February 2019

February 04, 2019

二月の混沌 '19


満足のいく仕事がほとんど何も出来ないままに一月は去ってしまった。太ってもないのに太った事を気にしている女の様な気分が続いている。

棒読みの「お疲れ様です」なんて骨の折れた傘と同義だ。すなわち、無意味だ。興味が無い。

こんな事を書き殴る意味があるのかさえ定かでないが、4月頃に読み返した時には笑える様に残しておこうと思う。オレは今、何日も書いては消してを繰り返しながら、着地も見えんままにまたタイプを進めているところ。

ピシャリ一言で書くと、近年稀にみるほどに具合が悪い。車で例えるならガソリン、ストーブなら灯油、絵描きなら絵の具切れの類い。そう、まるで冴えてない例えだ。

無論、時節になぞってホザくとするなら「鬼は外」ってヤツだろう。

特に何があったってワケでもない。というか、何も無さ過ぎるってのが気に入らない。幾万の内の一にならない為の道だけを探している。

冬の暗さ、寒さのせい、蟻みたいな行列のせい、マニュアル人間のせい、などと誰かのせいにするのは容易いが、そんな言い訳はオカマのやる事だ。

そういえば何年か前、突然こんな風に云われたコトがある、

「アンタの発言は私の親も読んでるんだから気を付けてね」。

その言葉に従い、ただ、嫌われないでいようと心構えした瞬間に叩き出される点数はそう、平均点だ。てんで興味が無い。

8年ほど前、お金がほしいが為だけに迷い込んでしまった「仕事場」で、当時まるで仲良くもなかった男が吹っかけてきた言葉がフラッシュバックする、

「あのー失礼かもしれないですけど研修って言葉、世界一似合わないですよね?」。

有名俳優は逮捕され、オレは逮捕もされず今もタイプを進めている。どうやら幸せだ。

ところで、今日の東京はカリフォルニアみたいな気温になるという。言い訳ながら、冬はもう終わりでいい。




drecom_eroom5session at 10:23|PermalinkComments(0)│ │散文 
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