October 06, 2009
フレンチポップ愛好家の夜

例えばレコード屋にてレコードをコンコンと漁りながら大滝詠一のレコードが目に止まり、「おっこれ持っとるやんけ!久方振りに聴きたいわー今日はこれ聴こそうしよかほんなら今日はもうレコード漁るのは止めにしとこかうんうんそうしよそれがええわなんたって気分は大滝詠一の流れやモンなーオーケーオールオーケーそれがええに決まった様なモンやでほんまに」などと呟く事はもはや日常茶飯事だと捉えて何ら差し支えない。
バットしかし、止まらぬスナック感覚駆使して新入荷コーナーを掘り出しながら素通りは断固許されないレコードに出くわす瞬間、「まぁまぁバットしかしそうは言うてもあれやでこれは話違うがなこれを見逃すなんて洒落にならん筈やで自分の心に聞いてみろ罪ないかうんあるわそうかこれを手に入れるならついでにあれもいってまった方がええんとちゃうんけうんうんそれ確かに一理あるわそらそうやでほんまに」精神が湧き出るのはもはや心変わりなんて所詮そんなモンだと捉えられても何ら否定は出来ない。
傾向として女の裸ジャケットは掴んで放さないとされる男このワタシ、問題はそれがアートの域に達しているか否かの一点のみだ。
そんな訳で今宵はフレンチポップで洒落こます夜、いてこます夜。
ところで仕事帰りの雨の下北沢にて以前勤めたライヴハウスのオーナーと立ち話、
「おい、ルースターズが年末に福岡で再結成するぜ」
「ちょっと待ったらんかいジャスタモメンプリーズ!それほんまけ、俺行こかな」
呟く俺に、
「おー、お前行って来い」
年末に福岡、まったくもってイカす。