October 14, 2006

’06.10.14(土) エンターティナー「勝手にしやがれ」

代々木上原から電車で日比谷へ。「メンズノンノ」最新号車内吊り革広告記事、「おしゃれな人は必ずスキニージーンズ&スラックスをはいている」。はぁ(大きく溜息)。俺はそのどちらも穿いちゃおらんが、お洒落と言わす事は不可能かい(まぁ別に言われんでええけど)。俺はスウェットを穿いとってもお洒落と言われる男になりたいのだ。大体、「よし、スキニージーンズが流行ってる、じゃあ僕も穿かなくちゃ」と思って穿いとる時点でそいつはお洒落でも何でもないぜ。その前に一つ聞きたい、スキニージーンズってなんやねん。

そして「勝手にしやがれ」。評論じみた事を俺みたいなモンがする必要はないが、かなりベリーグッド。一曲目が始まった時は、音の悪さにどうなるかと思ったが、二曲目以降、どういう訳かどんどん音が良くなった。PAはミッシェルガンエレファントをずっとやっとった人だったな。武藤昭平のドラムセットにタムは一つもないが、無論タムなど必要ないという事を物語る。俺も何年も前から「タムなどなくてもドラムは任せとけ」と言えるドラマーを探し求めているのだ。9割方俺の目は武藤昭平に釘付けだった。2、3年前下北沢CLUB QUEでスティックを貰って握手をしてもらった事がある。そしてゲストのエゴ・ラッピン。あの女の歌声は格段にずば抜けている。ああいう人の事を「唄が上手い」と言うのだろう。そして武藤昭平が前に出て唄う曲。まるでトム・ウェイツ、その影響を上手く自分の物にしているではないか。アンコールもなく、オダギリジョーも出ては来んかったが、記憶に残るライヴでした。そして、終演後のSEもトム・ウェイツでした。

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