July 2012

July 31, 2012

「今夜ゴキゲン如何ですか?」 ’12





in New Orleans Canal Street.


メンフィス&ニューオリンズへの強攻トリップを経て早10日強、

整理もつかんままにこちとら日本に浸透。

「貴様最近違うな、ええ感じに」と誰かがホザケば、俺の中ではソレが何故か分かりきった言葉でヌカす、

「日本語通じる余裕がそうさせやがる」、

たまには一丁前極まる台詞さえキメながら生きてやりたい、

その為には終始気を張り詰める精神、執念を要する有り様。

写真を見た、或いはマシンガントークやら何ちゃらを交わした人間達から受け取った数多くの胸躍る言葉を要約すると「よくやるな!」×393、

忘れたらいけん、所詮命は風任せ、生きるだなんて単なる運に過ぎない始末、

一つだけ確かなコトがある、俺は経験したコトだけ語りたい。

何より嬉しかったのは、2010年のニューヨーク旅を終えた直後に自ら書いた文章を読み返してみたら、

http://eroom5sessions.dreamlog.jp/archives/4989709.html

そこにもやっぱりメンフィス&ニューオリンズを夢見る文章が書き殴ってあったコト、

抱え込んでいる思いを実行に移し、ハッタリながら着実且つ確実に現実に変えて行く軌跡。

そして断固まだ「よくやり足りてない」こちとら、

遅れたツケは全て取り返し、自らへの仕返しには余念がない、

そんな思いが全て足を動かし、俄然
として旅は終わらせない、或いは終わらせ方さえ定かでない始末。

甲子園地方大会はいよいよ終了、

西東京、東東京大会は連日の九回二死大逆転劇、

オマケに本日、福井大会は延長十一回サヨナラ勝ち、

奴等15~17歳辺りにして圧倒的永久のライバル、

毎年毎年書き殴りたくもなる季節到来。

そして実況アナウンサーが仕事も忘れて興奮の胸中をガナり立てる、

ソレがかの有名な夏ってヤツ。


'12.8.4(土) 
第43回福島わらじまつり 
野外特別ステージ 
入場無料 


'12.8.17(金)~18(土) 
【SONG OF HEAVEN】vol.6 
岩手県下閉伊郡田野畑村 道の駅たのはた 
思惟の森コミュニティ公園 
入場無料 


'12.8.29(水) 
【レッツゲットロマン】パート15 
高哲典 / 鈴木純也(OHIO101) / アラン・スミシー(三代目魚武濱田成夫) 
アット 下北沢BAR?CCO 

OPEN:19:00 / START:20:00 
\1500(+2order) 



専売特許のスナック感覚駆使して落ち着き知らずで動き回る夏、

この合間にはドサクサ紛れに前人未到の七年連続出場を目指して甲子園へゴー、

見ず知らずの父兄方に紛れて生粋のOB面をキメ込み「心の監督」などと洒落込みながら最高峰のロマンを目の当たり、

一人ツブラな瞳に涙を浮かべるって寸法。


まだ見ぬ福島、そして三年連続岩手の山奥ではモデルガンを撃ちまくり、

道中では御多分に漏れずチューンナップをABC放送辺りに勝手に合わせ甲子園中継、

間髪入れず真夏を焼き尽くす。

近頃は生粋阿呆の様によく笑う、笑いが世界を救う、ソレはどうやら事実だ。

ある人に取ってはクズ、ある人に取っては宝物、二つに一つ、ならば十四回二死からの大逆転劇。



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July 27, 2012

拘り続けるロマンの訳 ’12


'12.8.29(水)

【レッツゲットロマン】パート15

高哲典 / 鈴木純也(OHIO101) / アラン・スミシー(三代目魚武濱田成夫)

アット 下北沢BAR?CCO


OPEN:19:00 / START:20:00
¥1500(+2order)


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一体何から、そして何を、どんな言い回しで書こうかと数日間思い悩んでいた。

