November 10, 2008

本物のパーティを知ってるかい

’08.11.9(日)
高哲典企画
「ブレイクスルー・アコースティック vol.3」 
アット 高円寺MOON STOMP
w/口石和人(フロム大阪)/オグリ昌也/江崎掌
DJ/タカアキノリ/シムスケ/バイオレンス(THE REVOLVER)


昨日、高円寺の地下室で本物のパーティが行われた事を君は知っとるか?

何?知らんのか、ほぉー、そうか、お前はモグリか、そうだったんか。

とても自由な空間だった。

途中、何度も自由をはき違えた客の話し声にイラつきもしたが、

そしてMCでは何とかソフトに包み込み、

大人の対応気取りでその愚かさに気付かせようと試みたが、

所詮そんなモンはどうでも良かった。どうでも良い事にした。

バットしかし、気付けば最後の曲だった。


1.アウトロー・バカヤロー(仮)
2.ラウンド・ミッドナイト
3.自作自演屋
4.どうにかなりそう
5.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
6.首ったけ
7.夢の暮らし
8.愛すべき日々
アンコール
1.スポットライトな生き方


結局、出来てもない作りかけの曲を一曲目に演ってみる事にした。一旦止めにしたが、急に演りたくなった。その時の気分をそのまま唄いたかった。

DJサイドはまた別の盛り上がりがあった。俺はルースターズと高田渡でマスターが反応した事だけで満腹中枢を突破した。口石和人氏、すなわちクッチャンの最後の曲辺りでシムスケが俺に耳打ちした、「こりゃ憂歌団回すしかないね、ウヒヒッ!」。

クッチャンのアンコール後、絶好のタイミングで憂歌団がながされた。

「お前ほんまに持って来とったんかいな!」、心の中で確かに叫んだ。

これを信頼出来ると言わずして何を信頼出来ると言えば良いのか、もはや分からん。

呑んだ、とにかく呑んだ。予定通り呑んでやったぞコノヤロー。

江崎掌氏がMCで言った、

「今日は酒呑みの高君の企画ですよ、呑みましょう」。

俺は酒呑みと呼ばれる程の人物ではないが、嬉しかった。

こんなパーティの夜、粋な夜にこそ俺は呑むのだ。


口石和人(フロム大阪)/オグリ昌也/江崎掌
DJ/シムスケ/バイオレンス(THE REVOLVER)


こんな理解溢れるメンバーで素晴らしい夜が作れて幸せだった。

「幸せだった」ではあまりに軽すぎるが、それしかない。

そして企画者は俺だ、誰が何と言おうと。

文句があるならかかって来い、

背負い投げしてあげるよ。

大阪でも東京でもまた必ず一緒に演ろうぜ。

車椅子のクッチャンの背中に哀愁を感じ、心の底からありがとうと思い、

掌君は万全の防寒着で自転車に乗り込み、

オグリ昌也はヘロヘロフラフラで明け方の高円寺に消えた。

あっという間に朝が来た。

そして帰宅時間、散々呑んで7時オーバー。すなわち本物の朝帰り。

二日酔い?その意味をまず教えてくれないかい。

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P.S 素晴らしい夜の事を全て書き綴る必要などきっとないのだろう。無論、俺は全てが完璧だったと思っとる訳ではない。だからまだまだ旅は続くのです。




at 21:02│Comments(0)TrackBack(0)│ │ 

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