February 04, 2010
感情という名のエレベーター

フォアローゼズという名の荒波を泳ぎながらロウソクに火を点けて、
10分さえ軽く飛び越えてしまいそうな大作を生み出そうとしている。
そんな新曲が見事に完成する時、俺は明らかに突き抜けるだろう。
すなわちブレイクスルー、俺は詩人として生計を立てたいと切に願うあん畜生。
夢なんて見たモン勝ちの理論に則り、
類い稀なる才能の持ち主、小谷美紗子でも聴きながら眠ろう。

高哲典 -Akinori Taka-
◆高哲典 -Akinori Taka-
1980年12月13日、京都生まれ広島育ち。
2000年12月13日上京、バンド活動を経て現在は下北沢を中心にアコースティック弾き語りにて活動、
トーキングブルースの趣きで言葉漁る詩人、
ジャリズリ声にて捧げるハッタリスゥイートソウル。
ヘイトとフィルモアストリートの交差点で神聖なマルボロを一発キメる時、
ブコウスキー憩いの場で両手を合わせる時、
ビートニクの溜まり場で踊る浮浪者に適当な小銭を投げる時、
掘り出し物格安三流ウイスキーで誇らし気に酔いどれを気取る時、
その時、ロマンは目前に現れる。
神経擦り減らして手に入れたカネは旅に費やし、
分厚い請求書はクッション代わりなどと一丁前に洒落込み、
ゴミ捨て場から救い上げたズタボロトランク片手に今日も眉間に皺でも寄せながら更なるロマンを探し彷徨う旅人。
akinoritaka.net