「レッツゲットロマン」、いつかズタボロに草臥れた帰り道に閃いた戯言。

先日、ロサンゼルスの税関で財布を剥ぎ取られ、その中から俺の名刺を見つけてヤサグレ管理野郎がソレを読んだ、

「Let's get roman ???」、

モノホンの言い回しでソレを読まれた時、照れ笑いと興奮に震えながらも何か一言は返してやる必要があった、

「イェー、マイポリシー!!」、

「what ?? policy ???」

そして狂乱の苦笑いにて税関を突破した。

とにかく8.29、この日の事を一から十まで説明し出したらキリがない、

それだけで自叙伝が一冊書けそうなダイナミズム具合。

レッツゲットロマン、

ハナで笑うのは何もしようとしてないヤツか随分とお高くとまっている連中、

残念ながらこちとら、そのどちら側でもなく今に健在。

俺の歓喜と他人の歓喜はまるで違うところにあるかも知れない、

バット、手短かにこれだけは云える、

俺の歓喜が必ず伝わる夜になるってコトは。

完全に新たな火が点いている昨今の胸中事情、

年がら年中集大成野郎このワタシ、 

その場に大好きな人間達が一人残らず居てくれるコトを両手を合わせて願ってます。


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July 24, 2012

ロールアップ・ステイタス ’12


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'12.7.21(土)

【Around And Around】

~ Laguna 4th Anniversary Special ~

高哲典 / 清野セイジ(HARISS/THE COLTS)/東京ゴッドファーザーズ/斉藤敬介(cheese young)

アット 下北沢ラグーナ

1. ラウンドミッドナイト
2. ヘイトアシュベリー
3. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
4. 草臥れて、夢を見て
5. アウトローバカヤロー
6. マリーと暮らす
7. マーケットに春はない (can't buy spring) 



年中時差ボケ野郎このワタシ、万全に辿り着くのは下北沢ラグーナ。

旅の唄は間に合わずとも、笑いあり出会いありヘベレケありの夜。

ここは下北沢で俺はまだ生きているなどと感慨深く思えば断固喜びが止まらない、

受け取った言葉が全て杖になり行動力になる、

そして旅は止まらない。


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'12.7.16 In New Orleans Be-Bop vol.8


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格安ホテルをチェックアウトし荷物抱えて練り歩く。

コマはない、そんなモノは要らない。

ルイアームストロング国際空港へ向かう、名前だけで完璧だ。

ドライバーはフィリピン人、

「オハヨゴザイマス!」、「コンニチワ!」、「ユーマフィア?」、

ラジオから小粋な音楽が聴こえてくる、

唄い出したのはフィリピン人、陽気とはこんな感じだ。

車道に飛び出してきたローリンガールにヤツが叫ぶ、

「オー、ストゥーピッド!オー、」

モノホンの言い回しをすかさずメモ帳に書き殴る。

空港に辿り着き、ギターを機内に持ち込みたい一心で問う、

「マイギター、アイハブイン、オーケー?」

質問も会話も食事も何ちゃらも異国の地では全て闘い、

それを経れば日本なんて余裕だ、そんな気持ちが生意気にも強くなる。

ロサンゼルス辺りでバカンス丸出しの団体日本人が増えてくる、

「ヘイ、どうかこのハッピー野郎共と同じ扱いにしないで」、

コレが正直な気持ちだ。 

隣に座った一人のミセスジャパニーズが声を掛けてくる、

「ギター持ってましたね?ミュージシャンですか?好きな事があるのは良い事ですね!」

彼女は20年間ロサンゼルスに住んでいる生粋の女、

この度一週間程日本に帰るその便で偶然出会い、久方振りの日本語トークに戸惑いながら与太話を一つ。

そして辿り着いた羽田、地球の仕組みで変わりまくる時間も何のその、

税関管理局が問う、

「これはギター?この中に薬物とかない?じゃ、ピストルは?」

思った事はただ一つ、

「答えは日本語でオーケー?」。


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July 18, 2012

'12.7.15 In New Orleans Be-Bop vol.7


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街を知る為にやるべきコトはただ一つ、歩きまくるというコトだ。

