September 2018

September 29, 2018

the light up '18


LUTP 曲リスト 完成版
   
「セールスポイントはどこですか?」「紹介文はどうします?」ってな問いから、楽曲のカタカナ表記&英語タイトルまで、提出する資料が多過ぎる。

そして、残念ながら今のオレには「歌詞カードを目で追いながら聴いて下さい!」以外出てこない。

オレがどれだけ良いヤツでどれだけ悪いヤツかだなんて、第三者の視点から誰かが勝手に語ってくれたならそれでいい。

因みに「珈琲の匂いのする方へ」の英語タイトルは「to the smell of coffee」だ。ヒップ指数はメチャ高めな響きだ。

しかし、約一ヶ月半でここまできた。あれだけホットだった筈の夏が、今はGジャンを着ていても寒い。ドンクサイのと寒いってのは大嫌いだ。断固気に入らない。

本日、遂にブランニューアルバムが猿小屋へ向けて発送されたとの報が届いた。合宿期間で、それ以降で、出来るだけの事はやったつもりだ。

たかだか二ヶ月前までまだ見ぬ町だった筈の豊岡市竹野が、今はかなり古くからの相棒の様に思える。大好きだ。断固気に入っている。

オレ達、すなわち、小林琢也とオレは既に現時点でこの11曲を聴きまくっている状態だ。そういった意味ではもう鮮度はない。

しかし、今から聴く人達の耳にどう響くのかってのが今、何よりの関心事だ。

10月5日から、新たなトランクを引き摺って旅に出る。偶然にもその豊岡市でハンドメイドされているというクルーニートランクだ。

詰め込むものはシャツ少々、パンツ靴下少々、そして物販大量ってのがいい。戻る頃には中身スカスカってのが最もクールな立ち回りだ。

発売日はもうすぐそこだ!最敬礼。

 

drecom_eroom5session at 00:12|PermalinkComments(0)│ │ 

September 01, 2018

【ライトアップ・ザ・ポリシーズ】発売に寄せて '18


 LUTP 完成版


ライトアップ・ザ・ポリシーズ
高哲典 -Akinori Taka-

1, 恋とスモーキンシガレット
2, 珈琲の匂いのする方へ
3, ロールオンザストリート
4, メンフィスのバラッド
5, 街の灯 -city lights-
6, 自由な犬
7, 喜怒哀楽な男
8, マリファナ女が宙を舞う
9, その闇
10, 今日はパレード
11, 手紙


All Sings&Music / 高哲典-Akinori Taka-
Chorus on 2&8 / カンダケイコ
Guitar on 10 / 小林琢也(nanairo)

Recorded at Fukui Sea Through Studio(兵庫県豊岡市竹野町濱須井)
Engineer&Mastering&Design / 小林琢也(nanairo) & 高哲典-Akinori Taka-

猿小屋レコーズ (SGRC-0005)
¥2000_(tax in) 

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当初のスローガンは純粋な「弾き語りレコード」を一枚作りたいって事でした。いつか、横須賀に向かう車中で聴いたジョニーキャッシュの晩年の音楽の様なモノを。

しかし作業を進めて行く内、いや、そこそこ早い段階からそんな謳い文句はヤスいなと思う様になりました。小林琢也も同じ思いでした。それがまず嬉しかった。

今回の合宿が決まった時、書き殴ったメモがあります。ボツにした曲もあれば、モノにした曲もあり、コレ以外の曲も完成に漕ぎ着けました。

今回、最後まで貫いたのは引き算の美学、そして必要なモノだけを足すという哲学でした。

タイトルは一言で云うと「ポリシーを輝かせろ」って事です。気取るなら「ブレるな」って事です。ブレずに生き続ける為にはやるべき事をやれ、そしたらポリシーはより輝くだろうってな魂胆です。最終的に10個くらい浮かんだ中から選びました。

語りたい事は腐るほどあります。誰か、興味津々の顔をしてインタビューとかしてくれんかな?一曲につきジャスト一時間のロングタイムで喋り倒したいってな気分です。

まだ最終的な音は完成していません。完成した暁には、ソレを聴きながらせめてセルフライナーノーツでも書いて残しておきたいと思っています。

年明けに掲げた年間二枚リリースの目標が9月にして目前にあります。そして何より、とにかく良いモノが出来たと自負しています。こちとら、良いと思ってもないモノを偽者の笑顔で売ろうとするほどイカサマペテン師でもありません。そんな事をするくらいなら恥ずかし過ぎてとっくに潔く引退しているでしょう。

売れてほしいなどとホザくのは簡単ですが、何よりもまず聴いてほしい、広めたいというのが願いです。最初は一人っきりで、ヘッドフォンで、歌詞カードを追いながら、スマートの欠片もない電話機など遥か遠くに放り投げて50分弱、言葉と向き合ってほしいってのが我侭な願いです。俺が大好きな誰かの新譜を聴く時、いつもそうしている様に。

カンダケイコの小粋さ、小林琢也の職人さ、そして俺の執念、根こそぎ封じ込められたんじゃないかな。「最小人数で最高傑作」、クールな響きです。


発売までまだ一ヶ月、その間にまだまだやるべき事はあります。そして10月からはコレを持って各地を回ります。ライヴでも演った事のない曲が沢山あります。

使い古しの言葉は一切使いたくないのに、いまだコレに変わる言葉が見つかりません。宜しくお願いします。

楽しもうぜ、ジャングルライフ!敬具。
 




drecom_eroom5session at 10:08|PermalinkComments(0)│ │ 
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