August 14, 2013
Be-Bop in 沖縄 vol.3 ’13


振り返るより今やるべきコトは多々あれど、オレは沖縄のコトを書かずにはおれんさー。もはや熱狂中の甲子園でさえ沖縄代表に注意を払っている始末さー。
'13.8.3(土)
AM07:11、本気を出した沖縄の太陽に焼かれて痛快に目が覚める。
興奮して眠れずに、大して溜ってもない洗濯物を洗い即座に乾かす、本気の太陽で。
チェックインは13時、みづき&なっちゃんズの車に根こそぎトランクを放り込み後部座席に鎮座。
オスプレイ反対やら米軍基地やら有刺鉄線やら何やらを目の当たりにしたならそこそこのシャラクサ具合にクラクラとくる。
「この冊の中に入ったらどうなる?」などと問うてみれば「この中は日本じゃないんです」ときた、
偉大な文化を持つアメリカを嫌いになるコトはなくとも、ソレとコレとはまるで話が別だ、此処は日本さー。
そして向かう沖縄市内、通称「コザタウン」、福生市とニューヨーク125丁目を足して掛けて何かしらをキメた様な街、ソレがコザタウン、一発でお気に入りと相成る。
ライヴはBar SIX。前日、「極悪人が集うバー」との血沸き且つ胸躍りまくり情報を仕入れ、ボーリングシャツを止め、いまや自慢のニコルソンズTシャツを着て乗り込む。
出番は「もうイヤ!」っちゅう程に盛り上がったT字路sの後ってコトでヘナヘナモナモナ(HMHM)としたが燃える障子をバックに辛うじてのダブルアンコール、
「コザタウンに捧げます」などとホザいてこちとらヘロフラ(HF)に燃え尽きるってな様相。
「iYA BASTARDS!」ゆう君の車でホテルに舞い戻ればようやく束の間のフリータイム、
「このまま眠るだなんてオカマだ!」ってコトで再度コザタウンに繰り出せば暴走族とパトカーのチェイストゥチェイス、
コレがコザタウン、一発でお気に入りさー。
'13.8.4(日)
宿の名はウエスタンホテル、モダン極まる内装でフロントには三線が置いてある、「御自由にどうぞ」だとか何だとか。
ソレに手を付ける前にオレの目線に勘付いた宿の小粋なおっさんが三線を教えてくれた。
生まれて初めて持った三線、おっさんのレクチャーにより「島唄」をマスターしかけたその頃、お迎えにみづき君がやって来た、
「コレはどういう状況ですか?ハフッ!」
「三線、教えてもらっとったさー」ってコトでおっさんに別れを告げればおっさんが吠える、
「また来たら教えるさー。コレ弾けたら人気者さー」、
おっさん、また会えるさー、オレ、人気者になりたいさー。
それから総勢12~3人の大所帯、車三台で名護市へ移動、最終目的地はキャプテンカンガルー。
リハーサルまでの時間、メチャウマハンバーガーを食べ、海を眺め、サトウキビを探し、皆で泊まる別荘にチェックインし休息、
その間、周りは既にほろ酔い、そしてオレはほとんど会話に加わらない、ライヴが終わるまで気は許せんさー。
ライヴ前、「あの曲聴きたいんです」と「流れる道の上」をリクエストしてくれたバンドマンが居た、
初日に共演した煖臍の直也君だ。
「貴様!何で知っとるんさー」ってコトでまんまとセットリストを入れ替えライヴは最高潮、溜めに溜めた胸中を素面のままに大爆発、ステージに上がったら素面も酔いどれも関係無いさー、
オレはコレがずっと演りたかったんさー。
「コトを終えたらオレもT字路sで踊りまくるぜー。呑みまくるぜー。そして、サトウキビにしゃぶりついたまま海に飛び込むぜー。ファー!」
いやー、素晴らしかった。何が?ってオキナワンIQの高さ以外にあるんなら教えていただきたい程さー。
そしてT字路sのダブルアンコール、マディ・ウォーターズ「フーチークーチーメン」日本語カバーには恐れ入ったさー、
こちとら駆け付け三杯流し込み、震えながら踊っていたさー。
別荘に舞い戻り大人数で宴会、全てを解放させ大団円、やはりいくら書き殴ってみたとて再現なんて到底不可能、
オレを呼んでくれたコマチ君とポーグスやらシオンやらを一緒に唄った、朝まで、泡盛で盛大に喉を潤しながら。