誰かと一緒ならコレは出来ない、俺は一人で事足りる、

同じ道を行ったり来たり、違うストリートを徘徊、とにかく何でもかんでも朝から晩まで歩きまくる。

僅か6.25ドル(約510円)でボトル三本一気にバドワイザーが出てくる、

そしてブルース、ソウル、ジャズ、ケイジャン、ズゥコウ、ロックンロールは生演奏聴き放題、

冗談みたいな仕組みと洒落にならずの巧みな演奏、

踊り狂う店員、煽る客、場を掴むこちとら、

「天国って何処?」と問われたならば生意気且つ大胆にホザイてみたい、

「直ちにニューオリンズへゴー」だと。 

格安ホテルに舞い戻りわざとベッドの下で眠る、

俺はバーボンストリートで呑んだくれてきたんだと気取り、記憶に残す為に。


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July 16, 2012

'12.7.14 In New Orleans Be-Bop vol.6


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朝も早よからギターを抱えて街に出た。

ジャクソン広場で適当に弾き、ミシシッピーリバーに唄い、それからキャナルストリートに座った。

2mオーバーの大男が、裸同然の女が、白人が、黒人が、そしてチルドレンがただ目の前を通り過ぎた。

「ハイハイハロー、アイシンクソウ!」

強靭な日本語で何曲か叫んだ後、こちとら破れたジャパニーズ雪駄で、断固グラサンを外さず立ち去った。

空からシャボン玉降らすヒッピー、純粋ブルースに生粋ジャズ、

イカす音が聴こえるライヴハウスに根こそぎ駆け込み告げる、

「バドゥワイザーポリーズ!」、

ニューオリンズ、ロンリーローリングタウン、トンデモナイ街だ。

ところでコーラばかり飲み、ピッツァばかり食べている、

I want サバ味噌煮定食。


in New Orleans 2012.7.15 AM11:38



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July 14, 2012

'12.7.13 In Memphis & New Orleans Be-Bop vol.5


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八難九難を辛うじてクリアしニューオリンズに辿り着く。

メンフィス同様、ずっと前から来たかった街に今、辿り着いた歓喜。

電車を降りた瞬間、ラッパの音が聴こえてくる、この街は完璧だ。

チェックインを済まし早々にバーボンストリートへと繰り出す。

数え切れんライヴハウスの中からCCRの生演奏が聴こえてきて、まずその店にキメる。

気付けばタンバリンを渡され、小粋なカントリーに合わせてバンドと一緒にステージ前で叩いて踊っていた、

俺は一人だ、そしてこの街は完璧だ、もはや何でもありだ。

ライヴハウスをハシゴすれば白人と黒人が手を組んで踊りまくっている、

国も文化もバラバラだ、

血を流した化粧をしたヤツ、ランジェリーの女、KISSみたいなメイクをして不敵に笑うヤツ、イカレた酔いどれ、

もはや何でもありだ、そしてこの街は完璧だ、ハリケーンさえ笑い飛ばしている。

一際目を引くパツキンダイナマイトに声を掛ける、

歩くぬいぐるみ、踊る乱痴気ガール、チャーミン具合は次から次へと沸点越え、

ニューオリンズ、この街は完璧だ。


in New Orleans 2012.7.14 AM05:07

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July 13, 2012

'12.7.12 In Memphis Be-Bop vol.4


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【walkin' on the road.】


「全米犯罪率トップ5」との称号ありきメンフィス最終日を見事且つ華麗な仕草にてクリア、

勝ち逃げだ、メンフィス、

歩道も無いハイウェイさえ歩きまくり、鼻唄には断固「sweet home chicago」、

そして加川良「ビールストリート」、

こちとらとてこの街の唄を一刻も早く作り上げたい胸中。

またも辿り着くビールストリート、昼間からスタンダードナンバーを唄うモノホンブルースマン、

バドワイザーボトル二本でゴキゲン指数は沸点越え、

足で稼ぎ、ようやく土地勘さえ掴んだ頃、この記念すべき街とさよなら。

「川の流れのように」や「上を向いて歩こう」が日本のスタンダードである様に、

この街にはブルースとロックンロールが溢れ返っている、

この街で生まれた音楽から、何もかも教わったってコトだ、洒落にならん程に最高だ。

ミシシッピーリバーを見下ろしながら歩く、

たまにイカす車がハイウェイを走り抜けて行けば声を上げる、

「フゥー!ホゥー!!」

どうやらアメリカナイズされてきた感漂う昨今。

明日早朝、電車に揺られて8時間42分、ニューオリンズへファイティングゴー。


in Memphis 2012.7.12 PM19:44



