October 18, 2007

自分の事をやろう

気が付けば新曲がある、そんな生活が理想です。時々、「曲を作ったところで誰が聴くんや」とか投げやりな気分になる事があるけど、そんな事を考え出したらラチがあかんし、曲を作る事に理由など要りません。名古屋だモデルガンだ映画だ他人のライヴだと騒ぎ立ててはおるけれど、自分自身の事を疎かにする訳には行きません。それにしても名古屋で観た野狐禅には参った。何回も観た事があるし、曲も知ったモノばかりだったが、俺は全身を硬直させて詩の中に引きずり込まれた。よって目に涙が溜まって、結果、零れた。気付けば毎回野狐禅のライヴではそんな感覚になってしまう感がある。本物はなろうとしてなれるモンじゃない。終演後ボーカルの男がすぐ近くにおったが、俺にはかける言葉などなかった。「良かったです」などと軽い言葉をかける気にはなれんかったし、その場に相応しい言葉など見当たらんかった。RADIO CAROLINEの楠部真也は、それはもう完璧だった。俺の中の日本ロック界三大ドラマーの一人は、いくら歩き疲れた体で観たライヴだとしても、いつまででも観てられる、そんなドラムを叩いた。さぁ、自分の事をやろう。

at 19:20│Comments(0)TrackBack(0)│ │日々 

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