March 23, 2008

戦前ブルースは雨の音

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多分に呑んだ。何だかんだで十杯近く呑んだんじゃないか。しかしあの場において本格的に酔っ払う事はない。オーナーは俺に、「いつも渋いのかけるよな、お前は」と言った。俺はいつもジャケットとタイトルだけで判断してレコードを引っこ抜きターンテーブルに乗せるのだが、そこからは自然と毎回渋い音楽が鳴る。一枚一枚レコードを回す度、「またお前は」と苦笑い。オーナーは言う、「でもこういうのしんみり良いよな、なー!」。素晴らしい笑顔の持主だと感じる。そんな瞬間、俺は素直に嬉しい。本日も自転車談義、俺は見事な自転車体型山岳タイプ、らしいが、俺はその点、ド素人の中のド素人。4.19~20大遠足、奥多摩まで約80Km、突っ走る。何で?自転車で。俺?そう、ド素人の中のド素人この俺もその一員。まるで自信などないが、俺はそう自転車体型山岳タイプ。世にいうマインドコントロール、手段はもはやこれしかない。オーナーは言う、「男の十二回払いで自転車を手に入れろ」。0時半、外国人二人組が店のドアの目の前で立ち止まり何やら話し込み、相談の結果店内には入らずそのまま去って行く。オーナーは言う、「この音楽のせいだ、こういうのも良いけど商売としては選曲も考えろよ」。その音楽とは哀愁漂う戦前ブルース、消しようのないバチバチ音。俺個人の考えではそんな音楽がながれるバー、これは最高だと思うが、なるほど、別の思考もあるのか。そういうモンなのか。それに合わせるのが商売というモノか。勉強、勉強。俺の中の数え切れん目標の一つとして自分の店を出してやりたいというのがある。これはまだまだ理想に過ぎんが、働いてない時から考えると確実に一歩は前進しとるといえる。土曜日は朝10時から最低でも夜中2時オーバーで働く。しんどくもあるが何か気持ち良くもある。オーナーは言う、「人生は一回きりだぜ、お前はやりたいと思う事全部やれ!」。激しい説得力だぜ、全く。何度でも書くが、こういった経験は二ヶ月前の俺からは想像出来ん日々なのである。おぉ、天狗様に敬意を。

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