September 25, 2010

転がるボンクラ ’10


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UVはどこへ消えた?

探し彷徨うストライプカーディガンの偽スタイリストこのワタシ、

夏が閉幕しただなんて金輪際シャラクサイ事柄。

ニューヨーク行きに際し誰かが口を開いた、

「君は好んで危険地帯に突入するだろう?」

いつ死んでも構わない位の心意気を要求する、

よって「禿げたらどうしよう」だとか「貯金箱の金が底をついた」だとか何だとか、金輪際ドンクサイ事柄。

昨晩、どっかの三文記事にタラタラと長文を書き連ねた、

それは頻繁に訪れる感情の渦、湧き上がる衝動は抑える気にもなれない。

それはとてもリズム感溢れる簡素且つ壮大な自己紹介文の如き長編、

誰かは途中で読むのを放棄し、阿呆は理解に苦しみハナで笑ってジ・エンド、

それで良い、リズム感溢れる誇り高き文章。

年金手帳を手に入れるなんて一体どんな風の吹き回しだ、

俺がいつ死ぬかなんて天下の区役所でさえ分からん筈だ。

自己破産しても笑える力を持っている女がいた、

今でこそ果てしなく敬愛出来る、俺を形成した女。

随分昔、包丁を突き出して盛大に吠えた事があった、

「俺はお前の為に働いとる訳じゃないぜ」

女が呟いた、

「早く殺しなさい、もう殺してほしい」

俺は包丁を置いて大通りのど真ん中を叫び散らしながら走り続けた、

忘れたらいけん事は忘れないで。

ところで明日は結婚披露宴だ、

17歳の誕生日に手に入れたネクタイでも締めて君に会いに行こう。

主役でもないのに主役の面持ちで、そしてスピーチではヌカそう、

「君のしがらみのその八倍、俺はきっと自由だ」と。

17歳の誕生日からジャスト13年後、俺はニューヨークで孤独を噛み締める、

どこが危険地帯でどこが安全地帯かも分かったモンじゃない、

誰かが口を開いた、「どうか生きて帰れます様に」。

そんな大そうな事でもない筈なのに周りが勝手に囃し立ててくれる、

そして生きている限り冒険は続くんだと一丁前に洒落込む。


drecom_eroom5session at 00:25│Comments(0)TrackBack(0)│ │散文 

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