November 15, 2011

ロール・オーバー・カレンダーズ ’11


IMG_0105


随分と伸びてはチラツくファッキン前髪、

手段は一つ、切り落とせ。

トロけ続ける眼球を隠すかの如く掛けるイカサマメガネ、

「疲労」だなんてどっかの草原に置いてきた戯け文句、

まるでクダラナイオカマ宣言、

手段は一つ、笑いを探せ。

近頃は柄シャツ、ズタボロカーディガンの季節、

愛すべきヒッピー風体のヤツに告ぐ、

「これ、着てみる?」

そしてヤツは誇らし気に且つ華麗にそれ等を着こなし屋上喫煙所へと消えた、

その「語る背中」、後ろ姿に果てしなく笑いが込み上げる。

「ボクはアンタを何と呼べば良いですか?」の問いには今や合言葉の如くアンサー、

「ATでキマリ」。

雨の中、走り続けるポストマンバイク、

アノヤローを後ろに乗せて帰れば良かった、

「困憊」だなんてどっかの大海原に投げつけて、

そして雨に濡れては垂れ落ちるファッキン前髪。

太宰治の哲学には「愛してます」の連発と敬礼を、

ポリシーとエチケットにはエゲツナイ執念で、

それとは裏腹に「誰からも愛されたい」だなんて願い出した瞬間に全ては崩れる、

弁えるべきはバランスで、チラツく前髪の長さなど12の次で良い。

今日は誰かの誕生日、

もう10年は会いたくないヤツの誕生日まで覚えている俺は真夜中に書いている、


三流のウイスキーをしこたま流し込み、

我流の頭と裏腹に六流の朝を迎え、

二流の回り道で八流をなぎ倒し、

いつか一流になれたなら良いな


「ファッキングレイツ」、

ニューヨークの古着屋で

洒落た女店員が口にしていた言葉


二番煎じにならない為に、

吸盤の様にへばりつきながら、

四番バッターとして茶番を打ち返し、

いつも本番の心意気だけで


'11.11.16(水)
【3.11復興支援ライブ~LIVE FOR NIPPON Vol.8】
アット 下北沢風知空知
出演 : 佐藤タイジ(THEATRE BROOK) / 片寄明人(Great 3) / 高哲典

OPEN / 19:00  START / 19:30 

前売:3000(ドリンク別)
当日:3500(ドリンク別) 


「ユーストリーム」という名の武器で迎える生放送大団円、

http://ustre.am/vIMh

柄シャツでも着て会えたならファッキングレイツ×1116。


drecom_eroom5session at 00:22│Comments(0)TrackBack(0)│ │散文 

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