March 07, 2010
ハッタリ・デジタル・ダイビング
昼、「イラストレーター」なるデジタル代表格モダンソフトを「焦燥の我が物顔」にて操り、煙草と珈琲を通常の三割増しでヤリまくりながら、
一丁前のチラシ製作やら名刺製作やら何やらかんやら、PC画面にへばりつく。
誰かが言ってたぜ、
「アンタがそんな事出来るなんてさぞかし意外ね」
ノー、断固ノー!
出来るなんてウソだ、全てはハッタリ、
こちとら文字間隔の調整方法すら分からず、
PC画面に物差し貼り付けてミリ単位で間隔を調整してるってんだからまったくもって手に負えない。
驚いているのは俺でもあの娘でも貴様でもない、紛れもなく物差しを貼り付けられたPC画面に違いない。
夜、久方振りのCCOへとスナック感覚にて駆け込めば、いつもの席にはオーナーの粋な計らい、
御丁寧に「予約席」のプレートが置いてある。
「おー!!」、心底驚いた後、俺はご多分に漏れず指定席へと腰を下ろした。
なるほど、あの最前席は今や自他共に認めざるを得ない俺の特等席へとなったのだ。それはとても幸せだ。
すなわちリザーブシートの獲得者このワタシ、
もはや毎日顔を合わせている感さえ漂う「今村竜也とウエタケユキオ」を観賞しながらビールを煽り、
そそくさと帰ってやるべき事をやる予定が、気付けば「僕も生粋の出演者なんです顔」にて颯爽たる打ち上がり具合、
散々と呑んで偉大なる笑いに包まれた後、2時半帰宅。
そして一度火が点けば断じて止まらない男このワタシ、
眠るのは止めにしてレッドホット名刺製作を続行、ドサクサ紛れてデータ入稿まで完了してさっさと印刷業者に依頼する早業を披露。
不馴れな作業を一つずつ着実に片付け現在7時40分、呼びもせんのにあっという間に朝は訪れる。
おっと、約2時間後、今度は仕事場のPCデスク前に堂々と鎮座しているって寸法だ。
一体どうなってんだ、俺は今やデジタルの渦の中、
眠る事なく泳ぎ続ける始末。