November 03, 2006

チャールズ・ブコウスキー「勝手に生きろ!」

「勝手に生きろ!」を読んだ。「ポスト・オフィス」以前の20代の頃の話。約300ページの中で数えるのも面倒臭くなる程、生活の為やりたくもない仕事、転職を繰り返す男。そうしながら短編を書き続ける男。「求人広告を読む気にもなれなかった。机の向こうの男に、仕事が欲しいんです、この仕事は僕が適任です、なんて言うところを考えただけでぞっとする、要するに俺は人生にうんざりしていた」などという文章が次々と出てくる。やっぱりこんな本がベストセラーになる筈はないのだろうか。最高だったが、訳は断然「ポスト・オフィス」の方が良かった。外国の本とか歌詞は訳によって全然印象が変わると思う。

P.S 先月一ヶ月だけで、この「日記」を読んだ人が過去最高の「376」を記録しました。もちろん、376人が読んだ訳ではなく、376回このページを開いた人がおるという意味だが、その中には俺の知らん人、知っとるけど連絡を取ってない奴、その他にも色んな人が含まれとる気がしてならん。そんな人達にお願いです、どうぞコメントを残していってくれ。懐かしい人達、俺の事を勝手に知ってくれとる人達、待ってます。

at 14:19│Comments(0)TrackBack(0)│ │読書 

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