリ・ザ・ユース(中村維俊&三井律郎 from THE YOUTH)、Watson Parker 2strokes、
鈴木羊、扇愛奈、高哲典 
OPEN 18:00 / START 18:30 
前売 2,500円 / 当日 2,500円 (ドリンク代別 500円) 

チケット予約 
アリゲンメール予約(名前、人数、電話番号を記入し、送信してください) 
風知空知 電話予約 03-5433-2191 
(問)
@arieandgennozi
 


有江嘉典[VOLA & THE ORIENTAL MACHINE]、大岡源一郎[LOST IN TIME]のUSTREAM放送がついに公開放送に踏み切ってみた!若干見切り発射感のあるこの企画が成功するかどうかはアリゲン次第・・・。 
通常放送でも行われている居酒屋トークと、ゲストアーティストによるアコースティックライブあり! 
途中、出演者全員でのトークもあります! 
アリゲンの初ライブも!?

※風知空知にて”この日だけのアリゲン特別メニュー”も販売します 
どんなメニューかは→
第14回『アリゲン』

アリゲン: 
http://www.ustream.tv/channel/arigentv 
http://twitter.com/arieandgennozi

Majix:http://majix.jp/ 

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去年12月頃から徐々に動き出していた下北沢majixとのヒッププロジェクト。

2011年7月7日から行われた録音作業以降、エゲツナイ程に様々な感情と胸中と見た事も無い景色に目玉を回しながら駆け抜けた。

明日は「majix night」にお呼びいただき下北沢majixの真下、風知空知から公開生放送の2011年ラストシング&トークタイム。

2010年12月の文章を読み返せば面白い、書き方は違えどいつも胸ポッケには同じ思考が詰め込まれ過ぎている、

そしてあの時の浮かれ具合、気分、全てを鮮明に思い出す。

2012年12月、太々しく笑えている様に面目と秩序を保ちながら明日を行く。


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December 19, 2011

ロールオーバー31 2011.12.16


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'11.12.16(金)
【レッツゲットロマン】~31イヤーズオールドワンマンタイム~
アット 下北沢BAR?CCO

◆第一部

1. ラウンドミッドナイト
2. パレード
3. ヘイトアシュベリー
4. ニューヨークサブウェイブルー
5. 自作自演屋
6. 破れたズボンの後ろポケットから
7. モッキンバード(仮)
8. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
9. マリーと暮らす


◆第二部

1. 深夜高速バスブルース
2. 何を想う
3. 草臥れたタクシードライバーの胸中に愛を(仮)
4. ロマンのど真ん中
5. 自由
6. アウトローバカヤロー
7. 流れる道の上
8. 愛すべき日々



切れる5,4,3,3弦、続く与太話、

笑い声が沢山聞けた事に歓喜を、自由に唄えたあの空間には感謝を。

倒れ込むモダンソファ、吐き出す毒、31の旅は驚喜且つ狂気のワンマンタイムからスタート。

終演後、何の前触れも無く電気が消え、ポップなバースディソングが店内に溢れ、ケーキが運ばれ、照れ、柄でもなく、

「ワタシみたいなモンの為に・・・」と感じるその横で、ロウソクの火を吹き消す場面を誰かが写真に収め、

「本当に似合わないな」などと誰かが心ある野次を飛ばしていた。

あんな瞬間はまるで初めてで、ただただ驚き、赤面し、両手を合わせてケーキを平らげながら、

明瞭な単純さでもっと強くなろうと思った。

呑み干すワインボトル二本、続く与太話、

「ありがとう」をホザき続ける為に企むべき事柄はまず一つ、

水準高き未知の目的地をエゲツナく狙い続ける事だ、

今は生粋の優しさにありがとう。


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December 14, 2011

ファンファーレ・ヒストリーズ 2011.12.13


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'11.12.13(火)