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July 12, 2012

'12.7.11 In Memphis Be-Bop vol.3


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【on the street.】


信じ難い一日、ソレは今日。

初対面にも程があるフロムアフリカの黒人ドライバーとメンフィス中のハイウェイを駆け回る。

カマす「アーイェー」&「ユーベリーカインド!」、

人種は国境さえ突破、

アンドアイセッド、

「is there a guitar shop around here??」

道行くドライバーにヒーシャウト、

「is there a guitar shop around here??」

巡り巡る楽器屋、

「pricedown ok??」

そして遂に手にしたギター。

Live in Memphis、

ジャリズリソウル駆使して強固日本語にてシャウト、

「マーケットに春はない」(can't buy spring)、

両腕じゃ断固持ちきれんズタボロトランク道連れに、

よろけながら狙うニューオリンズへはネクストトゥモロー出発、

全ての出来事を書き記すには土台無理がある、

バット、羽田空港にて今村 'バンディーニ' 竜也から送られてきた言葉、

「伝説っちゅう名の土産話を楽しみにしている」、

何かに忠実である必要があるのなら、受け取った言葉と、語りたい事柄の為だけに忠実でありたい気分。


in Memphis 2012.7.11 PM23:34


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July 11, 2012

'12.7.10 In Graceland & Memphis Be-Bop vol.2


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【tip this on.】 


「テンキュ」、「パードゥン?」、そして一人ごちる「全然分からん」、

上記三点張りにてメンフィス2日目を完遂。

Memphis is Danger Town、

日本人、ツナギを着た日本人はただ一人、すなわち俺だ。

102kmで飛ばすドライバー、チップを求めてセッド、

「3ダラーズオーケー?」

アイセッド、

「断固ノー、バット、2ダラーズで手を打つぜ」、

所詮命は風任せ、生きるなんて単なる運に過ぎない始末。

153ドルのギターは見つからない、その前にギターショップが見つからない、

痺れを切らして人様を軽く7人は殺してそうなウルトラファットボーイに問う、

「is there a guitar shop around here??」

そして奴さんセッド、

「何ちゃらストリートをレフトし、かんちゃらをゴー、そこがギブソンストアだ!」

アイセッド、

「ギブスン?兄貴、俺が探しているのはノーブランドのイカすギターだ」、

などと一発カマしたいが、「ブラザー・・・」以外の言葉が見当たらないが故セッド、

「テンキュ!」。

なにしろアスファルトさえ睨み潰してないと危険だ、

バット、ライヴハウスをハシゴすれば聴こえてくる、

エルヴィス、ルーファストーマス、ファッツドミノ、マディウォーターズ、ボブディラン、ザ・バンド、エトセトラ、

ホザく「オーイェー!」、英語は不明でも一緒に唄える奇跡、

全ては音楽が繋いでくれる。

★マーク僅か0.5の格安モーテルにチェックイン、

とにかく危険と背中合わせで今も健在。

日本語学精通の皆さんに最後に一言、読んでくれて「テンキュ!!」。


I am a Man, in Memphis 2012.7.10 PM23:00


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'12.7.9 - 10 In Los Angeles & Memphis Be-Bop vol.1


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時間変更線を二度も越えながら、メンフィステネシーに辿り着く。

ガラの悪い街だ、細心の注意を払いながらビールストリートのど真ん中をジャパニーズ雪駄鳴らして歩く。

サンスタジオが見え、タマラナイ気分になる、

「ここか、ここがそうなのか」、

ファッキングレイツ指数とエルヴィスの吐息が止まらない始末。



https://twitter.com/new_hip_moderns

https://www.facebook.com/akinori.taka.7


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July 08, 2012

Road to Memphis ’12


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「彼はメンフィスに辿り着き、ポンコツギターを手に入れて強靭な日本語で唄い出した矢先、ナニモノかにヤラレた」、

