October 11, 2010
正直者に捧ぐ ’10
兄貴分だとか弟分だとか何だとか、そんな括りはとことんクダラナイ、
バーを辞めた理由の一つはそんな類いが窮屈だったからかも知れない。
対等な付き合いだけ存在すれば良い、
敬語もしょうもないシガラミも気遣いだって必要ないが感謝って言葉の一つ位最低限知っとけこの偽ブルース野郎、
相棒なんて俺が選ぶ、逆もまた然り、すなわち対等、安売りはノー、断固ノー。
ハイカラ女の何気ない一言で大袈裟に浮き上がったり落ちぶれたり、
そのどうでも良い一言でどんなモメ事でさえ即座にチープな笑い話に変換する力が湧いてくる事だってある、
詰まる話、俺ってひょっとして女大好き人間のファッキン代表格なのかも知れない。
俺の文章で気分を害したりする人間がいるのと同様に、
「この文章が支えです」なんてヌカし出す輩もいる。
要するに二つに一つ、「やりたい様にやれ」と一まとめする事さえ可能可能。
バンディーニが残して帰った「ポートワイン」と書かれた箱の中に入っていた一ガロン高級焼酎、
こいつを一気に呑み干せば吉と出るか凶と出るか、
昨夜は理由もなくファッキンな憂鬱に苛まれた。
俺がいつか死んで、もしも墓石などが用意されたりするのなら、
一行刻んでやってほしい、「人生とは茶番劇である」と。