January 08, 2010

いちぬける

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3時間に亘るスタジオ作業はナニモノにも代え難い解放感に満ち溢れていた。

弦を切り飛ばしながら盛大に唄い、各々が注文を出し合いながら着実に一つの目的に向かう様は美しい。

俺は気付けばその間に900mlブラックコーヒーをほとんど飲み干していた。

唄う幸せを肌と喉で感じていた。

ところで、何年も同じ環境で生活を続けていると衝動的に全てを変化させてやりたくもなる。

いつだってそうだ、いつだってそうだった。

ワンマンショーを終えれば、重い腰を上げて一つ一つを確実に変えていこうと思っている。

口先と絵空事だけではなく、近年稀にみる程の行動力で様々な変化を求めている。

はっきりいってしまえば、それはもう「音楽」だけではない。

人生の夢、鉄は熱いうちに打てだ。

一日一食と適度の腹筋を心掛けている、それも変化の一つだ。

煙草は止めない、ビールは減らす、ウイスキーは呑もう、体を絞りたい。

自らに課題と試練を与えろ、俺はええ加減ヌケるぜ。

何度でもやり直す為に、まず狙うのはニューヨークへの強行突破だ。

まず口でフイて、そこから現実にもっていく方法論だ。

生きるスピードをもっともっと速めろ、ドンクサ星人さようなら。

岡林信康が唄う、

ニヒリズムの無人島 
こいつもいちぬけた


ヒップにも程がある。

年末に見た岡林信康の「情熱大陸」はまったくもって素晴らしかった。

修理に出したブーツを受け取る。

俺はその場でブーツを履き、代わりに履いていた二千円の愛すべきデザートトレックを修理に出した。

地域密着の経営に愛を。

お金の費やし方を変える。

守りには入らない、攻める、自らを攻撃し続ける。

限界ってどういう意味だ、デリカシーの欠片もない輩に出くわした最中の話か。

別れはそう遠くない内にやってくるだろう、そして先頭をきるのは俺だ。

明日はレコーディングをしよう、

とにかく音楽は好きだ、好きのまま死ねる、それは幸せだ。

そしてボブ・ディランのチケットがどうか取れます様にと強く願っている俺は断じてまだまだ死なない。




at 23:14│Comments(0)TrackBack(0)│ │散文 

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