そんな感じで突然幕が下りたなら、ひょっとしてそこそこにイカすのかも知れない、そんな不謹慎な事を思ったりもする始末。

明日、生粋の旅人であり続けたいと願うが故、神経擦り減らし手に入れたマネーをドル札に両替し、

赤羽辺りに出向く生粋のスナック感覚にてロックンロールの聖地、アメリカ南部へと繰り出す。

とにかく訳分からんままに立て込んでいる、そして奇跡且つ軌跡はどうやら続いている、

ロサンゼルス経由でメンフィス着、何泊かステイした後、シティオブニューオリンズ号にて8時間42分、

最終目的地、ニューオリンズを狙う。

三度目のアメリカ行きは前回までとは二味違う、

今回は純真な音楽巡礼、目的はポンコツギターを手に入れ、強靭な日本語で唄う事、

その余韻で真夜中のビールストリートで、或いはバーボンストリートでモノホンジャズに身を任せてやれって寸法。

バカンスだとか何だとか、そんな類いは六の次だと洒落込みたい胸中。

なんせ、周囲の連中に一丁前にハッパをかけまくっている、

「俺はあの聖地でジャリズリをキメる」だとか何だとか。

「いやー、良いギターが無くて・・・」だなんてあまりにオカマ、そして強固ダサイ事柄、

もしも日本に戻って来ん様な事態が起これば、その豊かな想像力にて感じてほしい、

「ヤツはニューオリンズで呑んだくれてる」だとか「ジャズにヤラレた」だとか何だとか。

団体でしか行動出来ないヤツは嫌いだ、重要なのはまず個人でやってみる事に他ならない。

一つだけ確かなコトがある、もしも日本に戻って来れた暁には電気、電話、それ等電々の類いは根こそぎ止められているってコトだ。

エコノミークラスにて請求書はクッション代わり、

10日後、「アイムバック」をキメたなら大そう日に焼けたツラで、体験したハプニングを、8ガロンものウイスキーを呑み干しながら語りたい。

まずは現地時刻7月9日14時32分、エルヴィスに両手を合わせられます様に。 


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July 07, 2012

前例をスナック感覚で突き抜けながら ’12


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'12.6.27(水)
【サシ】
アット 池袋3-tri-
小野雄介 vs 高哲典



1. ロマンのど真ん中
2. ニューヨークサブウェイブルー
3. 愛すべき日々
4. 輝いて見えるのはこれから
5. ヘイトアシュベリー
6. 自作自演屋
7. 草臥れて、夢を見て
8. 思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
9. モッキンバード(仮)
10. マーケットに春はない(can't buy spring)
11. 流れる道の上
12. マリーと暮らす 



5弦と3弦を未来の彼方まで吹き飛ばしながら時間オーバーの1時間15分、ジャリズリ続けた夜。

旧知の仲、小野雄介と魂躍らすぶつかり合い、

ヤツは自らのコトを叫び、俺は自らのコトをガナる、ただただそれだけのコト。

終えた後のBGMがボブディランだったってコトを俺は断固忘れない。


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'12.6.30(土)
【楽しい夕べに ~CCO 5th Anniversary 千秋楽 ~】
バンバンバザール × 高木克 (SOUL FLOWER UNION)
オープニングアクト : 高哲典
アット 下北沢BAR?CCO



1. 流れる道の上
2. ヘイトアシュベリー(with ウッドベース&カズー / 黒川修 -バンバンバザール- ) 
3. アウトローバカヤロー
4. マーケットに春はない(can't buy spring)



満員に埋まったCCO5周年アニバーサリー最終日、リハーサル僅か3分の内に決めた黒川さんとの再演、

あんなにも悠々と唄い上げた「ヘイトアシュベリー」は過去最高、

終えた後のBGMがエルヴィスだったってコトを俺は強固忘れない。

いつものカウンターで「バンバンバザール×高木克」のモノホンエンターテイメントを目の当たりにしながら俺は単なる客と化し叫んでいた、

「オーイエー!」。

特筆すべきはチャックベリー「30days」日本語カバー、

「俺はハメラレて刑務所暮らし、だけど31で戻ってくるさ」、

俺は今31、そして俺が初めてギター一本でステージに立った時、カバーしたのはルースターズの日本語詩による「30days」、

全ては必然として繋がっていると悟り、一緒に唄い、隣に居た今村竜也へ向け得意気にホザイた、

「コレ、チャックベリーだぜ!」、

それからもう一度叫んだ、

「オーイエー!!」。

とにかく日がな詰まっている、

1週間で1年分の経験を積み重ねる、そんな日々、

そして明後日からはアメリカ南部、目指すメンフィス&ニューオリンズへと強攻突破。

話題は尽きない、尽きるだなんてまるでガラでもないと洒落込みたい胸中、


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【自作自演屋】

Vo&Ag / 高哲典
Eg / 鴫原浩平
Ba / 丸山章太郎
Dr / 武藤昭平(勝手にしやがれ)


極上のメンバーと生粋のバンドサウンド、

その上で勢い付くジャリズリストーリーテラー、

980万人、1960万個の耳に届けたい4分18秒のローリングブルースが満を持して七夕より配信開始。

http://www.majix.jp/artist_content/932

ジャスト1年前の七夕、俺が何をしてたかってのは一目瞭然、

http://eroom5sessions.dreamlog.jp/archives/5043605.html

「これだから旅はいつまでだって続くぜ」とは6年前に書き上げたこちとらの戯言、

ショウモナイ嘘だけはつきたくないと思う、まして自らで書き綴った詩に反する様な嘘だけは。


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