July 07, 2009

デリカシーってどういう意味

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哀しい事も悔しい事も楽しい事も嬉しい事も、誰にも告げずただただ日々をやり過ごせばいつか思い通りに認められる日がやってくるのか。そんなくるかどうかも分からん日の事を待ち続け、我慢し続けて一体何の意味がある?

俺は怒鳴っている、俺を褒めろ、俺に気付け、治まりつかず怒鳴っている。ランキングだけでなくその背景を知っとけ、もっと認めろ、俺は吠えている。もうちょっと待てばそんな言葉も聞けるのか知らん、バットしかし、いつ出てくるかも分からんそんな言葉を待ちぼうけする暇などなく、「分かってる分かってる」、なだめられても吠え続けている。ただの一位になど興味もなく意味もなく用もない。これがいかに突き抜けた一位かという事をどうか知っとけと自画自賛を繰り返し、この煮え切らん温度差に疲労困憊を繰り返している。

ヘイヘイ、そんな事より二つで百円のメンチカツにはオタフクお好みソースをつけて召し上がろう。

名前だけの管理職、名前だけの腑抜けバンドマン、貴様等にはもはや名前すら必要ない。胸倉を掴んで、はたまた突然回し蹴り、そろそろ本気で暴れてしまう日がくるかも知らん。その準備など随分と前から出来ている、すなわちスタンバイはオールオーケー。逆の立場なら俺は言うだろう、「俺は仕事出来ないからアンタと立場代わるよ」。名前と地位だけを利用してのさばり続けるパープリン野郎に今こそモデルガンを八発撃ち込み、地獄へと一直線に突き落としてやりたい心意気。

おっとっと、メンチカツにはオタフクお好みソースをつけて頂きます。

そして俺はどうやら血の気の多い「正常な男」とつるんでいる。この男も何かとよく怒る。ところが俺達同士がぶつかり合う事がないのはそう、単純明快、間違ってないから、何一つ間違った事で怒ってないからだ。怒りをどうにか笑いに変えて俺達は救われている。

先日、新宿の生き残り喫茶店「珈琲西武」にてアイスコーヒーを注文した際、ウエイターがお盆を尋常ではない程にガタガタと震わせながらコーヒーを届けにきた。一緒に居た男が言った、

「ちょっとアンタ、怖過ぎるんじゃないですか??」


男は笑っていたが、俺はその倍、高らかに笑っていた。

ノー、断固ノー!!考えてみろ、何故俺が一生懸命コーヒーを運んできてくれただけのウエイターに突然怒鳴り散らす必要がある?そして俺は怖くも何ともないヒョロヒョロモヤシボーイ。俺がその瞬間にするべき事はただ一つ、お辞儀とお礼のみだ。

例えば仕事場で、こちらの勝手極まりない都合で朝の9時台から電話を入れておいて、「朝早くに申し訳御座いません」、こんな一言さえ付け加える事が出来ん輩と俺は一体どうやって仲良くやっていけば良い?答えなどない、仲良くやる気など毛頭ない。さようなら、「世界ドンクサ選手権」代表選手。

怒る時は怒る、口が悪く怒鳴り散らかす事もあり、場合によっては暴れる事だってあるだろう。バットしかし、怒る時とわきまえる時のバランスくらい最低限知っとけ、この「世界ドンクサ選手権」代表選手金メダリスト共。


「高いモンが良いモンの理論」に堂々と則った、哀れが服着て歩く輩共が陰でコソコソやっとる事だって俺は知っとる。下らん、しょうもない、神聖な5月3日の日に手に入れたハイカラ栓抜きで全員まとめて引っ掻いてやろうか。俺は本気だ、そう、何に対してもだ。メンチカツにオタフクお好みソースをつけて頂くその瞬間もだ、覚えとけ。俺には下心の「し」の字もない。メンチカツへと変貌を遂げてしまったその動物の胸中くらいせめて察してやれ、この筋違いフリーダム野郎。

ライヴチケットは衝動買い、ニューオリンズ行き格安航空券を発見して意気揚々、ルースターズなんて目じゃないぜ、あの頃と何ら変わらず、変われず、変わる必要さほど見い出せず、俺はとり憑かれ続けている。

髪の毛が伸びたらリーゼントだ。金髪も良いだろう。考えるのも面倒だ、金髪リーゼントでどうだ。どちらにしても柳屋ポマードは残ったまま、しょうもない事柄は全部蹴散らしてやるぜ。

嗚呼、クールな男とクールな喫茶店で適当な約束でもしたい、

「生き残り喫茶店で夕方18時で宜しく!」


「世界ハイカラ選手権」、俺は俺のまま目指すぜ。



at 20:41│Comments(0)TrackBack(0)│ │散文 

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