November 01, 2006
自分を嘘で固めて何が楽しい?
朝11時西新宿にて面接、派遣会社の人に連れられ俺には不釣り合い極まりない超豪華な高層ビルへと向かう。面接官女性三人、面接という名に相応しく重苦しい雰囲気。
「この仕事に応募しようと思った動機は?」
「電話の仕事を極めたいんです」。
何を思ったか、嘘にも程があるわ。企んどる事を実現させる為とはいえ、あんなの俺じゃないぜ。丁寧に丁寧に言葉を選び、寒気がする標準語を見つけ出し、すっかり雰囲気にのみ込まれた。ひどく自己嫌悪。結果は今日か明日出る。「営業」の面接の時はまだ手応えがあったが、今回は端から手応えさえない。あれで合格なら、益々世の中分からん様になる。
面接終わったら紀伊国屋に本でも見に行こうと思っとったけど、そんな気にもならず、ディスクユニオンに行ってもレコードを引っこ抜く気にもならず、ただただ真っ直ぐ帰って来た。
「この仕事に応募しようと思った動機は?」
「電話の仕事を極めたいんです」。
何を思ったか、嘘にも程があるわ。企んどる事を実現させる為とはいえ、あんなの俺じゃないぜ。丁寧に丁寧に言葉を選び、寒気がする標準語を見つけ出し、すっかり雰囲気にのみ込まれた。ひどく自己嫌悪。結果は今日か明日出る。「営業」の面接の時はまだ手応えがあったが、今回は端から手応えさえない。あれで合格なら、益々世の中分からん様になる。
面接終わったら紀伊国屋に本でも見に行こうと思っとったけど、そんな気にもならず、ディスクユニオンに行ってもレコードを引っこ抜く気にもならず、ただただ真っ直ぐ帰って来た。