May 21, 2009

シンキングアバウト・男前達

’09.5.20(水)

ナヨナヨと、さも気が弱そうに自信がなさそうに喋る輩、

物真似鳥には哀れみの言葉を、

マニアを気取る偽者には永久のさよならを。


仕事を終えて一目散に向かうのは下北沢屋根裏、

おーまさか、こんな近くに居ながら8年振りに足を踏み込む下北沢屋根裏。

おー、俺はもはや何年東京におるのか、答えは8年半だ。

狂乱の東京シティにおいて、「此処来たの8年振りやでー」などと口走る日が来るとは誰よりも俺が驚きだ。

そこには偶然にも様々な音楽家が集まる。

半年振りに再会するバンド、なんだかんだでよく顔を合わす男達、全員東京で出会った男達。

「東京は住むところじゃない」

知った様な口調でヌカしたのはどこのどいつだ。最低10年住んで初めてヌカせ、このタコ。

半年振りに再会したTHEWATTERのイカした男前に今度は俺から聞いたぜ、

「よーよー、連絡ないしてっきり嫌われたかと思ったぜ!」

「アンタと切れる事なんか一生ないぜ!」


そんな訳でオーケー、オールオーケー、ビール片手に肩でも組んで乾杯を。

打ち上げでも様々な胸躍る言葉が飛び交う。

なんやなんや、結局良いも悪いも知っとる味方ばっかりやないか。

こんな関係が崩れた時こそ、俺の頭は本格的にイカれてしまうだろう。

さぁ、こんな男前達を集めるだけ集めて20曲位さっさとレコーディングしたい。

技術どうこうではなく、音の塊として抜群の一体感が生み出される気がしてならん。

とにかく、さながら天然記念物の様な貴重な男前達が確かに身近に存在する。

会いたくなればいつでも会いに行ける、それは場所を問わずだ。

俺がチャラチャラした人間に変わればすぐにそんな男達は去って行くだろう。

バットしかし、俺がたとえ変わったとしても、見失う事さえなければこんな関係が崩れる事はないと信じて疑わん。

この点、男と女の関係とは訳が違う。

そして俺達、どうやらご多分に漏れず無類の女好き、陰でコソコソするのは金輪際止めとけ。

大事な女の子は大事な男前達同様、大事にして然るべきだ。

「俺、女には一切興味なくて・・・」

そんなヘニャへニャ偽者野郎の一体どこを信じれば良い?

世界の偉人が言ったぜ、「中途半端な優しさは一番の悪だぜ」。

さぁ、本日出向くのは芦花公園、哀愁の松本清張展。

物真似鳥に成り下がる前に文学の一つでも知っとけ、このタコ。






at 09:31│Comments(0)TrackBack(0)│ │ 

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