September 20, 2011
ウッドストックのサブステージから広島まで届ける白昼 ’11
'11.9.19(月/祝)
【勝手にウッドストック 2011】サブステージ
アット 相模湖畔・みの石滝キャンプ場
1. 自由
2. 輝いて見えるのはこれから
3. 愛すべき日々
4. アウトローバカヤロー
5. ヘイトアシュベリー Gt / 藤井一彦(THE GROOVERS) Wb / 黒川修(バンバンバザール)
日が暮れるのが早くなるに比例して寂しさはそこそこに急増、
泥に塗れたポンコツブーツは踵部分が皆無、その度に靴職人に修理を依頼。
前日午前の内に荷物をまとめ、気が付けば辿り着く右も左も中央さえも不明な相模湖畔界隈、
朝から晩まで音楽を浴び続け、日に焼けるには申し分無の太陽、
目の前ではミスター友部正人が詩を唄っていた。
問題なのはこちとら、アウトドアには断じて造詣が薄いって点だ、
キャッチボールをする相手も無く、山奥まで一人旅、
アルコールなんて止めにしてチラシを配り、落ち着く時間は2秒とて無く、次の日に必ずやって来る出番をただただ待ち続けていた。
そして出番前には与えられたワインをようやく一啜り、
そしていつの間にか俺は「勝手に」唄い出していた。
目を閉じるのは止めだ、その光景を断固焼き付けておく必要があった、
目の前では知っているミュージシャンがウロツキながら俺を見ていた。
スペシャルサポートに御二方を招き、アウトドアに熟れた雰囲気漂うヒッピーに「ヘイトアシュベリー」を唄った。
ヘロフラになり、与えられた缶ビールを嗜んだ、
その時、目の前ではミスター・仲井戸麗市が詩を叫んでいた。
突然闘いの舞台がエゲツナくなり慌てふためくジャリズリ野郎このワタシ、
帰りの車の中では天下のミスター・スマイリー原島先生とシリトリをして遊んだ、
「なぁ、タカちゃん」とダミ声で呼ばれた時は信じ難い気分になった、
俺はアンタを随分と昔から遠目で見ていたってんだから当然の気分だ。
貴重な経験を積み重ねて狙う精進の旅、
次の発表は間近、ありがとうは途切れない。