October 31, 2009

サスペンダーで世界を吊るせ ’09

電話をもらったけど出る気がしない
おいら気まぐれ、ほっておいてくれ


俺は唄おう。

「ほっておいてほしいけどどうかほっとかんでくれ」、

「ほっとかんでほしいけどどうかほっておいてくれ」、

せめぎ合いの如き共存、我儘三昧で日々は続く。

ロードバイク跨りレンタル屋まで走る。

仮装したドンクサ星人が我が物顔で道を妨げる。

仮装したとてドンクサ星住人である事実は隠しきれない。

おっと、本日はハロウィンとか何とか、そんな日かい?

詳細は知らん、知らんがそんな事柄断固ノープロブレム事項、

ちょっとどけよイカサマジャンキー、

許せないモノと譲れないモノ位、どうしようもないこの俺にだってあるぜ。

むしろ許せないモノと譲れないモノだけで成り立っているとさえ一丁前にヌカしてやりたいぜ。

他人に迷惑をかける我が物顔など、単なる勘違い筋違いヘビーシック野郎の一員に過ぎない。

道を妨げる団体の中心人物がたった一言、

「道の真ん中はせめて開けとけ」

こう呟くだけで世界は俄然、明るくなると信じて疑わない。

揃いも揃って十人中十人がノータリン、こんな団体にどんな未来があるのか、皆目見当もつかない。

ところでまったくもってのサスペンダー素人このワタシ、

気分を高める為にこの道具は今後もささやかなる効果を発揮する可能性を秘めていると感じる昨今。

そして気付けばいつしかサスペンダー玄人このワタシ、

世界の回し方など所詮こんなモンだろう。

バットしかし、ファッションにはお金をかけない、決定的なポリシー、

「これ380円ってほんまけ?」

これこそ求めるべきモノホンロマン、

俺は個人で、独自でいたいだけ、残念ながら何かに丸め込まれたりはしない。

昼間に仲間と飲んだエスプレッソ、

専用機器でエスプレッソが出来上がる瞬間を目の当たり、

あれは立派なロマンの目撃者、

かの有名な専用カップでエスプレッソを啜りながら笑い合う瞬間に思い出される映像は唯一つ、

「コーヒー&シガレッツ」なるハイカラムービー唯一つ。

相も変わらずひどくやさぐれざるをえない胸中、

人呼んで「存在自体がうるさい男代表格」このワタシ、

明日はどでかい事を大袈裟な程に発表して勝手に世界を吊るし上げてやろう。

待っとけ俺の世界、どうしようもないこの俺が堂々たる我が物顔で吊るし上げちゃるさかい。


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at 23:44│Comments(0)TrackBack(0)│ │散文 

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