October 11, 2011
ブレイクスルー・グレイト・フィーリング ’11
'11.10.10(月/祝)
【LOOKING GOOD!!!】
アット 下北沢daisy bar
Live : 夜のストレンジャーズ / VIOLETS / Soulcrap / 高哲典
DJ : K¥O-$UKE
1. 破れたズボンの後ろポケットから
2. 深夜高速バスブルース
3. 輝いて見えるのはこれから
4. ラウンドミッドナイト
5. アウトローバカヤロー
6. 流れる道の上
7. 愛すべき日々
俺は俺だけのブギをキメれば良いと、それだけ思っていた。
いつか、「お前はバンドに紛れて演るべきだ」と散々云われていた、
昨夜はそれを実践するスペシャルブギナイトだ。
毎度毎度、色の異なるエゲツナイ闘いの場面が用意されている、
そして確実且つ着実に新たなやり方を掴み始めている。
叫びながら途中で何かが乗り移ったのが分かった、
ヘイトアシュベリーで味わった「悪魔と契約したって男の気持ちがほんのちょっと分かった」時とまるで同じ興奮を感じた。
昔の詩を唄いながら、昔の事を思い出したら震えた、詩が嘘を吐く事はないという確固たる証拠だ。
soulclapはかれこれ6、7年前、ジャマイカンレコードを買い漁っていた当時を思い出させ、
VIOLETSはロックンロールエチケットを継承し、
夜のストレンジャーズは労働者階級最高峰のブギを掻き鳴らし、
そして俺はギターとジャリズリ精神だけを駆使して事を終えた、
すなわち、ヒップ指数は計測不能な程の組み合わせだ。
この場に俺を入れてくれたリーゼント野郎が「感慨深いモンがあった」と云ったので即座に答えた、
「お前、泣いたか?俺は唄いながら泣いたぜ」
これは目頭を熱くするには充分過ぎるって類いの感動ドキュメンタリー話だ。
何たって5年半前、随分とやさぐれていた時分、俺はこのライヴハウスで働いていた、
「人に歴史あり」とは実にイカす格言だ。
電車を乗り継ぎ、或いはファッキンジョブを終え、見に来てくれた人間にありがとう、
オカゲで俺は俺だけのブギをキメ続ける事が可能って仕組みだ、ありがとう。
結局何も食べず、JPSと生ビールだけで一日を終えた、
スーパーガリヒョロボーイの称号を断固独り占めにした気分だ、ありがとう。