January 2019
January 25, 2019
ゴム手袋を捨てろ '19

神経が過敏だ。何をやっても満足出来ない。
気になるコトがある時にまずやるべき行為はただ一つ、気にならなくなるまでやるってコトだ。
一月に入ってほとんど、整理整頓ってヤツに精を出している。何故、こんなコトに神経を持っていかれているのか、もはや自らでも理解不能だ。今は時々やって来やがる、何もかもが無意味に思える季節らしい。
因みに年末の風呂場のファッキン黒ずみとの格闘は、辛うじて7対3での判定勝ちってな塩梅だった。もっと完璧な勝利がほしい。
さて、ゴム手袋などを両手にはめてオレは何をやっているんだろう。神経はそう、他の事柄に費やしたい。
冬ってのは大嫌いだ。眠る気にならず、眠ればてんで起きれる気がしない。
しかし唯一、このクダラナイ季節にでもメリットがあるとするなら、様々な音楽を聴きまくり、ゴム手袋をしながらでも踊り唄っている。本来、291万枚は売れるべきだったバンドマン達のレコードを回しながら。
そう、明日はステージに立つ。博多天神からは京田つよしがやって来る。東京では遂に初共演だ。すなわち、いつまでもこんな季節の中に埋もれるワケにはいかないって仕組みだ。
「漢の中の漢」って言葉は、オレの中では京田つよしと京都のギアマスがまずは思い浮かぶ。合言葉は「クール」に他ならない。
そして酔いどれ花村雷蔵、DJはTatta、オマケに右往左往の総本山このワタシにて繰り広げるロマン、
ゴム手袋などさっさと踏み潰して楽しもうぜ、ジャングルライフ。
https://www.akinoritaka.net/
January 18, 2019
一月の憂鬱 '19

時々、全ての事柄が無意味に思えてしまう季節ってのがある。
一月とは何故か憂鬱だ。
イカす本を読んでも、映画を観て教養を得たとしても、いくら素晴らしいと思う作品を作り上げたとしても、「果たしてソレが一体どうした」だなんて冷めてしまう季節ってのがある。
一月とは何故か憂鬱だ。
今、猿小屋をゼロから見直している。今、最も憎いモノは「埃」と「寒さ」だ。片付けても片付けても、何時だって完璧なんて程遠いみたい。
埋もれたまま消えてしまったバンドの音楽を聴く。そのリズムに合わせて踊りながら猿小屋を見直している。
たとえば、カメラマンズというバンドがいた。ジェリーリーファントムというバンドがいた。
「何故、こんなバンドが国民的バンドと呼ばれないままに消えてしまったのか」だなんて考え出したら闇はそこそこ深くなる。
「今、気狂いに突然刺されでもしたら全ては無意味になる」だなんて考え出したらその闇は更に深くなるばかりだ。
しかし、ソレと同時に、今行っている作業がてんで無意味ではないだろうってコトも知っている。そう、生きている限りは。
スケジュール調整、猿小屋整理、頭の中は常にパズルのピースが巧くハマるコトだけを願っている。
組織に属せない連中は今日も我が道を駆け抜けるばかりだ。
一月とは何故か憂鬱だ、早急にこの季節を突破したい。
January 09, 2019
魂が鈍ると形式が現れる '19

今はもはや、「年末年始」と書いて「過去の産物」と読める。ドサクサ紛れの高熱にうなされながら、「寝込むなんてオカマだ」というポリシーに則り日々をやり過ごしていた。
年明け早々、気合いを入れる為にまず観返した映画は「ブコウスキーオールドパンク」。
何気なく、何者かも知らず、一枚のフライヤーだけを頼りに原動機付自転車で駆け込んだ2005年渋谷の映画館、そして観終えた後の爽快感だけが今も胸の中にある。
2019を彩り豊かに囃し立てる為にまず重要なコトは、動き続けるってコトに他ならない。「平凡」ってのは強固性に合わない。
一人だけではどうにも出来ないコトがある。今は一人でも出来るコトを着実に一つずつ片付けている。必要なモノを残し、不要なモノを捨てまくるって作業だ。
ヤケに薄い手帖を買ってしまった。書くスペースがなくなる程の分厚いヤツを買うべきだった。
常に8歩先の事を考えている。例えば新宿に居る時、オレは福岡に居る時の事を考えている。そして福岡に居る時には、北海道の事を考えている。
そして北海道に居る時には・・・、死ぬまで繰り返しだ。
何もかも巧みにコトが運ぶだなんて思ってもないが、今はまた新たなターニングポイントの渦中に居る様な気分。
魂を鈍らせるな、形式なんて後ろから勝手についてくる。