June 19, 2011

リチャードソンズ・ブギ ’11


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モダンソファに腰掛け常に考えてるのは
想像力を駆使していかに遊べるかって事
本当は簡単な事なのに何もかもがややこしくなる

説明書は博識人気取りの手っ取り早い自慢話
専門用語は低俗趣味の人間に捧げる与太話
本当は簡単な事なのに何もかもが難しくなる

暗い話は止めてくれよ、キリが無いから
俺はただ酔っていたいだけなのに
モダンソファにヒップスター、
ウィットに富んだ会話で楽しんでみないかい?

魂の解放区、俺の部屋で乾杯を
魂の解放区、俺の部屋で祝杯を

目立ちたがり屋の臆病者が
嫌われ者と厄介者の荒波を泳がされながら・・・
本当は当然の事なのに何もかもが煩わしく見える

モダンソファに腰掛け常に考えてるのは
想像力を駆使していかに笑えるかって事
簡単な事を簡単なままに片付けたい

軽い話は止めてくれよ、時間が無いから
俺は漂っていたいだけなのに
モダンソファにモダンガール、
神経衰弱という名のトランプ遊びでもしないかい?

魂の解放区、俺の部屋で乾杯を
俺の部屋に遊びに来ないかい、夜が明けるまで
魂の解放区、俺の部屋で祝杯を
俺の部屋に遊びに来ないかい、笑いが止まらない

哲学書は読まない、それが俺の哲学
哲学書は要らない、それが俺の哲学

--------モダンソファに腰掛けて(2009)--------



空想のロマン、想像の発展、大言壮語の先駆け、リチャードソンの夜。

モダンソファに腰掛けた笹塚のロックスター、今村竜也氏、

俺は裸同然の出で立ちで注文を出す、

「よー、もう一杯リチャードソン水割り」

ヤツの掻き混ぜる水割りは想像を遥かに凌ぐ口溶け具合、

すなわち、元モグリバーテンダーのこちとらが毎夜作るソレよりも軽く八倍はイカす。

何杯煽ったか気付けば4時、起きれば11時、

イカサマポマードを塗りたくる隙も無く傘を差して向かうステーション、

自慢のオールドバイクはこのファッキン天候のオカゲで未だ出番が無い始末、

リチャードソンの残り香を口に含みながら一人ごちる、

「俺の名前はリチャードソン」

二日酔いって一体どういう意味だ?

センスの欠片も無いオカマが作り上げたショウモナイ言い訳の類いか。

部屋を飛び出せば11時間は戻らない、

沁み込んだしかめっ面で今日は一体幾ら稼いだ?

そこそこにイカす、

そのお金で何を買う?

せーので答えよう、「リチャードソン!!」。

そのお金をポッケに詰め込み向かうのは田野畑村、甲子園、エトセトラ×22、

スナック感覚は専売特許、問答無用の強硬突破。

そして名古屋のナイス「外」、田中外氏から吉報、

空想のロマン、想像の発展、

いつか疲労困憊しながらジャリズリ唄った思い出溢れるあの場所で俺は懲りもせずにまた唄うだろう、

歓喜のあまり真っ裸になってブギさえ踊ってしまいそうだ、

そう、リチャードソンと共に。


drecom_eroom5session at 01:11│Comments(0)TrackBack(0)│ │短編 

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