かれこれ14年前からやり続けている事柄の一つに「ギターを弾きながら誕生日を迎える」という純粋行為がある。

ソレを「まだ生きてるぜ」の胸中で軽快に実践しようとジャリズリ唄い出した矢先、

0時ジャストのゴングからまるで予想もしていない程に鳴り止まないヤサグレ野郎&ポッピンガールからの「おめでとう」コールズ、


ソレは一日中ファンファーレの如く鳴り続け、

30人以上の「愛有りお金無き」生粋人間達がケツに火を点けて燃え上がるべき単なる火曜日、単なる猿に律儀に一言突き付ける、

「出逢ってくれてありがとう」、

「おい正気か、このモノズキ野郎」と感じる捻くれ気分多々有れど、

狙いを定めて一つずつ着実に積み重ねて行けばきっと「なりたかった人間」をまんまと貫く事が出来るんだろう、

随分とシケ込んでいたあの頃は仕返しを続け、今、ニヒリズムをカマす為に有効、

涙を拭けよ、その何年か前の誕生日に手に入れた真っ赤なハンカチーフで。

新年が明けた場面でさえコレだけの数「おめでとう」を告げられる事はない、

いや、俺に取っては新年が明けた瞬間に違いはないがコレは乱痴気に充分匹敵する騒ぎだ。

こんな時、「ありがとう」くらいしか返せる言葉が見当たらないのはウィット足らず野郎の様で実にシャラクサイが、

奇をてらう必要もなく今は「ありがとう」だけで充分事足りるってんだからスバラシイ、

恥じるだなんて、負い目を作るだなんて、屋根の無い場所での雨宿りと同義だ、すなわち御免で無意味だ、

取り急ぎ且つあと1213回でも書こう、ありがとう。

フラブラ電車旅の過程、長年意識し続けていたソウル福生タウンに辿り着く。

横田基地前ストリートはニューヨーク125thストリートを彷彿、

悶着は避け、ドンクサイ事柄からは逃げ、穏やか胸中をキープオンしながら行きたい場所へ向かう旅、

そしてハッタリ東京ライフは本日から驚愕の12年目へ突入。

俺がいつか死んだら哀しんでくれるモノズキがこの街に存在するだなんてエゲツナイ奇跡、

どうか今後も居続け、増やし続けられる様に心掛ける事はただ一つ、狙いは断固外さないという純粋行為、

ソレはヘラワラと頭を下げて「どうか気に入られる様に願う」だなんてヤス過ぎる手口ではない、

愛すべきチンピラ野郎&ヒッピーガール、ありがとう。


'11.12.16(金)
【レッツゲットロマン】~31イヤーズオールドワンマンタイム~
アット 下北沢BAR?CCO
出演 : 高哲典
OPEN / 19:00  START / 20:00 
CHARGE / 1000(+2order) 
 
 



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December 12, 2011

沈まなくて良かったよ 2011.12.12


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旅の浮かれ胸中を味方につけ、

大枚叩いていつか名古屋ハイカラストリートで手に入れた一発惚れファッキンクールブルゾンを着てインディアンタイツで跨がるポストマンバイク、

季節は冬、ところがどうした、寒さは皆無。 

恋人との別れに底知れぬ弱さを見せる心優しきポッピン野郎にはハイハイハロー&アイノウアイノウ、

「その胸中を断固無駄にするべからず」×1213、

モノホンのラヴソングを聴き、築き上げてきた全ての関係の深さに泣け、

そしていつか訪れるハッピータイムのど真ん中。

気付けば迎える誕生日前日、

11年前の今頃は東京へ向かうその自らの足を褒め、

去年の今頃はニューヨークへ向かうその自らのスナック感覚に酔いしれていた、

ところがどうした、肝心なのは常に今、

その時の胸中、その時の脳内、築き上げてきた全てを携えながら迎える12月13日。

イカサマ風来坊、負い目は御免、

誕生日を迎える間際のマリーに何か驚く様な事をしてやろうとしたけれど、

マリーは云うのさ、声を詰まらせて、「そんな柄じゃないわ、ワタシみたいなモンの為に」

「そんな柄じゃないわ、どうもありがとう」。

誰かが問う、「ATパーティだろ?」、

ホザく、「オンリーロンリーパーティ」、

誕生日は祝われる為のモノじゃない、期待とは裏腹に残念ながら俺はそこまで横柄な輩でもない、

祝うのは猿一人で充分事足りる、毎年キツく思い続けている。

エブリバディセッド、

「一人な訳ないじゃない」、

そんな事柄は終始ノープロブレム事項、

祝うのはまず俺だ、ポイ捨てと自由は結び付かない、狙うモノホンの自由、

「まだ生きてるぜ」と俺はただ幸福を噛み締める。


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December 10, 2011

ブラックラベル・オン・マイ・マインド ’11


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普段大人しく、物静か、害にも役にも立たない連中がアルコールを呑んだ瞬間に暴れ出す、

