September 27, 2007

バリー・マッギーさん

今日は今日とて外苑前、目指すはワタリウム美術館。住所は例の「神宮前」、その場所に再び足を踏み込む決意のこのワタシ(まぁ今回は通称「裏原宿」とはかけ離れた場所で一安心)、目当ては、鼻高々の絵一枚見ただけで行く事に決めた「バリー・マッギー展」。三時間、あわよくば四時間でも見る予定だったが、結果、一時間足らず。展示だけで読み物はほとんどなかった。ボロボロの山程あるビデオデッキやDVDデッキに絵が描いてある。ボロボロの山程あるテレビが積み上げられ円で囲んで、そのテレビから色んな映像が流れている。その円の中を覗けばDVDデッキがざっと積み上げられ配線がごちゃごちゃしている。壁がスプレーで塗り潰されていたりする。トラックが横に倒され、その上に五人が肩車で乗り、一番上の男が天井の高い所にスプレーで文字を書いている、という風景がそこにはある。これを人は前衛芸術と呼ぶのか。大竹伸朗がこれを見たら何というのか。来日時、下北沢や原宿の街の壁にもスプレーでペイントしたと書いてあったが、俺はその絵(ペイント)を見つける自信がない。鼻高々のおっさんの絵が書いてあれば話は別だが。俺は決して、行って損をしたと、そう書きたい訳じゃない(ほんまに)。だってそれはそれで楽しかったんだもの。

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at 18:27│Comments(0)TrackBack(0)│ │芸術鑑賞 

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