March 2015

March 23, 2015

約束の橋 ’15


どっかのさぞかしお偉いのであろう「会長」ってヤツが突然喚き立ててきた、

「何をやってんだ、お前は?」

オレは謝るどころか、逆に謝ってほしい立場であったが故、 毅然たる物言いでこう切り返した、

「間違っているのは貴様でしょう?」

そんな時、口答えされるのに馴れてない、大切なコトをとっくに忘れてしまっている哀れな「会長」は決まってこう吠える、

「お前、オレを誰だと思ってるんだ!謝罪しろ!」

ベイビー、次に口をつく言葉が手に取る様に分かるしょうもない人間が嫌いだ。

オレはボンクラだ。バット、ボンクラが「会長」に勝るコトなど多々ある、

11歳の少年が56歳のおっさんに勝るコトが多々ある様に。

その大切なコトをとっくに忘れてしまった「会長IQ」をフル回転させて、まず、次に口をつく言葉のセンスを磨けよ。

場所は天下の六本木、六本木の質を下げているのはこのテの類いだ、

コレはワールドカップの品位を下げているのがサッカーの「サ」の時も知らんパツキンガールであるのと同義だ。

おっと、ところでそんな桜満開級の戯言はともかく、ペンを取ったのは先日行われた「佐野元春・勝手にハッピーバースデイ」の記録を残しておきたいからに他ならない。会長など断固どうだって良い。

前日まで、いや、当日直前までこちとら気が気じゃなかった。電車内で、猿小屋で、佐野元春大先生にとり憑かれていた。

「オレってひょっとして佐野元春本人なのか?」などとあの娘に聞いてしまうほど、同じフレーズを繰り返し唄っていた。


'15.3.13(金)

【今年もチャレンジ!~菅原龍平、佐野元春を歌う~勝手にHappy Birthday to MOTO Lion 2015】

東京 / 下北沢BAR?CCO


1. ジュジュ
2. 約束の橋
3. 99ブルース
4. アンジェリーナ
5. 君がいなかったら (the autumn stone)
6. ヘイトアシュベリー



CCOは佐野元春一色、
スクリーンではライヴ前から若き日の映像がずっと流れていた。

1987年の横浜スタジアム映像を見ながら首謀者がセッド、「オレはこの場にいたんだ!かっこいい!」、

「こんなの観たコトない!」、

だんだん楽しくなってきたところでオレの出番だ。

「昔のピンナップはもう壁から剥がして捨ててしまった」という完璧なフレーズを持つ曲をまずアカペラで吠えた。

11歳のオレに「約束の橋」を、19歳のオレにオータムストーン「君がいなかったら」を菅原龍平氏御本人を前に捧げた。

段々嬉しくなってきて、ステージの上で解放された。

「今夜も愛を探して〜!」

アンジェリーナで大合唱を求めた。


この日は珍しく録音をした。ソレを2、3回聴き返した。

段々嬉しくなってきて、乱舞した。

龍平さんは佐野元春ナンバーを繰り広げた後、アンコールラストでオータムストーン大名曲「neil」を演ってくれた。

「足しにもならないレコードは捨てて奪われたモノは奪い返すのみ」

客席でシビれながら大声で唄った。

終演後、解放感からくる桁外れのゴキゲンさで呑んでいたら首謀者が手招きした、

「お前にして良かった」

差し出されたハイボールは段違いの浸透力で体内に流れ込んでいった。

一晩で12万稼いだ割に中身空っぽの夜より8ランク上の夜、そこにいてくれた皆さんに探していた愛が一つずつ見つかってほしい。

終演後、龍平さんと話した、

「次は佐野元春抜きで演りましょう!」、オールニード。


P.S

2007.1.29
http://eroom5sessions.dreamlog.jp/archives/423370.html

 


drecom_eroom5session at 02:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ 

March 09, 2015

バスタブの中で考えた人生 ’15


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バスタブに湯を溜め、一丁前に入浴剤なる奇跡を入れてノボせる寸前まで浸かる。

「オレってひょっとして勝ったのか?」などと筋違いなコトをふと思ってみたりもする。

生活は一変、バスタブに浸かれる環境が今、手中にある。ボンボンには基本でもオレには奇跡以外のナニモノでもない。

以前京都に唄いに行った時、その場で仲良くなったコーイチってヤツが家に泊めてくれた。

ヤツがセッド、「風呂にお湯入れましょうか?疲れ、取れますよ!」

「コイツは神様か天使か?オレにもそんな優しさがほしい」、心底から思ったモノです。

肩まで浸かりながら口ずさむなら佐野元春か玉置浩二、

天才ってのは右にも左にも居る。その794倍、マガイモノも上とか下とか斜めにも居る。

大阪ツーデイズ、 色んな町から駆け付けてくれたスキンシップボーイズ&ガールズ、

嬉しくて涙さえ出ない。振り返るのも程々に、もっとドデカイコトがしたい。

ブーツ修理につけ置き洗い、しみ抜きクリーニングにデッドスペースの有効活用、写真整理に捨てられない手紙、

「オレってひょっとしてオカマなのか?」などと昼夜問わず自問自答したりもする。

忙しない暮らしが沁み込んでいる間に愛用時計のベルトが切れて持ち込む商店街の時計屋、愛すべきモノは地域密着の経営。

一つ仕事を減らしては増える七つの仕事、リセットするならバスタブに湯を溜めろ、幸せがほしい。

今週はライヴが二発、初日は佐野元春大先生の誕生日に佐野元春大先生の詩だけを唄うこの日限りのスペシャル企画、

佐野元春好きが興じて突然ジリブルと電話が鳴りお声を掛けていただき必要なモノは二つ返事と相成り今年初のCCO、

ホストは菅原龍平氏、以前「the autumn stone」というとんでもなくイカすバンドを演っていた氏の渾身企画。

18だか19の頃、ボロな風呂場にヤスい防水ラジオを持ち込みNHK-FMを聴いていた。

そんな時、突然聴こえてきたのが「the autumn stone」の「君がいなかったら」、あの日以来、オレはいまだ事ある毎に「the autumn stone」の名前を出し続けている。オールオーケー、ヒップだからに他ならない。

そんな、佐野元春とまったくもって同じレヴェルで敬愛している菅原龍平氏とこんな形での初共演、

この日は11の頃に初めて聴き、ほうきをギター代わりにして佐野元春を真似ていたオレと、18、19の頃に風呂場で「the autumn stone」にシビれていたオレに捧げます、

断固、「ジェームスディーン気取りのティーンエイジブルース」で。


'15.3.13(金)

【今年もチャレンジ!~菅原龍平、佐野元春を歌う~勝手にHappy Birthday to MOTO Lion 2015】

東京 / 下北沢BAR?CCO


出演:菅原龍平

ゲスト:高哲典 - Akinori Taka -


OPEN 19:00 / START 20:00

前売り¥2000_ 当日 ¥2500_(+2order)

 

http://www.cotoc.co.jp/toppage.html

 

 

'15.3.14(土)

東京 / 下北沢BACKPAGE

 

w / 浜田ケンジ(RAT) / ブラックミウラストーン

 

OPEN 18:00 / START 19:00

投げ銭



http://akinoritaka-new-hip-moderns.jimdo.com/



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drecom_eroom5session at 06:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │ 
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