January 09, 2009

ブレイクスルー・タイムス

仕事の合間、すぐ裏にある神社にて二年連続でおみくじを引く。そして引き出すのは言わずもがなの「大吉様」。

要するに「神様を信じれば心の底から喜びが沸いて、倖せがやってくる」と書いてある。そこで俺はこの「神様」を「自分」と捉えて文章を読み直す。すなわち、難しい話は抜きにして自分を信じれば良いと相成る。

俺に宗教はない。いや、俺だけの宗教はあると信じる。とある占いによれば俺は今年、大殺界らしい。ところがどっこいすっとこどっこいこちとらノープロブレム、そんな事に縛られとる様では「中途半端茶髪髭野郎」が聞いて呆れる。2009年が終わる時、「大殺界は素晴らしい年やったがな」と笑い飛ばしたい。

俺はこの「大吉様」を信じる。そこにはいつも自分が思っとる様な事柄が綴ってある。信じて信じてそれを突き抜ければなお良し。

仕事場の傍らでは、センスの欠片も何の才能も、「寒いならこのコート着なよ」、すなわち、あるとすれば生ぬるく気持ち悪い類いの優しさだけの様な二人の輩が「他人の才能」について語り出す。「自分の才能」は場外に放り出したまま、自分を偉く見せたいのか、大声で「あいつは才能ないからー」などとしたり顔でほざき出す。

俺は大事なブーツを履いたままドロップキックを二発お見舞いし倒れたその瞬間胸ぐら掴み取り「誰の事か知らんがお前にだけは言われたない筈やで」ととち狂った様に叫び暴れる、そんなシーンを明確に頭の中でシュミレーションして大いに興奮する。

「気が狂っている様に見えるかも知れないが
それはお前等の方だぜ それはお前等の方だぜ」


まさにこの状態と相成る。敵にもならん敵があまりにも多い、それは不愉快以外の何者でもない。

俺は見事、「大吉様」を自分のモノにしてやりたい。







at 00:04│Comments(0)TrackBack(0)│ │日々 

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