お門違いのそんな瞬間に飽き飽きときている。

PM21:43から加わる大忘年会という名の宴、季節は冬、時期は師走、師匠も走る忙しなさ、

用の無いヤツを自慢のモダン傘で小突き、八番煎じにはお別れを、

与太と茶番を足して掛けて割り増したかの如くポッピントークで迎えるAM11:27大団円、

ラストは粋なヒップ野郎四人、無理矢理猿小屋詰め込み流し込むブラックラベル、歯痛は皆無、まるで天国。

ジャリズリ決めたいワンマンタイムまで僅か一週間、

始まる誕生日までのカウントダウン、

そして「正月を未知のシンガポールで迎えたら一体どんな気分を獲得出来るのか」を実践に移そうと企む昨今の胸中事情、

12月、生粋の一点集中とスナック感覚が華麗に弾け飛ぶ季節。


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December 04, 2011

あー、やってるぜ ’11


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久方振りに急襲する歯痛、

初めて口を利いた生粋パーマ野郎が小粋に差し出してくれるロキソニンという名の鎮痛剤、

ありがとう×は88、ヤツにはボトルコーヒーという名の覚醒剤をプレゼント。

オカゲで神経擦り減らす前に流し込むのは生粋ジャリズリ野郎からの贈り物、「JOHNNIE WALKER / BLACK LABEL」、

雨により乗り込むファッキントレイン三連発、

待ち合わせるボッサガール、

ポイ捨ては勘弁、はき違える自由、

喋り倒すボッサガール、

「アハハ、御免」、

俺のジャケット、カーディガンはどうやらもれなく破れている、

増し続ける愛着、減らす悶着、

「そこがイカす」と吠えるヒッピー野郎、

ずっと友達でいてくれよ。

赤と白のストライプで横断歩道の色を全部塗り替えるだけで世界はきっと華やかになるだろう、

誰かが使った言葉を繰り返す行為に一体どんな意味がある、

だけどコレは使おう、「エルヴィス以前には何もなかった」、

もうすぐジョンレノンの命日、そして俺は31。

イカサマテレビが告げる流行語大賞、

踊らされ続ける猿真似星人、

まんざらでもない凡々ピープル、

蹴散らす焦燥偽者野郎、

忘れるな、誰からも愛されたいだなんて願い出したら直ちに終わりだ、

こんな戯言を「無茶をしろ」と捉えるド阿呆、

俺もセッド、「アハハ、御免」、

なんせこちとら、ありのままで誰からも愛されたいなどと切に願う我侭極まるあん畜生、

見失わないエチケット、そして1763のポリシー、

「クスリやってる?」だなんて愚問中の愚問、

パンチドランカーの如き目をして派出所の前で胸を張り答えよう、

「あー、やってるぜ、ロキソニンという名の鎮痛剤」、

まったくもって無罪。 


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December 01, 2011

ミンクオイルと胸中を混ぜて嗅げ ’11


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時計は回っている、回り続けている、止まる事無きターンテーブルかの如く。

ある時はボッサガールと都バスにでも乗り込み当てのない旅に出て、

ある時は我が愛しのCCOにて首謀者の結婚パーティに参加、

名のある音楽家を前にその場に似つかわしくもない詩を二曲唄う、

その場ではいつか一緒に暮らしていたモダンガールの小粋仲間が働き、

「おー、これは久し振り、俺はまだ演っている」

自然のアピールでさり気なく誇らしさを感じるに至る。

昨夜は原宿、ポストマンバイクにズタボロトランク、ハードケースを担いで漕ぎまくれば僅か13分28秒で辿り着くファッキン竹下ストリート、

上京したての時分、このペパーミント原宿タウンで一目惚れしたレザージャケットに19800円叩いたのを今も鮮明に覚えている。

躊躇していた俺の背中を軽快に押したのはフィットガール、

「一生物じゃない?」

そして俺はその場でミンクオイルという単語を覚えた、

それは無論、今もハッタリクローゼットに吊り下がっている、断固着よう。

時は刻まれている、刻まれ続けている、終わりが見えない芸術品かの如く。

そして迎える12月、

インディアンタイツを履きボヘミアンスカーフを巻けば寒さなど怖くもない昨今、

防寒着を身に着けて再度ニューヨークをほっつき歩きたいと夢見がちな胸中、

「チヤホヤされているんでしょ?」と尋ねてくるパーマ頭のポン引き、

それは生憎大きな勘違いで、

俺は単に待つ事と止まる事と救い様の無い八番煎じ野郎を毛嫌いしているだけのそこそこに無垢なあん畜生、 

そこかしこに見受けられるマガイモノや意味不明な枠に収まらずに済む為に胸ポッケには常時ジャリズリ精神を携えていたい気分。


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