August 09, 2007

まるで長いモノに巻かれた様に

8時43分起床。俺は時に意志が固い。朝から晩まで甲子園、時にエレキギター、時にSION、時に口に焼酎の残り香、時に家主との家賃交渉。それは何かと問われたならば、契約更新に際し家賃が何と二千円上がる。もう一度書こう、二千円も上がる。この二千円がいかに大きい事か俺には分かる。そこで管理会社を飛び越え直接交渉、しかし一歩も譲らん家主様。俺は何とか食い付く、

「それを納得出来んなら出て行けって事ですか?」

「これでも充分妥協してる方なんだから、これが無理ならそういう事になるよ。後の判断は任せるよ。この近辺でこの値段は探してもないよ」

「それは分かってますけどね、家賃が上がる可能性があるとかって契約書には書いてあったんですかね?」

「そんなの常識だよ」

強気の家主様、立場の弱いこのワタシ、まるで長いモノに巻かれた格好。そう、ワタシの一番嫌いな格好。しかしこのワタシ、苦笑いで条件を引き受けるに到る。福山ならきっと大邸宅に住めるぜ。しかしそんな事を考えてもラチは明かん。俺はこの街が好きで、この部屋が好きだった。どうやら家主様が一枚上手という事か。そうか、それならアンタをつまみに俺は今宵も一人呑む、呑むぞ。

at 22:05│Comments(0)TrackBack(0)│ │日々 

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