April 13, 2009

真っ直ぐ歩きたい ’09

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相棒!

この「JAMESON」が10本揃った時、

その時こそまさに本物のボーリング大会を開催しようぜ。

「球はどうする?」

おー相棒!

そんな野暮な事は聞くなよ。

甲子園、夏の甲子園で使われるあのボールを採用しようぜ。

なんたってあいつら、10歳も年下のくせして俺の心の永遠のライバルだぜ。

俺の体は現時点、12%は「JAMESON」で出来とると捉えて何ら差し支えないぜ。

そんな訳でもうすぐ香港行きの相棒が初めて俺の部屋までやって来る。

通称「香港ミーティング」

この愛すべき部屋を「イカす」と捉えるのか、

はたまた「ゴミ屋敷」と捉えるのか、

それで俺の付き合い方は決まった様なモンだぜ。

仕事場の頼れるスーパーバイザーにガイドブックやら変圧器やら、

何から何までお世話になってしまったぜ。

そしてこの男は確かにこう言ったぜ、

「これを読むのが僕の日課になりました」

おー頼れる男達!まったくもって話が早いぜ。

周りはもはや、頼れる男達でいっぱいだ、

そして俺もたまには頼られる立場に回ってみたいモンだぜ。

どうした?一体何が起こっとる?

数年前はこの狂乱の東京シティにおいて仲間と呼べる人物さえゼロに近かったじゃないか。

「理解はさせるモンじゃない」、

「最初から分かっとるモン」だと、ずっとこう信じ続けてきたぜ。

そして俺の目つきは日に日に悪くなっていった。

ナメられたら終わりだぜ、ナメ続ける必要があるぜ。

仕事中、誰かが誰かに言ったぜ、

「こう見えて優しいんだから何でもこの男に聞けば良いぜ」

おー先輩!

俺も可能な限り怒りたくなどないぜ。

ほら、真夏の燃えたぎる二条城で目ん玉ひん剥いてあの娘に叫んだぜ、

「こんな神聖な場所でサングラスかけるなんて失礼極まる行動だぜ、さっさと外せよ!」

何を見ても何を聞いても思い出す程に、

俺は場所を問わずあの娘に数々の言葉を吐いてきたつもりだった。

それは全て、あの娘の胸に良い意味で激しく突き刺さっとると信じて疑う事もなかった。

バットしかし、理解して大いに頷き続けた筈の俺の思想を全て土足で踏み潰して

あの娘は遥か彼方に消えてしまったぜ。

そうか、こんなパターンもあるのか。

やっぱりこれだ、

「理解はさせるモンじゃない」、

「最初から分かっとるモン」だと、ずっとこう信じ続けてやるしかないぜ。

俺が100%悪いと、こう笑い飛ばせばそれで済むのか。

そう、他の娘に一時でもウツツをぬかした俺の負け、これが一番の原因かも知らん。

止むを得ん、調子に乗り過ぎたのは俺だ。これだけははっきりしとる。

これを隠して勝手な事ばかり書き殴るのは筋違いだぜ。

あの娘のお母さんに電話口で告げる、

「迷惑ばかりかけてすいませんでした」

せめてお世話になった人達へ別れの言葉は忘れたら駄目だぜ。

これさえないと気持ち悪くて落ち着く事など出来んぜ。

守りたい守りたい、俺もたまには守る立場に回ってみたいモンだぜ。

シーユー。


P.S 本日4月13日、すなわちキャロル伝説の解散ライヴから丸34年、

そして以前働いたバーで初めてライヴを演って丸1年。

俺はこういう類いをずっと覚え続けとる。









at 20:32│Comments(0)TrackBack(0)│ │散文 

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