November 09, 2010
キープオン・ヘビー・レッド・ピースマーク ’10
生の感情恐れるべからず
チャールズ・ブコウスキー
「いつもありがと」
「こちらこそやないか!」
こんな言葉を交わし合う感動のファッキン四連発終幕、
いくら罵り合っても良い、頭を抱え込んでいてもヘベレケに沈み込んでいても良い、
終わり良ければ全て良しの愛すべき美学。
丁度一年前、ファッキンジョブの偽者リーゼント野郎に勢い余って吠え散らかした時の事を鮮明に思い出す、
誰かが言ったぜ、
「何故せめて俺達が居る時に暴れない?そしたら止めれたのに」
眉間に皺を寄せながら答えた、
「暴れる日を選べる余裕なんてあるか?」
屋上では東京タワーでも眺めながら与太話、
そしてどうにかクビを免れその月の部屋代を納める事にまで成功した思い出。
あの頃の数え切れん程の揉め事の数々を今こそ「平和」って言葉で一まとめ。
喜怒哀楽の最後の探求者このワタシ、
俺は断固笑わない、「イカす面白い事」で以外。
「正直過ぎて手に負えない」と「一目で機嫌の分かる単純明快人物」の真逆からなる称号の独り占め、
何でも良いけど好きで生きていたい×3939。
氷を口に含んでストレートで流し込む梅酒、体調不具合再訪、真っ赤なWinstonは400円。
マンションの裏側に追いやられて以来手をつけてない「福山ナンバー」の真っ赤な原付バイク、
ヤツを何年か振りの修理に出してハイカラな旅に出るってのはどうだ、
真っ赤な700円スゥイングトップでも着て、生の感情恐れずに。
その前に小粋なトランク屋のチャーミングおっさんに御挨拶、
「あのイカすトランクはまだあるかい?好きな言葉は取り置き」
一つだけ唱え続けている事がある、
俺はドンクサイ輩とアバズレ女みたいなヘニャハニャ男がエゲツナイ程に嫌いだ、
咳き込みながらハッタリピースマークで日々を航海、
「寝込む」なんて息絶えてからで充分事足りる有り様。
俺がいつか死んで、もしも墓石などが用意されたりするのなら、
一行刻んでやってほしい、「1980-20××/茶番劇の中で演じ続けたボンクラ」と。