April 28, 2006
座右の銘
レジに並んどった。レジは二つあるのだが、一人しかおらず、後ろではおばさんが品出しをしとった。俺を先頭に、更に後ろに二人並んどった。ここで一つ、「はよ来いよ」とイラつく。やっとレジをやっとる人が、「レジお願いします!」と声を掛ける。そしてそのレジに行こうとした時、あろう事か、俺の後ろにおった若者馬鹿女が涼しげな顔で割り込んできた。「いや、俺!」ともちろん声を掛けたわけだが、「いちいちそんな事言わせんなや」と二つ目のイラつき。そしてレジのおばちゃん、「いや、こちらのお客様が先ですので」と「俺がモノ言う前に声掛けろや」と三つ目。ほんまに馬鹿が多い。俺だけが100%正しいのに、俺だけが間違っとる様な雰囲気。レジのおばちゃんの、「こちらのお客様が先ですので」の一言があれば、「いや、いいですよ」となったかも知れん。ああいう奴等の神経を俺はどう捉えたらええのだろうか。「馬鹿は相手にせん」と言っても、ああいう馬鹿を無視する事はとても出来そうにない。俺の詩にこんなのがある、「普通な事が普通じゃなくなって 普通じゃない事が普通になりつつある 当たり前な事が当たり前じゃなくなって 当たり前じゃない事が当たり前になりつつある」。ここでいう普通とか当たり前とかいうのは、例えば「家に靴を脱いで入る」といった類の、マナーの話である。俺のモットーは「馬鹿なルールより マナーを守る」だ。好き勝手にやるが、人には迷惑を掛けたくない、という事だ。