January 29, 2008

理想はずれても良い一日

理想は現実になりえるのか。起床時間は歯医者の予約時間、12時半を少し回ったところ。しかし。予定はずれたがやるべき事をやる男このワタシ、歯医者の予約を15時半に取り直し、起き上がったその足でギターを弾く。先日、MTRに録りためた音源を聴き直した際に発見された1年ちょっと前に作りかけのままだった未完成の曲を作り直す。盗んだ自転車に乗って見える風景ってどんなだいといった類の曲を。歯医者では診察台に腰掛けながれる有線に耳を傾ける。「よくもまぁこんなたわけた唄をしゃーしゃーと作りやがっておまけに堂々と個性の欠片もない声で唄いやがってうわべだけのトンだ恥さらし野郎が、これがそこそこ売れたりしやがるとは世の中一体どうなっとるんや」と考える時、俺の口には、ギュッギュギューガッガガッピュイーンゴリッガリッピュッピュッギュイーンードッドドッドッとF1レースさながらの凄まじい機械音が溢れる。部屋に戻り新宿に出向くまでの小一時間、例のいわくつきのアンプでレコーディングまでやってまえと、試しにセッティングをしてどんな音が録れるかと録音ボタンを押してみる。するとそこにはチープでアナログなイカした音が録音されその未完成の曲は昭和の匂いが漂うナンバーになりそうだと直感する。そして夜はジャズ。新宿ピットインは改装されたのかもとからあんななのか分からんが想像とは全く違う雰囲気。スティックを口で咥えてブラシでドラムを叩く入墨男、叩きつける鍵盤、歪んだバイオリン。つかみどころの無いジャズ、言うならば自由、いわゆるフリージャズ。前半はほんまにつかみどころが無いなと思いかけたが、エンディングに近付くにつれ激しく高揚、興奮。とても良い夜。黒人ジャズ、これも生でいつかどこかで必ず観る事に決めた。帰りは久し振りに立ち寄ったタワーレコードの本屋で前々から気にかけてあった目当ての本を探し出す。吾妻光良「ブルース飲むバカ歌うバカ」。久し振りの本屋では目移りが激しくユリイカ2月号「中島らも特集」、「ジャズを巡る旅」と題した粋な雑誌、ついつい手が伸び4495円。吾妻光良の本をパラパラやってみるとB・B・キング、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスとの対談その他諸々、桁違いに凄い内容で面白い。来月はこの人のライヴを観に行く。これもジャズライヴだ。BGMはソニーロリンズ、さて夜はまだまだまだまだ長い。

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