November 08, 2009
ガール・ガール・ガール
真っ直ぐ帰りたい 酔っ払った夜
千鳥足で変なダンスを踊る
幸せってこういった感じさ 幸せってこういった感じさ
真っ直ぐ歩きたい 道外したまま
足りん頭でまた未来を捻る
幸せってそういった感じさ 幸せってそういった感じさ
以前、こんな詩を書いた事がある。
それは北九州でライヴを演り、その足で広島に帰り、仲間の家で散々呑んだ帰り道だ。
外灯もろくにない道を歩きながら女に寄りかかり、満たされて嬉しくてワンワン泣きながら昔話をした帰り道だ。
いくら酔ってもいつだって意識は明確で、俺は溝の近くにわざと立ち、
底に落ちるか落ちんかの瀬戸際で千鳥足を真似てダンスを踊っていた。
こんな唄をルート・スゥイートホームをほっつき歩きながら突然思い出し口ずさむ、良い唄だ。
ところでひょんなきっかけで迎える分岐点、神様が今こそ背中を押しているのかも知れない。
イカサマレースには参加出来ない、全部ゼロに戻した方がよっぽど早いと悟る胸中、
何にこだわっているのか、何にしがみついているのか、何と闘っているのか、まるで定かでない心境。
どこまでが茶番劇で、どこからが茶番劇でないのか、まるで定かでない状況。
この世は狂乱の茶番天国、俺みたいなクズはもはやどこにも入り込む余地がない。
赤と黄と黒のストライプでポップアートの偽者の住人
明るさ暗さと燃えてる感じでポップアートの危険な住人
言うならば俺の人生こんな感じ 救いどころが掴めない状況
言うならば俺の人生こんな感じ 落ち着きどころが掴めない心境
以前、こんな詩を書いた事がある。
これはあれだ、美術館でポップな絵を鑑賞した帰り道だ。
何が何だかまるで分からず、警察を見かける度に逮捕されてしまいそうな心意気、
そうそう、何一つ悪い事などやらかしてない筈なのに、とんでもなく悪い事をしている様な気分。
何年も前の話、
「距離をおきたい」と勝手な理由で女に呟いた俺が、その直後に付け加えた言葉はこうだ、
「シャワーだけは借りに行ってええかい?」
俺は当時、風呂など皆無の四畳半に住んでいた。
そんな訳で俺は筋金入りの我儘星居住者だ、時に呆れ返る、そして恥ずかしい。
大切な仲間を残して一番に去って行くのもこの俺かも知れない。
いつか今村竜也兄貴からもらった「うまかっちゃん」に、BBQの際に残ったチョリソーを入れ、先日真夜中「卵焼きを作りたい」と突然ヌカした女の発言があまりにクールで一緒に買いに走った生卵の残りを入れ、買ったまま残っていた卵豆腐を添えて頂く。
そうそう、俺は特上カルビよりもウインナーを愛している男だという事も断じて忘れちゃいけない。
ひょんなきっかけで迎える分岐点、重い腰を上げてそろそろ季節を塗り替えなくちゃならない。
足りん頭で未来を抉り続けなくちゃいけない。
なぁ、愛すべき君、
手元が狂い、卵が鍋を滑り落ちて、ガス台の下で目玉焼きが出来上がるそのハイカラな光景に俺は大いなる哀愁を感じたぜ。
チャーミングに許してやってくれ。
千鳥足で変なダンスを踊る
幸せってこういった感じさ 幸せってこういった感じさ
真っ直ぐ歩きたい 道外したまま
足りん頭でまた未来を捻る
幸せってそういった感じさ 幸せってそういった感じさ
以前、こんな詩を書いた事がある。
それは北九州でライヴを演り、その足で広島に帰り、仲間の家で散々呑んだ帰り道だ。
外灯もろくにない道を歩きながら女に寄りかかり、満たされて嬉しくてワンワン泣きながら昔話をした帰り道だ。
いくら酔ってもいつだって意識は明確で、俺は溝の近くにわざと立ち、
底に落ちるか落ちんかの瀬戸際で千鳥足を真似てダンスを踊っていた。
こんな唄をルート・スゥイートホームをほっつき歩きながら突然思い出し口ずさむ、良い唄だ。
ところでひょんなきっかけで迎える分岐点、神様が今こそ背中を押しているのかも知れない。
イカサマレースには参加出来ない、全部ゼロに戻した方がよっぽど早いと悟る胸中、
何にこだわっているのか、何にしがみついているのか、何と闘っているのか、まるで定かでない心境。
どこまでが茶番劇で、どこからが茶番劇でないのか、まるで定かでない状況。
この世は狂乱の茶番天国、俺みたいなクズはもはやどこにも入り込む余地がない。
赤と黄と黒のストライプでポップアートの偽者の住人
明るさ暗さと燃えてる感じでポップアートの危険な住人
言うならば俺の人生こんな感じ 救いどころが掴めない状況
言うならば俺の人生こんな感じ 落ち着きどころが掴めない心境
以前、こんな詩を書いた事がある。
これはあれだ、美術館でポップな絵を鑑賞した帰り道だ。
何が何だかまるで分からず、警察を見かける度に逮捕されてしまいそうな心意気、
そうそう、何一つ悪い事などやらかしてない筈なのに、とんでもなく悪い事をしている様な気分。
何年も前の話、
「距離をおきたい」と勝手な理由で女に呟いた俺が、その直後に付け加えた言葉はこうだ、
「シャワーだけは借りに行ってええかい?」
俺は当時、風呂など皆無の四畳半に住んでいた。
そんな訳で俺は筋金入りの我儘星居住者だ、時に呆れ返る、そして恥ずかしい。
大切な仲間を残して一番に去って行くのもこの俺かも知れない。
いつか今村竜也兄貴からもらった「うまかっちゃん」に、BBQの際に残ったチョリソーを入れ、先日真夜中「卵焼きを作りたい」と突然ヌカした女の発言があまりにクールで一緒に買いに走った生卵の残りを入れ、買ったまま残っていた卵豆腐を添えて頂く。
そうそう、俺は特上カルビよりもウインナーを愛している男だという事も断じて忘れちゃいけない。
ひょんなきっかけで迎える分岐点、重い腰を上げてそろそろ季節を塗り替えなくちゃならない。
足りん頭で未来を抉り続けなくちゃいけない。
なぁ、愛すべき君、
手元が狂い、卵が鍋を滑り落ちて、ガス台の下で目玉焼きが出来上がるそのハイカラな光景に俺は大いなる哀愁を感じたぜ。
チャーミングに許してやってくれ。