April 29, 2006
広島県福山市
「東京タワー」を半分位読んだ。泣いた。それでという訳じゃないけど、やっぱり夏に一回福山に帰ろう。お母さんに会いに帰ろう。俺は今まで、「帰ってから、また東京に戻って来る時が寂し過ぎて嫌じゃ」と少なからず勝手に思っとった。でもやっぱり一回帰ろう。今の時点で一年五ヶ月帰ってない。お母さんはたった一人で住んどる。いつも電話で元気に話してくれるけど、ほんまは寂しかったりするんかな?するよな、一人じゃもんな。夏にちょっとでも余裕持って帰れる様に、とりあえず今はやる事やろう。帰ったら多分、御飯をいっぱい作ってくれる。無理をしてでも作ってくれる。俺はそれだけで胸がいっぱいになって苦しくなってしまう。「おいしいやろ?良かったなぁ」と笑いながら言う顔を思い浮かべただけで涙が溢れてしまう。いつもお母さんの前では、涙を堪えるのに必死になってしまう。俺は最近お母さんの事をよく書く。「あいつマザコンだったんか」と思う奴がおらんとは限らん。俺はマザコンという意味がいまいち分からんけど、 お母さんに対する気持ちは人一倍、いや誰よりも強いと思う。 それを人はマザコンというなら、俺はマザコンで充分だ。但し、そんな単純なモノではないという事を、自分の中では分かっている。