February 10, 2010

人生とは茶番劇である ’10

’10.2.9(火)
ライヴ アット 池袋トライ


1.モダンソファに腰掛けて
2.表現者
3.どうにかなりそう
4.思い出を繋ぎ合わせて今を生きる
5.ラウンドミッドナイト
6.自由
7.愛すべき日々


ヘベレケの時と素面の時の境目が日に日に薄れていく感さえ漂う昨今、

ルート・スゥイートホームを練り歩きながら忘れ物に気付き、苦笑いで取りに戻る、こいつを二回繰り返す。

焦燥の池袋タウンに到着すれば知り合いのドラム男と偶然すれ違い「やぁやぁ」などとクールな立ち話、

忘れ物をして時間が遅れたのはこの男と再会する為の必然だったのかと捉えればもはや怖いモノなど何もない。

ヘベレケの時と素面の時の境目が日に日に薄れていく感さえ漂う昨今、

頭の整理追いつかず、支離滅裂四方八方縦横無尽のMCを繰り広げながら、

久方振りに立って唄い、久方振りの演奏曲、久方振りに弦を切らずライヴを終える。

ちびちび呑みながら0時過ぎまでPAのグッドナイスガイと音楽論などを一丁前に繰り広げ、最終列車飛び乗り下北沢。

レンタル中の「少年メリケン何ちゃら」は観る間もなく返却日を向かえ、

俺はそいつをポストに放り込む為にロードバイクまたがり真夜中の街を徘徊する。

そこで「哀愁のバーカウンタークレイジー」このワタシ、

スマートに帰る気にはならず、行動力を駆使して呼ばれもせんのに度々のCCO、

「どうも!常連ですけど!」顔にて駆け込み、バーカウンター陣取り、

結果、5時33分まで呑み明かす。

一丁前を気取る俺、調子に乗る俺、萎縮する俺、イカサマな俺、どうしようもない俺、その他諸々、

すなわち一日の中で様々な類いの俺が存在している。

昨年、地獄という名の敗北感を味わった「二月」の季節から早一年、

今後、どれだけ幸せを掴んでも俺はあの時の失敗を忘れない。

dscn38020001.jpg



at 19:41│Comments(0)TrackBack(0)│ │散文 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
記事検索