January 29, 2008

マディ・ウォーターズ先生

マディ・ウォーターズ、初めて聴いたのは二十歳そこそこ。バンド名だと思い込んどったこの俺はタワーレコードの店員に尋ねる、「マディ・ウォーターズってバンドのCD探してるんですけど」。始まりとはいつもこんなモンで、俺は何も分かってなかった。その店員も分かってない様な対応だったが、今思えば見当違いの質問に戸惑っただけだったのか。とにかく二枚組のCDを手に入れ聴いてみるも「良さ」が分からん。それから何度か間をおいてチャレンジするもいまいち分からん。それから時は経ち、俺は徐々に自然の流れでブルースというヤツを嗜む様になってきた。「ラストワルツ」のマディ・ウォーターズはかっこ良かった。レコードも聴いた、ギターだけのレコード。それからさらに時は流れ昨日、真夜中に例の最初に手に入れたCDを取り出してみる。このCDはかなり久し振りに聴く。今の俺にはどう響くのか考える間もなく、音はど真ん中ストレートでガツンときた。味覚が変わる様に何かが変わったのか。マディ・ウォーターズが俺に合わせた訳はなく、いつの間にか俺がマディ・ウォーターズをすんなり聴ける耳を獲得したのだ。シカゴブルースだとかデルタブルースだとかそういった名称は俺にはよー分からんしピンとこんが、この落ち着ける感が俺は好きだ。このCDはジャズの様にも聴こえる。今朝、まさかの早起きに成功したこの俺はコーヒー三、四杯分をいっぺんにドリップし、たっぷりと用意した後に聴く、何を?そう、マディ・ウォーターズ先生を。

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