February 04, 2012

アイシンクソウ・ララバイ ’12


休日はダルデロなツナギとグレーのホットコートで過ごすってのがもはや定番、

誕生日に福生の米軍基地前の粋な古着屋で手に入れたホットコートの暖かさたるや生涯一点モノ、

「寒い」だとか「疲れた」だとか何だとか、ありふれた戯言は吐く事さえ気持ちが悪い、

そして取れたボタンの代わりにニューヨークで手に入れたレコードバッジを付ければ気分は高揚。

クレジット会社からの催促に危機を感じて西海岸旅以降気付けばずっと払い続けてきたツケを完済、気分は痛快。

お母ちゃんには電話を入れる、「もうすぐ帰るぜ」、気分は愉快。

髪の毛を切ったならそろそろポマードを付けインチキリーゼントを再開、

喋り倒して稼ぐマネー、

ライバルが俺を追い抜きシタリ面を晒し、俺がライバルを突き放し一人勝つ、

ギャンブル感覚で高め合う教養、気分はブギ。

渋谷歩道橋のど真ん中でイヤホンから流れてくる「流れる道の上」という曲を聴きながら映画のハイライトシーンに立っている様な胸中を獲得、

「そしてまた、流れる道の上、全ての事を許せんモンかと考えてみる」、気分は男。

カラオケなんて未知の祭典に誘われヘベレケで唄うハマショー、

いつからか男も女も関係無くなった、好きな人間に好きだと告げる事に罪などない、

恋人がいるだとかいないだとか何だとか、まるでクダラナイ、

俺には意思疎通出来る友達が多々存在、気分はスペシャル。

ありふれた言葉を一つだけ吐こう、「それが嬉しい」、「ソレが嬉しい」、

付き合う相手によって趣味や人種まで堂々と変える事が出来るエゲツナイ人間には到底味わう事のない喜び、気分は爽快。

ギターを持てば曲が出来る、そして詩はほっといても降ってくる、

降り過ぎてまとめきれず野放しってのは断固モッタイナイ、

新しいのを山程創りたい、気分を詰め込んだヤツ、

「一度は行ってみたいね」、店の名は気分屋。


drecom_eroom5session at 00:12│Comments(0)TrackBack(0)

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